Heian Antique Flea Market — Part 1

TIMES粟田口駐車場
岡崎で最大駐車料金1,000円は最安かもしれません。

京都市中心部の洛中と呼ばれる地区に出かける際は特にどの駐車場を利用するかが重要となります。大抵の場合、目的地から少し離れた所にある駐車場がちょっと不便かもしれないけれど安くてお得感があります。(今回、選んだ駐車場は東大路よりも東側にあるので「洛中」ではありません。)

ちょっと不便と言うより、散歩するにはちょうど良い距離です。琵琶湖疏水にかかる橋を渡って、市立動物園の前を通り、

最初の目的地である権太呂岡崎店に到着。

同行者は木の葉丼(¥1,100)、私はおろしざる蕎麦とお好み御膳のセット(¥1,500)を注文。

食後は次の目的地である平安蚤の市が開催されている、平安神宮前の岡崎公園へ。

このフリーマーケットに来たのは人生初のはず。100店以上が出店しているようです。米国イリノイ州とミシガン州滞在時に週末に頻繁に出かけたフリーマーケットと同じような香りがする。和骨董を扱う店よりも洋物を扱う店の比率が高いという印象を受けました。

私にとっての掘り出し物は日本製の古道具。

実際に使うかどうかわからない秤り。

錆だらけの鉋(¥500)に、

手入れが必要な鑿(¥1,000)。鉋や鑿を販売する店は2、3店しかなかったように記憶しています。こちらの店で鉋を大量に買った外国人がいたそうで、良いのは残っていないでしょと店主が言われていました。

珍しい立ち鉋(鉋台を修正する鉋)と敷居の溝を掘る時に使う鉋。共に¥500。いずれも手入れが必要です。

天然砥石は厚めのものは¥3,000、薄いものは¥2,000。ちょっと迷いましたが、こちらは購入せず。

次回は4月12日に開催。4月は26日にも開催するそうです。私にとっての次回は3月21日の東寺弘法市になりそうです。

Heian Antique Flea Market — Part 2へと続く。

Fixing The Chimney Pipes — Part 5

フラッシングにコーキングを施して屋根に固定する前に、一時的に取り付けてある50センチの断熱二重煙突を1メートルのものに交換します。

レインキャップも取り外して。

屋根を貫通する断熱二重煙突パイプの先端はこの辺り。

手前の1メートルの煙突パイプに交換します。

フラッシングの固定は後日になりますが、先に変性シリコンコーキング材と専用のビスを買いに伊藤嘉へ。コーキング材はブラックを選択。

親切な店員さんに相談しながら板金ビスや板金を折り曲げる職人用の専用工具も入手しました。

帰宅後、煙突交換作業の続き。1メートルの直管でも破損したものと比べると、重量が半分程度なので、楽に持ち上げることができます。

足場兼庇があるのとないのとではえらい違いがある。

屋根を貫通する断熱二重煙突パイプとはロッキングバンドを使わずにビス3本で固定しました。こういう時、左右両手が使えると安全且つ便利。

垂直を確認するまでもなく、ルーフサポートで垂直が出ているので真っ直ぐです。

フラッシングを仮り置き。

上の方は横葺の屋根材の下に潜らせて雨漏り対策とします。不要な分を板金鋏で切断。

屋根上に載せた梯子を少し右にずらせてからフラッシングを屋根上に置きます。

ストームカラーの次にレインキャップを被せて、作業終了。

コーキングは後日。煙突パイプの全長は現在、薪ストーブ本体からレインキャップ先端までおよそ4.5メートル。薪ストーブのマニュアルによると最長33’、最短15’なので最低限の長さはクリアしていることになります。

Fixing The Chimney Pipes — Part 6へと続く。
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Setting A Japanese Chisel

鑿のかつらを柄に仕込む方法を解説されている素晴らしいサイト家具職人入門を参考にさせていただいて、先日、購入した追入鑿のかつらを仕込みます。

かつらを外して、捲れている部分を丸やすりで削り落とし、柄を別の鑿で少し削ってから再びかつらを柄にはめました。

次にポンチを叩いて穴を掘りました。周縁部に穴を掘ると柄が割れるので注意。

水に浸けて木の繊維を軟らかくしてから玄能で木の繊維を叩き潰しました。これ、「木殺し」というそうです。これでかつらが外れることはないでしょう。

参考にしたサイト、細部に拘りつつCGを使ってわかりやすく解説されています。このような貴重なサイトがあれば、日本の伝統技法を次世代に伝承することができます。

Oiire Nomi (Chisel) — Part 2

「しが割」クーポン第2弾は3週で予算上限に達したようで、割引券の発行が終了しました。去年の第1弾は一度もクーポンを使用せず、その反動でしょうか、第2弾は3枚のクーポンをすべて使いました。クーポンの消費先は安曇川の伊藤嘉。3週連続で伊藤嘉を訪問しました。

今回、購入したのはメーカー不明の比較的、安い刃幅8分(24ミリ)の追入のみと呼称サイズ10ミリのダボ錐。追入のみ税込¥2,200とダボ錐税込¥891で合計¥3,091から900円分の割引適用で2,191円。ダボ錐の分が無料となりました。

調べるとこの追入のみ、どうやらメーカーは藤原産業のようです。柄は樫製だそうです。

高価な鑿と比べると、見た目からしてチープ感が漂っていますが、切れ味はどうなんだろう。6000番の砥石で研ぐ予定です。

この3週間は伊藤嘉と神威がセットになっています。今日は祝日だけれど月曜〜土曜のお昼限定メニューを注文することができました。

今日の一品は揚げ出し豆腐

お好み焼きにサラダとご飯またはトッピングにドリンクが付いて、1,000円はお得感満載。

煙突が落下して以来、筒状のものを見たら何でも薪ストーブの煙突に見えます。神威で見たこの排煙ダクトは間違いなくスパイラル煙突としても使用されるものです。

このダクトは電気屋さんが取り付けたそうですが、取り付け方が気に入らなかったので、マスター自らが修正し、塗装したそうです。薪ストーブの煙突として使用する場合は径の小さいダクトを内側に入れて、隙間に断熱材を充填するようです。溶接することができれば、自分で製作できそう。

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Oiire Nomi (Chisel) — Part 1

今週も「しが割」クーポンを入手し、二週連続で安曇川の伊藤嘉へ。先週はトラックロープと作業用手袋を入手しました。今週はヌメ革のベルトと決めていましたが、追入鑿も入手したいと思っていて、弥作ブランドの一寸(30ミリ)幅の鑿が5,000円と切りが良いお得な価格だったので、購入することにしました。レジで入力した価格は1,500円引きの4,000円。伊藤嘉ではほとんどの商品が税込価格での表示となっており、この鑿も税込だと思っていたら、例外的に税別表示でした。

私が所有する鑿はすべて貰い物。右の一寸二分(36ミリ)の鑿は、20年近く前に義父に貰った時はここまで短くはなかったような記憶があります。使用限界まで短くなったので、引退してもらい、今後はこの新しい鑿を使用することになるでしょう。播州三木の弥作は柄が赤樫だそうです。

繊維の方向と直角になる短辺側の幅が30ミリの枘穴を掘る時などに使う予定。もちろん、長辺側も。切れ味はまだ試していないのでわかりませんが、価格から推察すると切れそうではあります。

Oiire Nomi (Chisel) — Part 2へと続く。

Making Landing Net Frames and Grips — Part 8

二種類の棒ヤスリとナイフ、100番〜120番のサンドペーパーを使って、プロトタイプ22のフレームとグリップ部を荒削りしました。

左:プロトタイプ21、右:プロトタイプ22

見比べると、右のプロトタイプ22のグリップが幅広になっている。

罫引と糸鋸を使ってフレームの外側に溝を切りました。溝の深さは1.5ミリ〜2.0ミリぐらい。続いて我楽多市で入手した曲線定規を使って35個の穴を等間隔で空ける位置にマーク。1.5ミリのドリルビットを使い、35個の穴を貫通させました。グリップを貫通するところは特に慎重に。ワークベンチに取り付けた大型のクランプが役に立ちます。

次回は塗装の工程に進みます。

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Tool Market 2022 Autumn — Part 2

工具市でシルキーめばえの1/3ほどの価格で入手した宗二郎剪定鋸の切れ味が気になったので、切り比べしました。

左からめばえ鞘、宗二郎鞘、広葉樹の堅木、刃の長さ270ミリのめばえ、刃の長さ270ミリの宗二郎。

めばえは切断するのに44往復。歯振がないので切り口が綺麗。

宗二郎は切断するのに63往復。歯振ありが原因なのか、切り口は粗い。刃の長さが同じ270ミリで、鞘は互換性がありそうです。3倍の価格差はやはり切れ味と切り口の綺麗さに現れている。

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Tool Market 2022 Autumn — Part 1

DIO WORLDで開催される半期に一度の工具市、今回も初日の木曜の午後に出かけました。

最初に目にとまったのはシルキーの剪定鋸。

初めて目にした宗二郎の刻印がある剪定鋸。木製の柄が特徴的なSilky Mebaeにそっくり。工具市での価格はシルキーの1/3ほど。

ホルダー付きのコンベックス(原度器PROMART HYBRID) が500円は激安なので、これもカゴに入れて。

Silky Mebaeは240ミリの刃が付いた本体に210ミリの替刃3枚を付属して3,000円で販売されていました。替刃3枚がおまけという売り方はなぜだろうと思い、調べてみると、「めばえ剪定」が2022年9月30日に製造を終了したとのことで、後継品として「めばえネクスト」を販売しているそうです。

シルキーめばえは1972年発売、50年間も定番商品として製造していたとは!「めばえネクスト」に採用される刃は衝撃焼入を施していないので上目の目立て直しが可能とのこと。

Tool Market 2022 Autumn — Part 2へと続く。

Okatsune Shears Sharpened

一度も研いだ記憶がない岡恒の刈込鋏、切れ味が悪くなったので、粒度が異なる3種類の砥石で刃を研ぎました。ナットを緩めて鋏を分解し、研ぎ易くしてから鑿と同じ方法で研ぐと、以前の切れ味が蘇りました。やはり、刃は定期的に研ぐべきだと実感しました。

岡恒刈込鋏60型205

Toyota AQUA — Changing Engine Oil and Filter

前回交換時から随分と経ちました。ahiruさんのToyota Aquaのエンジンオイルとフィルターを同時交換しました。今回、使用したエンジンオイルはMOLY GREEN 0W-20 SP/GF-6A。フィルターはAP製。

交換に要した工具は14ミリのソケット、短めのスピンナーハンドル、35N•mで締めれるトルクレンチ、64ミリのカップ型オイルフィルターレンチ、短めのエクステンションバー、ラチェットレンチ。他にガレージジャッキと馬2頭、そして自作の木製スロープと木製スリーパー。

エンジンオイルとフィルター交換後、oberton_cafeで冷たいお薬と夏季限定デザートをいただきました。Cassata(カッサータ)とは「イタリアのアイスケーキ。クリームチーズと生クリームの生地に洋酒に漬け込んだドライフルーツ、ローストしたナッツ、チョコレートを混ぜ込んだアイス。」だそうです。

総走行距離:71,371km(前回からの走行距離:6,915km)

Scrap Wood Storage — Part 1

木製カーポート内に端材置き場を製作します。まずは自作した簡易束石の上に89ミリ角のWRC角材の柱を立ててから、柱と交差する大引きを幅89ミリになるよう縦挽き。105ミリ角の材を89ミリ角にするには、自作のテーブルソーで上下から45ミリずつ縦挽きし、中心に残った15ミリを手鋸でさらに縦挽き。端材置き場自体も手元にある端材で製作しています。

上の年代物のF型クランプ、なかなか使い勝手が良い。ご近所さんが常時開催している無人我楽多市で200円か300円で購入しました。

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Making Sawhorses — Part 7

20年近く前にシンプソン金具を使って製作した一頭目と二頭目の高さが新たに製作した三頭目と四頭目の高さより、10ミリほど高いので、脚を切断しました。

この古いタイプの馬は2×4材の脚が馬らしく4本あり、桟を取り付けてA形になっていました。その桟が不要なので、取り外そうとしたら、斜めうちのビスが外れない。こういう時に便利そうなのがハンマーで叩いて緩めるインパクトドライバー。

Astro Products製インパクトドライバー(スリム)を初めて使用しましたが、ビスが緩みました。

桟がなくても金具の構造上、脚が不用意に開かないのでこちらの方がスッキリ。天板(背中)の長さを三頭目と四頭目と同じ700ミリに短くしました。

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Wood Chopping

1回目

玉切りした、径が大きい広葉樹の太い幹は今まで、乾燥させてから薪割りしていました。堅木の場合だと、斧では割れないので、ダイヤモンド型薪割り楔と大きなハンマーを使って薪割りしていました。今回、先日玉切りしたばかりの乾燥させていない生の太い幹を斧で割ると、いとも簡単に割れました。

2回目

2回目でもう、割れています。樹種にもよりますが、広葉樹の堅木の場合、乾燥する前に薪割りした方が楽。

Wells Lamont Heavy Duty Cowhide Work Gloves

COSTCOで売っていたWells Lamont(ウェルズラモント)の牛革製作業手袋を試着したらフィット感が良くて、買うかどうか迷っていました。3双セットで3千円ぐらいで売ってましたが、3双も要らないし、メルカリでバラ売りされているものを購入することにしました。

調べると、Wells LamontはW.O. Wellsが1907年にサウスダコタ州アバディーンで創業した作業手袋専門メーカー。創業当時の社名はThe Wells Glove Companyですが、1914年にMaurice Lamontが加わり、社名をWells Lamontに変更。”Stubbon about Quality”(「品質には頑固に拘る」)というキャッチフレーズは、1980年代にPaul Harveyが考えた広告コピー。

米国サイズのMのみ販売されていました。指が短い私が着用すると、指先に空間ができてしまいますが、他の作業用手袋も同じで私の指が短いのが原因なので致し方ありません。

Firewood Collection 2022 — Part 3

河川敷に集めた伐採済みの木材を手動式のチェーンブロックを使って、師匠が引き揚げていました。私もチェーンブロックが欲しいと思っていますが、使用頻度はそれほど多くはなさそうです。

河川敷と林道の高低差は3メートル近くはあります。

前日に玉切りしたヤシャブシの幹。

シルキーメバエに付属する鞘をベルトに通しておくと便利。

Husqvarna 236e、使用後は必ずメンテナンスすると、快適に使えます。このモデルもチェーンオイルの潤滑不良が起こりやすいように思います。ガイドバーの孔や溝を頻繁に掃除する必要があります。

玉切りした伐採済みの木材を車に積み込みます。

積み込んだ木材は3往復ぐらいして自宅に運びました。

小さな軽自動車ですが、ジムニーよりも一度に多くの木材を運ぶことが可能。

立った状態でチェンソーを始動できるようになりました。

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