Making A Cupboard — Part 4

栗材の木枠はやはり25ミリ角で行こうと、同じ長さの角材を4本、テーブルソーで切り出しました。よく見ると切り出した角材は反っているので、修正します。

中央部分が弧を描くように迫り上がっている。墨線を引いて、平鉋で削りました。この後、テーブルソーでさらに微調整して反りを修正しました。反りを修正した時点で角材の木枠は24ミリ角になりました。

3ミリの溝切りカッターで深さ5ミリの溝を4本の角材に切りました。

磨りガラスを溝に入れて問題がないか確認中。

問題なさそうなので、次回は背面の磨りガラスを入れる溝を切る予定です。

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The Park 956 — “Roomette” The Trailer

去年春に開店して以来、進化し続けるThe Park 956にはほぼ隔週で通うようになりました。看板メニューのサイフォンコーヒーが美味しいのは当たり前ですが、モーニングのゆで卵やトースト、ポーク玉子おにぎり(明太子付き)、それにエスプレッソをベースにしたメニュー(カフェラテ、アフォガードなど)も絶品です。

前回、訪問時に月末(9月29日)にイベント出店時に便利な待望のトレーラーが届くと言われていました。当日の夜にこっそりと確認済みだったそのトレーラーを見せていただきました。

ボディーカラーが牽引するジムニーと同色。

ジムニーのリヤバンパー付近に牽引用の金具が付けられている。

車内も見せていただきました。内装はこれから自分たちで施工するそうなので、完成するまで画像公開は控えさせていただきます。

リヤウィンドーの下に”Roomette”の文字が見えますが、”roomette”とは寝台車の個室を意味します。トレーラーの製造元は神奈川県相模原市のCROCO ART FACTORY

Otsu Matsuri 2025 — Trial Run

猩々山

天候が良ければ早朝から出かける予定でしたが、今日は夕方までずっと雨の予報だったので、昼から出かけることにしました。

猩々山

山建ての際に貴重な材が雨で濡れないようにブルーシートがかけられています。中央小学校敷地内にクレーン車を駐車させてロープを引っ張っている。

湯立山

湯立山のシートはこんな感じ。私は鈴鹿サーキットで入手した合羽とワックスを塗布した防水バケツハットを着用。今年はカメラ機材を用意していません。

湯立山

去年は早朝6時過ぎ頃から山建ての様子を写真撮影しました。

湯立山

順調に山建てが進んでいるようで、午後2時頃から曳き初めが始まります。

西行桜狸山

狸山の前を通って、天孫神社へ。

天孫神社の神輿

神輿の蔵出しは終了していました。

源氏山

京町通を西へと進み、源氏山へ。

源氏山

この辺りは路面が石畳、電柱がなく、電線は地下に埋めている。

数年前から源氏山の山建ては松井工業が担当されています。私の左が松井社長、右が娘婿。電線がないので、ブルーシートをかけるところがなく、山建てはブルーシートなしでやったそうです。屋根上に登った時、足元が滑って怖い思いをしたと言われていました。

殺生石山

中町通を東に戻り、曳き初めが始まった湯立山を追いかけました。

車を停めた大津幼稚園前の駐車場辺りで湯立山の曳き初めに参加しました。

浜通りを右折すると県庁まで登り坂になっており、曳き手不足になりがち。

滋賀県庁前の登り坂

この坂はきついので、体力消耗します。湯立山は13基の中で最も重いのではないだろうか。

湯立山

県庁前を右折して百石町通りに出ると、後は道が平坦か下りになっています。

湯立山

中町通を後退しながら玉屋町へと戻ります。

湯立山

ブルーシートの下に戻りました。

Otsu Matsuri 2025 — Yomiyaへと続く。

Making A Cupboard — Part 2

ガラス戸に使われていた木枠を解体し、薪サイズに切断しました。厚みが2ミリの磨りガラスの大きさを測定してから食器棚の略図を作成しました。

大西製材所で入手した栗の板材から25ミリ角の角材を自作テーブルソーで試しに縦挽きしました。木材博物館によるとクリの気乾比重は0.60で強度は硬いとなっていますが、この特定のクリの特性なのか、最近よく使う同じ気乾比重0.60のヤマザクラと比べると軟らかいと感じました。25ミリ角では強度に問題が発生しそうなので、木枠は30ミリ角に変更しようと考えています。

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Aloha Cafe Pineapple

Aloha Cafe Pineapple宝塚店を初訪問しました。直前に丸亀製麺で食べたカツ丼が恐ろしく甘くてその口直しをしようと、喫茶店を探していてたまたま見つけて入りました。建物からしてハワイ風。

1981年の秋から冬にかけてワイキキ郊外に滞在しましたが、当時から現地でコーヒーと言えば、コナコーヒーでした。薄いけれどアメリカ本土のコーヒーよりもずっと美味しいという印象があります。日本茶を飲むように薄いコーヒーを何杯も飲むのがアメリカ流。そう言えば、アメリカンという薄いコーヒーが日本にもありました。Starbucksがなかった頃です。

ハワイコナブレンド(税込¥660)、一口飲んだだけて懐かしい香りがしました。

カツ丼の口直しとして注文したハワイアンバーガー。カリッとした自家製バンズが妙に美味しい。フライドポテトはしっかりとした味付けがしてありました。ケチャップとマスタードはポテト用ではなく、ハンバーガーに好みで付けるものらしい。

炭焼きと思われるハンバーガーはこれまでに食したハンバーガーの中で一番か?と思うほど。ボリュームもあってこれなら税込¥1,089は高くはないか。

義母が注文したハワイアンブルー(税込605円)は100%パイナップルジュース。ハワイのフルーツと言えば、やはりパイナップルでしょうか。ホノルルからノースショアに向かう途中は必ずパイナップル畑の中を通りました。肥やしの匂いが車の中に充満する、懐かしい思い出が蘇りました。

滋賀県内には草津栗東店があるそうなので、行ってみよう。

Making Whetstone Bases — Part 13

こまそうさんから頂いた杉の角材と曲線定規を使って、砥石台を作りました。曲線は一部だけになりますが。

足となる二本の角材を接着中。曲線部分はすでに小型の反り台鉋で加工済みです。

足の余分を切断し、全体にサンドペーパーを掛けてから亜麻仁油を塗布しました。

載せるのはこの人造砥石。これまで専用の砥石台を用意していなかったので、面直しをする際に砥石が動いて困っていました。画像を見るだけて中央部分が凹んでいるのがわかるほど、反っている。

人造砥石は使用する前に砥石ごと水に浸ける必要があり、木製の砥石台から容易に砥石が外れなければなりません。

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Another Vintage Paper Cutter

安曇川藤樹の里道の駅で入手した年代物の裁断機を調整しました。金属部品の錆落としは二台目ですが、今後、同じような裁断機を入手することはないだろうから、これが最後と思っています。

刃は取り外してから磨きました。ナットの締め付け具合がゆるかったので増し締めしておきました。鋏ではないので刃を分解しても切れ味が変わることはない。前回に気付いたのですが、可動部分の刃が円弧を描いている。

足の部分が劣化していたので取り除いて、代わりに樹種不明の廃材を加工した角材を取り付けました。

廃材を加工した角材はやはりミズナラのような気がします。

Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 14

9月第4日曜は「がらくた市」開催中の安曇川藤樹の里道の駅へ。主催者である「古物とふしぎなガレージ」の店主のところで見つけました。この前、四天王寺で入手したものより小ぶりな裁断機。Suehiro Photo Productsと刻まれた銘板が付いています。価格は2,000円のところ1,000円というお得意様価格で入手しました。廃業した写真館で使われていたものかと思います。

同行者はこまそうさんの店で金継ぎ用の古い皿一式を入手。

曲面加工用の定規と杉の角材をいただきました。画像のような砥石台を作るためのものだそうです。

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Making Chopsticks — Part 23

逆目になる原因を探るため、加工した桜一枚板を平面出ししてから9ミリ角のブランクを作りました。板は完全な平面にはなっていませんが、この程度で大丈夫でしょう。

箸製作用治具に載せて平鉋で削ったところ、逆目にならずに綺麗に削れることを確認しました。仮説が正しかったようです。

途中で木目が変わる唯一無二の箸が完成しました。販売できるレベルの仕上がりです。

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Making Chopsticks — Part 22

大きく反っている桜の板からブランクとなる9ミリ角の角材を自作のテーブルソーで加工しました。加工したブランク6本(3膳分)を治具を使って箸の形状になるように鉋で削ると、6本とも端っこの同じ位置で逆目になってすべて没になりました。

桜は加工性が良いはずですが、なぜ同じ位置で逆目になるのか?これまでと違う方法でブランクを加工をしていないか考えてみました。これまでは板材の状態で平面出しをしてからテーブルソーで縦挽きして9ミリ角のブランクを作っていました。

今回は横着して大きく反った状態の板をテーブルソーで縦挽きして強引に角材に加工しました。出来上がる角材は弓のように反ったままなので、まずは10ミリの角材にしてから縦挽きする切断面を変えて、端っこの方と中心部分だけさらに1ミリ切断するという方法です。

切り出したブランクの長さが250ミリほどあったので、片方だけ10ミリほど切断してから治具に載せて鉋で削ったら、切断しなかった方の端っこに逆目が出たということではないだろうか。

木目を読むのは本当に難しい。やはり今回のような経験を重ねて初めてわかることかもしれません。上の仮説は間違っているかもしれないので、次回は同じ板を使い、板の状態で平面出しをしてからブランクを切り出してみよう。

Making Chopsticks — Part 23へと続く。
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Vintage Paper Cutter

四天王寺で500円で入手した裁断機を修復しました。カッター部分を除く部品を木製の台から取り外して錆を落としました。ネジはすべてマイナスなので相当古い代物だと思われます。製造後、少なくとも半世紀以上は経過していそうです。

劣化したゴム製の足が二つ付いていましたが、不要なので取り除きました。元々は四つあったと思います。

刃の部分は取り外さずにサンドペーパーで錆を落とし、ピカールを使って磨きました。修復作業を行う前から紙はスパッと切れていましたが、刃の錆を落とすとさらに切れ味が改善しました。