Drip Pan for Weber Smokey Joe® Silver Grill 14 1/2″ (37cm)

AP Aviation Snip Pliers Straight Cutting

庇の水切り製作用に入手したAP板金ばさみストレート用を使い、余ったトタン板を加工して、Weberグリル用のドリップパンを自作しました。最も苦手としている板金加工も適切な工具があれば、機能的には問題がないものが作れます。直線カット用のこの板金ばさみを使えば、握力は必要ですが、ほぼ真っ直ぐにトタン板などを切断することが可能。

DIY Drip Pan

折り返し部分の長さが50mm程度までなら、バイスでトタン板を挟んで手で折り曲げるとほぼ直角に曲げることができます。こつは一度に90ºに曲げようとせず、45ºを二回、曲げると良いようです。トタン板をバイスに挟んだ状態で仕上げにハンマーで叩けば、直角になります。

DIY Drip Pan

製作途中のドリップパンをグリルに入れてみてサイズ合わせ。肉の塊をじっくりと全体に火が通るように加熱するには間接焼きと呼ばれる調理法を採用します。炭をドリップパンの周囲に置き、熱が直接、食材に当たらないようにします。肉の脂が炭の上に落ちると、炎が出ます。それを防ぐために脂をドリップパンで受け止めます。また、ドリップパンに水を入れると、蒸し焼きも可能。さらに、脂がグリルに付着しないので未然に汚れを防ぐこともできるようです。

DIY Drip Pan

少々いびつな形状になりましたが、機能的には問題ないはずです。実際に使用する時は、アルミ箔を被せておけば、ドリップパン自体の後片付けが容易になり、何度でも再使用可能。

作業の難易度:5段階で2

Eaves for Garage Backdoor — Part 2

Eaves for Garage Backdoor

ガレージ勝手口庇の1×4野地板にルーフィング材を貼り、その上からアスファルトシングルを取り付けました。シングルは一枚、向きが逆になっていますが、後から修正できないし、機能的には何ら問題なさそうなのでこのままにしておきます。

AP Aviation Snip Pliers Straight Cutting

アストロプロダクツ製板金加工用ハサミ(ストレート)を入手したので、試しにトタン板を切断し、水切り加工することにしました。横から見えていた1×4野地板の木口が綺麗に隠れました。板金は私が最も苦手とする分野ですが、専用のハサミを使えば、ほぼ真っ直ぐにトタン板を切断することができるし、バイスに挟んでハンマーで叩けば、トタン板を直角に折り曲げることも可能であることがわかりました。

Eaves for Garage Backdoor

アスファルトシングルは二枚重ねて専用の釘で留めましたが、庇の裏側に一枚目を留めた釘が貫通していました。これで貫通した釘が気になるので、ドレメルのミニルーターで突き出た部分を切断しました。火花が盛大に飛ぶので注意。

念願の勝手口ドア用の庇が完成しました。横殴りの強い雨はドアの下部を濡らしますが、庇がなかった以前と比べると濡れ方が随分とましになりました。

作業の難易度:5段階で3

Eaves for Garage Backdoor — Part 1に戻る。

Replacing Engine Oil and Oil Filter

およそ11ヶ月ぶりにMazda RX-8のエンジンオイルとオイルフィルターを交換しました。前輪のみ馬に載せましたが、今回は馬をサイドシルに架けています。

リジッドラックに元から付いていた薄いゴムが前回の作業で裂けたので、AP 3-Tonリジッドラック専用の溝付きゴムを入手しました。これならサイドシルに馬を架けても大丈夫。

オイルパンのドレンプラグは19mmのコンビネーションレンチで取り外します。エンジンオイルフィルターはエンジンルームの奥まった所にあるので、カップ式のKTCフィルターレンチ + ボールジョイント + Snap-on FXK4 100mmのエクステンションバー + AP 3/8DR T型ハンドルの組み合わせを使って緩めました。

廃油はAPオイルパンスクエア6Lネット付きで回収しました。サイズはW367 x D367 x H130mmと大きく、これなら廃油を床にこぼすことなく回収できます。

ドレンプラグの締め付けはSnap-on 19mmの標準ソケットと東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチMTQL70Nの組み合わせで、締付トルク値は35.0 N•mにセット。

filterwrench

整備マニュアルによるとオイルパンのドレンプラグ締付トルク値は29.4〜39.2 N•m。オイルフィルターの締付トルク値(N•m)に関しては特に規定がないようであり、手で回して締め付ける時の程度がフィルターのメーカーにより、異なるようです。Tokyo Rokiのフィルターの場合は、オイルフィルター取付面にOリングが接触してから1回転、Densoのフィルターの場合は、Oリング接触後、3/4回転、さらに手で締めるのが正しい取り付け方のようです。

エンジンオイルは今回も前回と同じREPSOL ELITE Brio 5W30を使用しました。オイルフィルターはAPブランドの廉価品。

作業の難易度:5段階で3

総走行距離:40,314 km

Replacing Spark Plugs

Mazdaディーラーのお勧めに従い、点火プラグを新品に交換しました。使い古したNGK純正プラグから新しいNGK純正相当プラグ(RE7C-L2本とRE9B-T2本)への交換になります。新品プラグはパッケージと品番が米国仕様になっているだけで、製品自体は同じものと思われます。

今回は英文整備マニュアルを入手したので、マニュアル記載の正しい手順を参考にしながらスパークプラグの交換を行いました。整備士用マニュアル記載の手順とは下記の通り。

  1. エンジンカバーを取り外す。(すでに取り外してありました。)
  2. バッテリーカバーを取り外す。
  3. バッテリーのマイナス側端子の接続を切る。(普段、これはやっていません。)
  4. プラグケーブルのスパークプラグ側端子を取り外す。
  5. プラグレンチを用いてスパークプラグを取り外す。
    注意:白の塗料で印したスパークプラグをリーディング側に取り付け、青の塗料で印したスパークプラグをトレーリング側に取り付ける。
    注記:一部のスパークプラグは車両下方から作業した方が取り外しやすい。
  6. 取付時は取り外した時の逆の順。
    締付トルク値は12.8〜17.7 N•m
Mazda RX-8 Battery

上記手順は整備士用の手順であり、サンデーメカニックである私にはもっと詳しい手順が必要です。

  1. エンジンフードを開けてエンジンカバーを取り外す。
  2. バッテリーカバーを取り外す。
  3. バッテリーのマイナス側端子の接続を切る。
  4. ジャッキアップして左前輪を取り外す。
  5. 左前輪タイヤハウジング内にあるゴム製ガードの片方を外す。
  6. トレーリング側プラグケーブル2本を手前に引き抜くようにして外す。
  7. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+全長265mmのT型ハンドルを用いてトレーリング側の古いスパークプラグ2本を取り外す。
  8. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+プリセット型トルクレンチを用いてトレーリング側の新しいスパークプラグ2本を規定の締付トルク値(12.8〜17.7 N•m)で締め付ける。
  9. トレーリング側プラグケーブルを元に戻す。
  10. リーディング側プラグケーブル2本を手前に引き抜くようにして外す。
  11. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+全長265mmのT型ハンドルを用いてリーディング側の古いスパークプラグ2本を取り外す。
  12. 21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント+全長250mmのエクステンションバー+プリセット型トルクレンチを用いてリーディング側の新しいスパークプラグ2本を規定の締付トルク値(12.8〜17.7 N•m)で締め付ける。
  13. リーディング側プラグケーブルを元に戻す。
  14. 左前輪タイヤハウジング内にあるゴム製ガードを元に戻す。
  15. 取り外した左前輪を元に戻す。
  16. バッテリーのマイナス側端子を接続する。
  17. バッテリーカバーとエンジンカバーを元に戻す。
  18. DSCが適切に作動するように、ステアリング・アングル・センサー初期化の手順を実行する。

ステアリング・アングル・センサー初期化の手順は以下の通り。

  1. マイナス側バッテリーケーブルを接続する。
  2. イグニションスイッチをONにする。
  3. DSC表示が点灯し、DSC OFFが点滅するのを確認する。
  4. ステアリングホイールを右にロックするまで回し、その後、左にロックするまで回す。
  5. DSC OFFの表示が消えるのを確認する。
  6. イグニションスイッチをOFFにする。
  7. イグニションスイッチを再度、ONにしてDSC表示が消えるのを確認する。
Mazda RX-8 Replacing Spark Plugs

スパークプラグを取り外す時に使用したハンドツール。左から21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+ユニバーサルジョイント(TONE BJ30)+150mmのエクステンションバー(Koken 3763-150)+100mmのエクステンションバー(Snap-on FXK4)+全長265mmのT型ハンドル。

Mazda RX-8 Replacing Spark Plugs

スパークプラグを取り付ける時に使用したハンドツール。左から21mmのマグネット式点火プラグ専用ソケット+150mmのエクステンションバー(Koken 3763-150)+100mmのエクステンションバー(Snap-on FXK4)+東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチ。

Mazda RX-8 Replacing Spark Plugs

締付トルク値は規定内の15.5N•mで締め付けました。かなり、緩めです。

1月2日からおよそ3ヶ月が経過し、漸く溶損した触媒とO2センサー、点火プラグの新品交換作業が完了しました。点火プラグの交換後、エンジン始動は一発、エンジン不調が発覚した時の前の状態と言うより、数年前の快調な状態に戻ったような感じがします。

プラグを新調してからの新しい触媒の印象はどうかと言うと、音が静かになったような気がします。新車の頃の音に近いかもしれません。壊れた純正触媒と比較するのも適切ではありませんが、カラカラ音がなくなり、マフラーからボッ、ボッ、ボッの音もなくなりました。5,000 rpmを超える高回転はまだ試していませんが、外からのエンジン排気音がより静かになった分、車内に置いてあるもの(iPad用のホルダーなど)が干渉する音や、タイヤの音が目立つようになりました。

改めてエンジン不調の原因を考えてみると、Mazdaディーラーの担当整備士が言われていた通り、根本的な原因は車外品のレーシングプラグとその使い方にあったようです。濡れたプラグの失火を起因として、未燃焼の混合気が触媒内部で燃えていたということになります。車両火災には至らなかったものの燃えては行けないところで燃えていたわけですから、危険な状態にあったはずです。事実、エンジンルームから白煙が上がっていたわけで、火災の一歩手前だったかもしれません。

作業の難易度:5段階で3

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P — Part 3

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

溶損したMazda RX-8の純正触媒を取り外してからおよそ1ヶ月が経過し、車外品の新しい触媒と取り付け部品を漸く入手して、触媒の取付作業をDIYで行いました。作業手順は試行錯誤しながら実施したので、記憶が曖昧な部分があり、実際の手順や整備士が行う正しい手順とは異なる可能性があります。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

マフラー側フランジの取付作業から開始しました。車は1ヶ月前から4頭の馬(リジッドラック)に載せたままの状態であり、バッテリーのマイナス側端子は2ヶ月以上前に外してあります。HKSメタルキャタライザーキットに付属する球面ガスケットを装着して、マフラー側フランジに2本のスタッドボルトとスプリング、ナット左右で各2個を仮締めしました。前方の触媒本体は小さな脚立の上に載せてあります。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

次にラバーハンガーにパイプをぐいぐいと押し込みながら挿しました。

exhaust system

そして、車前方のエキマニ側に移動し、力づくで2枚のフランジを合わせようとしましたが、どうにもこうにもサイズ(触媒の長さ)が合わない。手順を二つ前、最初のステップ(マフラー側フランジの取付作業)に戻します。実はこの時、スプリングを2枚のフランジの間に入れていました。上の整備マニュアルの図を見ると、スプリングは中間パイプ④側に取り付けるようになっています。(溶損した純正触媒を取り外したのが1ヶ月も前のことであり、すっかり元の状態をうかつにも忘れていました。)

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

マフラー側フランジのスプリングを正しい位置に戻すと、エキマニ側のフランジは無理な力を入れなくてもぴったり収まりました。2枚のフランジの間にはメタルキャタライザーキット付属の新しいリングガスケットを挟んであります。この部分はキットに付属するボルト3本とナット3個、プレーンワッシャー6個、スプリングワッシャー3個を使用します。本締め時の締付けトルク値は40±5 N•m。トルクレンチはエキマニ側のナットに使いました。

DSCF2980

右手に東日製作所のモータースポーツ用プリセット型トルクレンチ、左手にSnap-onのコンビネーションレンチを持ち、ナットを本締め。締付けトルク値は52±8 N•m。ナットの溝を破損させ、締めたり緩めたりの試行錯誤が続きました。作業中は気にはなりませんでしたが、就寝時に首が痛くなるほど無理な姿勢でした。暗くて細かな部分が見えず、遠近両用の眼鏡を外すと頭を対象物に近付けなければなりません。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

エキマニ側も規定のトルク値(40±5 N•m)で本締め。触媒本体の銘板が輝いています。ジャッキアップして車の下に潜らなければ見えないところに立派な銘板があるのは、メーカーの拘りが感じられます。

Mazda RX-8 Rear Heated Oxygen Sensor

BAHCOのモンキーレンチを使って、新しいO2センサーを取り付けました。規定の締付けトルク値は21±3 N•mですが、専用工具を持っていない私は手ルクレンチでそれほど力を入れずに締め付けました。純正触媒はO2センサーが下の方に取り付けてあり、プロテクターが必要でしたが、HKSメタルキャタライザーの場合はセンサー取り付け穴が上の方にあるので、路面と干渉する可能性が低いのか、プロテクター取り付け穴はありません。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

上の画像、左上方に緑の被覆が少し、見えています。これは何かと言いますと、ハーネス(コネクター)を固定する部分がO2センサーを取り外した時に破損したので、被覆付きのワイヤーで固定させているためです。Mazdaディーラー整備士の方に相談したところ、タイラップで結束しても問題ないでしょうとのことでした。

HKS Metal Catalyzer Kit for Mazda RX-8 LA-SE3P

最後に2枚の純正メンバーを整備マニュアル規定のトルク値(フロント:18.6~25.5 N•m、リア:17.6~26.4 N•m)で取り付けてDIY作業を終了しました。

触媒とO2センサーの取付作業が完了し、車を1ヶ月ぶりに馬から降ろして2ヶ月半ぶりにバッテリーを接続。エンジンがかかるかどうか不安でしたが、一発でエンジン始動。アイドリング時に5分ぐらい、マフラーから水蒸気らしい白っぽい煙が出ていましたがこれはいつものこと。近所を一回りした後、バイパスでエンジン回転数を5000近くまで回しましたが、特に異常はなく、排気音も正常な純正触媒の時と違いがわからないほどでした。アイドリングも安定していて排気系から異音は聞こえません。

最初、DSC OFFの表示が点灯したままでしたが、一旦、エンジンを切って、再び始動させると、警告表示は消えました。電気系統が自動的にリセットされたのでしょう。

後日、スパークプラグを新しいものと交換する予定です。現在、一時的に使い古した純正プラグが装着してあります。点火プラグを新品と交換すれば、新しい触媒の印象も変わると思います。

今回の一連の作業に要したMazdaディーラーでの技術料、部品と費用、私が使用した工具を下にまとめておきます。

  • エンジン不調診断 ¥3,150
  • RE圧縮圧力点検 ¥7,400
  • RX-8 LA-SE3P/13B-MSP前期用HKSメタルキャタライザー33005-AZ001 ¥84,000
  • B31R40584 スタッド、フランジ2個 ¥1,238
  • N3H318861B センサー、O2 ¥10,500
  • 999161000 ナット2個 ¥188
  • NGKイリジウムプラグRE9BT RX8 SE3P (RE9BT) 2個 ¥4,500
  • NGKイリジウムプラグRE7CL RX8 SE3P (RE7CL) 2個 ¥4,500
  • 2T超低床ガレージジャッキ
  • AP 3-Tonリジッドラック4脚
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM17
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM14
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM12
  • 東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチMTQL70N
  • BAHCO 9071C 8″モンキーレンチ
  • Snap-on FSM14(3/8″dr.14mmのソケット)
  • Snap-on FSM17(3/8″dr.17mmのソケット)
  • Snap-on FXK4 9.5sq.エクステンションバー
  • AP @3/8DRスピンナーハンドル245mm
  • AP @3/8 21mmプラグソケット
  • AP 3/8DR T型ハンドル
  • AP 3/8エクステンションバー10″
  • TONE BJ30 3/8″ボールジョイント
  • KURE CRC5-56
  • APスリップルブ

もし、触媒をMazda純正品を使い、すべての作業をディーラーで行えば、見積費用は¥195,689になります。屋根付きガレージと工具類があればという前提はありますが、エンジン不調診断とRE圧縮圧力点検以外をDIYで行うと、HKSの触媒込みで¥115,476で済みます。

作業の難易度:5段階で4

Part 4へと続く。

総走行距離:40,126 km

AP Oil Pan Square 6L with Net

容量6リットルのAstro Products製オイルパンが四日市店、滋賀店、津店、彦根店限定セールで¥350(通常価格¥500)でした。お買い得なので2つ購入。エンジンオイルとオイルフィルターを同時交換する時など、二つあれば便利です。

砂を入れれば、小型の猫用簡易トイレとしても利用できそうです。通院時などに車載すると、スペースも取らないし、便利そうですが、猫にとっては使い辛いかもしれません。

AP 3-Ton Rigid Rack (Jack Stand)

台座の高さが370mm、430mm、490mmの3段階で調整できるAstro Products製リジッドラックが四日市店、滋賀店、津店、彦根店限定セール中だったので2脚セット、¥2,560(通常価格¥3,600)で入手しました。1脚当たりの耐荷重は3トン。ピンタイプのリジッドラックですが、なぜか片方のピンが欠損しており、購入したお店から送付してもらうことになりました。

今回、入手したものと同じ形状、同じ仕様の青いAP製リジッドラックが1セットありますから、これで4脚分が揃いました。溶損したRX-8の触媒とO2センサーを安全な方法で交換するにはリジッドラックが4脚、必要になります。触媒とO2センサーを交換するのは大分先のことになりそうなので、バッテリーのマイナス端子を取り外しました。

AP Multi-Purpose Scissors S (AP022277)

Astro Products純正、万能バサミ、なかなか使い勝手が良い。刃の長さ33mm、材質はステンレススチール。銅板、アルミ板なら0.5mmの厚さまで、スチールワイヤーならØ0.5mmまで切断可能。凹みは配線を切断する時に使用します。全長、142mmの小さなハサミですが、切れ味も悪くありません。

SIGNET 51486

何かと便利なSnap-onのミニドライバー、SPP468の鍍金が剥げてきたので、SIGNETのミニドライバー、51486を僅か¥157で入手しました。先端のサイズは0.4 x 2.6mm、軸の長さ77mm、グリップ部分を含む全長は123mm。

このサイズのミニドライバーは、マイナスドライバーとしての本来の用途ではなく、溝のホコリを取り除いたり、トルクレンチ底部にあるダイヤルロックねじを緩める際にも穴に通して使います。

Snap-on LED Hybrid Light

Snap-on LED Hybrid Light

同じ製品、3つも要らない?いいえ、車載用LEDフラッシュライトとして使います。アメリカの有名な工具メーカー、Snap-onのLEDフラッシュライト3本入りで¥1,980。Snap-onのロゴが入っているだけで1本でもその価格は安いはずです。入手先はCOSTCO京都八幡倉庫店。

Snap-on LED Hybrid Light

ハンドル部分とキャップは陽極酸化アルミ。ボトムキャップに小さなマグネット付き。

Snap-on LED Hybrid Light

ローレット加工されたハンドル部分はミニマグライトに似たものがあります。

Snap-on LED Hybrid Light

フラッシュライトモードで使うトップ部分に明るいLEDが1個(65ルーメン)、パネルモードのLEDは16個(45ルーメン)搭載。フラッシュライトモードでの連続点灯時間は8時間45分、パネルモードでの連続点灯時間は8時間30分。LEDは交換不可ですが、寿命は10万時間。単4型電池3本x3が付属します。

AP Mini Tool Wagon Black

AP Mini Tool Wagon Black

小物を置いておくのに何かと便利なAstro Products製ミニツールワゴン。先月入手した色違いのミニワゴンはリモコンやバッテリーチャージャーなどを置いていますが、このブラックはベッドサイド用ワゴンとしてiPhoneや携帯電話、目覚まし時計などを置いてみようかと考えています。

AP Nonslip Drawer Mat

同じAstro Products製ノンスリップドロワーマットもブラックのミニワゴンと同時に入手しました。PVC製マットのサイズは約410 x 560mm。

AP Mini Tool Wagons Black & Red

マットをトレーの大きさに合わせて切断し、各ミニワゴンの最上段のトレーに敷きました。滑り止めというより、傷防止が目的。

Suzuki Jimny Spark Plugs Replaced

NGK Premium RX Spark Plugs

先月の車検時に交換を勧められていたSuzuki Jimnyの点火プラグを自分で交換することにしました。今回はNGKの比較的、新しいイリジウムプラグ、プレミアムRXを使用することにしました。黒いパッケージが特別な点火プラグであることを主張しています。

NGK Premium RX Spark Plug

このプラグはNGK史上最強プラグだそうで、中心電極に世界初の新素材「ルテニウム」を配合し、白金突き出しオーバル形状の外側電極を採用しているそうです。抜群の着火性、低燃費、耐汚染性、長寿命などの効果があるとか。エンジンの始動性に問題を抱えているので「抜群の着火性」の部分に特に惹かれました。

NGK Premium RX Spark Plug

この車は一年ほど前から、新車時に比べてエンジン始動に要する時間がプラス1、2秒、長くかかるようになっています。原因は古くなったバッテリーかと思い、去年の秋にPanasonic Blue Battery CAOS 75B24Rに交換しましたが、エンジン始動性に関しては改善が見られなかったという経緯があります。Suzuki Jimny JB23W-6型に適合するNGK Premium RXの品番はDCPR7ERX-P 97620です。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

エンジンの中にある点火プラグはインタークーラーの真下!過給器(ターボ)を搭載したジムニーの場合、点火プラグにアクセスするには先ず、このインタークーラーをユニットごと取り外す必要があります。当然ながら、ダクト2本も取り外さなければなりません。この写真を撮影した時は気付いていないのですが、画像右側のエンジンルーム内に謎の青い物体が写っています。何でしょう?

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

インタークーラーの樹脂製カバーを#3のプラスネジ4本を緩めて取り外しました。滅多に使わないPB製#3プラスドライバーが活躍しています。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

インタークーラーのカバーを取り外した状態。次はダクト2本をマイナスドライバーで緩めて取り外します。謎の青い物体が何なのか、まだ気付いていません。この青いパーツは前からあった自動車部品としか思っていない。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

ダクトを縛る金属製のバンドを緩めてから、インタークーラー前方下部にあるボルト1本を10mmのソケットを装着したシールドラチェット(Snap-on F936)を用いて取り外しました。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

取り出したインタークーラーユニット本体。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

排気容量660CCのエンジンヘッド部が見えてきました。8mmのソケットに付け替えて、エクステンションバーを装着したシールドラチェットを用いて4本のボルトを緩め、ダイレクトイグニションコイルの樹脂製カバーを取り外しました。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

3気筒のエンジンですからイグニションコイルも3本あります。10mmのソケットを装着したラチェットでイグニションコイルを固定しているボルト3本を取り外しました。これで簡単にイグニションコイルを取り外すことができると思っていたのですが…

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

手前2本は容易に取り外すことができましたが、最も奥にある1本は、インタークーラーを固定するステー(画像上方に写っている金属板)のボルト3本を緩めて浮かした状態にする必要がありました。ボルトは前方に1本、後方と言うかステーの裏側に2本あります。作業スペースがほとんどないので、この裏側2本を緩めるのに少々手間取りました。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

16mmの点火プラグ専用ソケットを装着したAP製T型ハンドルを用いて、手前のプラグから順に取り外しました。手前の1本だけ、締め付けが妙に緩い。2回目の車検時に整備士の方がプラグを外して状態をチェックしたのだと思います。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

点火プラグ専用ソケットを用いて取り外した古い点火プラグ。

DENSO IRIDIUM IXU22C Spark Plug

純正品はDENSOイリジウムIXU22Cでした。まだそれほど劣化しているようには見えません。2009年3月の初回車検時に交換したものです。このプラグで31,959km、走行したことになります。ロータリーエンジンの使用済み点火プラグとは異なり、乾いています。エンジンオイルが付着していないので至近距離で見ると新品のように綺麗に見えます。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

しかし、少し距離をあけて見ると、ご覧の通り、カーボンが付着して汚れており、やはり使用済みのプラグです。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

NGK製の新しい点火プラグ(ネジ径12mm)はメーカーが指定する締付トルクが15N•m〜20N•mだったので、プリセット型トルクレンチは18N•mに設定しました。

Suzuki Jimny JB23W — Replacing Spark Plugs

エンジンルームの隅っこにあった謎の青い物体の正体はこれでした。幼児用のスリッパ???何であんなところに置いてあったのか?いつからあったのか?ますます謎は深まるばかり。

このジムニーを購入した2006年まではEunos Roadster (NA6CE)を所有していました。10年以上も前のことですが、冬になると、暖かいエンジンルームを子猫が勝手に住処にしていました。エンジンの上で子猫はフライドチキンを食べていたようで、その痕跡である手羽先の骨の部分がシリンダーヘッドの上に置いてありました。

屋外駐車のジムニーのエンジンルームで、猫が冬の間、暖を取っていることは十分に考えられますが、幼児用のスリッパを猫が持ち込むことはないと思うのですが。先月の車検時に整備士は気付くはずなので、それ以降に誰かがエンジンフードを開けて、車の形をしたこの幼児用スリッパをエンジンルームの隅っこに置いた?何のため?整備した人がいたずらをしたとは考えられないし…

話題がそれました。新しい点火プラグを取り付けたエンジンは着火性が改善されました。エンジンはセルを回してすぐに気持ちよく始動するようになりました。加速性能や燃費も改善しているかもしれませんが、その辺りに関しては後日、レポートします。

使用した主な工具類

  • 10mmのコンビネーションレンチ
  • 差込角3/8″の10mm標準ソケット
  • 差込角3/8″の8mm標準ソケット
  • #3プラスドライバー
  • 差込角3/8″シールドラチェット
  • 差込角3/8″の16mmマグネット式点火プラグ専用ソケット
  • 全長265mmのT型ハンドル
  • モータースポーツ用プレセット型トルクレンチ

作業の難易度:5段階で3

総走行距離:58,659km

A Set of Snap-on Combination Wrenches

Snap-on Combination Wrenches

光り輝くクロム仕上げSnap-onのコンビネーションレンチ。品番は左からSOEXM19、SOEXM17、SOEXM14、SOEXM12、SOEXM10、OEXM8OB。長さは8mm以外はすべて標準サイズ、FLANK DRIVE® PLUS、12-Point。

Snap-on Combination Wrenches

19mmはMazda RX-8、17mmはSuzuki Jimny、14mmはSubaru R1のエンジンオイル、ドレンプラグ用として主に使用しています。12mm、10mm、8mmは木工用としても使います。

Snap-on Combination Wrenches

Snap-on製コンビネーションレンチはハンドル部の厚みが強度が保てる最低限で薄くなっているのが特徴でしょうか。それと非常に高価であることも製品特徴の一つです。バンで定期的に巡回する正規代理店から購入すれば、コンビネーションレンチのような単純な構造の製品なら永久保証付きだったと思います。その保証に要する費用が製品に含まれているので高価であるのではないかと思います。しかし、私のような単なる工具マニアには無償修理が必要になるほど酷使しないので、保証のための費用が無駄になっているような気がします。

スナップオン コンビネーションレンチ 10mm SOEXM10
スナップオン
売り上げランキング: 37,146

AP 3/8 Stubby Ratchet Handle

AP 3/8 Stubby Ratchet Handle

Astro Products製の全長95mm、差込角3/8″小型ラチェットハンドルを入手しました。

AP 3/8 Stubby Ratchet Handle

ヘッド部外周部のギザギザを左右に回転させて、オンとオフを切り替えます。ギア数60T、ヘッド部のボタンはプッシュリリース機能。

AP 3/8 Stubby Ratchet Handle


エンジンオイルフィルターの着脱を主な用途として考えています。オイルフィルターの締め付けは大きな力をかけない方が良いので、ハンドル部が短い方がフィルター交換作業に適していると思います。

Subaru R1 Replacing Engine Oil and Oil Filter


大抵の場合、オイルフィルターはエンジンルームの奥まったところにあり、大きなラチェットハンドルを使えば、干渉することがよくあります。上の画像はSubaru R1のオイルフィルター。

Mazda RX-8 Replacing Engine Oil Filter

こちらは上を向いているMazda RX-8のオイルフィルター。エンジンルーム側からアクセスできます。これまでは、エクステンションバーを使用していました。

AP Stainless LED Hand Light

AP Stainless LED Hand Light

ステンレス製の美しいLED1灯式ハンドライト。高級感が漂っていますが、ASTRO PRODUCTSのロゴ入り。

AP Stainless LED Hand Light

点灯の切り替えはHi→消灯→Lo→消灯→点滅→消灯。Loの設定でも明るいです。この種のフラッシュライトはLEDの数と明るさは必ずしも比例しないようです。

AP Stainless LED Hand Light

単4電池は付属しません。単4電池(エネループ)3本を入れた重量は約160gとずしっと重いです。

AP Stainless LED Hand Light

全長105mmのこのシンプルデザインのフラッシュライトは一生もののような気がします。