Skyland Harada

Skyland Harada


伊丹スカイパークを初めて訪問後2週間が経過して、今度はスカイパーク南駐車場に隣接するスカイランド原田を訪問してみることにしました。滑走路南側になるので、駐車場からも着陸する飛行機が見れます。

Skyland Harada

こちらの駐車場は¥100/30分ですが、利用時間は8時45分から5時15分までなので、夕暮れ時の様子を撮影する場合は南駐車場を利用した方が良いかもしれません。天候が良くないので週末にもかかわらず、人はほとんどいない。

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雪が降るかもしれないこんな日に撮影にやって来る人はマニアックな人だろうと思い、Nikonのフルサイズ(D610)とシグマの望遠レンズを持った人に話しかけてみると、やはり熱心なカメラマンでした。

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話しかけた人は、iPhone 6(s) Plusもお持ちであり、嗜好が似ている。スカイランド原田駐車場に30分ほどいた後、学生の頃に行ったことがある千里川堤防に移動することにしました。ここから徒歩で行くには遠いので、車で移動することにしました。そのマニアックな方にGoogle Mapsで駐車できそうな場所も教えていただきました。

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ここにやって来たのは学生の頃以来なので?十年ぶり。マニアックな方も我々と同じように、千里川堤防に移動されました。

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千里川に架かっているのは人が通る橋ではなく、誘導灯設備の一部だそうです。この橋の延長線が長い方の滑走路の中心になるので、大型の飛行機はこの誘導灯の真上を通過するということです。

Boeing 777-300 Landing at Osaka International Airport

機体はBoeing 777-300(トリプルセブンの大きい方)だそうです。マニアックな方は分単位且つリアルタイムで飛行機の離着陸時刻がわかるiOS用のAppをお使いでした。便名に加えて機種名まで表示されるそうです。

私はこの日、Nikon D7000を持参しなかったのですが、マニアックな方はレンズを星の撮影にも使えるAF-S Nikkor 20mm f/1.8G EDに交換されていました。この地で撮影するなら望遠レンズは不要。

iPhone 6で動画も撮影しました。?十年前に見たジャンボ機ほどではありませんが、迫力満点です。

Itami Sky Park

Itami Sky Park

伊丹市にある大阪国際空港滑走路西側に平行する大きくて細長い(長さ1.2キロ、幅80メートル)公園が2008年の夏に出来ていることに今頃、気付いたので、カメラを持って出かけました。空港施設がある滑走路東側からトンネルを潜り、出てすぐにある北駐車場に車を停めました。駐車料金は¥100/20分、徒歩だと公園への入場は無料。

石垣の石を取って投げれば、滑走路の際に届きそうなぐらい近いので、いたずらできないように石垣は金網で守られています。

Itami Sky Park

北駐車場から歩いてすぐの大空の丘には飛行機写真を撮影しようとするカメラマン達が待機。

Itami Sky Park

この辺りは離陸する飛行機の撮影に適しているようです。

Itami Sky Park

4月上旬と10月頃の年二回開花するはずのジュウガツザクラが1月上旬に咲いています。

Itami Sky Park

モータースポーツの撮影と比べると、飛行機の撮影は昼間であれば、難易度が低い。しかし、カメラ(Nikon D7000)の設定ミスでISOが必要以上に高くて、絞りすぎ(f/14.0)になっています。そのために、センサー上のゴミが空の部分に写ってしまったので、Photosのレタッチ機能を使い、ゴミを一つずつ取り除く必要がありました。

Itami Sky Park

FUJIFILM XQ1、コンデジとしては優秀。

Itami Sky Park

まるで機内から並行して飛行する別の飛行機を撮影したかのような写真が撮れます。

Itami Sky Park

背後に見える山は五月山。次回は南駐車場に車を停めて、着陸する飛行機を夕暮れ時に撮影しようと考えています。

DxO OpticsPro for Photos

DxO

去年の1月に画像管理補正AppをApertureからPhotosに完全移行しました。Photosを使用するようになって特に大きな不満はないものの、画像補正機能がApertureほど充実しているわけではないのは事実であり、サードパーティー製の機能拡張が開発されるのを待機していたところです。そんな時にDxO OpticsPro for PhotosがMac App Storeで発売となり、期間限定50%オフ(¥1,200)で入手できるようになりました。

早速、去年のシンガポールGPで撮影した、補正のしがいがある画像2枚を試験的に補正してみました。Extensions(機能拡張)からDxO OpticsPro for Photosを選ぶと、5つの補正項目が右のサイドバーに現れます。レンズ歪曲収差、色収差などを補正するOptical CorrectionsとWhite Balance、DxO Smart Lighting、Noise Removal、DxO ClearViewです。右のスクリーンキャプチャのOptical Correctionsには使用したカメラボディーとレンズが表示されています。ボディーとレンズの組み合わせが登録されていない場合は、このような表示はありません。

ヘイズの影響を受けた今一つな画像がDxO ClearViewを適用すると、どの程度の効果が得られるのか試してみました。金融街を背景にBay Grandstandの様子をFujifilm XQ1で撮影したJPEG画像ですが、遠くの高層ビル群と空がヘイズで霞んでいます。

DxO ClearView Test (Before)
DxO ClearView適用前

ほぼ見たまま撮れているわけでカメラと画像処理エンジンに何の問題もなく、どちらかと言えば、実際よりも鮮やかに写っています。コンデジとしては優れたカメラだと思います。

DxO ClearView Test (After)
DxO ClearView適用後

DxO ClearViewを適用すると、高層ビル群がくっきりと見え、適用前には気付かなかった電線も見えています。Photos標準の補正項目であるコントラストを高めに調整すると、同様の効果が得られそうではありますが、異なる点は深緑シートの背もたれ背面などの暗部が黒つぶれしていないことでしょうか。

DxO Noise Removal Test (Before)
DxO Noise Removal適用前

OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6を装着したOlympus E-M5 Mark IIで撮影したPharrell Williamsのコンサート画像はISOが5000になっていて、かなりノイジー。カメラの高感度耐性に問題ありと思わせるような残念な画像になっています。

DxO Noise Removal Test (After)
DxO Noise Removal適用後

ISO高めの設定でRAWで記録した画像の場合は、自動的にHQとPRIMEがサイドバーのNoise Removal(ノイズ除去)に現れるようです。上の画像はPRIMEを適用したもの。細部を残しながら暗部のノイズが取り除かれています。ノイズ除去適用時は動作が重くなりますが、このような効果が得られるのであれば、その代償だと思えば受け入れることもできます。Apertureのノイズ除去機能ではここまではっきりとわかるような補正はできないことを考えると、DxO OpticsPro for Photosを組み込んだPhotos Appは、ノイズ除去機能に関しては、Apertureを上回っていると捉えることができます。

My Flickr Pro Account Has Expired

Suzuki Jimny JB23W-6

本日、Flickr Proアカウントの契約期限が切れ、無料アカウントに自動的に移行となりました。無料アカウントでは広告が掲載されるはずですが、今の所、目立った広告はなく、Proの時と何ら変わらないようです。Proのバッジがなくなり、容量が1TBで現在その4.3%しか使用していないとの表示になっています。

“Re-subscribe to Pro”のボタンをクリックすると、3か月で$6.95、1年間で$24.95、2年間で$44.95などが表示され、今なら以前と同じ料金で再びProアカウントに戻れるようです。(戻りませんが…)

Geminids 2015 — Part 2

A Geminid Meteor

天候条件を除くと理想的な条件が揃った2015年のふたご座流星群極大日の夜、当地は日が変わる少し前から空全体に薄い雲が立ち込めて恒星の中で最も明るいシリウスさえ見えたり見えなかったり。残念なことに天気予報がほぼ的中しました。自宅近くの観察+撮影地に到着したのは午後10時半頃。極大予想時刻の4時間半前なので、昨晩のように天候さえ良ければ慌てる必要はないのですが。すでに雲がどんどん増えてきたので慌てた私はポータブル赤道儀の極軸合わせに戸惑いました。(極軸望遠鏡を持参するのを忘れたことに気付き、自宅に取りに帰ったりしていました。)

北の空は雲に覆い尽くされ、北極星がなかなか姿を現してくれない。北極星が見えないと赤道儀の極軸を合わせることができません。追尾撮影は諦めて三脚固定に切り替えてインターバル連続撮影を開始。雲の隙間に北極星がようやく見えたので、iOptron Polar Scopeを頼りに北極星を極軸望遠鏡のレチクルに導入しようとしましたが、仰角が大きくずれている。頭の中は?まあ良いか、三脚固定でも超広角レンズなら問題なく撮影できることだしと思い、撮影を開始しました。(帰宅後、iMacに画像を取り込んでみると、追尾したはずの星が点像ではなく大きく流れていました。これではスタックできない。)

雲の隙間に見えたおおぐま座α星のDubhe(1.82等星)を北極星(2.00等星)だと勘違いしていたのでした。北の空に唯一見えた2等星の星を北極星だと思い込んだのです。Dubheの高度はその時、およそ28ºだったので、この星が北極星だとすると、当地の緯度は沖縄と同じぐらいになります。妙に低い位置に北極星が見えるので、ふたご座流星群の極大日に寒くはないのは、地軸が大きく動いたせいかもしれないと、あり得ないことを考えていました。

A Geminid Meteor (Cropped)

薄い雲が地上の光を反射して空が明るくなるので、まるで満月の夜に星空の撮影をしているような感じになりました。露出時間を25秒から20秒に変更し、ISOも控えめに設定すると、明るい星しか写らない。極大時刻に近づくにつれて雲の量が増えましたが、それでも雲の隙間に流星が毎分1個ぐらいの頻度で確認できました。上の画像には、明るい星しか写っていないので、星座の位置がわかりやすい。左上のふたご座Castorの近くにある放射点から右下にうっすらと見えるシリウスの方向に流れた明るい流星が写っています。

昨晩撮影した画像をFlickrにアップロードしたら、テクノロジー分野のニュース記事をネットで配信するCNET、CBS Interactiveの編集主任からFlickr経由のメールが届きました。世界各地で撮影されたふたご座流星群の写真を集めたギャラリーに私が撮影した画像を使いたいので許可を求めるという内容でした。こんな写真で良ければどうぞお使いくださいと書いて、返信しました。撮影時刻や撮影地、撮影者のフルネームなど、簡単な説明も依頼されました。撮影地が大津市と言っても多分わからないだろうから京都の郊外と言っておきました。海外で日本のどこから来たの?と尋ねられたら、Kyotoの近くと言えば、大概は理解してくれます。

Geminids 2015 — Part 1

Image 12-14-15 at 1.03 PM

極大時刻(JST12月15日午前3時頃)に放射点が天頂付近にあり、輝度8.0%の月はすでに午後7時半頃には沈んでいる。流星群の観察+撮影条件としては天候を除くと最高の条件となるふたご座流星群。今年と同じような好条件になるのは11年後の2026年。

ふたご座流星群は年間三大流星群の中でも最も安定して多くの流星を捉えることができます。ピークは明日の午前3時頃ですが、当地の天候条件は極大日前日の13日深夜の方が良さそうなので、カメラ機材一式を車に積み込んで、自宅すぐ近くの観察地に出かけました。季節外れの比較的暖かな12月中旬となり、山はまだ紅葉している。

A Geminid Meteor

極大の一日前だけれども、条件に恵まれているためか、高く昇った放射点から四方八方に星が流れる。およそ2時間ほどの観察でふたご座流星群に属する流星は、30〜40個ほど目視で確認できました。

A Geminid Meteor

三脚固定で撮影した上の2枚の画像に比較的明るい流星がオリオン座を突き刺すように流れています。

Image 12-14-15 at 11.04 AM

明日、天候条件が持てば、赤道儀で追尾しながら撮影しようと考えています。

Flickr Pro Subscription To Be Canceled

cancelpro

Your account > Personal Information > Manage your Pro subscriptionへと進み、Active subscriptionsのリストにある1 Year Flickr Proのゴミ箱アイコンをクリックすると上の画像のような警告メッセージが現れます。

2009年3月にFlickrアカウントを登録して以来、およそ6年半が経過しました。この間にFlickrにアップロードした画像ファイル容量は僅か43.25GB。年平均でおよそ6.65GBしかアップロードしていないことになります。容量無制限のProアカウントを今後も維持するメリットはほぼないに等しいので、Proアカウントから無料のアカウントに移行することにしました。

フリーのアカウントでも容量は1TBもあるので、現在のペースでアップロードすると仮定すると、私の寿命を遥かに超える西暦2158年に1TBに達することになります。

フリーのアカウントに移行すれば、Flickrのページに広告が表示されますが、どの程度、その広告が鬱陶しいものなのか、先にフリーアカウントに移行されたminority318さんに相談しました。ブラウザーの広告はほとんど気にならないそうで、iOS端末からFlickStackrでアクセスすればProアカウントの場合と同様に広告は全く表示されないとのことです。

ProアカウントでもフリーアカウントでもFlickrからブログにHTMLコードを埋め込むと、ユーザーにとっては好ましくないスクリプトが付いて来ます。それを毎回、手作業で削除しなければなりません。

年間購読費$24.95のProアカウントからフリーアカウントに移行すれば、二度と年間購読費$24.95のProアカウントには戻れないことを承知の上で解約することにします。

Black Friday Deals

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11月第4木曜日、感謝祭の翌日はBlack Fridayということで、米国では大規模なセールが実施されます。Mac App Storeでも前から狙っていた画像編集App、Pixelmator for Macが半額の¥1,800になっていたので、迷わず購入しました。Pixelmator for iOSの方も60%引きの¥240になっていますが、私は定価の時に購入済み。いずれもBlack Fridayのセールなので、日本時間で土曜の午前中には割引販売が終了すると思われます。(もっと早く終了するかもしれないので、欲しい人はすぐにでも購入すべきかもしれません。)

普段の現像と補正はPhotosで、星景写真などを作品レベルにまで仕上げたい時はPixelmatorを使おうと考えています。Photosに組み込む機能拡張ファイルも利用できますが、今の所、Distortionのみでこれはちょっと期待外れでした。編集した画像ファイルはPixelmatorから直接、Flickrにアップロードすることも可能。

11月5日付のPixelmatorブログサイトで、一部の機種でOS X El Capitanにアップグレードした際にPixelmatorがクラッシュするなど、深刻な問題が発生しているとの報告があります。影響を受けるのはIntel HD Graphics 3000を搭載した、MacBook Pro 13″ (Early 2011)、MacBook Pro 13″ (Late 2011)、MacBook Air 11″ (Mid 2011)、Mac mini (Mid 2011) とのことです。コメント欄を読むと、今年のモデルでもクラッシュするとの報告があります。

The Taurids 2015

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おうし座流星群といえば数は少ないものの低速の明るい流星と火球が期待できます。しかし、今年は7年ぶりに当たり年だそうで、この数日、目視で明るい流星を軒下から幾つか確認しています。先月のオリオン座流星群観察時も、おうし座流星群に属すると思われる流星を見ました。

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昨夜、月の出までの2時間ほど観察+撮影を試みました。レンズ焦点距離を広角端の11mm(換算16mm)に設定して、三脚固定でインターバル連続撮影しながら、火球クラスの明るい流星を狙いました。が、暗い流星を2、3個捉えただけで、撤収しました。条件に恵まれたとしても火球は狙って撮影できるものではないことを実感しました。

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おうし座流星群南群の極大は11月6日、北群は11月13日ですが、いずれもピーク時に集中する流星群ではないので、天候条件と月明かりの条件が良い時に観察すべきです。

Orionids 2015 — Part 3

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ポータブル赤道儀、iOptron SkyTracker™が突然、追尾しなくなった原因を検証するため、軒下でしばらく追尾撮影してみました。結果は正常に追尾するということで原因不明。考えられる原因はDCサーボモーターの不良、カメラボディーと赤道儀本体の干渉、私が無意識に電源を切ったことなどが考えられます。長時間の撮影時に問題が起こったので、カメラボディーが赤道儀本体にいつの間にか干渉していたことが原因ではないかと考えています。ちょうど、この時期にオリオン座を視野の中心付近に配置して追尾撮影しようとすると、カメラボディーが赤道儀本体に干渉します。

昨夜は東の空に雲の量が多く、天候条件は良いとは言えない状況でしたが、午前0時頃からおよそ2時間の観察(東の空のみ)でオリオン座流星群に属すると思われる流星を2個、確認できました。

Orionids 2015 — Part 2

Orionid Meteor

どちらかと言えば、ZHR (Zenithal Hourly Rate) が極大日の前後数日でそれほど大きく変動しない特徴があるオリオン座流星群。20日夜半過ぎの時点で昨夜(極大日の21日)のZHRが予想できていたことになりますが、結果はその予想通りでした。午前0時頃からおよそ2時間半の目視観察で、オリオン座流星群に属すると思われる流星はわずか、2、3個でした。露光時間25秒で連続撮影した合計308枚の写真に捉えることができたのは2枚のみ。

Orionid Meteor

IMO (International Meteor Organization) の予想では、今年のオリオン座流星群のZHRは15となっていました。この数値は、マニアックな人が好条件下で天頂付近を見ながら観察した場合に一時間に確認できる流星の数であり、それほどマニアックではない人が光害とPM2.5の影響を受けながら観察すれば、ZHRは半分ぐらいになると思います。テレビの天気予報で「オリオン座流星群が見ごろである」ことを知った普通の人が同じ条件下で観察すれば、確認できる流星の数はさらにその半分以下の2、3個になると思われます。これでは主要流星群であるとは言えず、普通の人を対象に期待を持たせるようなことはテレビの天気予報で言わないほうが良いように思います。実際、一時間当たり20〜30個は見れるかもしれないと気象予報士は話していました。それよりもPM2.5に関する情報をもっと報道すべきです。最近、地平線に近い空はかなり霞んでいます。

二日連続で残念な結果となりましたが、流星担当の元天文少年の私は今夜も晴れたら、観察+撮影しようと計画しています。昨夜の撮影でポータブル赤道儀が故障したかもしれないので、その検証をする必要もあります。

Orionids 2015 — Part 1

Orion and Pampas Grass

昨夜も晴れていたのでオリオン座流星群の観察+撮影に出かけました。カメラのレンズを焦点距離13mm(換算19mm)に設定すると、上の方から牡牛座プレアデス、アルデバラン、オリオン座、左には双子座も視野に入りました。放射点は双子座とオリオン座の中間辺り。撮影時刻は日が変わって午前1時頃。

Orion and Pampas Grass

シリウスが樹木の上に昇る午前2時頃まで連続撮影を続けましたが、残念ながら流星は一つも捉えることができませんでした。目視では2、3個確認できましたが、いずれも別の流星群に属すると思われる流星でした。この数年、オリオン座流星群の活動は通常に戻ったのか、天の川が見れる条件でも、確認できる流星は限られています。極大時刻にさらに近づく今夜深夜から明日の明け方にかけての時間帯ならもっと数多くの流星が見れるかもしれません。

Orion and Pampas Grass

Orion and Pampas Grass

 22日(木)の午前8時頃に極大となるオリオン座流星群の観察にはまだ少し早いけれど、連日、天候条件が良く、月明かりの影響もないので、午後11時過ぎから1時間ほど撮影を試みました。

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天頂付近から続くうっすらとした天の川が西の空に沈んで行き、南東の空には全天で最も明るい恒星、シリウスが昇ってきました。

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25秒の露光で撮影した92枚の画像をStarStaxで合成したグルグル写真。オリオン座が昇ってくる様子を撮影しましたが、牡牛座アルデバランの方が目立っています。放射点がまだ低い時間帯だったので、流星は一つも流れていません。

グルグル写真撮影時はカメラを三脚に固定し、インターバルタイマーを使って自動連続撮影します。カメラが自動で撮影する間、私はリクライニングチェアに腰掛けて星を眺めるか、手元のiPhoneを触っているかのどちらか。この日は高さ2メートルぐらいの超低空をこちらの方に向かって滑空する鳥を二回目撃しました。一回目はコウモリかと思いました。しかし、コウモリならもう少し高いところで蝶のように羽を常に動かせながら、複数で飛行することが多いので、コウモリではないと考えました。立っていたら当たりそうな勢いで滑空したので、夜行性猛禽類のフクロウではないかと思います。

Orion and Pampas Grass

ちょうど日付が変わった頃にApple Store Appから一週間後のGenius Barを予約することができました。購入後、もう直ぐ二年になるiPad mini with Retina Wi-Fi + CellularのAppleCare+の保証期限が迫っています。しばらく前から音量ボタンが時々機能しない問題が発生しており、延長保証期限が切れる前にGenius Barで診てもらおうということになりました。特に週末は予約がいっぱいで、一週間前の午前零時過ぎでないと希望する時刻で予約が取れない状況になっているようです。

Otsu Matsuri 2015

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深夜から早朝にかけて降っていた雨も止み、大津祭本祭りは撮影日和となりました。正午過ぎに浜町交差点近くでやっと見つけた駐車場(京都信用金庫大津支店)に車を停めて、中町通を東へ進み、

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中央大通りに設けられた有料観覧席を右に見ながら、京阪石坂線の踏切を横断して湖岸なぎさ公園へ。

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大津祭とほぼ同じ日程で開催された「食の祭典」で昼食。

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京町通りの月宮殿山(鶴亀山)の蔵前で待機することにしました。

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最近は新たに募集していない曳手ボランティアに今年は応募してみようかと思い、9月上旬にNPO法人大津祭曳山連盟を訪問すると、一人ぐらいなら今からでも登録できますとのことでしたが、曳手になれば、写真撮影できないし、急な仕事があれば参加できないので、申し込みしないことにしました。

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同じ参加するなら曳手ではなく山方として参加したいという希望はありますが、曳山を所有する各町内との強力なコネクションが必要です。

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幼い頃に釜掘山で鐘を叩いていましたが、今は知っている人もいないし。

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今年のチラシはデザインが凝っています。

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ベルギー製ゴブラン織りの見送りは重要文化財。

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ひょっとしたらおよそ40年ぶりに小学校の同級生に会えるかもしれないと思い、同級生の町内で見ていました。

およそ30年ぶりに会う別の同級生が、近くで祭りを見ていたことに全く気付きませんでした。(上の動画に写っています。)彼が携帯電話でもう一人の同級生に連絡し、すぐ前のお家から出て来て、3人で再会。そのもう一人の同級生とはおよそ40年ぶりの再会になりました。

Otsu Matsuri Yoimiya

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今年は夕方5時過ぎに大津祭が開かれる大津中心部に到着。各町内では宵山の準備が整い、囃子方は食事中。

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京町通りを東に移動。

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久しぶりにNikon D7000をオートフォーカスの設定で使おうとしたら、シャッターボタン半押しでオートフォーカスしないというトラブルに見舞われました。レンズを交換してもオートフォーカスが機能しないということは、ボディーに何らかの問題が発生していそうです。マニュアルフォーカスに切り替えて撮影しました。

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レンズ側面にあるAとMの切り替えレバーはAになっているし、ボディーの切り替えレバーも同様にAの位置になっている。これはボディー内のモーターが故障したに違いないと思いました。諦めてMの位置にレバーを合わせ、絞り優先のマニュアルフォーカスで撮影を続行。

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マニュアルフォーカスに設定したことで、フォーカスの位置と測光位置が異なることを意識しながら適正な露出になるように撮影時に露出補正しました。(RAWで撮影しているので、いつもは現像時に露出補正しています。)

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祇園祭宵山の時も同じことが言えますが、提灯で測光すると曳山が黒つぶれになり、曳山で測光すると、今度は提灯が白飛びする現象に悩まされます。今回はマニュアルフォーカスで撮影したので、測光位置とフォーカス位置が別々になり、撮影時に露出補正した結果、満足できる写真が撮れました。

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現像時の補正には限界があるので、今後、提灯の撮影時は現場での積極的な露出補正を心がけようと思います。

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カメラボディー内モーター故障疑惑の件ですが、カメラの使用説明書を読むと、故障ではないことがわかりました。先月のシンガポール観戦旅行でOlympus OM-D E-M5 Mark IIを兄から借りた代わりにNikon D7000を貸し出していました。その時に、AE/AFロックボタンの機能を兄が変更したようです。初期設定ではロックボタンはAE-L/AF-Lとなっており、私は初期設定のまま、使っていました。兄はAF-ONに変更したようであり、説明書にはこの設定で「AE/AFロックボタンを押すと、オートフォーカスが作動します。この場合、シャッターボタンの半押しではオートフォーカスは作動しません。」とあります。つまり、AE/AFロックボタンでオートフォーカスすることになります。

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43年ぶりに蔵出しされた天孫神社の神輿

帰国後にカメラを交換した時、シューティングメニューはリセットしましたが、カスタム設定をリセットしなかったことがそもそもの原因です。カメラ任せでフルオート撮影の兄がまさかカスタム設定のメニューを触るとは思いもしないことでした。

私はこれまでAE/AFロックボタンを使っていなかったので、提灯の撮影時など明暗の差が大きな被写体の撮影に苦労していたのだと思います。ロックボタンは初期設定のAE-L/AF-Lではなく、AEロックだけを行うAE-Lに設定し、これからはロックボタンを積極的に活用しよう。