Wood Carport — Part 8

South 2017

南側から見た「パーゴラ」の側面図がほぼ完成しました。(屋根勾配を20ºから25ºに変更し、棟板をなくしたので、6月7日と6月8日に図面を差し替えました。)左(西)から右(東)に向かって下り坂になっている土地に建設しますが、勾配を計算すると僅か1.5ºしかありません。水平は沓石(束石)の高さではなく、柱の高さで調整します。具体的な数値は90mm角の杉材を立てて見ないとわかりませんが、図面では柱の高さは左から2,200、2,275、2,300mmにしてあります。

foundation

切妻屋根の高さは桁上821mmなので、束石上面から東側で最高3,261mm、西側で最低3,111mmぐらいになります。屋根勾配は25º、軒の出は300mm、2×4の垂木は566.2mm間隔で片面に11本、合計22本になります。棟板ありのパターンも考えましたが、トラスを地上で組み立ててから持ち上げて桁の上に載せた方が精確に作業しやすいので、棟板なしにしました。コメリのサイトによると、8’の2×4材で重さはおよそ2.9kgなので、トラスを組んでも一組で6~7kgだろうと思われるので、一人で持ち上げることが可能であると判断しました。垂木の間隔はガレージと同じ24″(およそ600mm)を基本に等間隔に配置すると、566.2mmになりました。

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長さ3,000mmの杉材を試しに沓石の上に置いたら自立しました。柱底面が精確にカットしてあり、沓石が水平に埋まっていることを示すものです。作業はすべて一人で行う予定ですが、柱が自立するのなら固定するのはそれほど難しくないかもしれません。

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3 thoughts on “Wood Carport — Part 8

    1. 私もびっくりしました。製材したばかりの生材であるので、曲がりや反り、割れがほとんどないことも自立した原因だろうと考えています。自然乾燥して行く過程で木材が収縮して割れや反りが発生すると多分自立出来なくなると思います。

    2. kumaさん

      私は作業を殆ど手伝いませんが、材料の調達には同行します。如何に安く、良い材料を調達するためにホームセンターを巡るのは楽しいですが、材木を選ぶ時はつい欲が出て下の方から割れの少なそうな物を選ぶので、車に乗せる時にはクタクタになります。今回のように、製材所から届いたばかりのようなナイロンテープでしっかり固定されてる材木をホームセンターで購入出来たのは奇跡に近いです。

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