ガレージの屋根裏収納スペースをおよそ15年ぶりに拡張することにしました。
ギャンブレル(腰折れ屋根)の最大の特徴は、屋根裏スペースが広いことです。
ガレージの屋根裏収納スペース製作作業は2004年夏以来になります。製作中の写真を見れば、どのようにして梁を取り付けたかが一目瞭然。
この年の秋には北側の作業スペースのみ、壁に断熱材を入れてその上からOSBを張ったので、梁と二重重ねのトッププレートとの接合部分が見えなくなりました。そこで、Google Photosにアップロード済みの施工当時の写真を見て、施工方法を思い出すことにしました。
現在はこんな感じで既設の屋根裏収納スペースはいろんなものをぎっしりと保管してあります。
梁を受けるスタッド(間柱)を取り付ける前に、電線を這わしたOSBトリムボードを一時的に撤去して、梁の高さ(138ミリ)と幅(38ミリ)に合わせて切断しました。
既設のスタッドに2×4再利用材を6本のコーススレッドビスで留め、38ミリ、短くした棚を元通りに取り付けました。
梁も2×6再利用材を使用します。長さが足りないので、スカーフジョイントで2枚の2×6材を継ぐ予定です。今回は接合部に楔(込み栓)を打とうと考えています。
拡張する部分はスタッドと垂木、2スパン分でおよそ1200ミリの幅になります。こちら側も壁面収納を一時的に解体して、サイズを変更する必要があります。
筆者様
ガレージの、内側の天井のイメージは、自然、牧場の「納屋」を思い出させるデザインですね、2004年の写真を拝見致しますと。
Jim,
トラス組みのギャンブレル屋根は積雪時など、上からの荷重に強く、北海道など、牧草地帯でも多く見られます。欧米では牛舎として使われることもあり、広い屋根裏スペースに干し草を収納することもあるそうです。当構造物は未登記ですが、「納屋」として固定資産税を支払っております。自動車が入ることもありますが、事情があって「車庫」ではないことになっています。
筆者様
成る程!だから、簡単に牛舎的イメージが湧いて来るのですね。私は、この様な構造の美は好きです(^^)。
Jim,