Singapore GP 2014 — Practice 2

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高級なZone 1と2にいる人は服装も違えば持っているカメラやレンズも違う。

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T3外側を目指して歩きましたがZone 1に不慣れな我々は最短距離での行き方がわからず、案内係や警備員に道を尋ねながら進みました。T3に到着するまでにP2が始まったので、T4からT5へと向かうストレートの途中で撮影を始めました。置きピンで流し撮り、シャッタースピードは1/200秒。ドライバーもプロだし、今のF1の方がずっと速いので、1/200秒で綺麗に流れます。

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撮影場所として人気があるT3外側の立見台もP2なら比較的空いています。シンガポール航空の企業カラーで塗装したランオフエリアが視界に入るように撮影してみよう。

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シンガポールでこういう写真を撮るには高価なカメラ機材が必要になるのだろうと思い、半ば諦めていましたが、中級カメラのNikon D7000とAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの組み合わせでも場所さえ良ければ撮れるということがわかりました。

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T3外側のプレミアウォークアバウト用立見台が設置された場所は下りになっており、鉄製の柵にもたれるようにしてカメラを構えると、ちょうどドライバーのヘルメットが視線の高さとなり、迫力ある写真が撮れます。鈴鹿ならここは確実にカメラマンエリアの指定になるでしょう。

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35mm換算で望遠端の300mmで撮影。ISOは1400。

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コンクリートウォールの水溜りに照明器具の光が反射しています。ナイトレースらしい画像になりました。

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プレミアウォークアバウトのチケットをお借りしたおかげで、シンガポールGP観戦7年目にして初めてT3内側で写真撮影することができました。

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P2終了後にサーキットトラックの中に入れたので、案内係の学生に混じってピットの方に進みましたが、ここから先は入れそうにないのでUターン。ROLEXの時計は11時半を指しています。

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VIPでなくても8番ゲートが利用できることがわかったので、そちらへと向かう途中にパドックの入口付近で出待ちしている人を見つけました。出待ちファン専用のプラットフォームが設置されていて、出待ちする人はここで待ってくださいということでした。立見台で出待ちしている人の半数以上が我々と同じ日本からの観戦客。残りは地元の人。毎年、シンガポールで入り待ちと出待ちをしてドライバーや関係者に会うことを楽しみにしている同行者は、シンガポールGP主催者のこのようなお節介な配慮が気に入らないのか、入り待ちと出待ちは卒業すると言い出しました。私としては早くホテルに戻れて、その日に撮影した写真の整理ができるのでその方が好都合です。

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帰り際にFujifilm XQ1で撮影した夜景。ISO 100、f/10.0、露出8秒で撮影。

Masters Historic Racing Practice and Qualifying

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ラリードライバーご夫婦とパダンで合流してT9内側にあるダンカンの施設敷地内に入ろうとしたら、特別な許可証を持っていない我々はセキュリティーに止められました。宿泊部門責任者のダンカンから許可を得ていると言っても、許可証なしでは入れないと一点張り。ダンカンに連絡してここまで来てもらえと言われましたが、iPhoneで国際電話はかけたくなかったので、現地で使える携帯電話を持っていないから連絡できないことにしました。見覚えがあった、隣にいたもう一人の警備員が自分の携帯電話でダンカンに連絡し、ゲートのところまで来てもらいました。そうしてようやく、施設敷地内に入ることができました。

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T9を通過するマシンとの直線距離は3〜5メートルぐらいと接近しているので、レンズはAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G EDに交換しました。

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個性的なデザインのF1マシンが勢揃いしていますがどの車がどれで誰が運転しているのか、全く理解していません。今年のF1マシンよりもエンジンの音量は大きいものの、音質はどちらかと言えば低い音。去年までのF1マシンのような甲高い音がするのかと期待していたのでちょっと期待外れ。フォード・コスワース・DFVエンジンはレブリミッターで回転数が10,000 rpmに制限されているそうです。

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 T9を曲がり切れずにレコードラインから大きく外れるマシンが続出していました。ドライバーはプロではない車のオーナーなので、致し方ないのかもしれません。

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そんな中で日の丸カラーのヘルメットを被り、Lotus 72を操る久保田氏は安定した走行でした。記録を調べると練習走行ではタイムが2分13秒797と最速の1位。(ラリードライバーのご主人はT9内側から見ていただけで久保田氏が最も安定していると言われていました。)しかしながら、予選の冒頭でマシントラブル?となり、残念ながら決勝レース1、2共に出場できなくなりました。もし、予選に出場できていたら3位以内には入れたと思われます。

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ここは目の前に金網があるので、置きピンでマニュアルフォーカスにカメラを設定し、シャッタースピード1/200秒ぐらいで流し撮りしています。

午後9時30分から始まるF1のP2は何とZone 1で観戦+撮影できることになりました。ラリードライバーご夫婦のプレミアウォークアバウトのチケットと我々のベイグランドスタンドのチケットを交換してくださりました。

Singapore GP 2014 — Practice 1

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P1はBay Grandstand深緑、シンガポールフライヤー側の端っこにある自席から観戦しようとスタンド席の下に入ると去年まではなかった大きなスクリーンが複数、設置してありました。

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金曜午後6時から始まるP1の開始前は、まだ仕事をしている人が多いのか、ベイグランドスタンドはがら空き状態。

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自席から撮影した様子。金網と柵が視界を遮らない数少ない良席です。今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空ですが、その分、暑くはないので快適に観戦+撮影できそうです。

金網がないのでカメラはオートフォーカスに設定。ISOは上限3200のオート(シャッタースピード1/30秒)に設定しましたが、P1の前半はシャッタースピード1/320秒〜1/400秒でISOは500から1250ぐらいになります。

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この角度では流し撮りはできないので高速シャッタースピードでの撮影になります。

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去年までは金網に近い場所なら耳栓必須でしたが、今年は耳栓不要で、場内放送もよく聞き取れます。

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 置きピンではなく、オートフォーカスで撮影していると、こんな失敗もあります。

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白飛びしやすいWilliamsの白いマシンも露出がアンダー気味なので偶然にもうまく撮れています。

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ライン取りがドライバーによって微妙に異なります。

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 P1から出場できて良かった小林可夢偉選手。

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T18を曲がり切れずに真っ直ぐエスケープゾーンに進むドライバーが毎年、いますが、今年は若いドライバーも確実にトンネルを潜っています。

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P1でこの埋まり具合ということは、ベイグランドスタンドもほぼ完売でしょうか。7時50分から始まるMasters Historic Formula One Practiceとその直後に開催される予選をラリードライバーのご夫婦と共にダンカンのところで観戦+撮影するため、7時過ぎに自席を離れてパダンの方に向かいました。

Singapore GP 2014 — Friday (Changing Hotels)

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金曜の昼過ぎにサーキットパーク内、それもホテルの敷地内ではなく、サーキットパーク内の通路を許可証なしで往来できるのは我々のように木曜の夜にダンカンのところに宿泊する人ぐらいでしょうか。金曜以降も宿泊する人にはZone 4ウォークアバウトの観戦チケットとは別に許可証が貸与されます。

宿泊部門責任者のダンカンによると、金曜以降は全室満室であり、宿泊客のほとんどは常連客だそうで、この施設もコネがないとF1開催週は予約すらできない状況になりつつあるようです。3年連続して木曜の夜に宿泊した我々は、ダンカンだけではなく、スタッフの半数以上に顔と名前を覚えてもらうようになりました。去年と一昨年に施設内で撮影した写真を使ってフォトブックにしてそれぞれのスタッフに手渡そうとしたとき、”Mr and Mrs 私のファーストネーム is here. Come downstairs and say hi”とか言って、ダンカンがそれぞれのスタッフに連絡していました。私の名前は海外でも有名なアニメのタイトルか何かだそうで、入国審査の職員は私のパスポートを見ると、決まったように私の名前を読み上げます。

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案内係を務めるボランティアの学生達が開場直前にZone 4ウォークアバウト用立見台で最後のミーティングをしています。観戦客に最も近い現場で応対する彼らはシンガポールグランプリを盛り上げてくれます。グランプリがこれまで大きな成功を収めてきたのも彼らのおかげであると言っても過言ではありません。上の写真でトラックの向こう側に見えているのがダンカンの施設。

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去年と同じように7番ゲートから出ようとしたら、警備スタッフに制止されました。”Where are you going? From where?” 向かおうとしているホテル名を伝えると、このゲートからは出れないので3番ゲートに回れとのこと。金曜から3泊するホテルは7番ゲートのすぐ隣にあるのになぜ通してくれないのか疑問に思いましたが、指示に従わざるを得ない状況でした。

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去年まではあったスタッフ専用ゲートが今年はMarina Square拡張工事のため、7番ゲートにはないので、閉鎖中の一般用の7番ゲートから外に出ることができず、3番のスタッフ専用ゲートに回されたということです。出る時はセキュリティーチェックはありませんでした。去年はタバコ2カートンを見つけられ、納税証明書を見せろと言われてひやっとしました。英語がわからないふりをしたら見逃してくれましたが。サーキットに持ち込む荷物を全くチェックしない鈴鹿とは大違い。入場する時に飲み物は600mlまでの透明なペットボトル一本は許可されますが、お菓子類や食べ物はすべて没収されるので要注意。折り畳み式の脚立とかベビーカーも不可。

移動先のホテルへは去年も利用した7番ゲートから向かうことしか考えておらず、3番ゲートからどのような道筋を辿ればバリアフリーで目的地まで行けるのか?Citylinkを通れば近道なのはわかっていましたが、Raffles City周辺は開場前のこの時間帯なら観戦客で混雑しているので、MRT Esplanadeに繋がる地下に降りることにしました。

Marina Squareに向かって荷物を転がしながら進むと目的地のホテル名を示す道案内の表示があり、そちらに進んで通用口らしきドアを開けると、4階のロビーへと繋がる階段がありました。

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大きな荷物を持っている我々を見たホテルのスタッフが階段の上から降りてきて、別の通路を案内してくれました。地下?の駐車場に一旦、降りてからエレベーターで4階に上るという道筋でした。この駐車場にはSauber F1チームの関係車両が停車してあり、パドックとホテルを行き来していたようです。

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T9内側の宿泊施設から荷物を転がして来たことを伝えると、それなら連絡してくれれば迎えに行ったのにとのことでした。

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チェックインには早すぎる午後1時頃でしたが、部屋は準備できているそうで、実際にチェックインする前にどのような部屋になるのか、二つある選択肢を見せていただくことにしました。バックストレートに面するトラックビューの部屋も空室があるので見せてくれるとのことでした。もちろん、予約時の料金でそんな部屋に泊まれるとは思っていません。

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まずは予約時の料金で泊まれる部屋を見せていただきました。バルコニー付きとは言え、バルコニーの広さは猫の額ほど。そう言えば、お留守番しているCat ISONはどうしているのだろう。Back To My Macを使ってFace Timeを立ち上げてみよう。

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F1開催期間中でなければ、マリーナ湾を望むこちらの部屋(Executive Deluxe #1504)の方が夜景が綺麗でより高級な部屋になります。T15からT16へと右から左に加速する様子が見えます。遠くにT13からT14へと向かうストレートの一部も樹木の隙間から見えます。おまけにマーライオンも大きく見えます。

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狭いバルコニーの逆側に立てば、T7へと減速する様子を見下ろすことができます。一年前に予約したかいがあり、F1観戦には好条件な部屋を案内してくれました。

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不動産屋が物件を案内する順序と同じように、次に追加料金が必要なより好条件な部屋を案内してもらいました。この部屋なら観戦チケットは不要かもしれないと思わせる素晴らしい眺めでした。

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バルコニーも広いこの部屋からはT6からT7へと進むバックストレートを見渡すことができます。追加料金を尋ねてみると、金曜と土曜は一泊に付きプラスS$150、日曜はプラスS$300で3泊分の追加料金の合計はS$600++。金曜か土曜の一泊だけこの部屋に泊まれないか聞いてみると、3泊のパッケージになっているのでそれはできないとのこと。予約時の料金ですでにS$1,000を超えているので、追加料金を合計すると結構な料金となり、それならZone 1のチケットが入手できるので結局、初めに案内された#1504の方にチェックインすることになりました。

この後、当ブログで知り合ったラリードライバーのご夫婦に一年ぶりに再会します。同じホテルの一つ下の階に昨晩から宿泊されています。

Zone 1と2のチケット所持者はこれまで通り、8番ゲートが利用できるようです。

Singapore GP 2014 — Thursday Pit Lane Experience

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幸運にも二年連続で木曜のピットウォークに当選した我々は、プリントアウトしたピットウォークのチケットを持って、1番ゲートへと向かいました。

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去年はポテトチップスやステッカーなどもバッグに入れて無料で配布されていましたが、冠スポンサーがシンガポール航空になった今年は節約モードなのか、今年はピットウォークのパンフレットと団扇、水だけ。ピットウォークに招待されたこと自体をありがたく思わないと行けないので、贅沢なことを言っていると罰が当たります。Zone 3のチケット所持者である我々は、Zone 1には入場できないので、この機会にZone 1の雰囲気を満喫しておかなければなりません。

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 T1からT3にかけてのランオフエリアはシンガポール航空の企業カラーで塗装されています。

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 我々がピットウォークを楽しんでいる間にドライバーやチームスタッフはトラックウォーク。

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日本代表のこの方もスキンヘッドのマネジャー、船田力氏と共にトラックの下見。右手にはF1解説でお馴染みの米家峰起氏。

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ピットの上はパドッククラブ。ピットウォークに参加した人は3,000人であるとか、コンサート会場でバンドのボーカリストが言っていました。

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強いチームは人気があるのか、Mercedesのピット前には大勢の人が立ち止まっていました。

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来年からHondaエンジンが搭載される予定のMcLaren、今年は不調です。

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GITZOの三脚に載せてある黒いボックスは何でしょう? DRS 2 (3)と書いてあるので、ピットストレートを通過する2台のマシンの速度差を検知するスピードガンのようです。

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ピットウォークを早めに切り上げて宿泊先に戻ると、隣の部屋にチェックインした先ほどのお二人がすでにT9内側の施設に戻っておられました。

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自転車で下見をするレースエンジニア。向こう側にいるのがFernando Alonsoのレースエンジニア、アンドレア・ステラ氏。もの凄く詳しいお二人に教えていただきました。ドライバーのFernando Alonsoは自転車ではなく、レコードラインをジョギングしているのをすぐ目の前で見ましたが、突然のことだったので撮影できずでした。

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 コンクリートウォールと鉄製の柵が撤去されたので、トラック内に入りました。

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 手前の黒いシャツを着ているのはMarussiaのイギリス人ドライバー、Max Chilton。

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日曜の決勝前に行われるドライバーズパレードに使われるクラシックカーが展示場に移動するところを撮影できました。

Singapore GP 2014 — Thursday

Raffles Cityのマクドナルドで朝食中に午後にチェックインする宿泊先のダンカンに遭遇。一年ぶりの再会となりましたが、我々のことを覚えていてくれたダンカンは数十メートルも先から手を振っている。T9内側にあるこの宿泊施設に木曜に泊まるのは3年連続になります。

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木曜はドライバー達がスポンサーのために各地で開かれるイベントで仕事をします。午後にチケット回収センターがあるスイソテル4Fで開催されるイベントにKimi Räikkönenが現れるとの情報を得た我々はそのイベント会場を下見。設営中でしたが外には入り待ちのファンが数人、待機していました。

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一旦、Carltonに戻って荷物を整理し、正午にホテルをチェックアウト。滞在した時間は15時間ほどで、ほとんど睡眠時間でしたが、なかなか快適な五つ星ホテルでした。荷物をフロントに預けてから、先ほどのイベント会場に戻りました。

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ホテルが雇っているのか、アプローチの周辺歩道を掃除する人がいました。Rubbermaidのカートが印象的でした。シンガポールの街中には掃除をする人が多数おり、そうした人達のおかげで目につくゴミがほとんどありません。お隣のマレーシアとは大きく異なります。

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イベント会場の入口付近で待機する地元の入り待ちの人が増えていましたが、予定時刻を過ぎてもイベントは始まらない。予想した通り、ドライバーは遅刻したのか、一向に姿を見せてくれません。外に出るとFerrariのマークをプリントした紙をフロントガラスに貼った高級車が停車してありました。Kimi Räikkönenは恐らくこの高級車でRitz Carltonからやって来て裏口からイベント会場に向かったに違いありません。

入り待ちは諦めて、再びRaffles City地下のDin Tai Fungへ。昨夜、閉店間際に訪れた我々をお店のウェイトレスが覚えていました。昼食を済ませた後、預けた荷物を取りにRitzが付かないCarltonに戻る途中、スイソテルのアプローチを経由しました。

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アプローチに停車していた高級車のエンジンがかかっていたので、間もなく現れるだろうと思い、カメラの設定をしていると、フィンランド人F1ドライバーのKimi Räikkönenが私の目の前を通り過ぎてあの高級車の右側後部座席へ。ピントがずれています。

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入り待ちを諦めてDin Tai Fungで食事をしていなければ会えていなかったKimi Räikkönen。

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スイソテルで観戦チケットを受け取り、CarltonでBurtonダブルデッキを回収して、木曜の宿泊先へと向かいました。移動距離は1キロもないと思います。木曜の午後の時点で3番ゲートが開放されていたので、ダンカンに迎えに来てもらう必要もなく、自由にサーキットパーク内に入ることができました。

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休憩しながらサーキットパーク内をT9方面に向かう途中、後から別の宿泊客を連れてやって来たダンカンと合流。「また、木曜だけか?何で金、土、日の3日間、家に泊まってくれへんのや?」とか言われながら、他の観戦客二名と共にパダン方面へ。このお二人は私の駄ブログを見て、T9内側のダンカンのところに宿泊することに決められたとか。

チームグッズを扱うお店はすでに営業中でした。ダンカンが側にいれば、一割引でグッズが買えるそうです。

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お二人は今夜のピットウォークにも当選したそうで、会場で会えるかもしれませんねと話していたら、本当に偶然にZone 1で会うことができました。

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木曜の定宿となった宿泊施設にチェックイン後、EsplanadeからMRTに乗車し、The Shoppes at Marina Bay Sandsへ。移転したApple Premium Resellerのepicenter店頭には明日発売のiPhone 6 (Plus)を手に入れようと、数名がお店の両サイドに並んでいます。今夜はここで夜を明かすそうです。

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昨夜からシンガポール市内は煙のような靄がかかっています。隣国、インドネシアで起きた山火事の影響だそうで、天候も良くないので、トラックの路面はウェットになるかもしれません。

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夕食はThe Shoppes内のフードコートで辛い海鮮スープとピザ。この後、MRTでNicole Highwayまで行き、1番ゲートからピットウォーク会場へと向かいます。

Singapore GP 2014 — Wednesday

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前泊したホテル日航関西空港から空港ターミナルビルまでは徒歩で数分。今年は少し早めに荷物を預けました。ウェブチェックイン済みなのでカウンター前で並ぶことなく、BURTONダブルデッキ2個をチェックイン。乗客の目の前で蹴るなよと言いたくなりますが、見えないところで乱雑に扱われるよりはまし。

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今年も去年と同じクアラルンプール行きのAirAsia X D7 533便に搭乗しました。座席指定しなかったら同行者とは通路を挟んで隣り合わせになりました。

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機内食は予約していなかったので機内で購入。日本円で支払ってもお釣りはマレーシアリンギット。機内食は予約しないと選択肢はほとんどありません。売り切れになっているか、注文できても調理に20分ほど要すると言われます。関空からクアラルンプールまでの飛行時間はおよそ6時間半ですから搭乗する直前に食事ができたとしても周りの乗客が食事をすると食べたくなるものです。次回からはネットで予約しておこう。

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KLIA2には定刻通りの到着。フライスルー(乗り継ぎ)する我々はInternational Transfer(国際線乗り継ぎ)と書かれた緑の表示に従い進みます。フライスルーという独特の表現はやめたのでしょうか?去年利用したLCCTと比べると、ターミナルが大きくなっているので移動に時間がかかります。

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KLIA2にもApple Premium Resellerのmachinesがありました。マレーシアでのiPhone 6の発売は今週ではありません。

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KLIA2では連続して1時間までなら無料でWi-Fiが利用できます。同行者はLaLa Callで自宅の光電話にかけてみたそうです。音質は国内で通話しているのと何ら変わらないそうです。

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チャンギ空港1番ターミナルに到着すると、いつもと同じように銀行でシンガポールドルを購入してから現地携帯電話キャリアであるM1のカウンターでiPad mini Retinaで使う30日間有効、1GBの4G Nano SIMを購入しました。今年からシンガポールでは利用できるSIMの枚数がこれまでの10枚から3枚に大幅に削減されました。プリペイドSIMはトップアップ(チャージ)しなければ半年で失効するので、これまでに購入したSIMはカウントされないようです。もし、カウントされればどうなるのか尋ねると、失効したと思われるSIMをカウンターに持参すれば登録を解除してくれるとのこと。登録解除は英語では”deregistration”と言います。

このS$18のデータ専用プリペイドSIMはPersonal Hotspot(テザリング)にも対応しており、かなり快適に使うことができました。一定時間が経過すると自動的に接続が切断されるホテルの無料Wi-Fiよりも便利。大きなファイルの転送にはホテルのWi-Fiを使用しました。

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AirAsia AK 719便が定刻よりも25分、早く到着したので、水曜宿泊先のCarltonには9時前にチェックイン。Ritzが付かない方のCarltonですが、このホテルにもHerman Millerのアーロンチェアが置いてありました。MRT City Hallまで徒歩3分ぐらいと素晴らしい立地。ストリートサーキットには隣接していないものの、3番と4番ゲートが近くて便利。

チェックイン後、徒歩で5分もかからないRaffles City Shopping Centerの地下にあるDin Tai Fungへ。ラストオーダーにギリギリ間に合いました。

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水曜は各ゲートが開いているので、3番ゲートからサーキットパーク内、そしてトラック内に侵入。

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工事は夜通し行われます。

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仮設スタンドはすでに設置済み。上の画像は、来年からチケットが安くなったZone 4のStamford Grandstand。

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 Bay Grandstand前の短いストレートの一部を補修しているようです。

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ヒストリックカーが見れるかもしれないと思い、T19で一旦、トラックを出て、サポートレースのパドックに行ってみました。

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案の定、人はほとんど誰もいないので、写真は撮り放題。

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今回のヒストリックF1カーのサポートレースでは選りすぐりのマシンが登場します。

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こういう車を間近で見れるだけでもワクワクですが、金曜からはレース走行中の姿が見れるのです。

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多分、木曜からは関係者とVIP専用となる8番ゲートも、水曜なら誰でも通れます。追記:8番ゲートはZone 1、2の観戦チケット所持者であれば木曜以降もだれでも利用できました。

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 8番ゲートを入ってすぐのところにインタビューテントが設置してありました。

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ホテルに戻ると午前零時頃。明日(木曜)はT9内側の宿泊先に移動します。

Singapore Flyer Tickets!

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シンガポールGP公式サイトで、Zone 1に入れるチケットを所持している人を対象に新たなコンテストを実施中です。こちらのページから14桁の観戦チケット取引番号を入力してコンテストに応募すれば、Zone 2にあるシンガポールフライヤーの無料搭乗券が当たるかもしれません。700枚の搭乗券が当たるそうです。今年はグランプリ開催期間中もシンガポールフライヤーは有料です。

Zone 1に入れないチケット所持者である我々は、このコンテストに応募することはできません。プレミアウォークアバウトなど、Zone 1のチケットを所持している人は、応募してみてください。コンテストの応募締切は明日、現地時刻9月17日の「12pm」になっています。「12pm」が17日の正午なのか、夜中の午前零時なのか、よくわからないので、16日中に応募しておいた方が無難です。

Singapore GP 2015 — Super Early Bird Tickets Are on Sale

2015年度のF1カレンダーの発表とほぼ同時に来年のシンガポールGPの超早割チケットが発売になりました。来年のシンガポールGPは9月20日(日)が決勝。超早割チケットは10月3日まで販売されます。

発売になった超早割チケットは3日間通しのグランドスタンドのチケット4種類。Pit Grandstand (Zone 1, 2, 3, 4) S$898、Stamford Grandstand (Zone 4) S$418、Padang Grandstand (Zone 4) S$418、Bay Grandstand (Zone 3, 4) S$228。StamfordとPadangが同じ価格になっています。これまではStamfordはPadangと比べてS$100ほど高くなっていました。

来年は9月21日(月)が「敬老の日」、9月22日(火)が「国民の祝日」、9月23日(水)が「秋分の日」と9月19日(土)から大型連休(2009年以来のシルバーウィーク)になります。翌週の9月27日は日本グランプリの決勝。

超早割観戦チケットは公式サイトから購入できます。円安で日本円に換算すると高くなりますが、それでも早割価格や通常価格と比べると大幅に安くなっています。

Masters Historic Formula 1 Support Race Line-up

Masters Historic Formula 1サポートレースに出場する車のラインアップが公式サイトで公開されています。最も古いマシンは1971年のLotus 72、最も新しいのが1983年のTyrell 011となっています。この最も古いLotus 72E?で出場するのは、CTL Japan代表の久保田克昭氏。今年のモナコで優勝されています。

静かになった今年のF1マシンと比べると爆音でしょうから迫力があると思います。上の動画は今年のモナコで撮影されたようです。

AirAsia Web Check-in

出発まで一週間を切ったので、AirAsiaのWeb Check-inを行いました。去年は予約時に座席指定し、AirAsiaの保険も買ってしまったのでWeb Check-inはスムーズに進みました。今年は座席指定していなかったので、チェックイン時に席が決まることになります。無作為に選ばれた2名分のシートが気に入らなければ、その時点でオプション料金を支払って座席指定できるようです。

何でこんなに重いのかと思うほど、AirAsiaのサーバーは遅く、プロフィールのページでパスポート番号や有効期限、生年月日を保存しているにも関わらず、チェックイン時にそのデータが自動入力されません。最初に無作為で選ばれたシートが通路を挟んで隣同士であったり、間に他の人が坐るとか、往路は希望する席ではありませんでした。チェックインの手続きを途中でキャンセルして、しばらく時間を置いてから再度、チェックインしました。

しかし、無作為に選ばれるシートは先ほどと同じ。どうやら、座席指定させて追加料金を請求しようとする策略のようです。復路の方は、チャンギ > クアラルンプール、クアラルンプール > 関空共に隣り合わせになっていたので、妥協することにしました。

チェックインが終わると搭乗券をプリントアウトする画面になります。プリンターが手元にない人はWeb Check-inできないことになります。念のため、PDF添付メールを、メールアドレスを入力して請求しておきました。困ったことにSafariの画面をプリントしたら、おかしなところで改ページになり、2名分で12ページもあります。切り貼りして強引に一枚のメージに収まるようにもできますが、不正搭乗券と思われたら困るし…

そうこうしていると、請求しておいたPDF添付メールが届きました。こちらのPDFはPreviewで開くと合計8ページであり、ページの途中で改ページになることもなく、本来の搭乗券がプリントアウトできました。

Web Check-inは出発の2週間前からできるとのことです。「無作為」で希望する席が選ばれるよう、できるだけ早めにチェックインしておいた方が良いということを今回、学びました。12日後になる復路は希望する席が取れましたから。

KLIA2 (Kuala Lumpur International Airport 2

AirAsia X D7533便は、今年の5月2日にオープンしたLCC用空港であるKLIA2に到着するようです。乗り継ぎのAK719便も同じKLIA2から出発し、シンガポールのチャンギ空港に向かいます。

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AirAsiaは今年の5月9日にLCCT (Low Cost Carrier Terminal) からKLIA2に引っ越したようです。もう、あのタラップは利用できません。

We Have Won A Pair of Tickets for Thursday Pit Lane Experience!

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木曜ピットウォークのチケット2枚、当選しました。シンガポール在住者なら観戦チケットを所持していない人も応募できましたが、我々、非居住者の場合は観戦チケット取引番号が必要でした。海外から抽選に応募できた期間は6月末頃の短い期間でした。2年連続で当選するとは思っていなかったので幸運。

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ピットウォークのe-チケットを入手するためのちょっと複雑な手順は以下の通り。

  1. 当選通知メールに記載のアドレスにログオン。
  1. 当選通知メールに記載のアクセスコードを、ページの左上にあるプロモーショナルコード・ボックスに入力。
  1. 画面上の方で開くウィンドーで、’Buy’をクリックし、チケット2枚を選んでから’Continue’をクリック。
  1. 不正防止用の文字を入力して、’Continue’をクリックする。
  1. Shopping Cartのページが開いたら、内容を確認して、’Continue’をクリックする。
  1. ’Create my Account’ボックスで、’Sign Up’をクリックし、次のページで個人情報を入力する。(アカウントをすでに作成している場合はユーザー名とパスワードを入力してログイン)
  1. ‘Print at home E-ticket’のボタンをチェック後、’Continue’をクリックし、次のページで’Submit’をクリックする。
  1. チケットの登録が完了すると、PDF(2名分のe-チケット)を添付した確認メールが送信されるので、PDFをプリントして9月18日木曜に会場(1番ゲート)に持参する。e-チケットには代表者の氏名のみが記載されている。2枚のチケットでバーコードは異なり、一回しか使用できないようになっている。

開場時刻は午後7時半、ピットウォークが始まるのが午後9時20分頃との記載があります。1番ゲートは午後9時に閉まるので、要注意。当日、Zone 1では地元バンドのコンサートなど、お祭りムードを一足早く、楽しむことができます。

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去年は追い出されるまでピットウォークを楽しんでから、ダンカン(木曜の宿泊先)のところに戻ると、チームスタッフとドライバーの下見(サーキットトラックを徒歩で一周する)がほぼ終わっていてドライバー達を間近で見れなかったので、今年はピットウォークを早めに切り上げようと考えています。

木曜ピットウォークのサイトはこちら