Kit Garage “Huron” Extending — Part 4

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12′ x 24’のガレージを延長するような形で製作する予定の作業小屋のスペースがほぼ確保できました。我々が16年前にこの地に引っ越した前から植わっていたツツジを西方向に3メートルほど移動させました。

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水平方向に張り巡らされた根っこはどこまでも伸びているようだったので、お隣さんの助言に従い、適当なところで根を切断してから移植しました。翌日になっても葉は枯れていないので、移植は成功したと思われます。

どのような形状の作業小屋にすべきか、色々と考えました。傾斜地なので基礎の工事が最も難しい。現時点では羽子板付き沓石と束柱、またはボイド管を用いた独立基礎の上に土台を渡し、根太を組んでから床材を張り、その上に2×4工法による壁パネルと片流れの屋根を載せる方法を考えています。

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しかし、そもそもこの作業小屋は必要なものかどうか?空き地を有効利用しようとしているだけで、不要なものを建てようとしている気がしてなりません。作業小屋よりも2年前に敷地の南側に製作した細長いウッドデッキに隣接して建てる木製カーポートの方が確実に需要があります。

Wood Carport — Part 1へと続く。
Kit Garage “Huron” Extending — Part 3
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Kit Garage “Huron” Extending — Part 3

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単管パイプ製薪棚1号を解体し、水平方向の長さを調節するために、4本の単管パイプをディスクグラインダーで切断後、垂直方向に設置する4本と共にシャーシーブラックで防錆塗装しました。筒状のものを塗装する際は見かけよりも多くの塗料が必要になります。それだけ表面積が広いということでしょうか。

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移設先で仮組みしました。この時点では各4個の直交クランプと垂木止めクランプ、固定ベースを使用しています。左側が高く、右側が低い傾斜地となっているので水準器で大まかな水平、垂直を確認しながら組み立てました。

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垂木は屋根勾配を考慮しながら4ヶ所でビス留め。

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垂木止めクランプは屋根勾配に対して垂直になるよう、回転させながら調整することができます。

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母屋に相当する角材は継ぎ足して垂木に固定しました。この時点で17mmのボルトは水平垂直を確認しながらすべて本締めします。

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8尺のガルバリウム波板を板金加工用ハサミを用いて4枚に切断し、母屋の上に並べて専用の傘釘で固定しました。

作業の難易度:5段階で3

Kit Garage “Huron” Extending — Part 4へと続く。
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Kit Garage “Huron” Extending — Part 2

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作業小屋建設時に邪魔になる単管パイプ製薪棚1号を解体しました。

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薪棚移設先では長さが2,150mmとなるので、水平方向の単管パイプ4本を850mm分、ディスクグラインダー(HITACHI G10B2)で切断しました。パイプは思いの外、簡単にディスクグラインダーで切断できました。

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車の下廻り防錆塗装に使用する水溶性シャーシーブラックが余っていたので、8本の単管パイプを塗装しました。

作業の難易度:5段階で2

Kit Garage “Huron” Extending — Part 3へと続く。
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Kit Garage “Huron” Extending — Part 1

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念願の米国Handy Home Products製輸入キットガレージ施工からおよそ13年が経過しました。施工当時に今は亡き父がお隣の土地との境界線の方を指差しながら言いました。「わしやったらもっと向こうの方に建てるなあ。」

我々にとってはガレージ裏側の空き地ですが、お隣さんにとっては玄関側になるので、気を遣って必要以上に多くのセットバックを確保しました。

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およそ12平米のこの空き地に単管パイプで製作した薪棚1号を設置し、さらに薪サイズに切断していない廃材/古材を置いてブルーシートで覆っていました。何年も置きっ放しになっていたので、夏は雑草が生え、使わなかった薪は虫やシロアリに食われる一方でした。

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こんな状態ならガレージやしゃれたデザインの小屋が建っていた方がお隣さんも喜ぶだろうし、我々も空き地を有効利用できます。

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ということで、廃材/古材をチェーンソーで薪サイズに切断し、単管パイプの薪棚は解体して別の場所に移設することにしました。

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空き地にはガレージに隣接する形でおよそ6平米の木工作業小屋を建てる計画です。

Kit Garage “Huron” Extending — Part 2へと続く。

Reinforced The Eaves for Garage Backdoor

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3年前に施工したガレージ勝手口の庇が雪の重みで下がって来たので補強しました。この庇は勝手口の木製ドアを雨水から守る重要な役割を担っています。

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45ºの角度で斜めに切断した2×2材を頬杖として使用。塗装は後日。

作業の難易度:5段階で2

IKEA EKBY STÖDIS Brackets

IKEA EKBY STÖDIS Brackets

ガレージ北側の壁面収納レイアウトを変更中です。 毛鉤の製作はこれまで母屋の屋根裏部屋(2階)で行っていましたが、それをガレージのワークベンチで行えるようにするための変更です。

毛鉤の製作は座って作業することになるので、ワークベンチ天板の高さに合わせたバースツール(IKEA STIG)を導入しました。そして、今回はバイスなど、毛鉤の製作に必要なツール一式を置いておく木製の棚(IKEA EKBY TRYGGVE)を新たに壁面に取り付けました。ブラケットもIKEAブランドのEKBY STÖDIS(樹脂製の赤いブラケット)を使用。このブラケット、木ネジは付属しませんが1個100円です。

IKEA EKBY STÖDIS Brackets

ブラケットは先に棚板に取り付けてから壁面に棚板を取り付けた方が作業しやすいです。ブラケットの厚みは端の方が薄くなっているので、 木ネジが棚板を貫通しないように、棚に取り付ける端の方は短めの木ネジを使用します。棚板の樹種は恐らくスプルースだと思います。

作業の難易度:5段階で2

Two iOS Devices and One Galakei — Part 1

来月12月1日から同居人携帯端末の利用状況が変わるので、各端末の通信料金と外出時(Wi-Fi電波が届かないところ)の主な用途を備忘録としてまとめておきます。

11月17日追記:先日、Genius Barで不具合?があったau版iPad mini Retinaを新品交換してもらった時、SIMフリー版のiPad mini 2にすりかわっていた可能性があることが判明しました。mineoのdocomo SIMを挿してテザリング可能であるかどうかを検証したら、問題なくネットに接続し、テザリングも可能でした。ということはやはりSIMロックが解除されたiPad mini 2にすりかわったと考えるのが妥当かと思います。mineoのdocomo SIMが挿せるとなると、au iPhone 6とiPad mini 2の用途が大幅に変わります。Instant Hotspotの機能を活用すれば、通話する時にEarPods with Remote and Micも不要になります。

携帯端末 通信料金プラン 月額料金下限 外出時の主な用途
au iPhone 6 LTEプラン ¥1,010
  • au端末間での無料通話
  • Mail送受信(テザリング)
  • iMessage送受信(テザリング)
  • Viber Outを利用した固定電話への無料通話発信(テザリング)
  • LaLa Callを利用したau以外の携帯端末への発信(テザリング)
  • FaceTime audioを利用したiOS端末への発信(テザリング)
iPad mini 2 mineo docomoプラン
1GBデータ通信のみ
2016年7月
まで無料
2016年8月からは¥810(複数回線割適用)
  • Web閲覧などデータ通信全般
  • Mail送受信
  • iMessage送受信
  • Instant Hotspotオンでテザリング親機
docomo
SH-03E
タイプシンプルバリュー + iモード ¥802+¥305
eビリング割適用
  • 指定した家族間無料通話
  • docomoキャリアメール送受信
合計 ¥2,117 2016年8月からは¥2,927

 

来月から携帯端末3台持ちで通信料月額料金の下限が¥2,117になる予定です。同じ3台持ちで現在の月額が¥6,120ぐらいなのでおよそ¥4,000の節約になります。

これまではau電話カケ放題プランに加入していたので、通話先のことは何も考えずにiPhoneで電話していましたが、今後は通話先に応じて利用する端末やiOS Appを選ばなければなりません。mineo auプランではテザリングができないので、屋外ではiPhoneをIP電話として使用することができません。iPad mini 2で通話することになりますが、その際はEarPods with Remote and Micも必要になります。

倹約家はできるだけお金を使わない代わりに思いっきり頭、使います。足して引いて機種代金が実質いくらと言われても、ユーザーは複雑怪奇な料金設定に困惑するだけです。適正価格の通信料金でSIMだけ販売するMVNOという選択肢ができた今、ユーザーを困惑させ続ける大手キャリアにこれ以上投資したくはありません。Apple製品に対しては快く投資しても、通信費に対する支出はできる限り抑えたいと思うものです。

Matsubagiku (Lampranthus spectabilis)

Matsubagiku (Lampranthus spectabilis)

毎年、5月から10月頃まで毎日可憐な花を咲かせる多年草のこの植物、自分が植えたわけではないので、名称不明でした。詳しい人に尋ねると、マツバボタンではないかということで、調べてみました。名称は似ているものの、松葉牡丹ではないことがわかりました。菊のような花の形状をもとにさらに調べてみると、この植物は南アフリカ原産の松葉菊であることが判明しました。

2年ほど前までは道路沿いに植えてありましたが、こっそりと持ち去る人がおられました。そんなに珍しい花なら大事に育てなければと思い、ガレージの左右アプローチの近くに移植しました。

Matsubagiku (Lampranthus spectabilis)

今年はとりわけ多くの花が咲いています。夕方になると花が閉じ、朝になればまた開花します。それが半年ほど毎日繰り返されます。菊に似た花の形状よりも、水を蓄えることができる多肉質の葉が特徴的です。施肥や水やりなど世話らしいことは何もしていません。時々、群落に生える雑草を抜くだけです。日当たりと水はけが良い場所を好むようなので、南向きのガレージのアプローチがこの多年生植物にとってはちょうど良い生育環境になっているのでしょう。

May Barbecue 2015

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毎年5月のゴールデンウイーク頃に参加者10数名規模のバーベキューをしていますが、今年は少人数でこぢんまりとした焼肉パーティーをガレージ内で行いました。雨が降ったり止んだりの生憎の天候だったので、炭はポーチ軒下で起こして、GO-ANYWHERE®チャコールグリルに移してから、グリルをガレージ内に移動させました。

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MASTERBUILTのチャコールスターターを使えば、炭に着火させるのに要した時間はたったの数分。スターターを入手するまでは着火材を使っていました。団扇で酸素を供給しながら、着火させるのに半時間は要していたのが何だったのかと思うほど。

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直火で焼いた牛肉はコストコで買って来た米国産のリブフィンガー(中落ちカルビ)とデパートで仕入れた霜降り和牛。約1.3キロのリブフィンガーは、筋の部分を切り分けたら半分ほどになってしまいました。去年のステーキと同様、リブフィンガーもなかなか美味しかったです。今年は魚介類も直火の炭焼きで調理しました。

予定では製作中のウッドデッキで調理することになっていましたが、雨水が降りかかりそうだったので、今回はガレージ内でのバーベキューになりました。

A Wooden Ladder To Rooftop

Ladder To Rooftop

Handy Home製輸入木製キットガレージ、Huronは二段勾配のギャンブレル屋根を採用しています。アメリカ中西部の田舎に行けば、ギャンプレル屋根の小屋はかなり一般的ですが、日本ではあまり見かけません。屋内の屋根裏スペースを物置として有効利用できるという利点以外に、屋根の修復作業も切妻屋根と比べると容易です。

私は予てからギャンプレル屋根の上に登って星空を眺めたいという願望がありました。南東側すぐ近くに街灯があるけれど、条件が揃えば天の川もうっすらと見えなくもありません。二段勾配の棟に近い方は、勾配が緩やかであり、カメラ用三脚を設置したり、折りたたみ式のリクライニングチェアーを置くことも可能です。問題はどうやって三脚やリクライニングチェアーを屋根の上に安全に持って上がるのかということでした。そこで、専用の木製梯子をSPF 2×4と1×4の端材を使って製作することにしました。

Ladder To Rooftop

側板にはSPF 2×4の6’を2本使用しました。6フィートあれば、ポーチの手摺から勾配の緩やかな屋根上にちょうど届きます。手摺と接する部分は直角三角形をノコギリで切り取り、切り欠きを設けました。これでしっかりと手摺に固定できます。

Ladder To Rooftop

踏み板には1×4の端材を使用。側板に深さ15mmの溝を切ってあります。溝掘りにはRYOBIのトリマーを使用しました。12.0mmストレートビットを使い、二回に分けて溝を掘りました。踏み板と側板は2本のビスを内側から斜め打ちで留めています。側板に2×4材を使用したため、完成した梯子はかなり重くなりました。溝の深さを10mm程度に浅くすれば、側板を1×4材にすることも可能だと思います。但し、その場合、踏み板は側板の外側からビス留めすべきかもしれません。いずれの場合もドリルで下穴を空ける作業を怠ると、木が割れる可能性大。

ギャンプレル屋根の上に登ることを専用とするこの木製梯子の最大の特徴は踏み板の取り付け角度。屋根の上に梯子を置いた時に踏み板が水平になるように工夫しています。この角度なら階段のように、三脚やリクライニングチェアーを片手に持った状態で、梯子を登ることが可能。但し、下りる時は梯子らしく後退しながらになります。

Ladder To Rooftop

普段は使わないこの専用梯子の収納場所はガレージの屋根裏。

Ladder To Rooftop

梯子が落下しないよう、フック部には三角の2×6端材とL型金具を使用しています。

作業の難易度:5段階で3

Leonids Tonight

2001年の流星雨を見過ごして以来、しし座流星群についてはあまり良い記憶がないので、最近は観察すらしていません。IMOの予測によると、ZHRは極大時刻(JST18日午前7時)で15ほど。7月末のみずかめ座δ南流星群と同程度。最適な条件でプロフェッショナルな方々がカウントできる出現数が15ほどと言うことは、条件に恵まれない普通の人なら、明日の薄明が始まる前に一時間に多くて複数個、見れればラッキーな程度です。

木星の近くにある放射点が東の空に昇るのは日が変わる午前0時頃。そのおよそ2時間後に輝度21%の下弦の月が昇ります。昨夜11時半頃にギャンブレル屋根の上から撮影した上の画像にはまだ放射点は見えていません。屋根の上なら換算16mmの超広角レンズで東の空が見渡せます。

11月18日追記:昨夜は天気予報に反して曇り時々雨で、稲妻は見えても星はひとつも見えない状況でした。しし座流星群とは相性が今ひとつのようで、よろしくない記憶がまた一つ増えました。

Rain Gutter for Garage Back Door — Part 2

Rain Gutter for Garage Back Door

エアコン配管化粧カバー製の自作軒樋が機能することがわかったので、「試作の軒樋」を一旦、取り外して見栄えを改良することにしました。鼻隠し板を別の少し長めの1×4材に交換して、見栄えが悪い自作の止水キャップを覆い隠す化粧板(ボロ隠し板)が鼻隠し板の両端に取り付けられるようにしました。また、エアコン配管化粧カバーは止水キャップと共にグレーのスプレー式速乾性塗料で塗装しました。

Rain Gutter for Garage Back Door

水勾配を左右逆にして、エアコン配管化粧カバー製軒樋を交換した鼻隠し板にビスで直付けしました。六角形の「ボロ隠し板」は鼻隠し板の木口に2本の釘で固定。この板は雨水に濡れるので、2、3年で腐るかもしれませんが、腐れば交換すれば良いと考えています。

Rain Gutter for Garage Back Door

満足できる程度に見栄えを改良することができました。人工的に大雨を降らせて自作の軒樋が機能していることを確認。縦樋として再利用するドレンホースの内径は15mmほどですが、軒樋に落ちた水は溢れたり、漏れたりすることなく、ドレンホースに排水されています。

Rain Gutter for Garage Back Door

止水キャップとドレンホース接続部分にはたっぷりと防水コーキング材を充填してあります。短い軒の出ではありますが、これで跳ね返った雨水が勝手口ドアとドア枠を濡らすことがほぼなくなったので、NORD製木製ドアの耐久性が大幅に向上したと思います。廃材を有効利用することもできました。

9月3日追記:縦樋として使用しているエアコン用ドレンホースですが、厳冬期にホース内の水が凍結すると膨張してホースが破れるかもしれません。冬に様子を見ながら結果をまたレポートします。

作業の難易度:5段階で3

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Rain Gutter for Garage Back Door — Part 1

Garage Backdoor

ガレージ勝手口の木製ドア下の方が腐朽して、今年4月にドアを取り外して修復しました。原因は雨水に濡れていたことだったので、ドアの修復直後に念願の庇を設置しました。母屋の屋根葺き替え工事に来ておられた大工さんに庇のことについて相談すると、庇は軒の出 x 3までの部分を雨水から保護すると教えていただきました。

Eaves for Garage Backdoor

そんなことは露も知らずに機能性よりもデザインを優先させたので、私が製作した庇は短めの軒の出となりました。大工さんは内心、これでは短すぎると思われていたことでしょう。

Rain Gutter for Garage Back Door

日照時間が極めて少なく、雨ばかりとなった今年の夏は、木製ドアとドア枠の下の方が湿気で膨張し、とうとう、ドアが閉まらなくなりました。これまでも梅雨の時期は木が膨張したので、鉋で膨張した部分を削っていました。冬になり、乾燥して木が縮むと隙間ができてしまうという問題もありました。

Rain Gutter for Garage Back Door

今回はドアではなくドア枠の下の方を取り外して、膨張した部分を鉋で削りました。これでドアは閉じれるようになりましたが、木材が腐朽するという問題の根本的な解決ではない。雨水でドアとドア枠の下の方が濡れる限り、いつかまた木材が腐朽するという事態が再発しそうです。

雨が降った後にドアの下の方を観察すると、砂がコンクリート基礎やその上に載っている土台、さらに上にあるサイディングやドア枠に細かな砂が付着していることがわかります。空から降って来る黄砂ではないことは一目瞭然。雨水が砂や土といっしょに跳ね返っているのです。これを防ぐには軒の出を極端に長くするか、雨樋を設けること以外に方法はありません。

Rain Gutter for Garage Back Door

母屋から取り外した古い軒樋はほぼすべて、小屋の軒樋として再利用したので、手元にあるもので軒樋として使えそうなものは…? エアコン配管の塩ビ製化粧カバーなら7〜8メートル分ぐらい廃材として余っていて、いずれは廃棄処分しなければと思っていました。これは使えそうということで、ガレージ勝手口のドア用庇に軒樋を製作することにしました。

先ずは軒樋を固定する鼻隠し板を庇に取り付ける必要があります。鼻隠し板は1×4材を使用しますが、固定する垂木の面が小さいので、2×4材を三角に切断して2本の垂木にそれぞれ2本のビスで固定しました。

Rain Gutter for Garage Back Door

止水キャップはトタン板を加工して、エアコン配管化粧カバー製軒樋の左右の端に取り付け、防水アルミテープ(ブチル)で固定しましたが、見た目が酷い。人工の雨を降らせてみて、配管化粧カバー製軒樋が雨樋として機能しているかどうかをチェックしました。水勾配も問題ないようで、縦樋代わりのエアコン用ドレンホースに水が排水されます。

Rain Gutter for Garage Back Door

雨樋として機能し、跳ね返った水がドアを濡らすこともないので、これで完成としたいところですが、見栄えが悪くて私としてはこれでは満足できません。

Rain Gutter for Garage Back Door — Part 2へと続く。

SKY PerfecTV Antenna SP-AM400M Reinstalled

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SKY PerfecTV用のBS・CSアンテナをガレージ正面に移設しました。これまでは、母屋の南側ログウォールのノッチ部分に取り付けていましたが、足場が邪魔になっているのか、受信感度が低下していました。足場がない時でも、南西方向にある高い木が干渉していたのか、天候条件が悪いと受信感度が著しく低下することがありました。

同軸ケーブルを引き直しました。母屋の床下換気口から出したケーブルを、捨てようと思っていた散水ホース(1メートルぐらい)に通し、地中に埋設。ケーブルの端子は一旦、取り外す必要がありました。アンテナへと繋ぐケーブルをガレージ壁面を貫通させて、ガレージ内を這わせた後、ガレージ正面の壁に空けた穴から再び、外に出しました。ガレージ壁面に空けた二つの穴は、散水ホース側が口径15mm、正面側が10mm。散水ホースごと、壁を貫通させるつもりで15mmの穴を空けましたが、穴径が小さくて貫通できなかったので、隙間はパテで埋めました。ホースを固定する金具は土台に取り付けました。電線などのケーブルを地中に埋設する場合、本来はCD管を使用すべきです。

SKY PerfecTV Antenna  SP-AM400M

壁面取付用アンテナマストのベース部分は横幅が長く、壁裏側(屋内側)にある2×4材の幅よりも広いので、木製ベースを製作しました。これでしっかりと壁面に固定できました。

SKY PerfecTV Antenna  SP-AM400M
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アンテナの方角合わせなど大まかな設定は、スカパーのサイトを参考にしました。このサイトによると、アンテナの仰角は44.8º。衛星アンテナの場合は少しでも向きや仰角がずれていると、受信感度0となり、設定はかなり厳しい。

微調整は、iPod touchとiPhoneのFaceTimeを使って、行いました。受信感度最大値95を達成するには仰角の微調整も必要でした。アンテナを取り付けた壁面が垂直ではないためと思われます。

作業の難易度:5段階で3

Building Exterior Wood Steps — Part 2

Building Exterior Wood Steps
May 28, 2005

(WRCは4×4の角材しか近くのホームセンターで入手できなかったので、)増設した柱は105mm角の米松。地面に設置したコンクリート基礎まで伸びるこの柱は、ポーチの構造的には不要ですが、仕上がった時の見栄えを考えて取り付けました。側板は2×8のACQ加圧注入材を二枚重ね。ポーチ幕板との接合部分は切り込みを入れています。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

補強目的の中央の板は2×10材。この時点で増設した柱二本と両サイドの側板にはキシラデコールのビニーを塗装しました。中央の板は完成後にほとんど見えなくなるので、安価な防虫、防腐塗料、「クレオトップ」を塗布。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

5段の階段にしましたが、4段でも良かったかな?と思案中。今から段数を減らすとなると、一からやり直すことになるのでこのままで行こうということになりました。(ポーチの床表面からコンクリート基礎までの高さは948mm。)

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

キシラデコール、ビニーで塗装したWRC 2×4材を乾燥中。2×4材は踏み板に使用します。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

最上段の踏み板3枚をステンレス製の釘で側板に留めました。一部にビスを使っているのはなぜなのか、理由を忘れました。左右の側板外側までの幅は790mm。

Building Exterior Wood Steps
May 29, 2005

水捌けを良くするために蹴込み板(踏み板間の垂直部分)は取り付けていません。

Building Exterior Wood Steps
June 5, 2005

コンクリート基礎に接する側板の最下部に、ゴム製プレートを挟んでから錆びないシンプソン金具とコンクリート用のビスを用いて、基礎に固定しました。

ポーチからガレージ勝手口へと通ずる木製の階段が完成。これで母屋とガレージ間の動線が短くなります。ポーチとガレージの間にある狭い通路は不要になりました。

作業の難易度:5段階で4

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