Chimney Downdraft — Part 5

昨夜から修理したはずの薪ストーブの煙突がダウンドラフト(逆流)を起こしていることに気付きました。今朝は室内に煙が逆流し、目が痛くなるほどで、屋根裏部屋に設置した空気清浄機が煙を感知してフル回転。外に出て、双眼鏡で自作のレインキャップを見ると、鳥の侵入を防ぐ目的で取り付けた網をタールと煤が塞いでいる。焼肉用の網が油と煤で汚れた状態に近いものがありました。

そこで思い出したのが上の動画。網目が細かすぎて目詰まりを起こしたそうです。自作のレインキャップが同じような状況を作り出していました。

また勾配40ºの屋根上に上がってキャップ部分を取り外さないといけないかなと思いながら、煙突掃除用のブラシを角材の先端に取り付けて、破風板側からアクセスできないか、試してみると届きました。

黒い煤とタール状の塊がどっさり落ちて来ました。今回のダウンドラフトの原因は、やはり鳥用ネットの目詰まりでした。薪の着火が容易になり、薪ストーブのドアを開けても煙の逆流はなくなりました。網の目を大きくするなど、いずれ、根本的な解決策が必要です。

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Making Beehive Boxes for Japanese Honey Bees — Part 1

お隣さんが長さ4メートル、幅広で分厚い杉板を持って、昼間は作業場と化しているガレージに来られました。ニホンミツバチの養蜂箱を作りたいので、木材を切断して欲しいとのことでした。スマホの画面には設計図が表示されていました。

昼から作業を手伝いましょうということになり、先ほど見せてもらった設計図をダウンロードしてプリントアウトしました。お隣さんが持って来られた足場用の杉板は厚みが34ミリほどあったので、その辺りを調整しながら木取りする必要があります。

私がミリ単位の精度で切断した木材をお隣さんが組み立てられました。十時に配した竹材は、巣が落下するのを防ぐためのものだそうです。角材よりもしなる竹材の方が強度があります。

重箱式の巣は3段、下から順に置いてあるだけ。大事なのは隙間なく組み立てること。ミツバチが出入りする開口部は7ミリ。入口は一ヶ所だけ。開口部が大きいとスズメバチが入る。小さいとミツバチが出入りできない。6〜7ミリが理想的だそうです。

ガスバーナーで表面を焼いて耐水、防虫性を高めました。

底板に蜜蝋を塗布しておくと、ミツバチが集まりやすいそうです。

養蜂箱製作の難易度:5段階で2

Making Beehive Boxes for Japanese Honey Bees — Part 2へと続く。

Chimney Downdraft — Part 4

製作したレインキャップを煙突トップに取り付けました。キャップは上から被せてあるだけで、煙突も急勾配の屋根上に置いてあるだけなので、ステンレス製の太い針金で3方向から引っ張って固定する必要があります。この辺りの局地風は北西方向から吹くので、開口部が南東方向を向くようにしました。

ガレージの屋根上に登り、そこから二連梯子を母家の棟に近い破風板にかけました。

屋根上に登るよりは怖くはないです。ガレージ屋根上から見守るお隣さんの指示に従い、針金を固定しました。

ちょっと左に傾きましたが、問題ないはずです。

こちらから見るとほぼ垂直に立っています。

南から吹く台風の時がちょっと心配ですが、雪害による影響は以前よりは少なくなったと思います。

レインキャップを自作して正常なドラフト(上昇気流)になり、容易に着火できるようになりました。煙が室内に逆流することもありません。

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Chimney Downdraft — Part 3

外径8インチの円筒状のものはないかと思い巡らすと、床下に転がっていました。セントラルエアコンのダクトの径が8インチで、ログの直径と同じ。二重煙突の外径とも同じ。煙突はカナダ製、薪ストーブはアメリカ製で、セントラルエアコンのダクトもアメリカ製、恐らく規格サイズなのでしょう。

不要な部分を板金バサミでカット。素材がブリキなので錆びにくい。ダクトは少し上を向いたジョイント部分です。

ステンレス製の太い針金、40メートルとスレンレスプレートをホームセンターで買って来ました。穴二つのプレートは内側に取り付けて、針金を強い力で引っ張っても薄いブリキが破損しないように工夫しました。

直径8インチの大きな開口部から鳥が侵入するのを防ぐ金属製ネットを針金で固定します。

さらにブリキの波板端材を加工して雨除けの庇とします。

近くから見ると少々不恰好ですが、屋根上から間近で見ることはないので、これで良しとします。

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Restoring Exterior Wall — Part 16

浴室窓下の杉羽目板3枚を取り付けました。

新たに取り付けた杉羽目板にナフタデコール(マホガニー)を塗装し、継ぎ目を隠す角材を取り付けてナフタデコール(ブラック)で塗装。

既設部分の羽目板にも同じナフタデコール(マホガニー)を塗装。

廃材を片付ける作業が残っていましたが、

それも片付けて外壁修復作業を完了しました。

シロアリ被害に遭った外壁修復作業の難易度:5段階で3

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Restoring Exterior Wall — Part 15

浴室窓左下の透湿シートを取り除いて、下3本の胴縁がシロアリ被害に遭っていないことを確認しました。

ベランダから落下した水が原因で腐朽した杉化粧板を丸鋸を使って切断しました。

外壁に接するようにして物置が置いてあった場所は、南向きであるにも関わらず陽が当たらずに常時湿っていたので、シロアリの餌食になったものと思われます。

腐った木が土のようになっているというか、シロアリが土を運んだのかもしれません。

こういうところに鑿は使いたくはありませんが、他に適した工具がない。綺麗に切断しておかないと、新材がピッタリと収まりません。

腐朽した材と同じ寸法になるように、新材を加工します。

新材は加圧注入材。溝切り加工も必要です。

溝切り加工した新材を取り付けて、ナフタデコールを塗布しました。若干の隙間がありますが、斜めに切断すればよかった。

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Restoring Exterior Wall — Part 14

今日は雪が降ったり止んだりの寒い一日だったので、ガレージ内で杉板3枚を新たに加工しました。自作のトリマーテーブルで12.7ミリ90ºV溝ビットの半分だけ使って、深さ6ミリ、傾斜角度45ºの溝を切削しました。

もう片方の面は12ミリのストレートビットで幅15ミリ、深さ6ミリの溝を切削。長さ1,120ミリ、幅180>175ミリの杉板3枚を羽目板に加工するのに要した時間は2時間ほど。一度に深さ4ミリぐらいしか切削できないので、一枚の板で何回にも分けて削る必要があります。手間をかければかけるほど仕上がりが綺麗になります。

入手後もうすぐ8年になるRYOBIのトリマー(MTR-41)のベースの締め具合を調整するノブボルトが経たって来ました。ビットを交換したり、高さを調整するたびにノブボルトを緩めて締めるを繰り返したのが経たる原因だと思います。より新しいモデル(MTR-42)は、ビットの高さを調整する方法が異なり、「切込深さを任意の位置で微調整できるネジ式」になっているようです。AmazonのWish Listに追加しておこう。

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Restoring Exterior Wall — Part 13

浴室窓左下の杉板を切断して除去してみると、下地材の赤松胴縁がブヨブヨしている。シロアリが好んで食べる松材ですが、なぜこの部分が被害に遭ったのか?

浴室窓の下に物置が置いてありました。2階ベランダから落下した雨水が物置の屋根の上に落ち、その雨水がアルミサッシの方へと流れてサッシの内側から外壁内部へと…

そして、太陽光が届かない場所にある、湿った木材を好むシロアリが集まったものと考えられます。お向かいさんには外壁修復作業が終われば、物置を元の位置に戻せますと言いましたが、雨水が溜まることになるこの状況を改善することなく、元の位置には戻せない。

シロアリ被害に遭った部分を切断して、ナフタデコールを塗布した新しい赤松胴縁を取り付けました。物置が左に傾いていたのか、右の方は被害がないように見えます。

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Restoring Exterior Wall — Part 12

予定通り、今日はロックペイントのナフタデコールを杉板に塗装します。名称も似ているキシラデコール同等品というのが宣伝文句です。価格は半値程度。

既設の杉板に塗られた色とできるだけ近い色(マホガニー)を選んだつもりですが、ちょっと赤みが強い赤茶色となりました。経年変化でやがては色の違いがそれほど目立たなくなるものと期待します。

デザイン処理した継ぎ目隠しの角材は同じナフタデコールの黒を塗ります。

既設の部分も同じ塗料を塗布しました。物置が置かれていた左側の一部は、杉板が弱っているのでこの部分も切断して張り替える予定です。

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Restoring Exterior Wall — Part 11

継ぎ目を隠す角材、溝切りしてあります。外から見える部分の厚みは10ミリですが、見えない部分の厚みは28ミリあり、下地の合板に固定しています。

キッチン窓右下部分の赤松胴縁はシロアリ被害に遭ったので、新材に交換し、防腐剤を塗布しました。

ステンレス製の釘を打つ位置に印をつけています。

最も腐朽していたキッチン窓周辺の杉板交換作業をほぼ終えました。

次回から塗装作業に移る予定です。

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Restoring Exterior Wall — Part 10

キッチン窓右側に実加工した杉板を張っていきます。

買って来た杉板の長さは2,000ミリなので、縦方向にも継ぎ目ができます。

継ぎ目をデザイン処理する加圧注入材の角材を加工します。

自作のトリマーテーブルを使って溝切り加工。

作業場と化した自宅ガレージと現場の間を行ったり来たりしながらミリ単位でサイズを調整。

そんな細かい加工して、どこに使うの?とお隣さんに言われながら。

細かい細工は、ガラリ下で途中で切断した部分にできる隙間をデザイン処理するため。

キッチン窓東側の板張り作業を終了しました。

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Restoring Exterior Wall — Part 9

延長した化粧板と土台カバー、赤松の胴縁を黒い塗料(ロックペイント、ナフタデコール)で着色しました。ナフタデコールはキシラデコール同等品とされています。確かに似ていますが、耐久性や防虫性能に関しては時が経過するまでわかりません。キシラデコールのような強い匂いはありません。

キッチン窓下の部分に4枚の実加工済み杉羽目板を張っていると雪が降って来たので、現場での作業を終え、徒歩数十秒の自宅ガレージに戻って、キッチン窓右側に張る杉板3枚を実加工しました。

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Restoring Exterior Wall — Part 8

化粧板延長部分を取り付けました。

キッチン窓の右側は一枚だけ杉の羽目板が傷んでいたので、傷んだ部分のみを取り外そうとしたら、

ベランダ下まで外れました。しかも隣の羽目板の実部分が破損しました。

こうなれば隣の羽目板も取ってしまえということで、半ば強引に取っ払おうとしたら、円形フード付きガラリ用の穴がある羽目板も実部分が破損しました。

ガラリが取り付けられた部分を取り外すと、ちょっと厄介なことになるので、途中で板を切断しました。

窓下側に胴縁を取り付けて本日の作業は終了。

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Restoring Exterior Wall — Part 7

アスファルトルーフィングを修理する部分全体に張りました。

胴縁を取り付けて加工済みの羽目板を一枚ずつ垂直を確認しながら釘で留めました。

羽目板5枚目までは順調に。

6枚目は黒く塗られた化粧材の溝に入れる必要があるので慎重にサイズを微調整。

古い釘やビスが残っているかもしれないので、こういうところで鑿は使いたくはありませんが、他に適切な道具がない。

2×6の加圧注入材を加工して、化粧板の延長とします。

自作のトリマーテーブルが役に立っています。

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Restoring Exterior Wall — Part 6

アスファルトルーフィングを張りました。当初、エアコンプレッサーを現場に持ち運んで、エアタッカーで留めようと計画しましたが、コンプレッサー本体を移動させるとなると、ホースリールも取り外す必要があり、この計画は変更しました。使用するルーフィングの面積はそんなに大きくはないので、ステンレス製の釘で留めることにしました。

既設の羽目板と新設する羽目板との境目に隙間ができることが予想されるので、見切り材を入れました。見切り材には6〜8ミリぐらいの溝を切ってあります。

こんな感じで強引に溝に羽目板を入れようとしても入らないので、少し削りました。

木材の加工は通りを挟んで向かいの自宅ガレージ内で。現場との距離は20メートルもない。

ピッタリ収まりました。

下地の胴縁はまだ取り付けていないので、仮置きの状態です。

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