Making A Sliding Screen Door — Part 5

120円で購入した古い木製網戸に付いていた華奢な戸車は取り外して、延長部分の加工を継続します。できる限り、釘やビスは使わずに継ぎ手を多用して木工接着剤で固定します。

フレームを延長した結果、木製網戸の高さは2,120ミリとなりました。

入手先や入手時期はすっかりと忘れてしまった、ハンマーキャスターの固定式ゴム車輪を取り付けました。木材の厚み30ミリに切り込みを入れたら縦方向に割れが発生しました。Titebond(木工接着剤)で接着中。

戸車2個を固定しました。

取り付けた戸車は回転軸が接触すると回転具合が悪くなることがわかったので、後で接触部分に切り込みを入れました。

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Making A Sliding Screen Door — Part 4

失敗例を一つ、紹介します。フレーム延長部分に相欠き継ぎをしようとして、卓上スライド丸鋸で同じ切り込み深さで切削したつもりが、だんだんと切り込みが深くなってしまいました。

原因は切り込み深さを調整する際にストッパーとして機能する切込調整用ボルトの蝶ナットをしっかりと締めていなかったことです。このナットが緩むと、切り込みが深くなります。

トリマーを用いた溝加工の仕上げにはフリーマーケットで入手した際鉋が役に立っています。

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Making A Sliding Screen Door — Part 3

「建具=製作難易度高い」を肝に銘じながら試行錯誤。

新たに木材を調達することなく、手元にある端材を使って製作するとなると、難易度はさらに高くなります。

0.1ミリの精度で正確に材を刻むには自作のテーブルソーとトリマーテーブルは必須。

フレームとして使用する桧は長さが不足するので、継ぎ足す必要があります。

それでも年代物の木製網戸を拡張しながらの作業となるので、直角や平行はすでに出ており、大きなクランプがなくても固定できそうです。

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Making A Sliding Screen Door — Part 2

完全輸入ログハウスの出入口が内開き式であるという特性を活かして、当初は蝶番を使った外開き式網戸を一から製作することを考えていました。しかし、そのような網戸を出入口に取り付けると、網戸を使用しているかどうかに関わらず、出入りする時は毎回、二つのドアを開け閉めする必要があり、これは不便かなと思っていました。

そこで思い出したのが、ご近所の我楽多市で販売されていた引き戸式の年代物の網戸。見に行ったら一枚が150円のものがまだ残っていました。常設の我楽多市を管理する主人に尋ねると、30年ぐらい前のものだそうで、これが最後の一枚だとか。

こんな感じで取り付けられそうですが、高さが全然足りない。30センチ以上は高さを伸ばす必要がありそうです。

幅も少し足りないので、この年代物の木製網戸周囲にフレームを取り付けて、高さと幅を拡大する必要があります。

一から製作する場合も桧の端材をフレームに使う予定でした。

木製網戸のフレームを調べると、厚みが30ミリで偶然にも桧の端材と同じ厚み。

既設の戸車は再利用せずに、手元にあった別のより大きな戸車を取り付けよう。

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Making A Sliding Screen Door — Part 1

引き戸式の網戸を母屋の出入口に取り付けることにしました。先ずは干渉しそうな照明器具を既設の内開き式のドア上のトリムボードに移設しました。直結式の電線の長さが不足したので、少し延長しました。トリムボードには延長した電線を通す穴を貫通させました。

鴨居はこのトリムボードに取り付ける予定ですが、下地材としてのトリムボードの長さが不足するので、浴室リフォーム時に取り外した浴室屋内側のトリムボードを加工してログウォールに取り付けました。

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