Redoing The Deck — Part 11

足場でも使用した90ミリ角の桧を使ってフェンスを製作します。床上に載せる柱の高さは880ミリ。

割れが発生している面を内側に。

深さおよそ8ミリの切り欠きを入れます。

以前にも同じような柱を製作したことを思い出しました。

SIMPSON BC-40ポストキャップを床材に固定。

フェンスの柱が垂直に立つことを確認。

後から塗りにくい部分を柱を立てる前に塗装。

下穴も空けておきます。

二本の柱の間に渡す横材は隙間なく。

65ミリのビスを斜め打ちして横材と柱を固定。

3本目の柱を立てます。左手で垂直を確認しながら右手でビス留め。

2本目と3本目の間に渡す横材の長さを現物で確認中。

西側3本の柱を床材の上に立てて、本日の作業を終了しました。

横材も足場で使った2×4サイズの防腐桧。

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Making Sawhorses — Part 7

20年近く前にシンプソン金具を使って製作した一頭目と二頭目の高さが新たに製作した三頭目と四頭目の高さより、10ミリほど高いので、脚を切断しました。

この古いタイプの馬は2×4材の脚が馬らしく4本あり、桟を取り付けてA形になっていました。その桟が不要なので、取り外そうとしたら、斜めうちのビスが外れない。こういう時に便利そうなのがハンマーで叩いて緩めるインパクトドライバー。

Astro Products製インパクトドライバー(スリム)を初めて使用しましたが、ビスが緩みました。

桟がなくても金具の構造上、脚が不用意に開かないのでこちらの方がスッキリ。天板(背中)の長さを三頭目と四頭目と同じ700ミリに短くしました。

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Exterior Stain — Part 6

ウッドデッキに使用するシンプソン金具を買いにホームセンタームサシ京都八幡店へ。この店は以前からシンプソン金具の在庫が豊富です。

今回入手したのはデッキ床の上に柵用の柱を立てる際に必要なポストキャップ(BC-40)、1個税込378円を7個。

帰りにアストロプロダクツ京都山科店でスパイラルウレタンエアホース10Mを3割引で入手。クーポンは頂いたもの。私のところにはなぜか送られて来たことがない。

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Wood Carport — Part 85

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束柱Bの高さを決めるため、100円ショップで入手した水準器を使ってみたら、その精度が今ひとつ信頼できないことがわかりました。上が100円ショップ、下が以前から使っているホームセンターで入手した水準器。100円ショップのものは束石設置時など、使用を限定した方が良さそうです。

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束柱Bと土台Bは枘を組んで接合し、L字型金具で固定します。(座掘りした穴が土台表面に空く羽子板ボルトは不要であると判断しました。)枘の向きに注意。土台Bの枘穴を少し大きめに空けて横方向に調整しやすいようにしてあります。

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この部分は羽子板ボルトを使わずにシンプソンのL字型金具を使用しました。

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杉90ミリ角の土台Bは、柱Eと柱Fに長めのコーススレッドビスの斜め打ちで留めました。L字型金具も併用。

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母屋側と同じように短い方の筋交いの長さに合わせるために、土台Bの上にWRC2x4材を載せて、羽子板ボルト用の穴を13ミリのドリルビットを用いて空けました。

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Rebuilding Another Balcony — Part 20

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短すぎて取り外した、手摺を支える外側中央の柱を母屋に接する北側に持って来ると高さがぴったりだったので、廃材とはせずに別のパーツとして再利用することにしました。この柱は屋根裏部屋窓のトリムボードにL字形のシンプソン金具で固定。

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手摺と柱は枘組み。下の桟は柱に刻んだ切り欠き部分に75ミリのステンレスビスで固定しました。改修前と比べると母屋破風板との隙間が大きくなり、風通しと日当たりが改善されましたが、それでも金槌を入れるスペースがなかったので、下の桟を外側の柱切り欠きに入れてから母屋トリムボードに接する柱を内側から叩き入れました。手摺と北側柱とは排水を考慮して、枘組みせずに敢えて金具で留めています。木製ベランダが腐朽する最大の原因は上を向いた柱木口に水が溜まることです。

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エアコンの配管と干渉する南側は柱を自立式にしました。下の桟と手摺の取り付け方は北側と同じ。北側と比べると、窓トリムボードに固定していない南側は若干のぐらつきがあります。筋交いとして機能する斜めの材を入れてもぐらつくようであれば補強方法を考えます。

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斜めの材を4本入れるとベランダ改修工事が終了します。再生した床材を張るまでの作業(改修前のベランダを辛うじて支えていた丸太3本を切断し、その切断面に切り欠きを入れて、梁となる90ミリ角の杉材を継ぎ、2×6の根太2枚で補強し、合計4本の柱をウッドデッキ床の上に立てて、さらに方杖で柱を補強。ウッドデッキ床下には3本の短い束柱を大引の上に固定し、下に大引がない4本目の柱はデッキ床下に大きな束石を設置して長めの束柱で支える)に要した時間が占める割合が7〜8割ほどになりました。地上およそ4メートルの高所での作業となりました。

屋根上に短い脚を取り付けてその上に設置するベランダならもっと短期間で施工できますが、地面に近い部分から自立する柱を立てるとなるとやはり、難易度がずっと上がり、施工期間も長くなってしまいます。

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Rebuilding Another Balcony — Part 16

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当初は南側の丸太先端部分を10〜20センチほど切断し、丸太に平行するようにして新たに杉の角材を補強材として渡す計画でした。その際に彫った切り欠きを角材で塞ぎました。ログウォールに近い丸太の根元部分にも板金処理を施工。

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補強用の桁を取り付けたので、二連梯子が地面から届くようになりました。

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3本の角材(根太兼梁)の間に2×6材の補強用根太を取り付けますが、根太受け金具をログウォールに直接固定できないので、幅広のWRC製の板を2枚、取り付けました。

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根太受け金具(SIMPSON LUS26)は2×6材用。

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斜め打ちの釘を金具の両側から2本ずつ。

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ACQ加圧注入材の床板を梁と根太の上に載せてビスで固定しました。幕板の厚み(38mm)分をオーバーハングしてあります。この時、中央の梁が7ミリほど長かったので、丸鋸と鋸で切断し、長さを揃えました。一枚目の床板は上にフェンスの柱を載せるので、耐水性抜群の加圧注入材としました。2枚目以降はWRC製2×6再利用材を使用する予定です。2枚の根太は上から床板に仮固定してあります。

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幕板を梁と根太の先端に長めのステンレス製ビスで固定し、内側に根太受け金具を取り付けました。どんどん強度が増して行きます。腐朽した丸太3本の上に載せてあった改修前のベランダは、今にも崩れ落ちそうで危険な状態でしたが、柱4本で支える構造となる改修後のベランダは母屋とはほぼ独立している状態なので、強度としては新築時よりも増しているかもしれません。

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Rebuilding Another Balcony — Part 13

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補強用として4本目の柱を北側に立てます。柱を立てる真下には大引はないので、2×6材の根太を2枚増設しようと考えましたが、2枚では幅が76ミリとなり、90ミリ角の柱を支えるのは強度不足かもしれないし、3枚にすれば金具を取り付けるビスが隙間に入る可能性もあります。そこで、思い出したのが家庭菜園をされている裏庭に置いてある大きな束石。南側の大きなウッドデッキを解体した時に出た重量級の束石です。

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束石は持ち上げるには重すぎるので、裏庭から最短距離で転がしながらウッドデッキ床下に移動させました。あまりにも重いので、地面に置くだけで良いかと手抜き作業が頭をよぎりましたが、ここまでやるのならもう一手間かけて、面倒でも少し掘り下げてから設置することにしました。水平を確認しながら50ミリほどシャベルで掘ってから重い束石を設置しました。束石の上には100ミリ角の古材を立てました。

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ウッドデッキの上に新たに立てた補強用の柱と梁の接合には、シンプソンポストキャップを使用。柱の取り付け位置を左右に調整しながら垂直を確認できるので、便利な金具だと思います。

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合計4本の柱でベランダを支えることになりますが、補強用の柱が床下に束柱があるので最も頑丈になりそうです。

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Rebuilding Another Balcony — Part 8

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梁と切断した丸太との接合部に使用する金具をSIMPSON Strong-Tie® LUS 44に変更しました。

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斜め打ちの長い釘が角材から丸太に達しているので、強度が上がりました。

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Rebuilding Another Balcony

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我々が暮らすログハウスと同じアメリカ人ビルダーが建てたログハウスを別荘として所有されている斜めお向かいさんのベランダ補修工事を手伝いました。

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パーゴラカーポートで使用したものと同じ90ミリ角3メートルの杉材を柱と手摺部分に使用しました。ベランダを支える3本のマシーンカットのログが一部で腐朽していたので、先端部分を少しだけチェーンソーで切断しています。

相欠き継ぎを採用したクロスフェンスを希望されていましたが、難易度が高いことと、杉角材が不足したことを理由として、桧の角材を用いた筋交いに変更されました。

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3本の柱は枘組みで手摺と接合、手摺下の横材は柱に刻んだ切り欠き部分で受けています。柱は2種類のシンプソン金具を用いて床材に固定しました。床材の出っ張り部分が異様に長くなっていますが、この部分はいつでも切断できるので当面はこのままにしておくそうです。

Wood Carport — Part 9

East End

東側から見た「パーゴラ」側面図を作成しました。(木材はまだ加工していないので、変更になる可能性があります。)棟板なしのトラス構造です。接合部はシンプソン金具タイプレートとOSBガセットで補強する予定です。柱と桁の接合部は枘組みを考えています。2×4の垂木はバーズマウス切り込みを施して桁に載せます。垂木の全長が2,139mmになったので、8’の2×4材が必要になります。二本の短い小屋束と小屋梁は東西両端部のみ設置する予定です。屋根勾配を20ºから25ºに、軒の出を250mmから300mmに変更したので軽自動車を余裕を持ってパーゴラ内に駐車可能。

Front (East Middle)

中間部では上の画像のようになります。トラスの構造計算はしていないのでどの程度の積雪や風圧に耐えれるか不明です。強度に問題がありそうなら、製作過程で方杖や筋交いなどの補強材を追加しようと考えています。この図面も使い慣れたiWork Numbersで製図しました。

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Small Deck Stairs — Part 1

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BEFORE

細長いウッドデッキ西側に念願の階段を取り付けることにしました。上の画像は去年の5月に撮影したものです。デッキ完成直後に階段を取り付けようとしましたが、簡単には取り付けられない事情がありました。束柱の上に大引きを載せ、その上に根太と床材を載せる「大引き工法」には一つ、大きな弱点があります。構造上、通し柱が立てられないという欠点です。そのために、手摺やフェンスの柱は床の上に後付けで立てることになり、一直線の手摺やフェンスであれば、安定しません。ぐらつきをなくすために直角に接する別の手摺やフェンス、筋交いなどが必要になります。

階段を取り付けるとなれば、西側の手摺を撤去しなければなりません。上の画像では隠れて見えませんが、母屋ログウォールのノッチの向こう側にもう一本、床上に立つ柱があり、ログウォールに固定しています。こうすることで、手摺にぐらつきはなく、安定していますが、これでは階段を取り付けることはできません。

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AFTER

ノッチの背後に隠れていたWRC製の柱を取り外して、南の方に移設しました。床材には3つのシンプソン金具で固定。若干のぐらつきはありますが、許容範囲内です。これで階段が取り付けられるようになりました。ブロック基礎から床面までの高さがおよそ790mmなので、理想的な傾斜角度32.3ºを達成しようとすれば、4段の階段となり、最下段までの距離は1,000mmとなります。ポーチの階段のように毎日、頻繁に使用する階段ではないので、一段減らして3段の階段にすれば、傾斜角度は38.3ºとなり、少し急な階段になりますが、最下段までの距離は750mmで済みます。いずれの場合もストリンガーの幅は140+100=240mmで計算しています。今は一時的に脚立を置いているので、それと比べると随分と便利になります。

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blocklayer.comで階段の図面を引くとこんな感じになります。ストリンガーの首の部分が85mmで短すぎると警告がありますが、日本では雨ざらしの屋外の工作物は建築基準法の対象外なので無視します。

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木取り図まで作成してくれます。幅240mm、長さ956mmの板を二枚、用意して木取り図に従って切断すればストリンガーが出来上がります。直角三角形の頂点は下から122mm、441mm、760mm。

今回はできる限り廃材や余材などを有効活用しようと考えています。余材に2×10材はないので、幅140mmの2×6材を接合させたものをストリンガーに使おうと計画中。

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Building A Small Deck — Part 16

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手摺用の中央の柱2本にシンプソン金具を使い、追加で柱の足元を補強しました。この部分はすぐ上に横に渡した補強材があるので、インパクトドライバーが使えません。そこで、下穴を空けてからVESSELのフラットプレート・ラチェットを用いてシンプソン専用ビスで固定。

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階段の設置を断念した西側の柱を母屋ログウォールに手摺を介して固定しました。これで仮設の筋交いを取り除いても手摺兼フェンスがぐらつかなくなりました。手摺にもたれかかってもびくともしない丈夫なデッキとなりました。

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Building A Small Deck — Part 13

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調達した杉の角材は、荒削りの状態で面取りも何も施してなかったので、電気鉋で軽く表面を削りました。含水率が高いため、桧KD材(人工乾燥材)と比べると二倍以上の重量があります。

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電気鉋で面取りも可能です。

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今日は高さ900mmの4本の柱を床材の上に取り付けます。丸鋸で角材を切断後、キシラデコール、ビニーで全面塗装。斜めにカットした短いWRC 2×4材はオーバーハングさせる柱の一部を支える補強材。

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細長いデッキを少しでも広く使おうと、手摺兼フェンス用柱は38mm分、オーバーハングさせます。その突き出た部分を下から支えるのがこの補強材。シンプソン金具(SポストキャップBC40)を取り付ける位置に目印をしてから下穴を空けます。

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割れが発生する可能性があるので、念のためドリルで下穴を空けています。

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金具の固定に使用しているビスはシンプソン金具専用ビス。屋外で使用しても、シンプソン金具と同様に耐食性があります。

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点(ビスの頭)で支えるか面で支えるか、少し迷いましたが、柱の底部4カ所に穴を空けて、面で支えることにしました。

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この取り付け方法は独自の発想であり、今回思い付いた施工方法なので、実績がなく、柱をしっかりと固定できるかどうかわかりません。

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高さ900mmの4本の柱が立ちました。この状態ではぐらぐらしています。

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Building A Small Deck — Part 12

Deck Plan Fence

桧の床材を張り終えたウッドデッキに手摺兼フェンスを取り付けることにしました。材料は90mmの角材を使用する予定で設計図と木取り図を引き、材料を調達するため、資材の品揃えが豊富な大型ホームセンターに買い出しに行きました。

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床材と同じ桧の角材を仕入れる予定でしたが、在庫品が割れが酷い木材ばかりだったので、未乾燥、荒削りの杉の角材を使用することに急遽、変更しました。90 x 90 x 4000mmが1本と90 x 90 x 3000mmが4本。合計5本の杉間伐材を木取り図を元に切断してもらいました。切断費用が¥50 x 8回で¥400もしました。

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切断後は1.5mの角材が8本、1mの角材が4本なので、すべてJimnyの車内に積載可能。シンプソン金具5個(SポストキャップBC40)も合わせて購入しました。

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Building A Small Deck — Part 6

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2×6の根太掛けを母屋に取り付けました。デッキ床材の長さ4000mmに合わせて、2000mmの2×6材を2枚固定した後に、金具取り付け部分が足りないことに気付き、少し、延長させました。上の写真には、床材を張るときに邪魔になりそうなログの通しボルトが写っています。邪魔になるというより、確実に干渉するので、ボルトの位置に床材に穴を空ける必要があります。

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長さ999mmに切断した2×6加圧注入材を5枚、仮に取り付けました。

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大引きにはステンレス製65mmのコーススレッドを斜め打ちで仮に固定しました。

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大引きと根太の接合に関してはAmerican Wood Councilが発行する”Prescriptive Residential Wood Deck Construction Guide”を参考にしました。上の図6で、オプション1の方法を採用しました。片方から2本、もう片方から1本の釘を斜め打ちして固定するオプションです。

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母屋側との固定にはシンプソン金具(SダブルシェアハンガーLUS26)を使用。水平になるように取り付けたら、位置が高すぎて、床材が窓枠の下に入りそうにありません。

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母屋に接する一枚だけ、床材の高さを調節するつもりで、根太を5枚仮り組みしました。しかし、高さが合わない原因は何か?考えてみると、それは根太に使用する2×6材か4×8材の大引きの高さにありそうなことがわかりました。高さが規定の寸法(140mmと184mm)ではなさそうです。仮り組みした根太はすべて撤去し、根太の高さをすべて調節してから再度、組み直すことにします。

作業の難易度:5段階で3

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