The Senri Riverbank — Part 2

大阪国際空港(伊丹空港)に着陸する航空機を間近で見れる千里川堤防を再訪問しました。今回は夕暮時から夜にかけての時間帯を狙っていましたが、現地に到着したらすでに暗闇でした。昼間とはまるで状況が異なるので、撮影の難易度が大幅に上がります。

DSC_3701

F1では唯一の公道ナイトレースを開催するシンガポールGPでの撮影条件と比べても、光量が圧倒的に少なく、オートフォーカスが機能しません。ISOオートで上限を3200に設定しましたが、持参した超広角と標準ズーム、望遠ズームではF値が暗いので、全然光量不足の写真になります。

DSC_3681

被写体が何なのか説明しなければわからないレベルの写真になってしまいました。本来は公開できるレベルではありませんが、難易度の高さを説明するには良いだろうと思い、公開することにしました。暗いズームレンズよりも明るい単焦点レンズを持参すべきでした。

DSC_3671

高感度ノイズはDxO OpticsPro for PhotosのPRIMEを適用すれば除去できるので、ISO感度は6400まで上げても大丈夫かもしれません。この日は三脚を持参するのを忘れたので、軽く流しながら高速連写しました。シャッタースピードは上の写真で1/125秒ですが、さらに落とすべきかもしれません。課題は航空機や滑走路照明灯の明るい部分でしかオートフォーカスできないことです。マニュアルフォーカス、置きピンに設定すべきかもしれません。また、シャッタースピード優先ではなく、露出もマニュアルにすべきなのか?試行錯誤が必要です。F1ナイトレースの撮影よりも、星空の撮影に近い気がします。

次回は明るい単焦点レンズと三脚と一脚を忘れずに持参して、夜間撮影に再チャレンジします。

Part 3へと続く。

5 thoughts on “The Senri Riverbank — Part 2

  1. 筆者 様

     私の愛読しております雑誌、デジタルカメラマガジンで、偶然にも「超望遠ズームの世界」(2015年10月号)Page-97に、夜の、それも非常にハイキーで綺麗な写真が掲載されて居ましたので、その撮影データを以下にSahreさせて頂きます。

    <Photo 1>

    NIKON D810
    Sigma15-600mm
    F5-6.3 DG OS HSM I Contemporry/600mm
    マニアル露出(F6.3/4秒)
    ISO 250
    WB: 3,300K

    <Photo 2>
    NIKON 810
    F5-6.3 DG OS HSM I Contemporry/600mm
    マニアル露出(F6/ 6秒)
    ISO : 160
    WB: 3,500K

    この雑誌のBack Numberをご覧になられたら、その絵の美しさがお分かり頂けると思いますが、夜の滑走路なのに非常にハイキーで有りながら、色にも嫌みも無く、はっと息を吞むぐらいの綺麗さです。写真はそんなに大きな記事では無いのですが、「望遠でこんな写真が撮れるのだ!」と2ヶ月前にこの記事を見て「何時かは、こんな絵をとりたいな〜」と思わせる写真でした。特に、誘導灯の光のシルエットは最高の写真だと思います。

     F値の低い超望遠でここまでの絵が撮れるとは、私、実際に驚き感動しました。肝は「マニアル露出」なのかも知れませんね。KENKOのミラー反射型の望遠でも撮れるとしたらレンズの取り回しが軽快なのかな〜?なんて思っています(笑)。で、このレンズ自体は未だ購入していませんが、何時かはコレクションに加えたいと思っています。

    Jim,

    1. 雑誌記事の紹介ありがとうございます。私が目標としております写真はこちらです。飛行機と野鳥を専門にされておられるプロカメラマンの中野耕志氏が千里川堤防で撮影された画像です。滑走路の誘導灯と飛行機後方を同じ視野に入れようとすると換算50mm〜100mmぐらいの明るい標準レンズがこの撮影地では適しています。飛行機のボディーに反射する誘導灯の光を如何に捉えるかが重要になると思います。この日に持参した超広角ズームレンズであれば、ボディーに光が反射するまでにシャッターを切ることになってしまいます。また、私が所有する望遠ズームレンズは暗いので、シャッタースピードを上げることができません。滑走路に止まっている飛行機を夜間撮影する場合は、話が全然変わってきます。

      1. 筆者 様

         筆者様の「此方です」の写真、私がShareさせて頂いた雑誌の記事そのもので、<Photo-01>が、まさに、この写真と同じ構図で同じ編集であり、同じ感じです(感動しました。偶然ですね、感動した写真がほぼ同じものとは・・)。ま、撮り方には色々な方法がありますので、私が雑誌から紹介させて頂いたのも、一つのparameterであり、筆者様の試行錯誤奮闘記を楽しみにさせて頂きます。

         因みに、わたしがSahre させて頂いた雑誌の写真の作者は「別所隆弘」さんと言う方の、写真テクニックの紹介記事からです。同志社大学の教員の方だそうです。1976年の滋賀県生まれだそうです。東京カメラ部10選2014年だそうです。

        Jim,

      2. 筆者 様

         因みに、別所さんのwebは、以下ですので、Share させて頂きます。ページ一番最初の写真が、デジタルフォトマガジンに掲載されていました写真です。参考になれば幸甚ございます。

        web:http://blog.livedoor.jp/pac747/archives/4526823.html

        Jim,

      3. 別所さんの写真、拝見しました。恐らく、千里川堤防から離陸する飛行機を撮影されたものだと思います。Exifデータのシャッタースピート4秒から推測しますと、B滑走路に出てこれから飛び立とうとしている飛行機であり、停止していると思われます。

        撮影当日は天候条件が良く、大勢のカメラマンがおられました。大半の方は三脚固定の望遠レンズで着陸した瞬間や離陸前後の様子を撮影されていました。

        モノマニアックな私は、敢えて広角か標準レンズで頭上を通り過ぎる様子を滑走路の誘導灯と共に撮影しようとしています。お手頃レンズで撮影しようとすると非常に難易度が高く、限りなく不可能に近いです。

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