Nov 072017
 

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当初は南側の丸太先端部分を10〜20センチほど切断し、丸太に平行するようにして新たに杉の角材を補強材として渡す計画でした。その際に彫った切り欠きを角材で塞ぎました。ログウォールに近い丸太の根元部分にも板金処理を施工。

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補強用の桁を取り付けたので、二連梯子が地面から届くようになりました。

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3本の角材(根太兼梁)の間に2×6材の補強用根太を取り付けますが、根太受け金具をログウォールに直接固定できないので、幅広のWRC製の板を2枚、取り付けました。

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根太受け金具(SIMPSON LUS26)は2×6材用。

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斜め打ちの釘を金具の両側から2本ずつ。

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ACQ加圧注入材の床板を梁と根太の上に載せてビスで固定しました。幕板の厚み(38mm)分をオーバーハングしてあります。この時、中央の梁が7ミリほど長かったので、丸鋸と鋸で切断し、長さを揃えました。一枚目の床板は上にフェンスの柱を載せるので、耐水性抜群の加圧注入材としました。2枚目以降はWRC製2×6再利用材を使用する予定です。2枚の根太は上から床板に仮固定してあります。

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幕板を梁と根太の先端に長めのステンレス製ビスで固定し、内側に根太受け金具を取り付けました。どんどん強度が増して行きます。腐朽した丸太3本の上に載せてあった改修前のベランダは、今にも崩れ落ちそうで危険な状態でしたが、柱4本で支える構造となる改修後のベランダは母屋とはほぼ独立している状態なので、強度としては新築時よりも増しているかもしれません。

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Nov 042017
 

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補強用として4本目の柱を北側に立てます。柱を立てる真下には大引はないので、2×6材の根太を2枚増設しようと考えましたが、2枚では幅が76ミリとなり、90ミリ角の柱を支えるのは強度不足かもしれないし、3枚にすれば金具を取り付けるビスが隙間に入る可能性もあります。そこで、思い出したのが家庭菜園をされている裏庭に置いてある大きな束石。南側の大きなウッドデッキを解体した時に出た重量級の束石です。

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束石は持ち上げるには重すぎるので、裏庭から最短距離で転がしながらウッドデッキ床下に移動させました。あまりにも重いので、地面に置くだけで良いかと手抜き作業が頭をよぎりましたが、ここまでやるのならもう一手間かけて、面倒でも少し掘り下げてから設置することにしました。水平を確認しながら50ミリほどシャベルで掘ってから重い束石を設置しました。束石の上には100ミリ角の古材を立てました。

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ウッドデッキの上に新たに立てた補強用の柱と梁の接合には、シンプソンポストキャップを使用。柱の取り付け位置を左右に調整しながら垂直を確認できるので、便利な金具だと思います。

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合計4本の柱でベランダを支えることになりますが、補強用の柱が床下に束柱があるので最も頑丈になりそうです。

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Jul 212016
 
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BEFORE

細長いウッドデッキ西側に念願の階段を取り付けることにしました。上の画像は去年の5月に撮影したものです。デッキ完成直後に階段を取り付けようとしましたが、簡単には取り付けられない事情がありました。束柱の上に大引きを載せ、その上に根太と床材を載せる「大引き工法」には一つ、大きな弱点があります。構造上、通し柱が立てられないという欠点です。そのために、手摺やフェンスの柱は床の上に後付けで立てることになり、一直線の手摺やフェンスであれば、安定しません。ぐらつきをなくすために直角に接する別の手摺やフェンス、筋交いなどが必要になります。

階段を取り付けるとなれば、西側の手摺を撤去しなければなりません。上の画像では隠れて見えませんが、母屋ログウォールのノッチの向こう側にもう一本、床上に立つ柱があり、ログウォールに固定しています。こうすることで、手摺にぐらつきはなく、安定していますが、これでは階段を取り付けることはできません。

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AFTER

ノッチの背後に隠れていたWRC製の柱を取り外して、南の方に移設しました。床材には3つのシンプソン金具で固定。若干のぐらつきはありますが、許容範囲内です。これで階段が取り付けられるようになりました。ブロック基礎から床面までの高さがおよそ790mmなので、理想的な傾斜角度32.3ºを達成しようとすれば、4段の階段となり、最下段までの距離は1,000mmとなります。ポーチの階段のように毎日、頻繁に使用する階段ではないので、一段減らして3段の階段にすれば、傾斜角度は38.3ºとなり、少し急な階段になりますが、最下段までの距離は750mmで済みます。いずれの場合もストリンガーの幅は140+100=240mmで計算しています。今は一時的に脚立を置いているので、それと比べると随分と便利になります。

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blocklayer.comで階段の図面を引くとこんな感じになります。ストリンガーの首の部分が85mmで短すぎると警告がありますが、日本では雨ざらしの屋外の工作物は建築基準法の対象外なので無視します。

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木取り図まで作成してくれます。幅240mm、長さ956mmの板を二枚、用意して木取り図に従って切断すればストリンガーが出来上がります。直角三角形の頂点は下から122mm、441mm、760mm。

今回はできる限り廃材や余材などを有効活用しようと考えています。余材に2×10材はないので、幅140mmの2×6材を接合させたものをストリンガーに使おうと計画中。

Part 2へと続く。

May 072015
 

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手摺用の中央の柱2本にシンプソン金具を使い、追加で柱の足元を補強しました。この部分はすぐ上に横に渡した補強材があるので、インパクトドライバーが使えません。そこで、下穴を空けてからVESSELのフラットプレート・ラチェットを用いてシンプソン専用ビスで固定。

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階段の設置を断念した西側の柱を母屋ログウォールに手摺を介して固定しました。これで仮設の筋交いを取り除いても手摺兼フェンスがぐらつかなくなりました。手摺にもたれかかってもびくともしない丈夫なデッキとなりました。

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May 032015
 

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調達した杉の角材は、荒削りの状態で面取りも何も施してなかったので、電気鉋で軽く表面を削りました。含水率が高いため、桧KD材(人工乾燥材)と比べると二倍以上の重量があります。

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電気鉋で面取りも可能です。

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今日は高さ900mmの4本の柱を床材の上に取り付けます。丸鋸で角材を切断後、キシラデコール、ビニーで全面塗装。斜めにカットした短いWRC 2×4材はオーバーハングさせる柱の一部を支える補強材。

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細長いデッキを少しでも広く使おうと、手摺兼フェンス用柱は38mm分、オーバーハングさせます。その突き出た部分を下から支えるのがこの補強材。シンプソン金具(SポストキャップBC40)を取り付ける位置に目印をしてから下穴を空けます。

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割れが発生する可能性があるので、念のためドリルで下穴を空けています。

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金具の固定に使用しているビスはシンプソン金具専用ビス。屋外で使用しても、シンプソン金具と同様に耐食性があります。

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点(ビスの頭)で支えるか面で支えるか、少し迷いましたが、柱の底部4カ所に穴を空けて、面で支えることにしました。

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この取り付け方法は独自の発想であり、今回思い付いた施工方法なので、実績がなく、柱をしっかりと固定できるかどうかわかりません。

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高さ900mmの4本の柱が立ちました。この状態ではぐらぐらしています。

Part 14へと続く。
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May 022015
 

Deck Plan Fence

桧の床材を張り終えたウッドデッキに手摺兼フェンスを取り付けることにしました。材料は90mmの角材を使用する予定で設計図と木取り図を引き、材料を調達するため、資材の品揃えが豊富な大型ホームセンターに買い出しに行きました。

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床材と同じ桧の角材を仕入れる予定でしたが、在庫品が割れが酷い木材ばかりだったので、未乾燥、荒削りの杉の角材を使用することに急遽、変更しました。90 x 90 x 4000mmが1本と90 x 90 x 3000mmが4本。合計5本の杉間伐材を木取り図を元に切断してもらいました。切断費用が¥50 x 8回で¥400もしました。

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切断後は1.5mの角材が8本、1mの角材が4本なので、すべてJimnyの車内に積載可能。シンプソン金具5個(SポストキャップBC40)も合わせて購入しました。

Part 13へと続く。
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Apr 222015
 

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2×6の根太掛けを母屋に取り付けました。デッキ床材の長さ4000mmに合わせて、2000mmの2×6材を2枚固定した後に、金具取り付け部分が足りないことに気付き、少し、延長させました。上の写真には、床材を張るときに邪魔になりそうなログの通しボルトが写っています。邪魔になるというより、確実に干渉するので、ボルトの位置に床材に穴を空ける必要があります。

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長さ999mmに切断した2×6加圧注入材を5枚、仮に取り付けました。

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大引きにはステンレス製65mmのコーススレッドを斜め打ちで仮に固定しました。

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大引きと根太の接合に関してはAmerican Wood Councilが発行する”Prescriptive Residential Wood Deck Construction Guide”を参考にしました。上の図6で、オプション1の方法を採用しました。片方から2本、もう片方から1本の釘を斜め打ちして固定するオプションです。

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母屋側との固定にはシンプソン金具(SダブルシェアハンガーLUS26)を使用。水平になるように取り付けたら、位置が高すぎて、床材が窓枠の下に入りそうにありません。

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母屋に接する一枚だけ、床材の高さを調節するつもりで、根太を5枚仮り組みしました。しかし、高さが合わない原因は何か?考えてみると、それは根太に使用する2×6材か4×8材の大引きの高さにありそうなことがわかりました。高さが規定の寸法(140mmと184mm)ではなさそうです。仮り組みした根太はすべて撤去し、根太の高さをすべて調節してから再度、組み直すことにします。

作業の難易度:5段階で3

Part 7へと続く。
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Mar 042015
 

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当プロジェクトではこれまで日立卓上スライド丸鋸(C8FB)は、主に撤去した廃材と再利用する材木の切断に使用していました。本日より、新材の切断に使用するので、10年以上使い続けたチップソーを新しいものに交換することにしました。

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交換したチップソーは、元々付いていたものと同じ外径216mm、刃数80ですが、厚みは2.2mmから2.0mmへと薄くなりました。テンプレートを元に墨線を描いたSPF 2×10材のストリンガーを真新しいチップソーで切断。切れ味がまるで違う。切断面は鉋掛けしたかのようにつるつる。こんなにも良く切れるのならもっと前に交換しておけばよかった。

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上下両端のみ切断したストリンガーをハンガーボードに合わせてみました。角度、サイズ共に狂いはありません。しかし、これからノッチ部分を切断するストリンガー3枚は、どのようにしてハンガーボードに固定すれば良いのか?ハンガーボードの裏から長めのコーススレッドで取り付ける予定でしたが、ハンガーボードの裏には取り付けたばかりの柱があり、コーススレッドが届きそうにありません。スカートボードは取り付けないので、斜めに留めると丸見えになります。上から留めれば、踏み板と干渉しそうです。

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木工作業で困ったときに頼りになれるのはシンプソン金具ということで、急遽、近くのホームセンターで2×4用の根太受け金具LUS24を調達してきました。35.5ºで傾斜している階段のストリンガーに、直角に固定するLUS24はそのままの状態では取り付けられないので、ストリンガー最上段を金具の形状に合わせて加工しました。

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ハンガーボードへの固定には耐腐食性能に優れたシンプソンのビスとユニクロの釘を使用しました。切断したストリンガーの塗装には防腐防虫効果があるクレオトップ(ブラウン)を使用しました。施主様ご自身が塗装作業を実行されました。踏み板左右のオーバーハングは20mmから30mmに変更。本日の作業はこの辺りで終了しました。スカートボードは本当に不要なのかどうか、踏み板をすべての段に仮置きした時点で再検討します。強度的には不要であると思うのですが、見栄えを考えるとどうなのか?踏み板の木口が風雨に直接晒されると木材の腐朽を早めることにならないか?逆にスカートボードを取り付けずに水はけを良くしておいた方が隙間に水が溜まらないので良いのか?

作業の難易度:5段階で3

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Feb 082015
 

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東側のウリンデッキの床面高さに合わせる(段差を付けない)ために、再利用する既存根太の高さを20mmほど低くする必要があると考えていましたが、根太と母屋土台とを固定するシンプソン金具(S ダブルシェアハンガー)を新調して根太の取り付け高さを調節すれば、根太の幅を短くする必要がないことに気づきました。ここまで解体したのなら、中途半端に根太だけ残さずにいっそのこと、全部解体してしまおうという企画です。

根太を撤去すれば長さを調節するための切断作業や電気鉋による根太表面の再処理作業が容易になります。また、ダブルシェアハンガーの取り付け位置を変更することにより、床板として使用する予定の桧(40 x 85 x 2000mm)をより効率的に張ることが可能です。(デッキの端から2000mm、4000mm、6000mmの位置に根太の中心線を配置させることにより、端材を減らすことが可能。)

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