Extending The Porch Deck — Part 19

blocklayer.comで垂木の図面を作成していて、ようやく気付きました。真っ直ぐではない桁の耳が外側にあると、垂木の切り欠きを1ミリの精度で加工しても隙間なく桁の上に載せることが不可能であることに。

桁に加工した枘穴が上下逆になっていたので、枘穴を貫通させて、穴の上側を端材で塞ぎました。

屋根材を葺くまでに雨水が浸水しないよう、隙間なく穴を埋めるには端材の四面を斜めに加工する必要がありました。穴から突き出た余分は歯振なしの鋸で切断。

垂木受けをログウォールに取り付けました。屋根勾配が4ºになる位置に垂木受け材を固定。

北野天満宮フリーマーケットで入手したMade in U.S.A.のこの水平器、なかなか使いやすい。

正しい向きで桁を取り付けました。

痩せてきてジーンズがぶかぶか。病気かな?

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Extending The Porch Deck — Part 11

blocklayer.comで製図した木取り図を元に、二枚のラワン材を継いでから切り取ります。

木ダボと言えばDowl-it Model 1000。6ミリ径の穴を合計6×2=12カ所に掘りました。

自作のクランプと我楽多市で入手した端金を使って固定。

卓上スライド丸鋸と手鋸、鑿を使って不要な部分をカット。これでストリンガー一枚の完成。階段の角度は35.4ºになります。

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Extending The Porch Deck — Part 10

得意のと言うか幾つも製作したので慣れている木製階段を延長したウッドデッキの北側に取り付けます。踊り場の束柱辺りにストリンガーを固定することになりますが、垂直であることが重要。

大引きは切り欠き部分に束柱の上に載せていただけだったので、階段を製作する前に固定します。

裏側から長めのビスを2本、斜め打ちして固定しました。インパクトドライバー付属のLED照明が明るくてよく見える。

blocklayer.comで製図した図面をもとに刻み作業をします。

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Extending The Scaffolding — Part 2

桁を延長して古材を用いた柱を立てたので、次の工程は屋根の勾配(15º)に合わせた垂木の切り欠き部分の加工です。blocklayer.comで作成した図面を元に加工しました。

両側の端部も90º-15ºで切断。

隙間なく収まると気持ち良い。垂木は1ミリ単位の精度で加工しないと隙間ができます。

母家のログウォールは直径200ミリの丸太なので、垂木が固定しやすいようにLedger Board(垂木掛け)を取り付けています。

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Small Deck Stairs East — Part 6

blocklayer.comで作成した図面をもとにカフェ板2枚を刻んでストリンガーとします。階段の幅は800ミリぐらいであり、オーバーハングの部分が40ミリほどあるので、ストリンガーは2枚で十分。ストリンガーの図面を木材に移す際は、薄いベニヤ板で直角三角形のテンプレートを作成した方がより正確に木取りできます。尚、2枚のカフェ板は自作のクランプで密着させています。

図面通りに刻んで、ビス留めしたストリンガーを徒歩5秒の現場で現物合わせ。カフェ板は杉材なので、耐水性に難あり。枕木風の最下段はウリンの端材を下駄代わりに取り付ける予定。

デッキ延長部分の束柱に固定する前にストリンガーを塗装しましたが、最上段の高さが下過ぎる。

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Small Deck Stairs East — Part 5

渡り廊下風の延長部分の床材を張り終えた時点で、blocklayer.comで階段の図面を作成しました。階段や屋根の垂木製作時はいつもこのサイトに全面的に依存しております。

created with blocklayer.com

デッキ床と三和土の部分を含めて6段、1段の高さは196ミリ。

コンクリートの三和土は作らずに、今回は枕木風の角材を最下段とします。

コンクリートブロックを束石とします。

ブロックの幅(60ミリ)より30ミリほどゆとりを持たせて切り欠きを入れます。

枕木風の古材を設置する場所をできるだけ水平になるように。

自作のタコで土を固めています。

土方作業は意外と繊細。

図面によると束柱から865ミリから1,128ミリの位置に枕木風の角材を置くことになります。

角材を仮置きしました。左側に手摺を取り付ける予定なので、その分、少し左に寄せています。

枕木を一本、追加して裏側を塗装。

この古材は住宅の梁として使われていた松だと思われます。シロアリの餌食となりやすいので地面に触れないように要注意。

大きな割れがある面を下に。

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Small Deck Stairs East — Part 1

6年ぶりに母家南側に接する小さなウッドデッキに階段を新たに製作することにしました。今回は東側に階段を取り付けますが、そのためにはデッキを1メートルほど東側に延長する必要があります。延長部分の床材と階段の踏み板には防腐桧を使用します。

blocklayer.comで作成した図面をもとに、車載できる長さに切断してもらいました。この2×4サイズの防腐桧、4メートルのものが420円も値上げになっていて、一本、2,100円でした。

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Porch Roof — Part 4

18年前に職人さんが施工したポーチの手摺に深さ7ミリの切り欠きを入れました。

WRC(ウェスタンレッドシダー)の良い香りが漂います。この部分は雨晒しなのに、まるで新材であるかのように綺麗です。加工のしやすさや耐水性は檜を上回ると私は思います。

この部分は水捌けを考慮して敢えて枘を組みません。

二本の柱を手摺の上に立てました。

垂木掛けと桁外側までの距離を測定。

二本の柱の上に桁を載せて、仮に取り付けた垂木を二本固定し、柱の垂直を確認して、垂木掛けと桁外側までの距離を測定すると、脳内図面の1,293ミリに対し、実測値は1,315ミリ。22ミリもずれている。

blocklayer.comで”Rafter Run to Outer Wall”に実測値の1315ミリを入力し、オーバーハング(軒の出)を400ミリから木製カーポートと同じ、250ミリに変更しました。

生成された木取り図を確認すると、垂木最上部から桁上までの高さが2ミリ高い。2ミリは許容誤差の範囲内なので、垂木掛けは移動させることなく、このまま作業を進めます。軒の出250ミリ、屋根勾配5º、垂木掛けと桁外側までの距離1,315ミリとした場合、加工前の垂木の全長は1,579ミリ。

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Porch Roof — Part 1

ポーチに片流れの屋根を取り付けることにしました。目的はコウモリの糞害からポーチを守り、台風接近時に東側から斜めに降る雨からドアとログウォールを保護すること。

先ずは2×6加圧注入材を加工したLedger Board(垂木掛け)をログウォールの上に固定しました。垂木掛けはビス数本で仮固定の状態ですが、もう少し、上の方に取り付けて、屋根勾配を緩くすれば、ログウォールから突き出た丸太と屋根が干渉せずに済みそう。

同様の屋根(庇)は、これまでに二箇所に取り付けています。(ScaffoldingRoof for Lumber Storage)今回は既存ポーチの手摺の上に柱を立てるので、垂木掛けを上方に移動させたとしても、2メートルを超える長さの柱は不要。

いつもお世話になっているblocklayer.comで垂木の加工図面を作成しました。垂木掛けから桁外側までの距離が1,293ミリと、これまでに製作した屋根と比べて狭いので、オーバーハングを400ミリにしても、屋根勾配5ºで垂木の全長が1,707ミリで済みます。

垂木の全長1,707ミリなら安価なSPF 2×4材の6フィートを7本入手すれば良いことになります。

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Scaffolding — Part 4

当初の計画では使用予定の再利用材(二本の柱)の長さが不足するので、屋根勾配を10ºから15ºに、オーバーハングの長さを220mmから175mmに変更しました。これで米栂の再利用材を柱として使用でき、垂木は安価なSPF 2×4材の長さ6’のものが使用できる計算です。図面作成にはblocklayer.comのRafters Metricを利用しました。

Scaffolding — Part 5へと続く
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Scaffolding — Part 2

煙突の傾き調整用足場兼庇の垂木を加工する前に、blocklayer.comで垂木の勾配と寸法を算出してもらいました。母屋に取り付けた垂木掛け表面から庇の桁外側までの距離を1560mmに設定。屋根勾配を10º、突き出た部分(Overhang Level)を220mm、垂木の高さを88mm、柱の上に載せる桁との接合部(切り欠き部分の長辺)を80mmで入力すると、下図を自動作成してくれます。

この図を参考に6’の2×4を卓上スライド丸鋸で切断すれば、垂木が加工できるはずです。

Scaffolding — Part 3へと続く。
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Wood Carport — Part 5

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BEFORE

去年、製作したウッドデッキ用階段を南側におよそ90mm、移動させました。90mm角の角材端材を利用してハンガーボードを延長させてストリンガーを固定しました。

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AFTER

階段昇降時に母屋ログハウスのノッチが邪魔になっていましたが、階段を移動させたことにより、その問題が解消されました。尚、この階段はblocklayer.comのStairs Calculatorを利用して製図しました。パーゴラのトラスを製図する際もblocklayer.comを利用させていただく予定です。

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Small Deck Stairs — Part 1

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BEFORE

細長いウッドデッキ西側に念願の階段を取り付けることにしました。上の画像は去年の5月に撮影したものです。デッキ完成直後に階段を取り付けようとしましたが、簡単には取り付けられない事情がありました。束柱の上に大引きを載せ、その上に根太と床材を載せる「大引き工法」には一つ、大きな弱点があります。構造上、通し柱が立てられないという欠点です。そのために、手摺やフェンスの柱は床の上に後付けで立てることになり、一直線の手摺やフェンスであれば、安定しません。ぐらつきをなくすために直角に接する別の手摺やフェンス、筋交いなどが必要になります。

階段を取り付けるとなれば、西側の手摺を撤去しなければなりません。上の画像では隠れて見えませんが、母屋ログウォールのノッチの向こう側にもう一本、床上に立つ柱があり、ログウォールに固定しています。こうすることで、手摺にぐらつきはなく、安定していますが、これでは階段を取り付けることはできません。

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AFTER

ノッチの背後に隠れていたWRC製の柱を取り外して、南の方に移設しました。床材には3つのシンプソン金具で固定。若干のぐらつきはありますが、許容範囲内です。これで階段が取り付けられるようになりました。ブロック基礎から床面までの高さがおよそ790mmなので、理想的な傾斜角度32.3ºを達成しようとすれば、4段の階段となり、最下段までの距離は1,000mmとなります。ポーチの階段のように毎日、頻繁に使用する階段ではないので、一段減らして3段の階段にすれば、傾斜角度は38.3ºとなり、少し急な階段になりますが、最下段までの距離は750mmで済みます。いずれの場合もストリンガーの幅は140+100=240mmで計算しています。今は一時的に脚立を置いているので、それと比べると随分と便利になります。

stairs790-240

blocklayer.comで階段の図面を引くとこんな感じになります。ストリンガーの首の部分が85mmで短すぎると警告がありますが、日本では雨ざらしの屋外の工作物は建築基準法の対象外なので無視します。

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stringertemplate


木取り図まで作成してくれます。幅240mm、長さ956mmの板を二枚、用意して木取り図に従って切断すればストリンガーが出来上がります。直角三角形の頂点は下から122mm、441mm、760mm。

今回はできる限り廃材や余材などを有効活用しようと考えています。余材に2×10材はないので、幅140mmの2×6材を接合させたものをストリンガーに使おうと計画中。

Small Deck Stairs — Part 2へと続く。

Rebuilding Backyard Deck — Part 13

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打設後およそ20時間が経過した階段用コンクリート基礎。水が多過ぎたためか、まだ半渇きの状態です。前回はこの状態で型枠を外してコーナー部分にもコンクリートが行き渡っているか確認しようとしたら、型崩れしました。その時の苦い経験を生かして、今回は養生用のブルーシートを外しただけで、型枠には指一本触れていません。表面にコテの痕が若干、残っていますが、コンクリートが完全に乾いてからモルタルで表面を再処理しようと考えています。

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blocklayer.comのStair Calculatorで製図した図面を元にノッチありストリンガー用テンプレートを、型枠で使用したコンパネの余材で製作しました。テンプレートはrun(踏み板の幅)250mm、rise(蹴込み板の高さ)178mmの直角三角形。傾斜角度は35.5º。このテンプレートを元にストリンガーとして使う2×10材の所定の位置に墨線を描きます。マークする位置もStair Calculatorで出力してくれます。テンプレートを使って木取り図を2×10材に写していて、ノッチの首(Throat)部分の高さ90mmを実際に切断する木材で確認すると、十分な強度が得られそうなことが実感できました。(首部分とはテンプレートの直角部分から2×10材の下端までの長さ。)これなら補強目的のスカートボード(外側2枚のストリンガーに取り付けるノッチなしのストリンガー)は不要であると判断しました。

Part 14へと続く。
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Rebuilding Backyard Deck — Part 10

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ご近所さんのDIY代行プロジェクトですが、腐朽した裏庭の広大なウッドデッキを解体、撤去して新しいデッキを製作し直すという内容のプロジェクトから、デッキ撤去後の裏庭スペースに居住可能な部屋を母屋に接するようにして製作するという内容に変更になりました。当初のプラン1では新設するデッキから庭に下りるための階段が一つだけ必要でしたが、変更後のプラン2(改)では階段が二箇所に必要になります。

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先ずは東側既設のアイアンウッド製デッキから裏庭に下りるための階段を製作することになりました。床面の高さはハンガーボードから1245mm離れた位置で1070mm。自宅のポーチに接する二つの階段と同様、5段の階段になりそうです。階段の製作で最も重要であり、時間をかけるべき作業は、精確な図面を引くことだと思います。測量や図面に間違いがあると、階段が真っ直ぐにならないし、傾斜が不適切になります。今回、製作する階段の取り付け位置は、元々、ウッドデッキがあった所であり、階段を取り付けることを意図した設計にはなっていません。そのため、東側既設デッキの大引きが突き出ていたり、階段を固定するハンガーボードが不在であったりします。突き出た大引きを切断して、ハンガーボードを取り付けるために柱が少なくとも二本、必要になります。

stairs

安全な階段の図面を引く際は、傾斜角度、ラン(踏み板の幅)とライズ(蹴込み板の高さ)、ストリンガー(側板)に使用する板の幅など基本的な数値を決めなければなりません。階段の図面をもとに、木取り図を作成し、必要な材料を調達して実際に木材を切断する訳ですが、木取り図の作成も容易ではありません。今回、図面を引く際に大いに参考になったサイトがあります。オーストラリア英語が使われているので、オーストラリアのサイトだと思うのですが、このサイトで製作する階段の基本的な数値(接地面からの高さやストリンガーの幅、踏み板の厚み、踏み板の突き出た部分の長さなど)を入力すれば自動的に製図してくれます。

notch

木取り図まで作成してくれるので、製図しなくてもよいほど。数値の単位としてmmが選べることもこの上なく便利です。このサイトでは階段の製図以外にデッキやガゼボ、ギャンプレル屋根、切妻屋根の勾配、壁のフレーミングの製図など、多種多様な図面を無料で作成することができます。スマートフォンやタブレットにも対応しているので、現場で図面を参照することも可能です。

製図作業の難易度:5段階で4

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