土曜はずっと晴れていたようですが、日曜は夕方から雨の予報でした。鈴鹿サーキットに到着した午前9時前はご覧の通り、晴れていました。持参したカメラはOlympus PEN E-P5とOlympus M. Zuiko単焦点レンズ3本とTamron AF18-250mm、それとコンデジのFUJIFILM XQ1。Tamronの高倍率ズームレンズはNikon Fマウント用なので、マウントアダプターを装着。
Olympus PEN E-P5 with Olympus M.45mm F1.8
フルコースで行われたSuper Formula Special Test Runは午前8時45分から午前10時まで開催。GPエントランスからサーキットに入ると、トンネルを潜って逆バンク方面へ。まずは中望遠の単焦点レンズ、Olympus M.45mm F1.8を装着したOlympus PEN E-P5で何枚か流し撮り。シャッタースピード、1/125秒でも手ぶれがないのはボディー内にある5軸手ぶれ補正機構が効いているためです。この時間帯は逆光になりますが、先日、練習した通り、比較的容易に流し撮りが可能です。
ISOを一気に2000まで上げました。特に高感度ノイズが増えたようには見えません。熱ノイズも気になりません。三脚固定で試写しているので、換算34mmの焦点距離で星をできるだけ点像にするには露出20秒ぐらいが限界です。熱ノイズを意図的に強調した二枚目の画像を除き、すべてDxO Optics for Photosでノイズ除去PRIMEを適用させています。ダークフレームで減算処理しなくても、輝点ノイズ(熱ノイズ)を除去できることがわかりました。保存時に時間はかかりますが、天体写真の画像処理にもDxO Optics for Photosは機能します。
撮影した画像を拡大表示してみると、周辺部にコマ収差が確認できますが、私の許容範囲内です。絞り値を一段か二段分、上げると収差が目立たなくなるかもしれません。ISO 2000でもノイズは少なく、除去可能であるので、星空撮影にもPEN E-P5とOlympus M. 17mm F1.8の組み合わせは十分に使えるという判断になりました。どちらかといえば、星空撮影に適しているかもしれません。
Tokina AT-X 116 PRO DXにアダプターを装着してみました。アダプターの白いリングが絞り環として機能します。絞りは合計7段で調節しますが、このレンズの主な用途は星撮りなので、絞りはいつも開放の2.8。大きな丸の方に合わせておけば大丈夫。ボディーの設定は絞り優先モードかマニュアルモード。EVFまたは背面液晶画面のライブビューでも明るさを確認することが可能。電子接点がないので、マニュアルフォーカスになり、ピーキングの機能は使用不可。