備忘録として記しておきます。過去のポストを調べると、自宅の水洗トイレを修理したのは2016年6月のようです。同年10月に同様の修理キットの予備を入手しました。その予備の修理キットを先日、斜めお向かいさん別荘宅でフィルバルブのみを使いました。
予備の修理キットがないと不安になるので、11月19日にAmazon.comで注文し、8日後の11月27日に到着しました。(上の画像)これまでに使用したものと同じ製品だと思います。米国からの送料込みでおよそ5,400円でした。
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備忘録として記しておきます。過去のポストを調べると、自宅の水洗トイレを修理したのは2016年6月のようです。同年10月に同様の修理キットの予備を入手しました。その予備の修理キットを先日、斜めお向かいさん別荘宅でフィルバルブのみを使いました。
予備の修理キットがないと不安になるので、11月19日にAmazon.comで注文し、8日後の11月27日に到着しました。(上の画像)これまでに使用したものと同じ製品だと思います。米国からの送料込みでおよそ5,400円でした。
ホノルルと日本を毎月のように行き来しておられるラリードライバーご夫婦からトイレの補修部品キットを送っていただきました。 今年の6月に常備していた補修キットを使ってしまったので、新しいキットを入手したいと思っていました。この補修キットを使用するのは数年後になるかもしれませんが、手元に予備の部品があれば安心できます。クアラルンプールのACE Hardwareでは5千円近くもしたキットです。Amazonの並行輸入品なら安くても1万円以上はします。
6月に使用した一体型補修キットは10年以上前にグアムで買い求めたものであり、今回、送っていただいたものはその新型と思われます。タンク内の水量が容易に調整できるローラークランプと排水量が調整できるPerforMAXフラッシュバルブ付き。
写真はiPhone 7で撮影しました。光量が十分ではない木製テーブルの上で撮影していますが、フラッシュオート設定時も発光なしでISOは100。シャッタースピード1/12秒でもぶれていません。絞り開放(f/1.8)でこんなにシャープに撮れるのなら、デジカメも三脚も不要かもしれません。
四万十川の梨はシャッタースピード1/9秒で手持ち撮影。
Cat ISONはシャッタースピード1/5秒!じっとしている時に撮影したので被写体ブレがありませんが、シャッタースピード優先オートなどの設定が標準のCamera Appでは不可なので、被写体は静止物に限定されるかもしれません。
Hotel Mayaでは朝食付きのプランで2泊しました。ペトロナス・ツインタワーが目の前にそびえ立つスカイラウンジを売りにしていたであろうこのホテルは、通りを挟んで向かい側に視界を遮る別の高層ビルが建ち、そのためか五つ星ながら朝食付きでも宿泊料金が安くなっていました。
建物内装が若干、老朽化しており、客室稼動率の低さが原因で改装できないのではないかと推測できます。
立地は決して悪くはないので、安く泊まれる五つ星と考えればまた利用しても良いかなと思います。
英語教室も運営するBritish Councilを左手に見ながら、昨夜、M君に連れて行ってもらった交差点へ。
OLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3を装着したPen E-P5で広角端(35mm換算で24mm)で撮影しましたが、道路を視野に入れるとスカイブリッジの少し上までしか視界に入りません。この場所からカメラ横置きでは魚眼レンズでも使わない限り、全体像を写すことができません。
カメラ縦置きでなんとか二つのタワーの全体像が視界に収まります。
この日は特に予定を決めていなかったので、ペトロナス・ツインタワーに登ってみることにしました。パリに行ってもエッフェル塔には近寄らず、ニューヨークに行っても自由の女神像には興味を示さず、シンガポールのマーライオンは毛嫌いする観光地嫌いの私ですが…
予約していないので、どうせチケットは買えないだろうと思っていたら買えてしまった。展望台までのチケットは一枚RM85.0。
タワーに登れば気になるのはあの建設中の建物。背後に見える白い建物がHotel Maya。
撮影スポットの交差点が中央少し上の方に写っています。
特徴的な頂上部はBatmanのゴッサムシティーに登場する高層ビルを連想します。
展望台にNikonの双眼鏡が設置してありました。覗いて見ましたが、眼幅が調節できないので、かなり見づらく感じました。
iPad mini 4のGoogle Mapsを立ち上げて、ホテルまでの道のりを案内中。
ホテルで暫し休憩後、Bukit Nanasからモノレールに乗って、KL Sentralへ。そこからKTM Komuterに乗り換えて、すぐ隣の駅、Mid Valleyへ。
目的地はアメリカの金物チェーン店であるACE Hardware。間口は狭いけれど奥行きがある店舗で、アメリカのホームセンターで売っていそうなものは大体、揃っていました。
中でも興味があったのは水洗トイレの修理キット。Fluidmasterブランドのものが置いてありました。
価格はRM197.05(およそ¥4,838)と少々高め。日本から最も近いアメリカであるグアムならUS$20ぐらいで売っているので二倍以上の価格になります。それでも個人輸入するよりも安いかもしれません。クアラルンプールで入手できることがわかっただけでもよかったと思います。
PavilionのDin Tai Fungで夕食を済ませて一旦、ホテルに戻り、三脚持参で撮影スポットの交差点へ。上の画像はFujifilm XQ1で手持ち撮影。
こちらはPen E-P5を三脚に載せて露出5秒、f/13.0。
同じ設定値で横置き撮影。
British Councilのビルに反射するペトロナス・ツインタワー。
Singapore GP 2016 — Thursday (Singapore) へと続く。
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「水道/下水道代が異常に高いので漏水しているのではないか?」との疑問が事の発端となり、雨の中、敷地内に埋設されている量水器(水道メーター)を調べてみました。量水器にはパイロットと呼ばれる赤いクルクルがあります。家屋内のすべての水栓を閉めた状態で、このクルクルが回転していれば、どこかで漏水していることになります。パイロットは回転していなかったので、漏水はないようです。試しに洗車時に使うホースから少し、水を出すと、回転しました。いつもより水を大量に使った記憶はありません。水道/下水道代は普段の1.5〜2倍もの料金になっています。
同じアメリカ人ビルダーが建てたログハウスにお住いのXさんに水道/下水道代のことについて尋ねてみると、その料金は異常に高いですとのことでした。
思い当たる原因が一つありました。水洗後の水がなかなか止まらないことです。トイレタンクが満水になるまでの時間がかなり以前から徐々に長くなっていましたが、家主と共にトイレのタンクも老朽化しているだろうからそんなものだろうと思っていました。(家主も水切れが悪くなっている。)陶器製タンクの蓋を開けて、水を流してみると、満水になった後もフィルバルブから供給される水は延々と流れ続けていました。
タンクが満水になるまでの時間を1とすれば、その3〜5倍ほど長く水が流れた後に水は止まります。水道代が高くなった原因は、無駄に水を流し続けていたこのフィルバルブであることがわかりました。より詳しくは、フィルバルブのトップ部分にあるガスケットにゴミが蓄積していることが原因です。ガスケット自体も劣化しているだろうから、トイレタンク内のパーツ一式を交換することにしました。
我々が住むログハウスもアメリカ人ビルダーが建てた完全輸入住宅であり、セントラルヒーティングを含め、電線とガス配管を除くすべての住宅用設備は、米国から輸入されたものが使われています。トイレやジャグジー付き浴槽、キッチンシンク、蛇口など水回り部品も輸入品であり、メンテナンスのことは何も考えずに建てた「訳あり物件」です。偏屈な我々はそこが気に入って、この中古ログハウスを購入したのですからそれなりに覚悟はしていました。
この「訳あり物件」に引っ越してから3年後、念願の木製ガレージ(これも100%アメリカンなキットガレージ)を建てた時に、日本から最も近いアメリカであるグアムに部品調達旅行に行きました。その時に、米国最大規模と言われていたKmartや電設、配管部品を扱うLEED ELECTRIC & PLUMBING SUPPLYに立ち寄り、日本国内では販売されていない交換用部品や消耗品をまとめ買いしました。その中に、トイレタンクの補修部品一式をキットにしたFluidmaster Toilet Tank Complete Repair Kit (400AK) が含まれていました。このキットを使う出番がやっと訪れたのです。今ではこの商品もAmazonから個人輸入することも可能なようですが、価格が異常に高い。グアムではUS$20もしなかったと記憶していますが、Amazonでは並行輸入品が¥16,371 + ¥1,020の送料になっています。ローカライズ(日本での生活に合わせた大掛かりなリフォーム)をせずにこの完全輸入ログハウスに住み続ける限り、メンテナンス部品を調達する目的で定期的にグアム旅行した方が安上がりです。水回り設備の消耗部品に関しては、2008年以降、毎年訪問しているシンガポールやマレーシアでも調達できるかもしれません。
既存フィルバルブのトップカバーにFLUIDMASTER KOHLERの刻印があります。恐らくFluidmasterがトイレメーカーのKOHLERにOEM供給した部品であると思われます。(日本で言えば、KOHLERがTOTO、Fluidmasterが三栄水洗製作所?)
トイレタンクの部品一式を交換する前に、タンク内の構造と水が流れる仕組みを十分に理解しておく必要があります。上の画像にはFlush N Sparkle Systemが描いてありますが、これは別売部品であり、修理するタンクにはないシステムです。(リフィルチューブはオーバーフローパイプに直接つながっています。)タンクレバーを操作すると、フラッパーが開き、便器に給水されます。同時にフィルバルブから新しい水が供給され、オーバーフローパイプに繋いだチューブから便器に給水されます。所定の水位までフロートが上がると水が止まる仕組みです。
タンクに給水する水道管の元栓を閉め、タンク内の水をすべて排水し、残った水は洗車時に使う大きなスポンジで吸い取り、タンク内の部品一式を取り外しました。そして、タンクを便器に固定してある3本の真鍮製ボルトを緩めてタンク本体を取り外しました。既存パーツはトイレタンク > 円形ガスケット > プラスチック製ロックナット > 三角のガスケットとなっており、ガスケットは二つとも再利用できないことがわかりました。上の画像で黒く汚れているのは劣化したガスケット。
新しいパーツは、トイレタンク > プラスチック製ロッックナット > ラバーガスケットの順に取り付けます。(円形ガスケットは使わない。)
キットに付属するラバーガスケットを取り付けました。
3本の真鍮製ボルト、ラバーワッシャー、真鍮製ワッシャー、ナットもキットに付属するものに交換します。
作業は同居人が睡眠中でトイレを使用しない深夜に行っています。3つの小さな穴にタンクを固定するボルトを通します。下から1/2″の六角レンチ、上から大きなマイナスドライバーを使ってボルトを締めます。大きな穴の内側にフラッシュバルブのラバーガスケットを密封する形になります。(既存の三角のガスケットを再利用したら、排水時にこの部分から水漏れしました。)実は給水側のホース接続部分からも取付不良が原因で夜中に水漏れしたことは内緒。
元栓を閉めた状態でフィルバルブのトップ部分を反時計回りに1/8回転させてトップ部分を取り外します。そして、水が飛び散らないようにコップなどの容器を上から覆い被せてから、元栓を開け閉めして給水します。この工程は何が目的なのか、わかりづらい英文の取付方法説明書には記載がありません。目的がはっきりしないので、この工程を無視したら、給水チューブの方に水が流れずにトップ部分から水が流れました。目的はフィルバルブのトップ部分にあるガスケットのゴミやホコリなどの不純物を取り除くことにあるようです。新品のパーツ使用時でもこの工程を飛ばすと正常に機能しません。
タンクレバーは既存のものを再利用。レバーを操作して水を流してみると、所定の水位に達した時点で水はピタッと止まりました。これで無駄な水は流れなくなったので、水道/下水道代は元通りになるはずです。
トイレはその国の文化を表すと私は考えています。従来の日本のトイレは食習慣に合わせて水量を大と小で調節できるようになっていますが、アメリカのトイレはそのような調節ができない仕様になっています。水量としては大と小の中間ぐらいでしょうか。米や野菜を主食とした日本人の平均的な排泄量は、パンや肉を主食とした欧米人の平均的な排泄量と比べて多くなる傾向がありました。従って、勢いよく流れるように水量を調節する機能が必要だったということです。(ガダルカナル島、悲劇の舞台裏参照)
補修キットにはタンクレバーも付属していました。同じアメリカ人ビルダーが建てたログハウスにお住いのXさん宅のトイレも輸入製品が使われています。Xさんのお宅でトイレをお借りしたらタンクレバーが故障していました。タンクの蓋が半開きになっていて、フラッパーに繋いだチェーンを手で引っ張ると水が流れるようになっていました。連絡してみると、修理部品が入手できないので今も状況は変わらずということでした。
キットに付属のタンクレバーは初期状態ではタンクの前面に取り付けるタイプになっていますが、アーム部分は折り曲げることが可能だそうで、タンク側面にも取り付けできるようです。不自由されているので、この余ったタンクレバーをXさん宅のトイレに取り付けることになりました。
作業の難易度:5段階で4(慣れたら3)
上の50分33秒の長い動画は作業を終えてから視聴しました。作業する前に観ていたら、水漏れせずに済んだかもしれません。動画に登場する髪の毛の薄い人(人のことは言えない?)も取付方法説明書を読まずに作業されていると思われます。補修キットは$16で買ったと言ってます。ボルトのワッシャーは2枚重ねにする必要はありません。