3月26日は「世界屈指の撮影ポイントで大迫力のフライトシーンを撮る、航空機の夜景フライト撮影 伊丹空港日帰り撮影ツアー」の日でした。Nikonのサイトにある、千里川堤防から撮影したと思われる夜に着陸する飛行機の写真を見た瞬間、私も挑戦してみたいと思い、2月から千里川堤防に通うようになりました。
この撮影ツアーに参加するには対象となる高級なNikkorレンズを購入して抽選に応募するという手順が必要でした。高級なNikkorレンズを購入していない私にはツアーに参加する資格はないので、Nikonのツアー行程を参考に、同じ時間帯に伊丹スカイパークと千里川堤防を目指しました。
その日にスカイパークで撮影した上の画像にツアー参加者が偶然にも写っています。撮影時は気づかなかったのに、なぜ今になってわかったのか？撮影ツアーの様子が4月1日付けデジカメWatchの記事、「ニコンの太っ腹キャンペーン 伊丹空港の夜景編レポート」が公開されたからです。
デジカメWatchの記事では講師としてツアーを引率した中野耕志氏撮影による画像のExifデータが公開されています。例えばこちらの画像は、F1.4、1/180秒、ISO25600になっています。ボディーはAmazonで¥675,540で販売されているNikon D5、レンズは同¥168,300のAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gで合計¥843,840の機材を使用されているのがわかります。
一週間前に同じ場所から私が撮影した上の画像と比べるべきではないことを承知の上で、比べてみると、およそ75万円の価格差が撮影画像に現れているかというと…？
航空機撮影の聖地でお前は舐めているのか？と叱られそうですが、ツアーの日にほぼ同じ場所、同時刻にOlympus PEN E-P5で撮影した上の画像はシャッタースピード1/100秒で片手撮影しています。この日も手がかじかむほど寒かったので、左手はポケットに入れた状態で。
Olympus PEN E-P5ボディー単品がAmazonで再び、販売されています。
筆者 様
仰りたい事は、判る気がします(笑）。
Jim,
目標としていたプロカメラマン撮影の夜間着陸シーンの写真は、ISOが25600でシャッタースピードが1/180秒になっています。現地で知り合った人によると、着陸寸前の機体を後方から撮影する場合は、シャッタースピードは1/60秒ぐらいにまで落とせるそうです。常識的に考えると1/60秒は被写体ブレの原因になります。（誘導灯を点像として写したい場合は低速シャッターで流し撮りできません。）こうした知識と言いますか知恵は、現地を何度も訪れて試行錯誤しなければわからないことです。私の憶測では、プロカメラマンはそこまでシャッタースピードは落とせないと考えておられるのではないかと思います。だから、ISOを必要以上に高く設定しておられる。
筆者 様
成る程、シャッタースピードも、実撮影経験値から出て来る（当たり前だと思いますが）訳で、ま、確かに、カメラ側で出来るだけ良い絵を撮る様に設定して（何かをお手本に？）そして、現像での調整を出来るだけ少なくするのは、カメラという「ハード」に対する「腕」ですが、そこまで詰めるには、やはり実撮影条件の試行錯誤をし、その試行錯誤では、常識とか「出来ない範囲」をも一時忘れて試すのが良いのでしょうね。
「何で？」X 5 回、「5Why」が、此所でも必要なのですね。
Jim,
Jim様
どんな事にも言えますが、経験に勝るものはないと思います。ここを初めて訪れた時に出会ったビギン-似さんは、雨の中着陸する飛行機も迫力があって良い写真が撮れると仰ってました。天候、日没時間等様々な状況下で撮影されてる方の経験に基づくお話ほど貴重なものはありません。私達は高価なカメラに投資は出来ませんが、足繁く通って経験、体験するという時間に投資していると思います。
Keaton-San
仰る通りだと思います。仕事でも言える事ですから・・・。
Jim,