Kit Garage “Huron” Extending — Part 1

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念願の米国Handy Home Products製輸入キットガレージ施工からおよそ13年が経過しました。施工当時に今は亡き父がお隣の土地との境界線の方を指差しながら言いました。「わしやったらもっと向こうの方に建てるなあ。」

我々にとってはガレージ裏側の空き地ですが、お隣さんにとっては玄関側になるので、気を遣って必要以上に多くのセットバックを確保しました。

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およそ12平米のこの空き地に単管パイプで製作した薪棚1号を設置し、さらに薪サイズに切断していない廃材/古材を置いてブルーシートで覆っていました。何年も置きっ放しになっていたので、夏は雑草が生え、使わなかった薪は虫やシロアリに食われる一方でした。

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こんな状態ならガレージやしゃれたデザインの小屋が建っていた方がお隣さんも喜ぶだろうし、我々も空き地を有効利用できます。

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ということで、廃材/古材をチェーンソーで薪サイズに切断し、単管パイプの薪棚は解体して別の場所に移設することにしました。

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空き地にはガレージに隣接する形でおよそ6平米の木工作業小屋を建てる計画です。

Kit Garage “Huron” Extending — Part 2へと続く。

Rebuilding Backyard Deck — Part 1

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日頃何かとお世話になっているご近所さんのログハウス裏庭側にある広大なウッドデッキを改修することになりました。このウッドデッキは我々の自宅と同様、20数年前にアメリカ人ビルダーが建てたログハウスの一部です。母屋に近く、雨が直接当たらない部分は建築当時のままで床板には1×4のウェスタンレッドシダーが使われており、それほど腐朽していません。数年前に貼り直されたSPF 2×4材の部分はかなり腐朽が進行しています。腐朽が進行したこの部分も元はWRC 1×4材が敷かれていたそうです。

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手摺と柵の一部はすでに撤去されています。廃材は薪ストーブの燃料として有効活用させていただくことになりました。幅およそ3m、長さ9.7mの既存デッキの大部分を解体して、新たに製作するデッキは幅を半分ぐらい、長さを7mぐらいに縮小する計画です。

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デッキの長さを短くする理由は、現在、母屋の西側にあるHandy Home “Melrose”を裏庭側に移動するためです。間口2.7m x 奥行き2.4mのこの大きな小屋を解体せずにどのようにして移動するかは現在、検討中です。我々の自宅母屋に隣接して建てた木製キットガレージと同じHandy Homeブランドの小屋ですから、構造は熟知しているので、解体と再組み立ては可能です。しかし、完全に解体すると、屋根材のアスファルトシングルなどは再利用できないので、かなりの出費になってしまいます。

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ウッドデッキの一部を撤去して物置小屋を裏庭側に移設するには、使われなくなったこの巨大なセントラルエアコン本体を撤去する必要があります。できるだけ出費を抑えて、エアコンを撤去するにはどうすれば良いか、暫し考えました。我々の自宅にも同じタイプのセントラルエアコンがあり、滅多に使わないので、裏庭に放置したままです。

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根太と大引き、束柱は加圧注入材が使われているようです。デッキの幅を半分ぐらいにするということは、束柱と束石、大引きを移動しなければなりません。腐朽していない木材はできる限り、再利用しようと考えていますが、作業工程を考慮すると、束柱、束石、大引きに関しては、再利用が難しいと思われます。

Part 2へと続く。

A Wooden Ladder To Rooftop

Ladder To Rooftop

Handy Home製輸入木製キットガレージ、Huronは二段勾配のギャンブレル屋根を採用しています。アメリカ中西部の田舎に行けば、ギャンプレル屋根の小屋はかなり一般的ですが、日本ではあまり見かけません。屋内の屋根裏スペースを物置として有効利用できるという利点以外に、屋根の修復作業も切妻屋根と比べると容易です。

私は予てからギャンプレル屋根の上に登って星空を眺めたいという願望がありました。南東側すぐ近くに街灯があるけれど、条件が揃えば天の川もうっすらと見えなくもありません。二段勾配の棟に近い方は、勾配が緩やかであり、カメラ用三脚を設置したり、折りたたみ式のリクライニングチェアーを置くことも可能です。問題はどうやって三脚やリクライニングチェアーを屋根の上に安全に持って上がるのかということでした。そこで、専用の木製梯子をSPF 2×4と1×4の端材を使って製作することにしました。

Ladder To Rooftop

側板にはSPF 2×4の6’を2本使用しました。6フィートあれば、ポーチの手摺から勾配の緩やかな屋根上にちょうど届きます。手摺と接する部分は直角三角形をノコギリで切り取り、切り欠きを設けました。これでしっかりと手摺に固定できます。

Ladder To Rooftop

踏み板には1×4の端材を使用。側板に深さ15mmの溝を切ってあります。溝掘りにはRYOBIのトリマーを使用しました。12.0mmストレートビットを使い、二回に分けて溝を掘りました。踏み板と側板は2本のビスを内側から斜め打ちで留めています。側板に2×4材を使用したため、完成した梯子はかなり重くなりました。溝の深さを10mm程度に浅くすれば、側板を1×4材にすることも可能だと思います。但し、その場合、踏み板は側板の外側からビス留めすべきかもしれません。いずれの場合もドリルで下穴を空ける作業を怠ると、木が割れる可能性大。

ギャンプレル屋根の上に登ることを専用とするこの木製梯子の最大の特徴は踏み板の取り付け角度。屋根の上に梯子を置いた時に踏み板が水平になるように工夫しています。この角度なら階段のように、三脚やリクライニングチェアーを片手に持った状態で、梯子を登ることが可能。但し、下りる時は梯子らしく後退しながらになります。

Ladder To Rooftop

普段は使わないこの専用梯子の収納場所はガレージの屋根裏。

Ladder To Rooftop

梯子が落下しないよう、フック部には三角の2×6端材とL型金具を使用しています。

作業の難易度:5段階で3

Rain Gutter for Garage Back Door — Part 2

Rain Gutter for Garage Back Door

エアコン配管化粧カバー製の自作軒樋が機能することがわかったので、「試作の軒樋」を一旦、取り外して見栄えを改良することにしました。鼻隠し板を別の少し長めの1×4材に交換して、見栄えが悪い自作の止水キャップを覆い隠す化粧板(ボロ隠し板)が鼻隠し板の両端に取り付けられるようにしました。また、エアコン配管化粧カバーは止水キャップと共にグレーのスプレー式速乾性塗料で塗装しました。

Rain Gutter for Garage Back Door

水勾配を左右逆にして、エアコン配管化粧カバー製軒樋を交換した鼻隠し板にビスで直付けしました。六角形の「ボロ隠し板」は鼻隠し板の木口に2本の釘で固定。この板は雨水に濡れるので、2、3年で腐るかもしれませんが、腐れば交換すれば良いと考えています。

Rain Gutter for Garage Back Door

満足できる程度に見栄えを改良することができました。人工的に大雨を降らせて自作の軒樋が機能していることを確認。縦樋として再利用するドレンホースの内径は15mmほどですが、軒樋に落ちた水は溢れたり、漏れたりすることなく、ドレンホースに排水されています。

Rain Gutter for Garage Back Door

止水キャップとドレンホース接続部分にはたっぷりと防水コーキング材を充填してあります。短い軒の出ではありますが、これで跳ね返った雨水が勝手口ドアとドア枠を濡らすことがほぼなくなったので、NORD製木製ドアの耐久性が大幅に向上したと思います。廃材を有効利用することもできました。

9月3日追記:縦樋として使用しているエアコン用ドレンホースですが、厳冬期にホース内の水が凍結すると膨張してホースが破れるかもしれません。冬に様子を見ながら結果をまたレポートします。

作業の難易度:5段階で3

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Rain Gutter for Garage Back Door — Part 1

Garage Backdoor

ガレージ勝手口の木製ドア下の方が腐朽して、今年4月にドアを取り外して修復しました。原因は雨水に濡れていたことだったので、ドアの修復直後に念願の庇を設置しました。母屋の屋根葺き替え工事に来ておられた大工さんに庇のことについて相談すると、庇は軒の出 x 3までの部分を雨水から保護すると教えていただきました。

Eaves for Garage Backdoor

そんなことは露も知らずに機能性よりもデザインを優先させたので、私が製作した庇は短めの軒の出となりました。大工さんは内心、これでは短すぎると思われていたことでしょう。

Rain Gutter for Garage Back Door

日照時間が極めて少なく、雨ばかりとなった今年の夏は、木製ドアとドア枠の下の方が湿気で膨張し、とうとう、ドアが閉まらなくなりました。これまでも梅雨の時期は木が膨張したので、鉋で膨張した部分を削っていました。冬になり、乾燥して木が縮むと隙間ができてしまうという問題もありました。

Rain Gutter for Garage Back Door

今回はドアではなくドア枠の下の方を取り外して、膨張した部分を鉋で削りました。これでドアは閉じれるようになりましたが、木材が腐朽するという問題の根本的な解決ではない。雨水でドアとドア枠の下の方が濡れる限り、いつかまた木材が腐朽するという事態が再発しそうです。

雨が降った後にドアの下の方を観察すると、砂がコンクリート基礎やその上に載っている土台、さらに上にあるサイディングやドア枠に細かな砂が付着していることがわかります。空から降って来る黄砂ではないことは一目瞭然。雨水が砂や土といっしょに跳ね返っているのです。これを防ぐには軒の出を極端に長くするか、雨樋を設けること以外に方法はありません。

Rain Gutter for Garage Back Door

母屋から取り外した古い軒樋はほぼすべて、小屋の軒樋として再利用したので、手元にあるもので軒樋として使えそうなものは…? エアコン配管の塩ビ製化粧カバーなら7〜8メートル分ぐらい廃材として余っていて、いずれは廃棄処分しなければと思っていました。これは使えそうということで、ガレージ勝手口のドア用庇に軒樋を製作することにしました。

先ずは軒樋を固定する鼻隠し板を庇に取り付ける必要があります。鼻隠し板は1×4材を使用しますが、固定する垂木の面が小さいので、2×4材を三角に切断して2本の垂木にそれぞれ2本のビスで固定しました。

Rain Gutter for Garage Back Door

止水キャップはトタン板を加工して、エアコン配管化粧カバー製軒樋の左右の端に取り付け、防水アルミテープ(ブチル)で固定しましたが、見た目が酷い。人工の雨を降らせてみて、配管化粧カバー製軒樋が雨樋として機能しているかどうかをチェックしました。水勾配も問題ないようで、縦樋代わりのエアコン用ドレンホースに水が排水されます。

Rain Gutter for Garage Back Door

雨樋として機能し、跳ね返った水がドアを濡らすこともないので、これで完成としたいところですが、見栄えが悪くて私としてはこれでは満足できません。

Rain Gutter for Garage Back Door — Part 2へと続く。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 6

Kit Garage "Huron" Repainting

ガレージ北側の壁とトリムボードの再塗装が完了しました。壁面はアサヒペン、ウッドガード(ダークオーク)塗り立ての状態なので、半乾きの部分と濡れている部分が混ざっています。古い塗料(オリンピックのオーバーコート)と比べて、光沢があります。

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壁に使われているサイディングは、Handy Home Productsの2003年版カタログをみると、SmartSideというLouisiana Pacific Corporationの登録商標が使われています。さらに古いカタログでは、EZPanel Sidingという登録商標も用いられています。現在は、メーカー名を採用したLP SmartSideになっているようです。

この厚み10mmの木製合板パネルは使用する塗料によっては無垢の米杉の板のように見えますが、本物の板よりも耐久性があり、10年前に一度しか塗装していないにもかかわらず、表面にカビは生えても腐朽していません。割れや反りもないし、米国で長期保証されているのも頷けます。

無垢の米杉を使ったベベルサイディングであれば、塗装する時に大量の塗料を吸収しますが、表面のエンボス加工のおかげか、このサイディングは塗料の消費量が少なくて済みます。開口部がない北側の壁(幅3,635mm x 高さ2,100mm + ギャンブレル屋根の部分)を再塗装するのに使用した塗料は1L以下。

後は母屋に面する西側の壁面とトリムボードが残っています。現在、足場の上で板金屋さんが作業中であり、物が落ちて来ると危険なので、西側壁面の再塗装は板金屋さんの作業終了後に実施します。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 7へと続く。
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Kit Garage “Huron” Staining — Part 5

Kit Garage "Huron" Repainting

5角形の板はエンドキャップと言いますが、北側の2枚は余ったサイディングを合板に張り合わせて新たに製作しました。

Kit Garage "Huron" Repainting

左が古い塗膜のエンドキャップ、右が余材を張り合わせて製作したエンドキャップ。

Kit Garage "Huron" Repainting

北東側コーナー部分のトリムボードは、6’のSPF 1×4材で製作しましたが、長さが不足するので継ぎ足してあります。化粧板ですから構造的には何ら問題はありません。

Kit Garage "Huron" Repainting

ギャンブレル屋根切妻部分と北側壁面のつなぎ目を隠すトリムボードも木材が弱っていたので新しいものと交換しました。新しい1×4材を取り付ける時に判明したことが一つ。元通りに取り付けようとすると水平にならない。確か、この部分はパーツが欠品していて、ガレージを購入したセカンドハウスのスタッフが後から取り付けたものです。木工作業には素人のスタッフであり、ノコギリで木材を切断する際に指に怪我されたのを覚えています。水準器を使わずに、取り付けたのでしょう。

Hydrangea

紫陽花は毎年、この時期に開花しますが、足場の下で咲くのは今年だけ。

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Kit Garage “Huron” Staining — Part 4

Kit Garage "Huron" Repainting

カビが生えている北側壁面とトリムボードの再塗装に取りかかりました。先ずは、高圧洗浄機でカビを落とそうとしましたが、洗浄機の調子が悪く、デッキブラシを使って、上下左右にゴシゴシ。エンボス加工が施されたこの木製サイディングは、見た目よりも丈夫。施工後10年が経過しましたが腐朽している部分はほとんどありません。

Kit Garage "Huron" Repainting

切妻部分のトリムボードは一旦、取り外してから、Ryobiの電気鉋で古い塗膜を削り落としました。裏と表を逆にして左側にあった板を右側に取り付けるという方法もあります。

Kit Garage "Huron" Repainting

釘も再利用しています。

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Kit Garage “Huron” Staining — Part 3

Kit Garage "Huron" Repainting

今日は東側壁面とトリムボードの再塗装。鼻隠しに相当する1×4材とその下の板は取り外すことなく、古い塗膜をできる限り落としてから油性浸透性塗料であるキシラデコール(#103チーク)を上から塗布しました。この木製輸入キットガレージにはPella製の木製上げ下げ窓が東側に二つと西側に一つ取り付けてあります。そのトリムボードは取り外してから、傷み具合を確認後、電気鉋で古い塗膜を削り落としてから再利用しました。傷ついた板や腐朽していたものは新しいSPF 1×4材に取り替えてから、キシラデコール(#103チーク)で塗装。窓のアルミフレームの部分は白のまま。コーキング材は再充填していません。

壁面はアサヒペン、ウッドガード(ダークオーク)で上塗り。比較的小さな刷毛で塗装したら、手のひらにまめができました。施工直後の塗装時はローラーを使用。壁面は表面が凸凹しているのでローラーよりも刷毛の方が凹部に塗料が浸透しやすいため、今回は刷毛で塗装しています。

Kit Garage "Huron" Repainting

ガレージドアがある南側正面と東側のトリムボードと壁面の再塗装が完了しました。

Kit Garage “Huron” Staining — Part 4へと続く。
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A Shelf In The Attic — Part 3

A Shelf In The Attic

西側の床材が薄く、物を載せると撓みがあったので、梁を増やして補強しました。

A Shelf In The Attic

東側も床材を追加して釘で固定しました。

A Shelf In The Attic

ガレージ建築後、ちょうど10年が経過し、ガレージドア上方の空きスペースが物置スペースとして生まれ変わりました。棚の製作には余財がないので、シンプソン金具を含めてすべて余材を使用しました。製作直後はこんな感じで空いていますが、一年、二年と経過すると、縦方向にも物がいっぱいになり、今にも落下しそうになるかもしれません。北側の屋根裏収納スペースはすでにそういう状態になっています。

作業の難易度:5段階で3

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A Shelf In The Attic — Part 2

A Shelf In The Attic

ガレージドア(シャッター)上の空きスペースは、何れ、電動の木製オーバースライダーに変更するつもりで、意図的に空けていました。ガレージ建築後10年が経過し、今の手動式のスティール製ドアに特に不満はないので、このままスティール製ドアを使い続けることにしました。となると、ドア上方の空きスペースが無駄に空いているということで、物置用の棚を製作することにした次第です。

A Shelf In The Attic

今日は、西側に梁を設置し、床材を固定して物が置ける状態にしました。東側の床材は仮に固定したままの状態です。

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A Shelf In The Attic — Part 1

A Shelf In The Attic

ガレージドア(シャッター)上の屋根裏に大きな未使用空間があるので、一部を棚にして物置スペースとして有効利用することにしました。ウェスタンレッドシダーの余材(長さ12’の2×4)をギャンブレル屋根の勾配に合わせて角を落とし、強度を考慮して縦に置いてガレージドアの上に渡しました。

A Shelf In The Attic

垂木に釘で仮留め。

PALMGREN 4" DRILL PRESS VISE

梁として使用する長さ615mmのSPF 2×4材を上から固定するための下穴を空けました。先日、工具市で入手したPALMGRENの4″ボール盤専用バイスと孔空け用ジグを使用。

PALMGREN 4" DRILL PRESS VISE

ボール盤を所有していない私にボール盤専用バイスは不要なので、間違って入手してしまったかと思っていましたが、一工夫すれば、孔空け加工時のバイスとして機能することがわかりました。ワークベンチにはクランプで固定します。

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この組み合わせを使うと確実に2×4材の中心に真っ直ぐな孔を空けることが可能。

A Shelf In The Attic

棚板と言うか屋根裏スペースの床材が手元にないので、ベニヤ板の端材を仮に固定してみました。Weberのグリルとチャコールスターターを置きました。床板を貼れば、横3.6m、縦0.6mの面積が物置スペースとして利用できます。高さは中心部で小学生の身長ほどあります。

A Shelf In The Attic — Part 2へと続く。

Repairing Garage Backdoor — Part 4

Garage Backdoor

ガレージ勝手口木製ドアの修復が完了しました。屋外側は木部防腐剤(クレオトップ)を塗布しました。前の塗料(OLYMPIC OIL STAIN)が残っていて、意図せず、アンティーク調仕上げになりました。

Garage Backdoor

屋内側はこれまで通り、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを再塗装。ドアの修復完成記念にWELDITの真鍮製フィンガープレートを取り付けました。

WELDIT Finger Plate

ビスも真鍮製を使用。フィンガープレートは装飾品として取り付けたので、実際にこのプレートを指で触れるわけではありません。

庇を取り付ける前は、土台とドア枠の隙間から雨水が浸水していましたが、現在はそうした問題も解消したようです。

作業の難易度:5段階で4

Eaves for Garage Backdoor — Part 2

Eaves for Garage Backdoor

ガレージ勝手口庇の1×4野地板にルーフィング材を貼り、その上からアスファルトシングルを取り付けました。シングルは一枚、向きが逆になっていますが、後から修正できないし、機能的には何ら問題なさそうなのでこのままにしておきます。

AP Aviation Snip Pliers Straight Cutting

アストロプロダクツ製板金加工用ハサミ(ストレート)を入手したので、試しにトタン板を切断し、水切り加工することにしました。横から見えていた1×4野地板の木口が綺麗に隠れました。板金は私が最も苦手とする分野ですが、専用のハサミを使えば、ほぼ真っ直ぐにトタン板を切断することができるし、バイスに挟んでハンマーで叩けば、トタン板を直角に折り曲げることも可能であることがわかりました。

Eaves for Garage Backdoor

アスファルトシングルは二枚重ねて専用の釘で留めましたが、庇の裏側に一枚目を留めた釘が貫通していました。これで貫通した釘が気になるので、ドレメルのミニルーターで突き出た部分を切断しました。火花が盛大に飛ぶので注意。

念願の勝手口ドア用の庇が完成しました。横殴りの強い雨はドアの下部を濡らしますが、庇がなかった以前と比べると濡れ方が随分とましになりました。

作業の難易度:5段階で3

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Eaves for Garage Backdoor — Part 1

Eaves for Garage Backdoor

腐朽したガレージ勝手口ドアの修復が完了したので、今度は腐朽した原因の一つを解消するため、庇を製作することにしました。米国製Handy Homeキットガレージに大きな庇は似合わないこと、ガレージ施工後に庇を取り付ける方法がわからないことなどを理由に、この10年間、ずっと放置していました。そのため、このガレージには立派すぎる勝手口木製ドアが雨水により、下の方が腐朽しました。やはり、ガレージ建築地の風土や母屋との位置関係を考えると、雨水がドアに当たるのを極力、避ける庇が必要です。

Eaves for Garage Backdoor

先ず、SPF 2×4材をドア枠の厚みに合わせて電気鉋で削ってから壁面に取り付けました。ドア枠に接触しない端の部分は45ºで面取り加工してあります。これまでは金具を使用して垂木(壁面と直角に突き出た材)を壁面に直接、取り付ける方法しか思い付かず、適切な位置にスタッド(間柱)がないので施工不可能と思っていました。今回、思い付いた方法は垂木を固定する2×4材を壁面に水平方向に取り付けるというアイデアです。この2×4横材はスタッドに固定するので庇の長さよりも長くなります。

Eaves for Garage Backdoor

垂木も2×4材で加工しました。垂木に加工した勾配はギャンブレル屋根の勾配に合わせてあります。間柱に打ち付けた横材とはシンプソン金具(ダブルシェアハンガー)で固定。垂木は3本、用意しましたが、強度的に2本でも問題なさそうなので、ドア中心線上のドア枠に固定する垂木は省略しました。(ダブルシェアハンガーは本来は根太受けに使用するものです。)

Eaves for Garage Backdoor

内側の野地板は斜めにカットしてあります。

Eaves for Garage Backdoor

勾配を加工した2本の垂木に1×4の野地板、3枚をビス留め。2×4横材、垂木、1×4野地板に木材防腐剤、クレオトップを塗布しました。

後は野地板にルーフィングを貼り、その上からアスファルトシングルを留めれば、オリジナルの庇はほぼ完成します。水切りを付けるかどうか、現在、検討中。

Eaves for Garage Backdoor — Part 2へと続く。