Bamboo Hatchet

Kanbunsaku Bamboo Hatchet 165mm

フライフィッシング用六角竹竿製作のための工具収集が延々と続いています。(15年以上)上の画像は日本製の竹割ナタ。この種の道具は日本製が信頼できます。

Kanbunsaku Bamboo Hatchet 165mm

刃渡り165mmの両刃になっています。丸竹を縦方向に割る時に使用する鉈ですが、片刃の鉈ではうまく竹を割ることができないという情報を得たので、竹割専用の鉈を入手したという次第です。

竹割用の鉈とは別に、日本には「竹割器」という便利な道具が昔からあります。近くのホームセンターには4つ割と5つ割の竹割器がありましたが、6つ割がなかったので取り寄せ中。丸竹を一度に6分割する時に用いる道具です。

J.C&S Utility Knife made in 1952

6等分に分割したそれぞれの竹片をさらに二回、二等分して合計24本の細片に竹を割くには竹割ナタとは別に小さなナイフがあれば便利そうです。万力などに小さなナイフを固定し、竹片の方を水平方向に動かして割く方法です。木片に釘を打ち、ナイフ代わりにする人もいるようです。上の1952年製のオールステンレス万能ナイフが使えないかどうか、検討中。

J.C&S Utility Knife made in 1952

しかし、この古い万能ナイフ、磨いたらきれいになりました。コレクターにとっては貴重なものかもしれないので、万力で固定するのは別のチープな替え刃か何かを使った方が良いかもしれません。

klean kanteen® classic 18oz (532ml) with Sport Cap

klean kanteen® classic 18oz (532ml) with Sport Cap 2.0

御殿場のL.L.Bean Factory Storeでついでに購入したklean kanteen®のステンレスボトルがたいへんお気に入り。蓋を回転させて開けなくても素早く水分補給ができるスポーツキャップを別途、入手しました。

klean kanteen® classic Sport Cap 2.0

klean kanteen®の輸入発売元がA&F Corporationであることを、L.L.Beanロゴ付きのステンレスボトル購入後に知りました。そう言えば、三井アウトレットパーク滋賀竜王にあるA&Fで見かけたような記憶があったので、久しぶりにお店を訪問してみるとありました。定価¥840?のクラシック用のスポーツキャップが僅か¥105で販売されていました。上の画像はダストキャップを装着した状態ですが、ダストキャップがなくてもボトルに入れた水が漏れることはないので、ダストキャップなしで使おうと思っています。(6月18日追記:このスポーツキャップは最新型の2.0ではないかもしれません。)

klean kanteen® classic 18oz (532ml)

店員さんとF1の会話も楽しませていただいたので、¥105のスポーツキャップだけを購入する訳にも行かず、旧モデルのカラーで安くなっていたクラシック18ozを新たに入手。

klean kanteen® classic 18oz (532ml)


L.L.Beanのロゴ入りも良いけれど、klean kanteen®のロゴが入った柿色の方もグッドデザインだと思います。
klean kanteen on Amazon

Red Bull Energy for Japan Charity T-Shirts

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

一週間前にWebで注文しておいたRed Bull Energy for JapanチャリティーTシャツが代引きで届きました。横浜元町で多くの人が長蛇の列に並んで寄付していたあのTシャツです。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

一枚¥2,500以上ですが、シャツの品質から察すると大半が寄付金だと思います。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

F1フリークには、こちらの付属ステッカーの方が価値があるように思います。

Save Japan Official Charity T-Shirt

こちらはRed Bullのシャツではなく、レーシングドライバーの脇阪寿一氏のメッセージが書かれた、Save JapanオフィシャルTシャツ。

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元町のABC-Martで3枚、購入しました。このシャツは販売価格1,000円、全収益金がSave Japanを通じて日本赤十字社より被災地の方々に届けられるそうです。

Numbers for iPhone

これまでiPad専用だったNumbersがiPhoneにも対応したので、自動車の燃費を記録するスプレッドシートをiPhoneで作成しました。”Getting Started”を一通り読んで練習すれば、誰でも簡単に表計算ファイルが楽しく作成できます。スプレッドシートを作成するのはゲームをしているようで、かなり楽しめます。(ゲームはどんなに面白くてもいつかは飽きますが、表計算ソフトに飽きることはありません。)

以前に、Macで作成したファイルをiPad用Numbersに読み込んで使おうとしましたが、どうも使い辛くて結局、iPadで使用することなく、Numbersは放置状態でした。今回、iPhoneで新たにスプレッドシートを作成してみて実感したことは、Mac用Numbersで作成したファイルを読み込むのではなく、一からiPhoneやiPadで作り直した方がiOS機器で実際に使えるものができるということです。

私は以前から自動車の燃費はMac用Numbersで記録しています。ガソリンスタンドで発行されるレシートに走行距離をペンでメモしておき、帰宅したら忘れないうちにファイルに打ち込むという方法です。たまに、オドメーターのリセットを忘れて満タン2回分の燃費を計算することもあります。また、レシートをなくしてしまうこともあります。ガソリンを満タンにする時はいつもiPhoneが手元にあるので、燃費の記録はiPhoneでできないかどうか、検討中でした。フリーのAppをダウンロードしていくつか試してみましたが、ガソリンの価格など、燃費計算には関係しないデータを入力しなければならないものもありました。

そこで、iPhone用Numbersの”Getting Started”を読み、テンプレート(雛形)を使わずにブランクのスプレッドシートを作ってみました。ファイルの名称は”RX-8 Mileage”

上の左のスクリーンショットは出来上がったテーブル。各年度で一つのテーブルとフォームから構成されるようにしました。右は入力用のフォーム。”Tap to add title.”をタップして日付を入力。オドメーター(AとBがありますが、私はAを燃費計算用として、Bをオイル交換の目安用として使用しています)から読み取った走行距離をTraveled (km)に入力、タンクを満タンにするのに要したガソリンの量をGas (L)に入力。Mileage (km)は割り算の結果を自動入力。入力に失敗した場合はiPhoneをシェイクすれば打ち直しすることができます。シェイクは極力、避けたいので入力は慎重に。(この辺りにゲーム性があると私は思います。)

Mazda RX-8 Type Sの燃費はいつもこんな感じで環境に優しくない数値になっています。高速で長距離を走ると10km/Lを超えることもあります。日付は”month”の次に”date”を入力する時に”Today”をタップすればその日が入力されます。フォームに入力した値は瞬時にテーブルに反映されます。後から並び替える時はテーブルの方で、rowを選択してドラッグすればOK。

出来上がったスプレッドシートを複製して、Jimny燃費記録用のスプレッドシートも作成しました。いずれも過去に遡って燃費データを入力してあります。このデータをもとに自動車の健康状態を推測するかといえば、そういうことではなく、単にiPhoneを使って記録したいという欲求を満たしただけかもしれません。

iCloudが使えるようになれば、このようなファイルも同じApple IDで管理しているすべてのiOS機器とMacで自動的に同期されるのでしょうか。

Circle K Sunkus Offers Discount Coupons for iTune Gift Cards

カルワザ会員を対象にCircle Kが実施するiTunes Card割引クーポン、今年は13.3%引きになります。¥1500のカードが¥1,300、¥3,000のカードが¥2,600に。本日、6月9日から6月29日まで。

iTunes Gift CardsでiTunes Storeで販売される音楽、映画に加えて、App StoreのiOS機器用、Mac用のアプリケーション、さらには来月発売されるOS X Lionまで買えてしまいます。OS X LionはSnow Leopardと比べると日本で非常に安くなり、¥2,600でダウンロードできるそうですが、割引クーポンを使えば、さらに13.3%引きの¥2,254とかになります。

店によってはカードがすぐに売り切れることもあるので、早速、京都に行った帰りに¥1,500と¥3,000のカードを一枚ずつ、合計¥3,900で買って来ました。

MacBook Bottom Case Replaced

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「Appleから荷物が届いています。交換した部品を回収するように言われているけれど、これから行っても良いですか。何でしたら3時頃にまた近くに寄るのでその時にしますか。」という内容の連絡が宅配業者からありました。事前にapple.comのアドレスからメールが届いていました。「お客様の故障部品の返却が必要である場合は、配送業者が交換部品をお届けの際に回収いたします。ご返却の際は、その他のアイテムを同梱しないでください。同梱されたアイテムはお客様に返却されません。 」返却が必要である場合はという曖昧な表現だったので、今回の場合は返却の必要はないだろうと私は解釈していました。

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慌てて、ボトムケースを#00のPB製プラスドライバーで8本のネジを緩めて取り外し、故障部品の返却ができる状態にしました。私の場合は故障部品というより、汚れた部品と言った方がより適切な表現です。それでも、湿らせたクロスで拭いても、取り除くことができない(剥げている)部分があります。しかも、使用開始後直ぐにラバー塗装が剥げたのでやはり不良品であると思います。

MacBook (Late 2009) Replacement Bottom Case

届いたものは新しいボトムケースと台湾製のプラスドライバー、予備2本を含むネジ10本、それと下部ケース交換方法を記した説明書。

MacBook (Late 2009) Replacement Bottom Case

ネジのサイズは#00よりも若干、大きいので同梱されたチープなプラスドライバーでネジを締めました。下部ケースは「故障部品」と比べると塗装面が滑らかであると感じました。新しい下部ケースにはシリアル番号の刻印がありません。説明書には「油性ペンを使って、新しい下部ケースの内側にシリアル番号を書き込みます。」とあります。”About This Mac”を調べればシリアル番号はいつでも確認できるので、下手な手書きで自分で書き込みするのはやめておくことにしました。他人に譲ったり、下取りに出すような場合は、手書きでケース内側にシリアル番号を書き込むつもりです。

MobileMe Paid Subscription Service To Be Replaced By Free iCloud

本日早朝にWWDCで発表されたソフトウェアの中で最も画期的と私が感じたのはiCloudです。一部のコアなユーザーが利用している有料のMobileMeとは異なり、iCloudはすべてのiOS機器、Macユーザーのためのクラウドサービスだと思います。これまではMacやPCがiOS機器の母艦として機能していましたが、今後はApple IDを取得すればiOS機器のアクチベーションや同期に母艦が必要ではなくなるそうです。パソコンを所有しない人でもiPhoneやiPadを利用できるようになります。iCloudが母艦として機能し、MacはiOS機器とほぼ同じ位置に横並びするようになると考えればわかりやすいかもしれません。

iOS 5またはOS X Lionにアップデートすれば、Appleが今年秋から提供するこの新たなクラウドサービスであるiCloudが無料で利用できるようになり、これまで有料だったMobileMeのサービスは有効期限が自動的に来年6月30日まで延長され、その後は利用できなくなるとのことです。.Macの頃のアドレス、@mac.comはエイリアスを含めてMobileMeに移行になった時点ですでに新たに取得できなかったのですが、MobileMeのメールアドレスである@me.comも本日から新たに取得することができなくなりました。エイリアスの変更、削除も一時的にできなくなっています。こんなことになるのなら、もっとエイリアスを取得しておくべきでした。iCloudに移行後は@icloud.comになるのでしょうか。

MobileMeのiDiskに関しては、iCloud移行時にどのようになるのか、今回の基調講演では触れられていません。私はiDisk上に独自ドメインのサイトを構築し、運営していますが、来年6月30日のMobileMeサービス終了後にどのように扱われるのか、不明です。

iCloudはMobileMeチームが開発したそうで、それを聞けば少々、不安になりますが、あの巨大データセンターに対する投資を考えると、確かにAppleは本気であり、Steve Jobsが繰り返し言っていたように”It just works.”なのでしょう。

L.L.Bean klean kanteen® classic 18oz (532ml)

L.L.Bean klean kanteen® classic 18oz (532ml)

御殿場プレミアム・アウトレットにあるL.L.Bean Factory Storeに立ち寄り、シャツ2枚を持ってレジに行けば、もう一点、ハンカチでも良いので買えば、10%引きになると言われ、ついでに買って来たのがこのペットボトルサイズのklean canteen® classic 18oz (532ml)。このボトル、素材はアルミ製ではなくステンレス製です。なぜステンレス製なのかが気になり、Webで調べてみるとAssistOnのサイトがヒット。このサイトを読めば、少しでも興味をお持ちの人はこのボトルが欲しくなるかもしれません。

ボトルの口径は5cmと大きく、飲みやすくて洗いやすい。キャップもオプションで交換できるそうです。indicator redも良いカラーです。amazonでも取り扱っています。

A Trip to Gotemba and Yokohama

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横浜元町で開催されるイベント、Red Bull Energy for Japan – Motomachiに行ってみようということで、土曜の午前1時前に自宅を出発。終了間近の高速道路休日上限¥1,000の料金制度を活用すべく、名神、東名高速道路を利用。途中で何度か仮眠と休憩を繰り返し、御殿場ICに到着したのは午前9時すぎ。Ricoh GR Digital IIIで撮影した上の写真、富士山が小さく写っています。

Gotemba Premium Outlets

最初の経由地は本場アメリカのチェルシー系ファクトリーアウトレットである御殿場プレミアム・アウトレット。遠くに見える観覧車がこのアウトレットモールのランドマーク。アメリカのファクトリーアウトレットでもこんなに巨大な敷地にある施設は珍しいと思います。店舗数210で国内最大規模、世界でも二番目に大きいとか。

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買い物を終えて駐車場に戻ると午後3時前。御殿場ICに戻り、東名を横浜方向へと向かっていればそんなに疲れることなく一時間ほどで宿泊先に到着していたはずですが、箱根を経由することにしたのが判断ミスでした。

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箱根からの下りが大渋滞、海岸沿いの小田原、平塚、茅ヶ崎、藤沢も渋滞。新横浜のホテルに到着したのは午後8時頃。クラッチ操作とギアシフトの繰り返しで体力を消耗しました。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

翌日は早起きしてできるだけ朝早く、元町に着くはずでしたが、石川町で電車を降りると駅員さんがこんな看板を持って出遅れた人を待っていました。私はすでに諦め(いつもの開き直り)モード突入。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

レッドブルのマシンが日本で初めて公道をデモ走行する元町商店街の一本、隣の筋をやむを得ず進むことにしました。人混みが極度に苦手な私はさらに離れて、坂道の途中にあるマンションの階段を上り、踊り場から眺めることにしました。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

下から見るとこんな感じ。この時、私はマンションの上から甲高いエンジン音と共に低速で通過するマシンの一部を確認しました。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

この石畳の狭い道をToro RossoのSébastien Buemiが一往復しました。(予定では二往復)前日、幕張で行われたデモ走行でスタントマンのようなイベントスタッフ?が崖を駆け下りて来て、低速で走行中のマシンをなぜか飛び越えようとして接触事故を起こしています。頭上を飛び越されたスイス人ドライバーはさぞかし、驚いたことでしょう。スタントマン?は軽傷ですんだそうですが、この珍しい事故は翌日のスケジュールが変更になった原因の一つになったのかもしれません。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

デモ走行終了後、Red Bull Energy for JapanのTシャツを一枚¥2,500以上で購入(寄付)しようと並ぶ人。人の列は数百メートルは続いていたと思います。この日に用意されたシャツは3千枚。

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マシンが展示されることもなく、いつの間にかどこかに行ってしまったようなので、最近、購入したNikon AF-S VR Zoom-Nikkor  70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDでのF1マシンの撮影は早々と諦めて、Tokinaの超広角レンズに交換し、中華街の方へと向かいました。

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目的地は中華街の外れにある慶福楼。ここで早目のランチをとろうと、超広角レンズで中華街の街並を撮影しながら歩いていると、見れなかったRed Bull Racingのショーカーが、突然目の前に現れました。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

11,000人の観客はいません。周囲にいたのはたまたま近くを歩いていた数人だけ。私は最もトラックに近い位置にいました。

Yokohama China Town

こんな写真を撮っている時に門の下にトラックに載せられたRed Bullのショーカーがやって来たのです。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

前田橋の信号でF1マシンを載せたトラックが目の前で停車。上の写真は換算24mmの超広角レンズで撮影しています。手を伸ばせばマシンに触れることもできるほど近い距離。ショーカーは2011年の仕様のようです。INFINITYのスポンサーロゴにPIRELLIのタイヤ。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

一歩、下がって興奮気味の他のF1好きの人が写真撮影している様子を一枚。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

スクーターの人も交差点の真ん中で記念撮影。F1マシンを載せたトラックは首都高の方に向かいました。

Shin Yokohama Prince Hotel

この後、電車で新横浜の宿泊先ホテル駐車場に戻り、横浜町田ICから東名に入り、豊田JCTから伊勢湾岸自動車道、新名神経由で帰宅。

Handcrafting Bamboo Fly Rods by Wayne Cattanach

Handcrafting Bamboo Fly Rods

15年ほど前に米国ミシガン州で購入した”Handcrafting Bamboo Fly Rods”はCopyrightが1992年になっているので、自費出版された初版だと思います。3穴バインダーに綴じられた手作りのガイドブックです。このバインダー版は今となっては入手困難。ページめくりが容易ではないので、「自炊」して電子ファイル化しようかと考えています。それをiPadにインストールして、ワークベンチ(作業台)の上で読みながら、製作の作業を進めようと計画しています。

Handcrafting Bamboo Fly Rods

この本を書店で購入したのか、釣具店で入手したのか、記憶は定かではありません。Cattanach氏はミシガン州に住むロッドビルダーなので、地元の釣具店でこのガイドブックを販売されていたのかもしれません。どちらかと言えば、一貫して実務的な内容が記されており、具体的に使用する工具のモデル名やメーカーの連絡先まで書いてあります。”A Master’s Guide To Building A Bamboo Fly Rod — by Everett Garrison & Hoagy B. Carmichael”の影響もあると思います。文体は決して格調高いものではありませんが、その分、必要最低限のことが簡潔に綴られています。

当時(90年代後半)はAmerica Online全盛期でインターネットは普及していなかったので、バンブーロッドを製作しようとする人にとっては本当に貴重な最新情報がこの本に満載されていたのです。

所々にマーカーを使った痕跡があります。この本を工具屋さんや金物店に持参し、バンブーロッド製作に必要な工具を集めていた頃の記憶が蘇ります。特に日本では入手困難であったインチ表示のメジャーやノギス、デプスゲージなどの計器類をこの本を参考に集めていました。

付録としてフロッピーディスクが茶封筒に入っていました。オリジナルテーパーの計算式か何かだと思います。今日、初めてその茶封筒を開けてみました。どうせ、Macには対応していないと思い、開けようともしなかったのですが、今はフロッピーディスクドライブすらないので、ファイルを開くことはできません。コンピューターを用いてテーパーを算出する手法を考え、それを普及させたのもCattanach氏ではないかと思います。

現在は、製本されたものがAmazonで売っています。

Stanley Block Plane G12-020

Stanley Block Plane G12-020

30代の頃から私はある年齢に達したら、フライフィッシング用のスプリットケーンロッドを製作することを趣味にしようと画策していました。自分で巻いた毛鉤で魚が釣れれば幸せですが、自分で製作した竹製のロッドで魚が釣れれば、至福の時が過ごせるはずです。ロッドを製作すること自体、たいへん面白そうです。竹製フライロッドの製作過程で最も頻繁に使用するハンドツールは西洋鉋であり、ロッドビルディングの象徴とも言えます。上の画像は、英国製Stanleyのブロックプレーン、品番はG12-020。ノブの部分が真鍮製で、光沢のあるブラックとゴールドのカラーは今年のLotus Renaut GPチームカラー。(話が逸れました。)

Stanley Block Plane G12-020

西洋鉋は押して使うものですが、私はこのブロックプレーンを逆に持ち、日本人らしく引いて使っています。これまではワークベンチやテーブルなどの木工作業で使っていましたが、これからは竹を削るという本来の用途で使用することになります。

Stanley Block Plane G12-020

分解するとこんな感じになります。刃の高さや前方ソールの位置などを微調整することができます。

Stanley Block Plane G12-020

ソールの一部に錆があったのでサンドペーパーで磨きました。このブロックプレーンは仕上げ用として購入したものなので、金属製のプレーニングフォームを使って竹材をテーパー通りに削る際は、ソールが完全に平坦になるように、粒度の高いサンドペーパーで磨く必要があります。#1500のサンドペーパーでミラーフィニッシュにする人もいるようです。いつか、やってみます。

こちらは荒削り用として購入したStanley G12-220。ソールが一体型なので刃が出るスリットの幅は調整することができません。いずれのモデルもStanley 9 1/2改良型と呼ばれるブロックプレーンです。

刃も同様に砥石で研ぐ必要があります。G12-020に付属する刃は錆を防ぐために、クロミウムが高炭素鋼に混ぜてあるそうで、そのためエッジの部分の耐久性に問題があり、頻繁に刃を研がなければならないそうです。解決策としてはHock Toolsなど、別のメーカーの刃を使用する方法があります。

私が理想とする「ガレージライフ」を送るロッドビルダーのビデオを下に張っておきます。ブロックプレーンで竹を削るシーンが一部、映っています。簡潔に工程を紹介した格好良いビデオだと思います。この方、コーヒー豆をご自分で焙煎されているようです。

SMS between different carriers to start on July 13

ソフトバンクモバイル株式会社の6月1日付けプレスリリースによれば、

ソフトバンクモバイル株式会社は、2011年7月13日(水)より開始する、国内他事業者の第三世代携帯電話(3G)との国内におけるショートメッセージサービス(SMS)について、ご加入いただいているプランに関わらず送信料3.15円/通、受信料無料にてサービスを提供します。なお、ソフトバンク携帯電話間(ディズニー・モバイル含む)での国内におけるSMSはホワイトプランであればこれまでどおり送受信無料でご利用いただけます。

SMSは、携帯電話番号を使ってショートメッセージを送受信できるサービスです。このたびの事業者間接続開始により他事業者の携帯電話と絵文字を含む全角70文字までのSMSを送受信できるようになります。

漸く日本でも他事業車間におけるSMSが利用可能になるという知らせ、iPhoneで3Gデータ通信を遮断している私にとっては待ち望んでいた朗報です。SMSはメールアドレスがわからなくても相手の電話番号を知っていれば(最近は逆のことが多い?)短い文字メッセージを送受信することができます。

ソフトバンクWi-FiスポットとeoモバイルWi-Fiスポット、さらにViberと他事業社間のSMSを活用すれば、3Gデータ通信オフ時におけるiPhoneの利便性がますます高まるように思います。

ASTROTRACER

PENTAX O-GPS1

2011年6月2日付けのPENTAXニュースリリースによれば、

HOYA株式会社 PENTAXイメージング・システム事業部は、当社デジタル一眼レフカメラ用のGPSユニットで、一般的な位置情報に加えて簡易的な天体追尾撮影などの独自機能も備えた『PENTAX O-GPS1』を発売いたします。

本製品は、対応する当社デジタル一眼レフカメラのホットシューに装着するだけで、撮影画像に緯度・経度・高度・UTC(協定世界時)・方位情報を記録することができるGPSユニットです。GPS情報を記録した画像データは、パソコン上で撮影場所や位置情報の確認、表示を簡単におこなえるとともに、画像の整理などにも利用できます。

さらに、GPS情報とカメラ側の手ぶれ補正機構とを連動させることで、簡易的な天体追尾撮影が可能な“アストロトレーサー”をはじめ“直線ナビ”、“電子コンパス”など、ペンタックス独自の多彩でユニークな応用機能も備えています。

三脚固定で「簡易的な天体追尾撮影が可能」とありますが、カメラボディーを固定させた状態でどのようにして星を追尾するのか?甚だ疑問に思いつつ、詳しい説明を読むと、

GPS情報から取得した緯度と、内蔵している磁気センサーおよび加速度センサーから得られたカメラの状態(左右および上下の傾きと方位)から天体の動きを算出し、イメージセンサーを天体の動きに同調して移動させることで、長時間露光しても星が流れることなく、点像のままで撮影することができます。専用の赤道儀等を使用することなく、三脚だけで簡易的な天体追尾撮影が楽しめる便利な機能です。

磁力方式の手ぶれ補正機構を搭載している対応機種(K-5、K-r)のカメラボディー内にあるイメージセンサーを移動(シフト)させる仕組みのようです。レンズシフト方式ではなく、センサーシフト方式、しかも磁力で駆動させる機構を搭載したPENTAXのカメラだからこそ可能なシステムです。

アストロトレーサーの追尾可能時間は対応するカメラボディー(K-5とK-r)とレンズの焦点距離により異なるそうで、たとえば、K-5の場合、赤緯45ºで200mm/160秒、100mm/290秒、50mm以下/300秒となっています。星景写真であれば、広角レンズを使用することが多いので、300秒まで追尾可能ということになります。従来の三脚固定撮影では超広角レンズ使用時でも、30秒以上露出させると、星の軌跡とノイズが気になり始めるので、私は30秒間露出を上限にしていました。PENTAX O-GPS1を使用すれば、感度を落として60秒以上、追尾させることが可能かもしれません。

焦点距離50mm以上のレンズでは30秒間も露光すれば、星が大きく流れるので、三脚固定撮影では広角レンズのみを使用していました。追尾してくれるとなれば、100mmのレンズでISOの値を少し上げて、星野写真の撮影も可能かもしれません。

しかし、対応するPENTAXのボディーが手元にありません。このGPSユニットを使用するためにボディーと広角レンズを新たに購入するとなると… 大きな沼にはまりそうで、要注意。しかし、前から欲しいと思っていたポータブル赤道儀(モバイル赤道儀TOAST)はセットを購入すれば10万近く要するので、赤道儀を買ったと思うことでPENTAXの対応カメラとレンズが手に入るとすれば…

まさかGPSユニットが沼の入り口で客引きをしているとは思いもしなかったことです。

Bamboos Imported from China

テーパーを持たせた六角柱になるように、割いて、削り、貼り合わせた竹製フライフィッシング用ロッドブランクを製作しておられる方のブログで、材料となる竹材に関する非常に興味深い記事を見つけました。その方は、近くのホームセンターで仕入れた中国産の竹材を用いてフライロッドの製作を試みたそうです。ロッド製作時に最も重要となるパワーファイバー(ロッドブランク製作時に使用する竹の繊維)断面の様子が同じ中国産のトンキンケーンに酷似しているそうです。

トンキンケーンとはアメリカや英国のフライロッド用竹材の輸入業者が主に用いた名称であり、産地(広西荘族自治区、広東省のSui川沿いの地域)ではch’a kon chuk(茶カン竹)と呼ばれているそうです。学術名はarundinaria amabiris。アメリカや英国の名だたるロッドビルダー達はこのトンキンケーンの根元に近い太い部分を材料に使い、フライフィッシング用ロッドを製作しています。先端近くの細い部分はかつてはスキーのストックとしても使われていたそうです。

1915年からこのトンキンケーンを中国から米国に輸入しているオハイオ州シンシナティのCharles H. Demarest, Inc.によると、トンキンケーンは天然の状態で真っ直ぐであり、枝がなく、傾斜が緩やかであり、パワーファイバーが硬くて弾力性があり、節がほぼ平坦であることが特徴だそうです。これらすべての特性は、フライフィッシング用ロッドブランクの用途に適しています。

日本でこのトンキンケーンを輸入している業者から購入する場合、長さ3.6メートルのものが1本で送料を加えると一万円近くもします。こんな高価な材料を使って一本目のバンブーロッドを製作することはできません。たぶん、試行錯誤の繰り返しになるでしょうから、練習用としてはもっと安価な竹材を使うべきかと考えていました。真竹ならあちこちに自生しているので、譲ってもらおうかとも思っていました。

"Konan" Cane

そこで見つけたのが、ホームセンターで販売されているという、中国産の竹材に関する記事。私も近くのホームセンターに行き、試しに2.4mのものを一本、買って来ました。僅か360円です。車に載らないので半分に切断して持ち帰りました。

"Konan" Cane

たいへんきれいな竹材で、表皮部分に傷や虫食いがありません。残念ながら節間が短く、肉厚は根元に近い方は十分にあるけれど(下左の画像)、半分に切断した上の方は、急激に肉厚が薄くなっています。(下右の画像)径は1 3/4″から2″ぐらい。

Bamboo Imported from China
Bamboo Imported from China

価格が安価なので、2本買ってきて、下の方だけを使えば良いのですが。

Bamboos Imported from China

帰宅後、店内の別の売場で撮影した写真を見て気付いたのですが、こちらの方に節間の長いものが混ざっています。これはまた買いに行かなければ…

Steve Jobs is to be on stage!

Steve Jobsが来週月曜午前10時(日本時刻火曜午前2時)WWDCで基調講演を行うとの嬉しい知らせがAppleのPress Releaseに掲示されています。

CUPERTINO, California—May 31, 2011—Apple® CEO Steve Jobs and a team of Apple executives will kick off the company’s annual Worldwide Developers Conference (WWDC) with a keynote address on Monday, June 6 at 10:00 a.m. At the keynote, Apple will unveil its next generation software – Lion, the eighth major release of Mac OS® X; iOS 5, the next version of Apple’s advanced mobile operating system which powers the iPad®, iPhone® and iPod touch®; and iCloud®, Apple’s upcoming cloud services offering.

次世代Mac OS® XであるLionとiOS 5、それと新しいクラウドサービスであるiCould®を発表するとのことです。MobileMeについては触れていないので、iCoud®とどのように統合されるのか、あるいは統合されないのか、その辺りを特に注意したいと考えています。

MacBook Airが在庫調整に入りつつあるという噂もあるので、新しいハードウェアについても発表があるかもしれません。