Mar 292013
 
Orion and Clouds

日没直後のオリオン座は南西の空、もうこんな低い位置にあります。住宅街の光と星の写真、私にとっては珍しい構図です。東の空に昇ってきた月の明かりが筋状に並んだ雲を低い位置から照らしているので、遠近感が感じられます。

北西の低空には雲があり、この日もパンスターズ彗星を捉えることは不可能でした。昨夕、彗星が地平線に沈んだのは午後7時53分。山の高度が5°であれば、午後7時20分頃までは雲がなければ見えていたはず。午後6時14分の日没から30分後の6時44分から36分間は観察と撮影を行うことができたはずですが、観察地に到着して一枚目の写真を撮ったのが午後7時過ぎだったので、出遅れました。日没後45分が経過すると、空はかなり暗くなり、薄明時の設定では露出アンダーになりました。ISOを1000以上に感度を上げて、露光時間を10秒以上に長くしても、光害が少ないところなら適正露出が得られるようです。次回は、露出時間を伸ばし、広角よりの標準レンズで撮影してみようと考えています。

北欧の地、ノルウェーではすでにアンドロメダ銀河と彗星を同じフレームに収めた写真を撮っている人がおられます。こちらの素晴らしい画像は、ISO1600、f/2.8、露光時間は13秒でレンズ焦点距離は50mmだそうです。カメラボディーはFXフォーマットのNikon D700。クロップしてあるそうですが、私のDXフォーマットのカメラ(Nikon D7000)なら焦点距離35mmの単焦点レンズを使えば、同じような画角になるはずです。

ぼちぼち、日の出前の北東の低空に彗星が見えるはずですから、早朝も狙い目です。例えば、明日3月30日は日の出が午前5時46分、その30分前まで観察+撮影可能であるとすれば、彗星が地平線に姿を現す4時3分から1時間近くの時間的余裕があります。北東の山の高度が5°とすれば午前4時39分頃から30分ぐらいが観察+撮影に適した時間帯になります。

Mar 252013
 
DSC03917

Subaru R1のタイヤ交換作業のついでに以前から気になっていたパンタグラフジャッキ接触部分の錆の応急処置を施しました。先代のR1iも同じ部分が錆びていました。パンタフラフジャッキを使用する時は、ウエスを当てるなどして気を遣っていましたが、この部分は車載パンタグラフジャッキを使用する限り、塗装が剥がれて錆びが進行するようです。本来、このような部分は塗装をしっかりとしておくべきだと思いますが。2年ほど前から車載パンタグラフジャッキの使用を止めて、ジャッキアダプターを取り付けたフロアジャッキを使用しています。

Subaru R1

錆びている部分の汚れを取り除き、サンドペーパーで錆を除去。使っていなかったMazda RX-8用のタッチアップペイントで塗装。ボディーカラーは同じ黒でも若干異なりますが、下回り作業時以外は見ない部分なので、多少の色の違いには目を瞑ることにします。

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「何をしているの?」と声をかけたご近所さん、90年代の旧型の渋いジムニーをセカンドカーとして所有しておられます。ボディーの至る所に「勲章」が輝いている格好良いジムニー。まだスタッドレスタイヤのままだったので、偏固車庫にピットインしてもらい、タイヤ交換作業を手伝いました。タイヤの回転方向が逆になっていたり、夏用タイヤの一本がパンクしていたりと私には到底真似できないおおらかな性格のオーナーです。

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この時代のJAモデルのジムニーは、JBモデルとは全く別物であり、ホイールナットのサイズまで異なります。私のJB23Wは19mmですが、この渋いジムニーはRX-8と同じ21mmのナットが使われていました。リーフスプリングが採用されているのでJA11でしょうか。マフラーの配置も私のジムニーとは全然違います。パンクしていた夏用タイヤの代わりにスペアタイヤを一時的に使用することにしました。

Mar 222013
 
DSC03861

昨夕は地表付近の黄砂はなし、大気中には少しあるけれども空は快晴でした。黄砂で空が霞み、大津の夜景以外は何も見えなかった火曜の観察場所から湖周道路を少し北上した所にある公園にやって来ました。いつものように商売道具を設置して「彗星キャッチャー」をカメラに載せて位置合わせをしてみたら、パンスターズ彗星が山の稜線に落ちる頃には前景(フレーム内右)に入れようとした樹木が視界を遮ることに気付き、この後、100〜200mぐらい、前方に移動しました。

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Sony DSC-RX100の夕日モードで撮影した西の空には2機の飛行機が西に向かって飛んでいます。もし、1機だけなら、彗星であると勘違いする人がおられるかもしれません。彗星の尻尾はこの時期、右上方向に伸びますから確かに紛らわしいのですが、こんなに明るくは見えません。

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この時期、彗星は太陽よりも少し北側に沈みます。尻尾は太陽と逆方向に伸びるので、右上方向に伸びているはずです。

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移動後の西の空。彗星はずっと右の方、すでに7x50mmの双眼鏡で視野内に捉えています。少し北側にあるアンドロメダ座の視等級2.05等星のアルフェラッツが先に見えたので、彗星は2.05等級よりも暗くなっていると思われます。

Comet Pan-STARRS (C/2011 L4)

琵琶湖と対岸から見る大津の夜景と彗星!夜景と低空の霞に負けないぐらいまだ明るいパンスターズ彗星をカメラで捉えました。焦点距離100mm(換算150mm)でアスペクト比を16:9に変更しながらクロップしてあります。5秒の露光で追尾していますから街灯が少し流れています。

Comet Pan-STARRS (C/2011 L4) 2680:2684 Stacked

露光5秒 x 5枚をスタック(比較明合成)し、クロップして拡大したのが上の画像。ノイズを目立たなくさせるためにホワイトバランスを大幅に青寄りに補正し、その分、彩度を下げています。彗星の核はほぼ点像に写っているのでVixen POLRIEの極軸が偶然にも合っていたのでしょう。比叡山の稜線にあるライトが左上から右下に向かって流れているのはインターバル連続撮影した痕跡。換算150mm、25秒の露光で三脚固定撮影なら街灯は点像で、逆に彗星が大きく流れて写ります。

Comet Pan-STARRS (C/2011 L4) 2722:2726

焦点距離200mm(換算300mm)で露光5秒 x 5枚をスタックし、クロップして拡大した画像をもう一枚。スタックする前の元画像のExifデータによれば、彗星が山の稜線下に沈んだのが午後7時14分。山の高度は4°23’ということになります。こうしたデータは年末の大彗星ISON (C/2012 S1)の観察時に役立つかもしれません。

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理想としては、焦点距離70〜100mmぐらいで夜景と湖を視界に入れ、山の背後に落ちて行く彗星の三脚固定撮影ですが、この後、まだ撮影チャンスがあるかどうかは天候と黄砂の濃度次第。Sony DSC-RX100の三脚固定夜景モード、広角(換算28mm)で撮影した上の画像にも彗星は写っています。等倍に拡大しなければ判別できないレベルです。

Mar 202013
 
City On The Lake

昨夕も予報通りに黄砂による霞の影響で、彗星は確認することができませんでした。大津プリンスホテル後方に見える山は低くなっていて、ここなら西の空、高度3°ぐらいまで、明るい星なら見えるはずと思ったのですが。画像はSony DSC-RX100の三脚固定夜景モードで撮影しました。

Mar 182013
 
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3月16日、17日の週末は晴れたけれども空は霞んでいました。彗星観察+撮影に出かける前に、気象庁のサイトで黄砂情報を確認していますが、それが不十分だったようで、この土日はパンスターズ彗星を確認することはできませんでした。気象庁黄砂情報は「地表付近の黄砂の濃度予測」と「大気中の黄砂の濃度予測」の二つの予測をプルダウンメニューから選べるようになっています。私は出かける前に「大気中の黄砂の濃度予測」を確認していなかったのです。車のボディーが黄砂で汚れていないから今日は大丈夫だろうと思い、西の空が開けた最適な観察地まで片道100km近くもかけて遠出したら、西の空は霞んでいて撮影したら水墨画のような画像しか撮れないことになってしまいます。

洗濯物や車の汚れに影響するのは「地表付近の黄砂の濃度予測」の方です。空の透明度に影響するのは高さ23kmまでの大気中と高さ1kmまでの地表付近の両方の黄砂濃度であり、それらいずれかの値が高いと空は霞んで見えるということになるようです。南越前町駐在所の近くまで「しおかぜライン」を北上し、今日はここで観察しようと日没2時間前から準備。

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太陽が日本海に沈むのを待ちながら近くの漁港で一枚。

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日没30分後の彗星の位置、方位角280°ぐらいの方角に岩を前景として入れようと、車を停めた南越前町の役場駐車場内をうろうろしながら機材の設置場所を選定。前景とする被写体が比較的近くにある場合、僅か1メートルでも移動すると、景色が変わります。

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日没が近づくに連れて穏やかだった海面に小さな波が押し寄せ、強い風も吹いてきました。

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機材一式を車から降ろして設置を完了した頃には西の空は薄い雲と上空の黄砂による霞の影響で、日本海に沈む太陽すら見えない状態でした。それでも雲の切れ間から彗星が現れるかもしれないと期待しつつ、撮影と双眼鏡による観察を彗星が水平線に沈む午後7時半頃まで続けました。双眼鏡で確認できなかったので、300枚近くの水墨画のような写真にも写っていないことでしょう。予約録画したF1開幕戦、オーストラリアGP決勝が観れるよう、温泉には寄らずに、敦賀のラーメン屋台経由で9時半頃に帰宅。

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天気予報によると、明日は晴れそうですが、「大気中の黄砂の濃度予測」を調べると、19日15時の予測図では北海道と沖縄を除く日本列島上空は黄砂に覆われています。

Mar 172013
 

Vixenのポーラーメーターを「彗星キャッチャー」として使用していますが、これまでカメラの向きが少し、南にずれていて、ズームレンズの焦点距離を200mm(換算300mm)などの望遠に設定すると、フレーム内に彗星が入らず、70mm(換算105mm)設定時にフレーム内に捉えたとしても、右寄り(北寄り)になってしまうという問題がありました。その原因が判明したようです。カメラボディーかレンズの電子部品とポーラーメーターが干渉しているのかもしれないと疑っていましたが、アクセサリーシューにポーラーメーターを取り付けた場合、干渉はないようです。原因はもっと基本的なところにあるのではないかと思うようになりました。

Comet Pan-STARRS (C/2011 L4) Setting Over Mt. Hiei

小型の簡易赤道儀であるPOLARIEで極軸合わせをする際には観察地により、異なる「磁気偏角」を考慮して、ポーラーメーターが指し示す磁北を7°ほど東にずらして補正していますが、カメラのアクセサリーシューに取り付けてカメラの向きを合わせる時は彗星の位置情報をもとに「磁気偏角」を考慮した補正を行っていなかったのです。北方向におよそ7°ずらすべきなのに、SkySafariから得た方位角をそのまま使用してカメラの向きを合わせると、当然ながら、カメラは南におよそ7ºずれる。フレーム内に彗星を捉えることができた場合でも彗星の位置が右端の方(北寄り)に写っていたのはこのためでしょう。

今夜、パンスターズ彗星は午後7時30分頃に地平線の下に沈みます。日没時刻は午後6時5分頃。観察+撮影予定地における日没30分後の彗星の位置は方位角278°、高度+10°。太陽は方位角269°で沈むので、太陽が沈んだ位置を地表にある目印を元に覚えておき、そこから北に約9ºのところに彗星は沈むということです。日没30分後にポーラーメーターを元にカメラの向きを合わせる際は、磁気偏角を考慮して、北におよそ7ºずらして285ºに合わせれば、水平方向に関しては中央に彗星を捉えることができるはずです。ポーラーメーターの角度を10ºに合わせておけば、垂直方向も中央に入るはず。

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地平線(水平線)まで西の空が見渡せる観察地なら、日没30分後からおよそ一時間ほど観察できます。昨夜は靄と雲の影響で撮影することはできませんでした。今夜は遅くから下り坂の天気予報ですが、7時半頃まで天候条件が持てば良いのですが。これから、この前、下見に行った越前海岸に出かけようと計画しています。

Mar 152013
 
DSC03758

午後5時頃まで残っていた雲が切れて、日没頃には西の空は快晴。13日に薄い三日月とパンスターズ彗星を同じフレーム内に捉えたいという希望は叶えられなかったけれど、14日は天候条件に恵まれたので、11日に行った琵琶湖東岸湖周道路沿いの公園に再びやって来ました。この日は前景に樹木を入れようと、カメラアングルを考えて撮影位置を決定。

panstarrs 1895:1899

双眼鏡で確認できる前に焦点距離100mm(換算150mm)で撮影した画像に彗星が写っていました。またもや彗星は右の方に写っています。この日は三日月の下の方、少し北よりの位置だったので、容易に双眼鏡で確認できるだろうと思っていましたが、実際に確認できたのは午後6時45分頃。

Comet Pan-STARRS (C/2011 L4) Setting Over Mt. Hiei

慌ててカメラの向きを修正し、焦点距離を200mm(換算300mm)にズームイン。前景にするはずだった樹木はフレームの外。シャッタースピードを1秒か2秒に変更したはずが、0.6秒のままになっていました。ISOは320。彗星の核はほぼ点像になっていますが、過度なレベル補正でノイズが酷い。

panstarrs 1952:1956

インターバル撮影した5枚をStarStaxで合成すると、ダークフレームを引き算していませんが、ノイズはずっと少なくなります。

panstarrs 1900:1904

高度が高くなり、空が暗くなった分、彗星はよりくっきりと尻尾が双眼鏡で見えるようになりました。視力に自信がある人は肉眼でも確認できるのではないかと思います。今回、初めてカメラのライブビューで彗星を捉えてからシャッターをリリースすることができました。

カメラのライブビューや双眼鏡で確認できずに撮影する時間帯、特に光量が刻々と変化する薄明時の状況ではシャッタースピードの下限を考えながら、ISOはAutoに設定し、絞り優先などのモードにすべきか思案中。次回は露出の設定を失敗しないよう、より慎重に撮影します。

Mar 142013
 

Mujjo iPhone 5 Wallets

ケースは100%ウールフェルト、ストラップ部分は植物タンニンレザーのオランダ製iPhone 5用ウォレットタイプのケースが気に入り、今回、色違いのホワイトを入手しました。詳しいレビューはこちらのポストをご覧ください。

Mujjo iPhone 5 Wallet White

入手先はヨドバシカメラ・マルチメディア京都。最近、ヨドバシカメラでは店内で商品の価格比較が簡単にできるよう、バーコードが読み取りやすい位置に表示してあります。どうぞ、他店と比較してくださいということらしいので、iPhoneのAmazon Appでバーコード検索をしてみたら、ヨドバシの表示価格から10%のポイント分を差し引いた価格よりもAmazonの方が安いことがわかりました。店員さんにそのことを伝えてみると、「少々お待ちください」と言いながら、どこかに電話で連絡し、価格を確認しておられるようでした。しばらくして、その店員さんから聞いた返答に少し、驚きました。ポイントなしでAmazonの価格と同価格にさせていただきますということでした。

人件費や店舗の維持費用など、様々なコストが発生する実店舗が他社の通販価格と競合しなければならない、そんな時代になっているようです。消費者としては商品を購入する際の選択肢が増えてありがたいことではあります。

Mar 132013
 

今夜はこういう写真が撮りたいと思い、先週末に越前海岸まで下見にも行ったのですが、生憎の空模様。上の画像はSpaceweather.comのREALTIME IMAGE GALLERYに投稿されたものにリンクを張っています。

アメリカ、アリゾナ州マリコパで3月12日(現地時刻)に400mmの望遠レンズを使い、ISO 1600、f/5.6、露光2秒で撮影されたようです。薄い三日月の光る部分は山の稜線の下に隠れていてあたかも満月のように写っています。月と共に尻尾をなびかせながら、彗星が沈んで行くシーン、こんな写真が撮りたかった。

Comet PanSTARRS 01
Photo taken by Quad-Duo Photography

Flickrで”PANSTARRS”で検索すると、三日月と彗星を同時に捉えた素晴らしい写真がたくさんヒットします。上にリンクを張った写真は、アリゾナ州フェニックスの夜景を前景に見事に彗星を捉えています。他にも合計8枚のGalleryを作成しました。緯度が低い地域は日没時の彗星の高度が高く、彗星が地平線の下に沈むまでの時間的余裕があるので、撮影には有利です。そのためか、今回集めた写真のほとんどが緯度の低い地域で撮影されています。

Mar 122013
 
DSC03666

一昨日は夕暮れ時に西の空が厚い雲で覆われて見れなかったパンスターズ彗星(C/2011 L4)を再び、京都の夜景と共に見ようということで、東山山頂公園にやって来ました。同じ目的でこの観察スポットを訪れた人が10人ぐらい、機材を設定しながら日が落ちるのを待っています。彗星が見れるかもしれないことを知らずにやって来る人も入れ替わり立ち替わり。

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京都市街を東から一望できるこの観察地は日が沈む西の空は地平線まで見渡せることができます。上の画像を撮影した時刻は午後5時56分。太陽は高度0°36’の位置にあるはずですから、高度がほぼ0°まで見えていることになります。パンスターズ彗星が地平線の下に沈む午後7時10分まで、一時間近くも観察できます。但し、光害と靄の影響で晴れていても地平線近くの彗星を肉眼や双眼鏡で確認するのは極めて困難。

Comet Pan-STARRS (C/2011 L4)

2時間近く、彗星探しを続けましたが、結局、双眼鏡(Nikon 7×50 7.3° IF WP Tropical)で視野に捉えることはできずに終わりました。この日もVixen POLARIEで追尾しながら、インターバル撮影を繰り返しました。彗星キャッチャーとしても使用しているポーラーメーターがカメラのボディー、レンズと干渉しているらしく、レンズの向きは実際よりも北に少しずれています。撮影したほとんどの写真はズームレンズの焦点距離を200mm(換算300mm)に設定していたので、フレーム内に彗星は入っていなかったようです。保険代わりに125mm(換算187mm)にズームアウトした数枚に何とか彗星を捉えることができました。やはり、北方向(右寄り)にずれているので、上の画像、右上の方に彗星が写っています。

残念ながら京都の夜景と彗星を同じフレームに収めることはできませんでした。今後、彗星は減光しながら太陽からどんどん離れて行くので、日没後一時間が経過して空がほぼ完全に暗くなってからでも観察可能になります。山の稜線が高度およそ5°の琵琶湖東岸から観察、撮影した方が、光害の影響が少なくて済むと思われます。

「パンスターズ彗星を見つけようキャンペーン」の観察スポット募集サイトに注意喚起する案内が付け加えられました。夕暮れ時の西の空には軌跡が短い飛行機雲が見えることがよくあります。飛行機雲が二本出ていると、彗星のイオンテールとダストテールのように見えることがあり、飛行機雲を彗星であると誤認して「見えた」と報告する人があまりにも多いのでしょう。3月9日に「見えた」と報告している人のほとんどは誤認していると思われます。

DSC03674

例えば、上の写真。沈む太陽よりも北方向に飛行機雲が写っています。飛行機はこちらに向かっているようであり、尻尾が下を向いているので、飛行機雲であることがわかります。北西方向に飛行機が向かっているのであれば、飛行機雲が彗星の尻尾のように南東に伸びるので、さらに紛らわしくなります。上の画像に写っている飛行機雲のように、彗星が明るければ簡単に確認できるのですが。