パドックエリアからS字の地下を通ってD席へと繋がるトンネルが開放されていたので、Super Formula公開テストはS字で撮影することにしました。
案内表示は和製英語が併記されています。パドックエリアに表示されていたものとほぼ同じ表現になっています。この場所に設置するなら、正しくは”UNDERPASS TO PADDOCK AREA”でなければなりません。パドックエリアに設置する看板なら、”TUNNEL OF S CURVE” ではなく、”UNDERPASS TO S-CURVE”の方がより適切な表現です。
初めて鈴鹿サーキットにやって来た、日本語に不慣れな外国人が、S字カーブに設置されたこの看板を見たら、ここはS字カーブではないのかと誤解しそうです。
Hondaのパワーユニットを搭載したMcLarenが、今年も最下位周辺が定位置になりそうな状況ですが、根本的な問題の一つが言語の違いによるコミュニケーションではないかと私は思います。
不適切な表現であれば意思疎通ができないばかりでなく、誤解を招く恐れがあります。 Honda四輪モータースポーツの技術開発を行う研究所、Honda R & Dには社内外、国内外から最高レベルの技術力と豊富な経験を有する技術者を集めるべきだと思いますが、現実は経験と技術力が不足する若手社員の教育研修の場となっているようです。
そうした若手社員が、モータースポーツで共通語となっている英語でのコミュニケーションに問題を抱えているとすれば、救いようがない状況なのかもしれません。
この日のカメラはNikon D7000、レンズはAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED。
晴れていたのでかなり絞ることになりますが、S字ならシャッタースピードは1/100秒ぐらいまで落とせそうです。
FIA GT3規定に準じたスーパー耐久の最高峰マシン、HubAuto Ferrari 488GT3。
Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017 — Part 3へと続く。
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