Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017 — Part 2

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017

パドックエリアからS字の地下を通ってD席へと繋がるトンネルが開放されていたので、Super Formula公開テストはS字で撮影することにしました。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017

案内表示は和製英語が併記されています。パドックエリアに表示されていたものとほぼ同じ表現になっています。この場所に設置するなら、正しくは”UNDERPASS TO PADDOCK AREA”でなければなりません。パドックエリアに設置する看板なら、”TUNNEL OF S CURVE” ではなく、”UNDERPASS TO S-CURVE”の方がより適切な表現です。

初めて鈴鹿サーキットにやって来た、日本語に不慣れな外国人が、S字カーブに設置されたこの看板を見たら、ここはS字カーブではないのかと誤解しそうです。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017
f/16, 1/160秒

Hondaのパワーユニットを搭載したMcLarenが、今年も最下位周辺が定位置になりそうな状況ですが、根本的な問題の一つが言語の違いによるコミュニケーションではないかと私は思います。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017
f/18.0, 1/100秒

不適切な表現であれば意思疎通ができないばかりでなく、誤解を招く恐れがあります。 Honda四輪モータースポーツの技術開発を行う研究所、Honda R & Dには社内外、国内外から最高レベルの技術力と豊富な経験を有する技術者を集めるべきだと思いますが、現実は経験と技術力が不足する若手社員の教育研修の場となっているようです。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017
f/16.0, 1/160秒

そうした若手社員が、モータースポーツで共通語となっている英語でのコミュニケーションに問題を抱えているとすれば、救いようがない状況なのかもしれません。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017
f/22.0, 1/125秒

この日のカメラはNikon D7000、レンズはAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017
f/20.0, 1/100秒

晴れていたのでかなり絞ることになりますが、S字ならシャッタースピードは1/100秒ぐらいまで落とせそうです。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017
f/20.0, 1/125秒

FIA GT3規定に準じたスーパー耐久の最高峰マシン、HubAuto Ferrari 488GT3。

Suzuka Circuit Motor Sport Fans Thanks Day 2017 — Part 3へと続く。
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Quadrantids 2017

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年間三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群の観察、撮影を行いました。日が変わって午前1時前からおよそ1時間半ほどの三脚固定撮影でしたが、確認できた流星は眼視で一つのみ。

久しぶりにOlympus PEN E-P5でインターバル撮影しました。撮影間隔は2秒に設定して、30枚を連続撮影しています。撮影間隔2秒でのインターバル撮影時はモニターのバックライトを消灯することができないので、モニター調整機能を使って明るさが最も暗くなるように設定。

極大時刻は1月3日午後11時頃でしたが、放射点が低いので、月齢と天候条件が良くても見れる流星の数は限られます。三大流星群のレッテルは、北半球でも緯度が高くはない地域では適切ではないような気がします。次の主要流星群は4月のこと座流星群。三大流星群に属する8月のペルセウス座流星群と12月のふたご座流星群は、今年も月明かりが干渉するので期待できそうにありません。

Macro Photography with M.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro

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レンズ(M.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)本来の用途でマクロ撮影してみました。

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体色が赤ければ赤とんぼで赤くなければ別種だと思い込んでいましたが、そうでもないようです。同じ時期に同じ場所で翅を休めているので、上の二種類は体色が違っても同じ赤とんぼなのかもしれません。シャッタースピードが速め(1/640)になるように、絞りをf/3.5に設定。F値が小さいと被写界深度が浅くなるのでピント調節は容易ではありません。手持ち撮影で失敗写真を量産してしまったので、一脚を使用しています。

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クロップして拡大すると、被写界深度が10mmもないことがわかります。動体のマクロ撮影では被写体ブレを防げるだけのシャッタースピードを維持するために十分な光量が必要です。

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空は快晴でも日陰なら光量不足になりがちなので、フラッシュは自動かオンにした方が良かったかもしれません。屋外の植物は風に揺られてつねに動いているので動体と考えるべきでしょう。ヨウシュヤマゴボウは有毒なので危険な植物です。

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紫のコスモスが開花していました。

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例年と比べて10日から2週間ほど遅れて満開のキンモクセイ。

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今年は義父に代わって干し柿を作ってみたいと考えています。マクロ撮影、奥が深そうです。本格的に取り組むのなら一脚や三脚が必須であることがよくわかりました。

Singapore GP 2016 — Sunday (Race)

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シンガポールGP決勝の観戦は自席があるベイグランドスタンドのダークグリーンで。この巨大な常設グランドスタンドはマリーナベイに面しており、背景となる金融街の夜景を存分に楽しみながら、レース観戦できます。

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自席からの写真撮影は半ば諦めていましたが、LUMIX G VARIO 35-100/F2.8が思いの外、 ナイトレースで使えそうなので、ほぼすべてのラップでシャッターを切り続けました。

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シャッタースピードは1/250秒、ISOは2500、露出補正-0.7EVに固定しました。この設定なら絞りは自動的にf/2.8になります。マニュアルフォーカスで置きピン。

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時々、Formula 1® Appのライブタイミングで順位を確認。

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ホテルで昼寝できなかったためか、観戦中に睡魔に襲われそうになりました。

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これまでならシャッタースピード1/250秒でこんなに明るく撮れなかったけれど、F2.8通しの明るいレンズのおかげで、公開できそうな写真が撮れました。

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今年は珍しく、セーフティーカーが出動したのはオープニングラップのNico Hülkenbergのクラッシュ時のみ。2016年度シンガポールGP決勝で表彰台に立ったのは、

  1. Nico Rosberg MERCEDES
  1. Daniel Ricciardo RED BULL RACING TAG HEUER
  1. Lewis Hamilton MERCEDES

年間チャンピオンになったことがないドライバーがシンガポールで優勝したのは初めてのことだそうです。

今年はもう一つ、例年とは異なる状況がベイグランドスタンドでありました。我々の席があったダークグリーンの列の後方におそらくツアーで参加された同胞の観戦客が多数おられました。

Singapore GP 2016 — Mondayへと続く。
Singapore GP 2016 — Sundayに戻る。

Singapore GP 2016 — Saturday (Queen + Adam Lambert)

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F1予選が始まる前にパダンステージに登場したのはイギリスのバンド、BASTILLE。アルバム、Bad Bloodに収められたPompeiiは私も知っているヒット曲。BASTILLEは Music Festivalにも登場するバンドですが、今回はQueenの前座になっています。ボーカルのDan Smithがコンサートの最後にちょっと皮肉交じりに”Enjoy Queen!”と言ったのが印象的でした。

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兄から借りたLUMIX G VARIO 35-100/F2.8の主な用途は、ジャズライブでの撮影だそうですが、確かにこのレンズは明るいのでライブでの撮影にも適していそうです。

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今年のFan Zoneは、ステージの前方に4つの区画に別れており、我々はSRC側、前の方の区画の最も後方に陣取りました。ゾーンを分けるフェンスがちょうど背もたれとなり、座って長時間、待つにはうってつけの場所でした。

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Queen + Adam Lambertのコンサートは、1973年リリースのSeven Seas of Rhyeから始まり、誰もが知るヒット曲のオンパレードが続きます。

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ギタリスト兼天文物理学者のBrian Mayが進行役のようです。カメラ2台を取り付けた自撮り棒を回転させると、ステージ上のスクリーンに観客の様子が写し出される仕組み。

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ステージの前の方に来てくれると、かなり近い。30数年前に行くはずだった大阪でのライブに行けなかった私としてはこんなに嬉しいことはありません。

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天文物理学者らしい演出。

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Bohemian RhapsodyではFreddie Mercuryとの共演も。Adam Lambertが、「みなさんと同じように私もFreddieのファンだ」と言っていたのが印象的でした。

Bohemian Rhapsodyの動画、頭の部分が切れていますが…

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Under Pressureでは今年の1月に亡くなったDavid Bowieがスクリーンに登場。Brian May、Freddie Mercury、Roger Taylor、共に1940年代後半生まれなので同世代になります。

iMovieで編集した動画をYouTubeにアップロードしました。

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シャツを着替えて再登場。アンコールは、”We will rock you”と”We are the champions”。観客がアンコールを待ちながらすでに”We will rock you”を歌っていました。

アンコールからイギリス国歌(God Save the Queen)まで8分56秒。

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Roger Taylorをアシストしていたドラマーは彼の息子、25歳のRufus Tiger Taylor。Rogerの若い頃にそっくり。

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これまでに観たコンサートの中で最も完成度が高い素晴らしいパフォーマンスでした。幕が下りるとDavid BowieのHeroesが流れていたので、追悼の意味合いもあったのかもしれません。

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午前0時半ごろにコンサートが終わり、開放されたトラックを経由して帰路につきました。

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明日は決勝の日ですが、すでに山場は越えたような錯覚がありました。

Singapore GP 2016 — Sundayへと続く。
Singapore GP 2016 — Saturdayに戻る。

Singapore GP 2016 — Friday (P1&P2)

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Hotel Fort Canningを昼前にチェックアウトし、日曜まで3泊するSwissôtel Merchant Courtにタクシーで移動しました。シンガポールにはスイソテルは二つあります。サーキットトラックに隣接する方は、シンガポール政府がホテルに対して課すF1税の税率が高く、その分が宿泊料金に反映されて、異常に高くなるので、税率がより低いクラークキーの方のスイソテルを予約していました。

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Swissôtel Merchant Courtにチェックインすると、通された3階の部屋にはガラスのテーブルにウェルカムギフトが置いてありました。T9外側のスイソテルと同じチョコだと思います。この時期の宿泊客は大半が我々のようにF1観戦を目的とした観光客か、チーム関係者です。このホテルではPirelliのイタリア人スタッフを数名見かけました。

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ホテルから4番ゲートまでの道のりを調べようと、Google Mapsを立ち上げると、地図上にサーキットトラックが現れました。交通規制状況もリアルタイムで反映されています。タクシーの運転手もGoogle Mapsを使用していました。我々は徒歩でT12の近くにある4番ゲートを目指します。

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この日、兄に借りたLUMIX G VARIO 35-100/F2.8を初めて、E-P5に装着し、試写してみました。F2.8通しの明るい中望遠レンズなので、ナイトレースの撮影には適しているはずです。高級なレンズだけあって、かなりシャープな写りです。

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橋を渡って川沿いを東に進み、4番ゲートへ。

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今年はパダンステージのレイアウト変更に伴い、ゲート番号も変更になりました。

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金曜なのでゲートは空いています。すぐ近くに5番と6番ゲートがあり、土曜と日曜も比較的、空いています。3番と7番ゲートが最も混雑します。

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Jubilee Bridgeは渡らずに、ドリアン劇場の前を通過して自席があるZone 3のBay Grandstandへ向かいます。

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サーキットトラックの上に渡してある陸橋の中はこんな感じ。現地の英語ではOverpassと言います。地下通路はUnderpass。

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P1開始までにベイグランドスタンド内に設けられた屋台で高級なホットドッグで腹ごしらえ。Burger Bistroという名前のこのお店は去年も利用しました。ボリュームがあります。

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ダークグリーンの自席からT18を見るとこんな感じで、一見して良い写真が撮れそうですが、P1が始まると、今はおとなしく待っている人も立ち上がってスマホで写真撮影したり、ひっきりなしに通路をウロウロする人がいるので、あまり良い席とは言えません。しかも、レコードラインは向かって右から左なので、マシンはほとんど見えない。それでも金網が視界を遮らない場所は、この巨大な常設スタンドの中でもこの辺りだけです。

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幸いにも金曜、特にP1を観戦する人は少ないので、 事実上の自由席になり、空いている席に移動して写真撮影することが黙認されています。しかし、他人の視界を遮るような、自己中心的な行為をすると、案内係やセキュリティースタッフ、別の観戦客に叱られます。

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シンガポールフライヤーに最も近い通路は使用禁止となっていますが、席とチェーンの間にある隙間に立って写真撮影する人が毎年います。(私も去年まではここで撮影していました。)ここなら誰の視界も遮らないので、構わないだろうと思うのですが、去年あたりから拳銃を持ったセキュリティースタッフが席に着くように注意するようになりました。

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レンズの焦点距離はこれで望遠端の100mm(35mm換算で200mm)ですが、ちょっと遠い。

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この角度からは満足できる写真が撮れない。

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より近い方に少し移動しました。カメラの設定はシャッタースピード優先オート、ISOはマニュアルに設定し、絞り値を見ながら光量に応じて変えています。上の画像ではISO 200、f/3.2。

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クロップしてみました。見かけはチープなレンズなのに、実際は高価なレンズだけあって写りはシャープ。

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P1が終了する頃にはかなり暗くなります。夕暮れ時の光量は激しく変化するので、カメラの設定変更が忙しくなります。

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毎年のように誰かがトンネルの中で壁に突っ込みますが、今年はNico Rosbergでした。T18手前の短いストレートで減速しながら走行していたにも関わらず、トンネル内でクラッシュしたのはマシンに何か問題を抱えていたのかもしれません。

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P1が終了すると、パダンに通ずる新しい陸橋を渡り、ダンカンのところを経由してステージを下見しました。Fan Zoneにはそれほど人が集まっておらず、出入り自由でした。今夜はKylie Minogueですから。明日の予選はFan Zoneの中に陣取り、ステージに設置された大きなスクリーンで観戦し、そのままQueen + Adam Lambertの登場を待つという作戦を練りました。夕食はPadang Terraceで。

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 P2はT13からT14に向かうアクセル全開ストレートの途中で流し撮り。

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レンズはOLYMPUS M.60mm F2.8 Macro。マシンまでの距離が近いので、撮影難易度は物凄く高い。

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去年、一昨年と比べて、今年はエンジン音が大きくなっています。音質は変わらず。

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Singapore GP 2016 — Thursday

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今日はクアラルンプールからシンガポールに移動します。予約しておいたタクシーの窓からペトロナス・ツインタワーを見納め。上の画像は信号で停車中に同行者がコンデジで撮影。

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ホテルから空港(LCCT)まではRM100でした。Google Mapsで調べると距離は60kmで所要時間54分。空港近くのガソリンスタンドで給油しています。燃料はLPガスだろうか。

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預けた荷物の重量は1.5kg、増えて18.9kgでした。携帯型の重量計が活躍しています。

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イミグレ通過後にGST (Goods and Services Tax) の還付を申請するカウンターがありました。マレーシアで消費税が導入されたのは去年の春。GST還付書類の発行に慣れていないお店が多いと聞きます。MacBook (Early 2016) をクアラルンプール市内のAPR (Apple Premium Reseller) で買い求めることも考えましたが、消費税の還付手続きが心配だったので、安心して購入できるシンガポールで入手しようということになりました。

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シンガポール、チャンギ空港に到着。Pacsafe Toursafe™ AT21は機内持ち込み。7kgの重量制限をクリアしていますが、実際に計量されることはありませんでした。カメラ用バックパックもPacsafe製。

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今回の旅行で持参したカメラボディーとレンズ一式。E-P5ボディーに装着しているのはM. Zuiko Digital 17mm F1.8、並べたレンズは左からM. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro、M. Zuiko Digital 12 – 50mm F3.5 – 6.3、M. Zuiko Digital 45mm F1.8、そして兄から借りたPanasonic Lumix G X Vario 35-100mm F2.8。

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チャンギ空港からタクシーでこの日の宿泊先、Hotel Fort Canningまで行き、チェックイン。タクシーは通行規制中のCity Hallの方から坂を登ってFort Canning Parkへと進みました。”Fort”とは要塞や軍事施設を表す言葉であり、見晴らしが良い丘の上にあることが多く、Hotel Fort Canningも丘の頂上にありました。オーチャードやクラークキー、マリーナベイも地図で見ると、徒歩圏内にありますが、高低差があるので、「行きは良い良い帰りは怖い」になります。

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Wikipediaによると、この建物は1926年に英国極東司令部として建てられ、第二次世界大戦占領期(1942年〜1945年)は日本軍が占拠。イギリス軍が日本軍に対して降伏した場所だとタクシーの運転手が言ってました。

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チェックインして少し、休憩した後、最寄りの駅(Dhoby Ghaut)からMRTに乗車してCity Hallへ。Dhoby Ghautまでは徒歩で数分であることは知っていました。コンシェルジュに行き方を尋ねると、リフト(エレベーター)を二つ使用したら楽に駅に着くとのことでした。一つ目のリフトはホテルの敷地内にあり、地下1階の駐車場まで降りる。道を渡ってYWCAの隣にカッパ?があり、その中に二つ目のリフトがあるので地上階まで降りると駅はすぐ目の前。

言われた通りに歩いてもカッパ?が見当たらず、二つ目のリフトがどこにあるのか不明だったので、階段を4階分、降りなければなりませんでした。帰り道は登り4階分になります。これでは体力を無駄に消耗するだけなので、カッパ?が何なのか突き止めなければなりません。

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現地チケット回収センターがあるRaffles City Convention Centreで観戦チケットを回収し、同じ建物に入居するAPR、nüboxを訪問するも、なぜか店は閉まっている。

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外に出て、3番ゲートからサーキットパーク内に入れるかどうか、様子をうかがっていると、SRCのスタッフを発見。スイソテルのロビーで休憩していたダンカンに連絡してくれました。ダンカンとも一年ぶりの再会になります。

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今年はコンサート会場となるパダンのレイアウトが大幅に変更になりました。ステージがこれまでのSRC側からPadang Grandstandの方に移動。去年まではこの辺りに楽屋があったのですが、今年はSRCが運営するPadang Terraceがここでバーを開店するそうです。

開店準備中のテラスでドリンクをいただきながら、家族の話とか運転免許証を取得するのに実地試験を13回も受けて記録を作ったとか… シンガポールで成功していると自他共に認められるには5つのCが必要とか、奥さんが来月、大阪と京都に観光旅行に行くので時間があれば会ってやってほしいなど、話題は尽きません。5つのCのうち、4つ(Career、Car、Credit Card、Condo)はわかったけれど、最後の一つが不明でした。ネットで調べると最後のCはCountry Clubだそうです。(Cashという説もあります。)私はてっきりCollateral(担保物件)かと思っていました。

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移動したパダンステージ。フェンスの向こう側はFan Zone。土曜のQueen + Adam Lambertが楽しみ。

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MRTでCity HallからBayfrontに移動し、Marina Bay Sandsショッピングモールへ。今年はヘイズの影響がないので、マリーナベイの夜景が綺麗。5つのCを所有してこんなところに住んでいると、人生、成功したと思うのでしょうか。

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ここのAPR(Apple製品専門店)も店は普段より早く閉まっている。

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店の前には数人が今にも列を作りそうな気配。明日はiPhone 7の発売日。早めに閉店して店内で明日のために準備しているようです。

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木曜は入場制限がなかったので、堂々と3番ゲートからサーキットパーク内に入り、T9内側にあるダンカンのところに戻って来ました。いつもと何か様子が違うと感じながら上の写真を撮影しましたが、大きな違いにその時は気付いていません。

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何でこんなところに黒い目隠しシートが貼ってあるのか?不思議に思いながら、頭上を見上げると、サーキットトラックの上に仮設の陸橋ができている。ここは3番ゲートから陸橋を渡ってパダン方面へと向かう近道の通路になっていたのです。

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3番ゲート側の陸橋入り口。

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T9内側に戻って来た目的はF1ドライバーのトラック下調べを間近で見ること。

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声をかけると仕事中にも関わらず、Sebastian Vettelはこちらを向いて手を振ってくれました。(ファンに手を振るのも仕事の一部と考えているのかもしれません。)相棒のKimi Räikkönenが木曜にトラックの下調べをしているのを見たことがありません。多分、していないと思われます。

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3番ゲートから出てCity Hall駅へと向かうと、終電が出発した後だったので、タクシーでホテルに戻りました。

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Singapore GP 2016 — Wednesday (Kuala Lumpur)

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Hotel Mayaでは朝食付きのプランで2泊しました。ペトロナス・ツインタワーが目の前にそびえ立つスカイラウンジを売りにしていたであろうこのホテルは、通りを挟んで向かい側に視界を遮る別の高層ビルが建ち、そのためか五つ星ながら朝食付きでも宿泊料金が安くなっていました。

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建物内装が若干、老朽化しており、客室稼動率の低さが原因で改装できないのではないかと推測できます。

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立地は決して悪くはないので、安く泊まれる五つ星と考えればまた利用しても良いかなと思います。

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英語教室も運営するBritish Councilを左手に見ながら、昨夜、M君に連れて行ってもらった交差点へ。

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OLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3を装着したPen E-P5で広角端(35mm換算で24mm)で撮影しましたが、道路を視野に入れるとスカイブリッジの少し上までしか視界に入りません。この場所からカメラ横置きでは魚眼レンズでも使わない限り、全体像を写すことができません。

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カメラ縦置きでなんとか二つのタワーの全体像が視界に収まります。

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この日は特に予定を決めていなかったので、ペトロナス・ツインタワーに登ってみることにしました。パリに行ってもエッフェル塔には近寄らず、ニューヨークに行っても自由の女神像には興味を示さず、シンガポールのマーライオンは毛嫌いする観光地嫌いの私ですが…

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予約していないので、どうせチケットは買えないだろうと思っていたら買えてしまった。展望台までのチケットは一枚RM85.0。

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タワーに登れば気になるのはあの建設中の建物。背後に見える白い建物がHotel Maya。

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撮影スポットの交差点が中央少し上の方に写っています。

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特徴的な頂上部はBatmanのゴッサムシティーに登場する高層ビルを連想します。

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展望台にNikonの双眼鏡が設置してありました。覗いて見ましたが、眼幅が調節できないので、かなり見づらく感じました。

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iPad mini 4のGoogle Mapsを立ち上げて、ホテルまでの道のりを案内中。

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ホテルで暫し休憩後、Bukit Nanasからモノレールに乗って、KL Sentralへ。そこからKTM Komuterに乗り換えて、すぐ隣の駅、Mid Valleyへ。

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目的地はアメリカの金物チェーン店であるACE Hardware。間口は狭いけれど奥行きがある店舗で、アメリカのホームセンターで売っていそうなものは大体、揃っていました。

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中でも興味があったのは水洗トイレの修理キット。Fluidmasterブランドのものが置いてありました。

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価格はRM197.05(およそ¥4,838)と少々高め。日本から最も近いアメリカであるグアムならUS$20ぐらいで売っているので二倍以上の価格になります。それでも個人輸入するよりも安いかもしれません。クアラルンプールで入手できることがわかっただけでもよかったと思います。

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PavilionのDin Tai Fungで夕食を済ませて一旦、ホテルに戻り、三脚持参で撮影スポットの交差点へ。上の画像はFujifilm XQ1で手持ち撮影。

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こちらはPen E-P5を三脚に載せて露出5秒、f/13.0。

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同じ設定値で横置き撮影。

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British Councilのビルに反射するペトロナス・ツインタワー。

Singapore GP 2016 — Thursday (Singapore) へと続く。
Singapore GP 2016 — Tuesday (Kuala Lumpur) に戻る。

M.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro

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Olympus M.Zuiko Digital ED 12-50mm F3.5-6.3 EZと同時にM.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macroも京都駅前家電量販店で入手しました。私が考えるこのレンズの主な被写体は、星雲、星団、彗星などの天体と、F1ナイトレース流し撮り、それと夜間に離着陸する飛行機です。換算120mmの単焦点でF2.8のスペックは、暗い被写体や動体を撮影する場合に威力を発揮しそうで魅力的に感じます。等倍マクロ機能を生かして、このレンズの本来の主な被写体であるだろう植物や昆虫も撮影したいと考えています。

M31 (The Andromeda Galaxy)

早速、レンズの性能試験としてアンドロメダ銀河を撮影してみました。iOptron SkyTrackerにPEN E-P5を載せて追尾しながら、絞り開放f/2.8、ISO 2000、50秒間の露光で撮影した画像1枚をDxO OpticsPro for PhotosでPRIMEノイズ除去し、Photosで補正しました。周辺部で減光があったので少し、クロップしてあります。周辺部光量落ちを補正するにはフラットフレームを用意しなければならないかと思います。しかし、フラットフレームを用意したとしても、どのようなMac用ソフトウェアを使って処理すれば良いのか、現時点で不明です。画像の左上の辺りで収差なのか、星が流れているのかよくわからないズレがあります。色収差はほとんどないと思います。

アンドロメダ銀河をこんなに大きく撮影できたのはデジタルに移行してから初めてかもしれません。M110も判別可能です。レンズの視野は20ºとかなり狭いので、目的とする被写体を中央に導入するのに手子摺りました。

このレンズの主な仕様を以下に記しておきます。


Focal Length60mm (35mm Equivalent Focal Length: 120mm)
Maximum / Minimum ApertureF2.8 / F22
Lens Construction13 Elements in 10 Groups (1 ED Lens, 2 HR Lenses, 1 E-HR Lens)
Splash ProofingDust and Splash Proof Mechanism
Angle of View20º
AF ModeHigh-Speed Image AF (MSC Mechanism)
Closest Focus Distance0.19m
Maximum Image Magnification1.0x (35mm Equivalent Maximum Image Magnification: 2.0x)
Minimum Field Size17 x 13mm
Number of Diaphragm Blades7 (Circular Aperture Diaphragm)
Filter Sizeø46mm
Size: Maximum Diameter x Lengthø56 x 82mm
Weight185g

M.Zuiko Digital ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ — Part 1

M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

Olympus M.Zuiko Digital ED 12-50mm F3.5-6.3 EZが先月初めから異常に安く販売されていたので、京都駅前の家電量販店(ヨドバシ)で入手しました。ネットで調べると、店内在庫がなかったので、予約して取り置きしてもらいました。このレンズは去年のシンガポールGP観戦旅行時にOM-D E-M5 Mark IIと共に兄から借りたレンズ一式の中の一本でしたが、当時は3万5千円ぐらいの値が付いていました。それが、現在、ほぼ半値の1万円代前半の叩き売り状態です。マイクロフォーサーズ規格のキットレンズとしては大きくて(最大径57mm、長さ83mm)少し重く(212g )、望遠端50mmでの開放絞り値がF6.3と暗いことが人気がなかった原因かと思われます。しかし、この価格はまるで在庫一掃セールのようであり、在庫が捌けると新しいモデルが発売されるのかもしれません。

M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

私としては12mm(換算24mm)の広角端でF3.5から使える点が、この防塵防滴、電動ズームレンズの最大の魅力です。マイクロフォーサーズ規格に準拠した広角ズームといえば、M.Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6がありますが、広角端の9mm(換算18mm)で開放絞り値が4.0とどちらかといえば暗い。

M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

最近の他のオリンパス製レンズと同様に、このレンズも専用の花形レンズフード(LH-55C)が別売になっており、Amazonで価格が¥3,485と、叩き売り状態のレンズ本体の価格(¥13,440)と比べると高すぎます。そこで、フィルター径52mmのHakubaのねじ込み式ワイドメタルレンズフードをレンズ本体と同時に入手しましたが、このレンズに装着すると、広角端でケラれる(干渉する)ことがわかりました。質感とデザインが気に入っているので、返品せずにフィルター径52mmの他のレンズで使用する予定です。

Olympus PEN E-P5 with M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

ケラれるフードを付けたままPEN E-P5に装着してみました。広角端12mm、F3.5をこのレンズの最大の魅力と考える私は、干渉するレンズフードを取り外して、天の川を被写体に試写してみました。点像である星を撮影するということは、レンズ性能試験をしているようなものですが、その結果は下の通り。

ISO 2500, 12mm, f/3.5, 50s x 20 stacked with StarStaX上の試写画像はiOptron SkyTrackerにカメラを載せて、広角端12mm、絞り開放f/3.5、50秒の露出で追尾撮影したRAW画像をJPEGで書き出して、StarStaXに読み込み、Average + Increase Exposure by 0.9の設定でスタックし、Photosで補正してあります。周辺部での減光と歪み(コマ収差)は思っていたよりも少なく、許容範囲内ですが、それよりも白鳥座を構成するDeneb以外の明るい星が赤く写っているのが気になります。これは色収差だと思われます。この色収差はOlympus Viewer 3で補正できそうですが、macOS Sierra PB4との互換性に問題があり、確認できません。

Mac用の星空画像編集AppであるStarStaXには日本語の説明がなく、使い方を調べようと当ブログサイトに来られる方が多くおられます。夏の大三角形を撮影した上の画像は、Average + Increase Exposureのモードを使用しています。ピクセル単位で画像を比較して明るい方を採用するLighten(比較明合成)と何が違うのか、StarStaX Help Browserによると、「Average(加算平均合成)とは個々の画像を平均化することであり、同じシーンを撮影した一連の写真からランダムノイズを取り除くことができ、結果としてよりなめらかな画像を得ることができる。特に暗くて色の変化がある部分に対して効果がある。」と書いてあります。このモードでは同時に露出を補正することもできます。上の天の川では露出を+0.9に設定してあります。

しかし、思っていたよりもずっと綺麗に天の川が写っています。Fotopusの「星空写真キャンペーン」でこのレンズが紹介されているのにも頷けます。

このレンズの主な仕様を以下に記しておきます。


Maximum / Minimum ApertureF3.5 (12mm) to F6.3 (50mm) / F22
Lens Construction10 Elements in 9 Groups (DSA lens, 2 Aspherical Lenses, HR Lens, ED Lens)
Splash ProofingDust and Splash Proof Mechanism
Angle of View84º~24º
AF ModeHigh-Speed Image AF (MSC) – Linear Motor Drive
Zooming TypeElectronic Zoom / Manual Zoom
Closest Focus Distance0.35m (Normal Shooting) / 0.2m (Macro Shooting)
Maximum Image Magnification0.36x (Macro Mode) (35mm Equivalent Maximum Image Magnification: 0.72x)
Minimum Field Size48 x 36mm (Macro Mode)
Number of Diaphragm Blades5 (Circular Aperture Diaphragm)
Filter Sizeø52mm
Size: Maximum Diameter x Lengthø57 x 83mm
Weight212g

Part 2へと続く。

Biwako Great Fireworks 2016

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去年と同じように大津京駅前にSubaru R1を駐車させていただき、駐車場代として「ぷりっぷりのてっちゃんソース焼きそば」二皿と冷たいお茶二本を屋台で買って、徒歩で浜大津アーカスへと向かいました。おにぎりは大津京駅のコンビニで入手済み。浜大津周辺のコンビニは入店するのに長い列がありました。

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皇子山総合運動公園野球場の近くで焼きそば休憩した後、161号線に出ると、歩道が狭くて車道よりも渋滞気味。亀の甲羅のような形状をしたBurtonのバックパック(Paradise Pack)の中に三脚2脚とiPad mini 4などを収納しています。このバックパックはスノーボード縦型キャリー付きであり、本来の用途とは異なる使い方をしていますが、人混みの中で三脚を持ち運ぶには打って付けのバッグでした。会場で三脚が使用できるかどうかは不明ですが。

地元の道を知り尽くしていると私は思っていましたが、知っているのは車道ばっかりで歩道に関しては知識不足でした。花火当日のこの時間帯(午後6時半頃)は、浜大津周辺が一年間で最も多くの人が集まります。(今年の人出は主催者発表で35万人。)JR琵琶湖線の大津駅と膳所駅はできれば近づかない方が良いです。

Biwako Great Fireworks 2016

株式会社長栄の不動産入居者限定の有料観覧席チケットを分けていただきました。指定席は「アーカス席」と呼ばれるエリアであり、浜大津アーカス2階のバルコニー席です。鈴鹿サーキットに例えれば、ピットビル2階のホスピタリティーエリアでしょうか。

Biwako Great Fireworks 2016

我々の席は前から二列目。ここで三脚を広げるのは気が引けるので、会場スタッフに、周囲の人の邪魔にならないところで三脚を使用しても良いかどうか尋ねてみました。しばらく他のスタッフと相談されていましたが、通路での三脚の使用はできないので、自席に座った状態で視界を遮らないのであれば使用OKということでした。最前列のお姉さんたちは、花火が始まってしばらくすると、視界を遮る手摺を嫌って、椅子がない左の方へと移動されます。

Biwako Great Fireworks 2016

思っていたよりも打ち上げ地点がずっと低く見えるのは我々が湖面から数メートル高い位置にいるため。手摺が邪魔と考えずに面白い被写体の一部として捉え、敢えて、レンズの向きを変えることなく手摺を有効利用しました。

Biwako Great Fireworks 2016

私としてはお姉さんたちに戻ってきてもらいたいところです。

Biwako Great Fireworks 2016

画像をプリントすることはないので、自由にクロップしています。

Biwako Great Fireworks 2016

レンズの設定は35mm換算で24mmの広角ですが、近すぎて2箇所から打ち上げられる花火の全景を捉えることはできません。

Biwako Great Fireworks 2016

フィナーレは白飛びするので絞り優先オートで手持ち撮影の方が良かったかもしれません。

iPhone 6で撮影し、iMovieで編集した動画をYouTubeにアップロードしました。パケットを大量に消費しますので、再生する際はご注意ください。

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この光景はシンガポールGP決勝後のコンサートを見終わって地下鉄の最寄駅へと向かう人と同じ。我々は昭和9年建設の旧大津公会堂方面につながる陸橋を渡り、京阪電車浜大津駅を避けるようにして浜通りを西に向かい、疎水を渡って、来た道に合流し、JR湖西線大津京駅へと徒歩で戻りました。所要時間はおよそ40分。

Olympus Fotopus Lots

「最大1万ポイントが当たるフォトパスおみくじ、他」の表題でオリンパスからメールを受信しました。「他」は何かと言えば、「2016年夏の星空写真キャンペーン」と「サマーセール2016」の案内でした。前回のおみくじ案内メール受信時はすぐにおみくじを引かなかったら期限切れになったので、今回は「星空キャンペーン」も興味あるし、スイカを選んでくじを引いたら3,000ポイントが当たりました。最大1万ポイントなので「吉」ぐらいでしょうか。

Olympus OM-D E-M5 II

おみくじを引くまでに溜まっていたポイントと合計すると8,090ポイント。「星空写真キャンペーン」では星空の撮影に使えそうな3種の広角(ズーム)レンズが紹介されており、オンラインショップでM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZが15,012円で販売されています。このレンズは去年、シンガポールGP観戦旅行の際に兄に借りたレンズ一式に含まれていました。その後、カメラの価値がわからない兄が、OM-D E-M5 Mark IIボディーをこのキットレンズと共に売却してしまったので今は、手元にありません。

最近、お気に入りに登録して、投稿された記事をほとんど全部、読んでいるマレーシアのRobinさんのサイトでこのレンズのレビューをされています。Part 1ではクアラルンプール、バタフライパークでのマクロ撮影、Part 2ではクアラルンプール、Hulu Langatでの広角撮影、Part 3では街角撮影の3部構成で評価されています。B&Hでは$499.00で販売されています。

溜まったポイントは販売価格の最大15%(2,252ポイント)まで使用できるので、このレンズは12,760円で入手できることになります。F値が暗いけれど、簡易マクロ機能付きの防塵防滴でこの価格ならお買い得です。Amazonでも同じような価格で販売されています。

Gion Matsuri Latter 2016 — Part 2

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前祭とは逆に、後祭の山鉾巡行は烏丸御池を東に向かい、河原町御池を南下するということだったので、車は午前9時半頃に御池地下駐車場の東側入口から入りました。東側の出入口は河原町通よりも東側にあるので通行規制はなかったです。

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浄妙山の背後に見える建物は京都市役所。祇園祭の山鉾巡行は5年前に初めて見物しました。その時は、一来法師が頭上を飛び越える「浄妙山」を見た記憶がないので今回が初めてかもしれません。

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こちらが、弁慶と牛若丸が五条の大橋で戦う「橋弁慶山」。前の人は有料観覧席で配れたていたチューリップ型の帽子を被っておられます。この後、山鉾を追いかけるように河原町御池から河原町通を南下しようとしたら、人混みが凄くて前にも後ろにも進めない状態になりました。地下に一旦、避難して、エアコンが効いて涼しい寺町通を南下することにしました。

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ドトールコーヒーで朝食を済ませ、寺町通を南に進むと、北上する花傘巡行に出くわしました。macOS Sierra PB2のPhotosはクロップの機能が不安定で、アスペクト比がオリジナルではなく、Freeformになりました。プリントすることはないので、このままで良いか。

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レンズは単焦点のOLYMPUS M.45mm F1.8で、絞り開放ですが、ポートレートに向いているのか、かなりシャープに撮れます。

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しかし、絞りf/1.8なら被写界深度が非常に浅いので、動体撮影の場合は狙った被写体にピントを合わせるのは難しい。

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撮影する前から白飛びしている動かない被写体。Photosでハイライトを下げても補正不可能。

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四条通を西に進む鯉山。

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巡行中の大船鉾を見るのは初めて。

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女人禁制の伝統を破った南観音山には囃子方に女性が参加しています。大津祭では考えられないことで、女性が曳山に登ると山が倒れるという言い伝えがあるので、違和感があります。

Part 1に戻る。

The 16th Otsu-Shiga Fireworks

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去年に引き続き、今年もプライベートビーチと化した砂浜から大津志賀花火大会を撮影しました。Olympus PEN E-P5とK&F Concept Nikon (G) マウントアダプターを介したTokina AT-X 116 PRO DXの組み合わせで花火を撮影するのは初めて。

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レンズに絞り環がないので、明るさの調整はシャッタースピードに頼りがちになります。また、マウントアダプターに電子接点がなく、絞り値は記録されません。

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花火が打ち上げられる台船は沖合いおよそ250mにあるそうで、砂浜にカメラを設置する場合、超広角レンズが必要になります。レンズは広角端の11mm(35mm換算で22mm)に設定しましたが、最初と最後のおよそ10分間に打ち上げられる水中スターマインなどは全景を捉えることができません。

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露出は状況に応じて変更すべきですが、カメラを向ける角度は変えない方が良いので、低い花火に的を絞って撮影しました。

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両端が切れてしまいました。このレンズとカメラの組み合わせで撮影するのなら撮影場所が近すぎるかもしれません。

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8月8日のびわ湖大花火大会は幸運にも浜大津アーカス2階のベランダ席で観れることになりました。三脚を使った写真撮影はできないかもしれないので、今年はこの大津志賀花火大会での撮影のみになるかもしれません。

Olympus PEN E-P5 w/M.Zuiko Digital 45mm F1.8

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f/5.0, 1/1000s, ISO: 200

マイクロ4/3規格の明るい単焦点レンズとしては比較的早い時期(シルバー:2011年9月9日、ブラック:2013年6月14日)に発売された45mm F1.8は、M.Zuikoプレミアムシリーズに属するレンズです。そのキャッチフレーズは「美しい背景ボケを、手軽に楽しめる。ママのためのファミリーポートレートレンズ」?このレンズは被写体が猫とか子供だそうです。そんな謳い文句は無視して昨日に引き続き、近くの里山で自然を被写体に撮影しました。

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f/2.0, 60s, ISO: 400

45mm F1.8といえば真っ先に思い出すのがポラリエで追尾しながらminority318さんがアンドロメダを撮影したこの一枚。「ママのためのファミリーポートレートレンズ」で星が点像に写っている。収差や周辺部減光がほとんどないシャープな画像を見て、ママ用レンズの実力に驚きました。換算90mmで60秒も追尾したら星が流れてしまうと危惧したものですが、極軸が偶然、合っていたのでしょう。

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f/5.0, 1/1000s, ISO: 200

35mm換算で焦点距離は90mmなので中望遠レンズとなり、それほど被写体に近づかなくてもマクロっぽい写真が撮れます。近づくと逃げられるので、動きが俊敏な昆虫を被写体にする場合は、35mm F3.5 Macroよりも適しているかもしれません。

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f/3.5, 1/2500s, ISO: 200

「美しい背景ボケ」という表現は私はどうも好きになれません。ボケという日本語は英語のbokehになっており、OS X標準搭載のNew Oxford American Dictionaryによると、”the visual quality of the out-of-focus areas of a photographic image, especially as rendered by a particular lens”とあり、ピンぼけであることは変わりありません。狙った被写体にピントが合っていても、その背景と前景がボケている上のような画像は受け入れられない。

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f/7.1, 1/400s, ISO: 200

「背景ボケ」という表現だけではなく、絞りを開放気味で撮影するそうした撮影技法も私は好きになれません。上の画像のように前景のみをぼかした場合は許容できます。なぜ私は背景ボケが嫌いなのか?人生の歴史を紐解いて中学生の頃まで遡ると、その原因がわかります。近視になっても、私はメガネをかけることを嫌ったので、しばらくは遠くがよく見えない状況でした。

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f/4.0, 1/2500s, ISO: 200

そんな私を見かねて当時、総合病院に勤務していた叔父が同僚の眼科医を紹介してくれました。アメリカから輸入したコンタクトレンズなるものがあるので、着用してみてはどうかということでした。

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f/5.0, 1/640s, ISO: 200

それは国内ではまだ一般に流通していないボシュロム製の直径が大きなソフトコンタクトレンズでした。保存液と洗浄液は町の薬局では売ってないので、その眼科医から顆粒剤を分けてもらい、精製水で溶かして使用していました。今から思うと、私はコンタクトレンズ市場導入期の試験的な初期ユーザーだったかもしれません。米国製の直径が大きなコンタクトレンズを装着するには、目がぱっちりしていた私はちょうど都合が良かったのでしょう。コンタクトレンズを着用すると遠くまでくっきりと見えるようになりました。

遠くがくっきりと見えないのは我慢できないという十代の頃の経験が、背景ボケ嫌いにつながっており、被写界深度を異常なまでに気にするようになったのだと思います。

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f/5.0, 1/400s, ISO: 200

このレンズの最短撮影距離は0.5m。ピントがなかなか被写体に合わないのはなぜなのか?ボディーとレンズのこの組み合わせは、オートフォーカスが迷いやすいと私は勘違いしていました。原因は被写体に寄りすぎていたために、最短撮影距離よりも短くなっていただけでしょう。

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f/5.0, 1/600s, ISO: 200

Amazonでの実売価格が2万円代半ばとなったこのレンズ、価格からは想像できないほどシャープです。

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f/1.8, 1/100s, ISO: 1600

このレンズの本来の用途?で撮影するのは初めてなので、記念に一枚。