庇の水切り製作用に入手したAP板金ばさみストレート用を使い、余ったトタン板を加工して、Weberグリル用のドリップパンを自作しました。最も苦手としている板金加工も適切な工具があれば、機能的には問題がないものが作れます。直線カット用のこの板金ばさみを使えば、握力は必要ですが、ほぼ真っ直ぐにトタン板などを切断することが可能。
折り返し部分の長さが50mm程度までなら、バイスでトタン板を挟んで手で折り曲げるとほぼ直角に曲げることができます。こつは一度に90ºに曲げようとせず、45ºを二回、曲げると良いようです。トタン板をバイスに挟んだ状態で仕上げにハンマーで叩けば、直角になります。
製作途中のドリップパンをグリルに入れてみてサイズ合わせ。肉の塊をじっくりと全体に火が通るように加熱するには間接焼きと呼ばれる調理法を採用します。炭をドリップパンの周囲に置き、熱が直接、食材に当たらないようにします。肉の脂が炭の上に落ちると、炎が出ます。それを防ぐために脂をドリップパンで受け止めます。また、ドリップパンに水を入れると、蒸し焼きも可能。さらに、脂がグリルに付着しないので未然に汚れを防ぐこともできるようです。
少々いびつな形状になりましたが、機能的には問題ないはずです。実際に使用する時は、アルミ箔を被せておけば、ドリップパン自体の後片付けが容易になり、何度でも再使用可能。
作業の難易度:5段階で2
筆者 様
中々の力作ですね。筆者様の様に「バイス」などに挟んでトタン切りバサミで切るのは最も確実な方法ですね。慣れていないと、まるで紙切り細工の様には切る事が出来ませんから。「力」加減とハサミの刃の切れ味に掛かって来ますので、確かに難しいです。
筆者様の作品(?)、は非常に綺麗な仕上がりで、縁の折り返しも安全を考えて(構造的強度も含めて)、良い仕上がりだと思います。
Jim,
力作どころかかなりいびつです。使ってみて機能上は何ら、問題はないし、ブロック肉の調理には必須アイテムになりそうです。折り返しのように見える部分は、実は細い板を上から重ねてあります。
筆者 様
そうでしたか、折り返しではなく(Hidden Bend:Metal Bending Machineの用語ではこう呼びます)「U」字に曲げたものを被せて居られる。それも良いアイデアですね。
Jim,