Toji Garakuta Flea Market — Part 1

東寺の弘法市は毎月21日開催ですが、ガラクタ市は毎月第1日曜日開催との情報を得て、再び東寺を訪問しました。

境内の桜はもう散り始めていました。弘法市と比べて出店者が半分以下と少ないけれど、古道具を扱う店の比率が高いので、私にはガラクタ市の方が向いている。

我楽多というか、不燃ごみやリサイクルごみにしか見えない空き缶や空き瓶に値札が付いている。

古いミニカーも販売されていますが、樹脂製のものが多い。

掘り出し物と思われる皿を見つけました。

同行者が手にしたこのお皿だけ、値札が千円未満。

この文鎮と合わせて二点で千円にしていただきました。

アルミ製らしい売れ残りのバケツ、500円は安いのでこれも入手。店主はもう店じまいの準備をされていました。

状態の良い櫛型作里鉋を見つけました。

若獅子と書かれたラベルが貼ってある平鉋も入手。鉋には用途に応じて多くの種類がありますが、古道具と販売されているものには溝切り用の作里鉋や機械作里鉋、際鉋、外丸鉋、内丸鉋、南京鉋など特殊用途のものが多い。電動工具が普及した結果、建具の加工に特殊用途の鉋が使われなくなったのではないかと推測します。平鉋は今尚、使用する機会が比較的多いので、古道具としても人気があるのではないかと思います。

今回は鑿は買わなかった。

Barbourのショルダーバッグを持参しました。

税込価格なので100円ショップよりも安い、どれでも100円のコーナー。手にしたのは、千枚通しと#2のプラスドライバー、そしてオフセット型の片口12ミリスパナ。こんなスパナ、見るの初めてなので希少品だろうと思います。

柄が天然木の平ヤスリも入手。こちらは500円でした。

こちらの店は値札がない。如何にも高そうだったので値を尋ねることなく次の店へ。

今回もminority318さんの新居に車を停めさせていただきました。

遅めのランチはセカンドハウス北山店で。こんなに美味しかったかな?と思うほど、マルゲリータが絶品でした。ホールスタッフがマスク着用せずに笑顔で接客してくれました。

Toji Garakuta Flea Market — Part 2へと続く。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 1

お寺で定期的に開催される市に出かけるのがマイブームになっていますが、今回は京都北野天満宮で毎月25日に開催される天神市に出かけました。

前日にTimesの駐車場検索appで目的地から少し離れた場所にある、比較的駐車台数が多い広い駐車場を選びました。北野天満宮にもっと近い駐車場は最大料金が600円ぐらいのところもありますが、天神市が開催される毎月25日は朝早い時間帯から満車になります。北野天満宮は星の神社、大将軍八神社からは目と鼻の先。

目的地となる北野天満宮からは徒歩10分ぐらいの距離でしょうか。午前8時過ぎ頃に到着したら空きあり、3時間後の帰る頃には満車になっていました。生まれも育ちも大津市中心部の私にとっては京都と言えば、電車で二駅の隣町なので、碁盤目の中心部を熟知しております。亡き父が(私にも遺伝している)持病の眩暈で、叔父が勤めていた京都の病院に運ばれた時、救急車で10分もかからなかったのを覚えています。

古道具を扱う露天商でこの日、最初に買ったのは際鉋。交渉していないのに200円引きの800円にしてくれました。

露天商の6割ぐらいが東寺の弘法市にも出店しているのではないかと言う印象を受けました。洋物が多い平安蚤の市と和物が多い東寺の弘法市を足して二で割ったような感じ。

3,000円のこの仕上げ用天然砥石、今にも買いそうになりましたが、人造の合成砥石と比べて研ぎ具合が優れているのかどうかがわからないので、購入を控えました。天然砥石に詳しい方のサイトによると、天然砥石もピンキリで京都と滋賀の山から採掘されるものは世界的に見ても珍しい良質のものがあり、産地がブランド化しているものもあるとか。私には天然砥石の良し悪しを判断できる能力はない。

プラコンに入っているもの全て、200円というわかりやすい売り方をされているこちらのお店で、玄能とニッパー、番線を締めることもできるシノ付きの小さな釘抜きを入手。古い金槌や玄能は柄が細いものが多く、極端に指が短い私の手に馴染みやすいので、古道具はちょうど良い。

錆びた玄能はインパクトドライバーに取り付けたワイヤーブラシで錆を落としました。

割れ防止加工が施された状態が良い平鉋を1,000円で入手。こちらの露天商は平安蚤の市でも出店されていた人でした。

この日だけかもしれませんが、外国人観光客が半数ぐらいいるのではないかと思うほど、欧米人らしき客が多い印象を受けました。嵩張るものや大きなものを避けて、小さな和骨董を買い求める人が多い。

私のすぐ前におられた外国人観光客と思われる人、絵葉書を買おうとされていました。店主に手渡されたセット販売の絵葉書が二枚、不足しているようで、言葉が通じないので困っておられました。私がセット販売であることを伝えると、会計を済ませた後、不足するもう二枚を選びに行かれました。平安蚤の市でお会いした店主曰く、「私、英語わからへんし、ここにいて欲しいわ。」

見る人によってはゴミ箱に見えるこの木箱の中にも掘り出し物が埋もれています。不思議なのは、一般的とは思えない特殊工具である錆びた板金鋏があちこちの露天商が販売していること。

帰り際に100円で買った右の古びたマイナスドライバー、このサイズはドライバー以外の用途で使うことが多い。(左は以前から愛用しているSnap-on製ドライバー)

同行者は1970年代のクラフトマグを入手。

刀の鍔を外国人向けに販売する露店。私は天然砥石に興味がある。Steve Jobsはもしかしたら北野天満宮天神市のような露店で、関空で没収された手裏剣を買ったのだろうか。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 2へと続く。

Toji Kobo Flea Market — Part 1

道幅が狭い京都中心部に出かける際に役立つSubaru R1を、minority318さんの新居に停めさせてもらい、20数年ぶりに東寺の弘法市へ。

目的は買い物なので、デジイチはお留守番。撮影はすべてiPhone 12 mini。

今日(3月21日)は夜桜ライトアップが実施されるので、午後4時には露店は閉店になります。

20数年前と大して変わったようには思えない弘法市。平安蚤の市と比べると、出店者や客層の年齢層が高く、食品を販売する店や和物の骨董品を扱う店が多い。

先ずは一袋¥500の紅生姜を購入。

そしてこのちりめん山椒も。

天然木のスプーンやフォーク、箸を破格値(¥100)で販売する露店で箸とフォークを入手。

そしてこの上品な絵柄の大皿を一枚、¥500で。これは掘り出し物でしょうか。

上の画像の店ではありませんが、値札がない叩き鑿の値段を尋ねると、錆だらけですぐには使えないものがどれも一本、¥2,500だと言われました。追い入れ鑿と比べて、刃の部分の厚みが倍ほどあるので、これは叩き鑿ですか?と尋ねると「鑿の種類は知らんけど、あんたのような素人には勿体無い。どうせ年に数回しか使わんやろ。道具は使ってこそ価値あるもんやで」と挑発的なことを言う露天商。売っているものがどんな品物かもわかってなくて、客に失礼なことを言う露店商からは何も買わずに別の店へ。

こちらの露店で叩き鑿と際鉋を入手しました。いずれも一つ、¥1,000。

また別の店で以前から欲しいと思っていた小型の平鉋を¥1,000で購入。

相変わらずの弘法市でした。次回は25日の北野天満宮天神市に行ってみよう。

Toji Kobo Flea Market — Part 2へと続く

Heian Antique Flea Market — Part 1

TIMES粟田口駐車場
岡崎で最大駐車料金1,000円は最安かもしれません。

京都市中心部の洛中と呼ばれる地区に出かける際は特にどの駐車場を利用するかが重要となります。大抵の場合、目的地から少し離れた所にある駐車場がちょっと不便かもしれないけれど安くてお得感があります。(今回、選んだ駐車場は東大路よりも東側にあるので「洛中」ではありません。)

ちょっと不便と言うより、散歩するにはちょうど良い距離です。琵琶湖疏水にかかる橋を渡って、市立動物園の前を通り、

最初の目的地である権太呂岡崎店に到着。

同行者は木の葉丼(¥1,100)、私はおろしざる蕎麦とお好み御膳のセット(¥1,500)を注文。

食後は次の目的地である平安蚤の市が開催されている、平安神宮前の岡崎公園へ。

このフリーマーケットに来たのは人生初のはず。100店以上が出店しているようです。米国イリノイ州とミシガン州滞在時に週末に頻繁に出かけたフリーマーケットと同じような香りがする。和骨董を扱う店よりも洋物を扱う店の比率が高いという印象を受けました。

私にとっての掘り出し物は日本製の古道具。

実際に使うかどうかわからない秤り。

錆だらけの鉋(¥500)に、

手入れが必要な鑿(¥1,000)。鉋や鑿を販売する店は2、3店しかなかったように記憶しています。こちらの店で鉋を大量に買った外国人がいたそうで、良いのは残っていないでしょと店主が言われていました。

珍しい立ち鉋(鉋台を修正する鉋)と敷居の溝を掘る時に使う鉋。共に¥500。いずれも手入れが必要です。

天然砥石は厚めのものは¥3,000、薄いものは¥2,000。ちょっと迷いましたが、こちらは購入せず。

次回は4月12日に開催。4月は26日にも開催するそうです。私にとっての次回は3月21日の東寺弘法市になりそうです。

Heian Antique Flea Market — Part 2へと続く。

Koyasan and ¥100 Lumber Dealer

久しぶりにFさんのJEEP® RENEGADE LIMITEDで高野山へ。午前11時過ぎに到着しましたが、参道に近い駐車場はどこも満車でした。車は奥之院の臨時駐車場へ。京都中心部の神社寺院とは違い、駐車場が無料なのが良い。

奥之院の大杉林の杉は樹齢約200〜600年、和歌山県の天然記念物として指定されている。この巨木は樹齢500年ぐらい?だとしたら戦国時代(1467年〜1590年)からここにいることになる。

紅葉真っ盛りの高野山、去年も今頃に来ました。去年はデジイチ持参でしたが、今年はポケットにiPhone 12 miniのみ。醜いので記事内では公開できませんが、ポートレートモードで撮影した人物写真はデジイチの画質に限りなく近いというか、超えている気がする。どうしても醜いの見たいという人はこちら

時刻はお昼過ぎ。どこに食べに行こうか。

去年も帰路に立ち寄った峠の100円店。

今年は厚み30ミリ、長さ1,700ミリ、幅250ミリぐらいのシナノキ300円を入手。シナ合板に使われる木。シナノキは柔らかくて曲げやすい特徴があるようなので、ランディングネットのフレーム材に適しているかもしれない。

2時半頃にやっと辿り着いた食事処は信濃路かつらぎ店。

Exterior Stain — Part 6

ウッドデッキに使用するシンプソン金具を買いにホームセンタームサシ京都八幡店へ。この店は以前からシンプソン金具の在庫が豊富です。

今回入手したのはデッキ床の上に柵用の柱を立てる際に必要なポストキャップ(BC-40)、1個税込378円を7個。

帰りにアストロプロダクツ京都山科店でスパイラルウレタンエアホース10Mを3割引で入手。クーポンは頂いたもの。私のところにはなぜか送られて来たことがない。

Exterior Stain — Part 7へと続く。
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Exterior Stain — Part 3

お隣さんの軽トラをお借りして長尺の木材をコメリパワー栗東で買ってきました。朝6時半開店だと勘違いして早めに行ったら、日曜は午前9時開店でした。

調達したのはショッピングリストと大体同じ長尺木材。

  • 防腐ヒノキ 38x89x4,000 7本
  • 桧GRモルダー 90x90x3,000 4本
  • 杉カフェ板 30x200x4,000 4枚
  • 米松G桟木 27x60x3,680 3本

杉足場板の在庫がなかったので、流行りの杉カフェ板を代替品としました。

Exterior Stain — Part 4へと続く。
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Wells Lamont Heavy Duty Cowhide Work Gloves

COSTCOで売っていたWells Lamont(ウェルズラモント)の牛革製作業手袋を試着したらフィット感が良くて、買うかどうか迷っていました。3双セットで3千円ぐらいで売ってましたが、3双も要らないし、メルカリでバラ売りされているものを購入することにしました。

調べると、Wells LamontはW.O. Wellsが1907年にサウスダコタ州アバディーンで創業した作業手袋専門メーカー。創業当時の社名はThe Wells Glove Companyですが、1914年にMaurice Lamontが加わり、社名をWells Lamontに変更。”Stubbon about Quality”(「品質には頑固に拘る」)というキャッチフレーズは、1980年代にPaul Harveyが考えた広告コピー。

米国サイズのMのみ販売されていました。指が短い私が着用すると、指先に空間ができてしまいますが、他の作業用手袋も同じで私の指が短いのが原因なので致し方ありません。

COSTCO Kyoto Yawata Gas Station Opens

COSTCO京都八幡倉庫店隣接地に待望のガソリンスタンドがオープンしました。夏頃からずっと工事中でした。

灯油のコーナーも併設されています。他のガソリンスタンドのガソリン価格と比べて1L当たり10円以上は安いので、毎回給油していたら年会費は元が取れます。

Gone Fly Fishing 2021 — Part 2

今季2回目の釣行は前回と同じいつもの渓流の少し上流部から入渓しました。前回と同様、バンブーロッドにOrvis BATTENKILL、バンブーラインの組み合わせですが、ウェイディングブーツはフェルトソールを自分で張り替えたRiver Guideを着用。前回よりも少し遅い午後2時半頃からロッドを振り始めました。

程なくしてこの前よりも小ぶりなアマゴが釣れました。この渓流に特徴的な朱点がはっきりしないヤマメのような魚でした。

今回の撮影機材はiPhone 12 mini。上の画像はトリカブトの花びらにピントを合わせています。

iPhone 12 miniのカメラにはSmart HDR 3が搭載されています。これまで使用していたiPhone 11は次世代Smart HDR搭載でした。ダイナミックレンジの幅がより広くなったのがわかります。背景の青い空と前景の透明な水の色が共に少し強調しながら再現されています。iPhone 11では測光点を空と山の境目辺りに精確にずれることなく置かないとこのような画像にはならなかったことを考えると、Smart HDR 3での進化は歴然としています。それほどシビアに測光点を合わせなくても簡単に綺麗な画像が撮影できます。

2時間ほど遡上したら、もう体力を消耗し、滑って転けると大怪我するかもしれないので、5時前には竿を納めて駐車した場所に戻りました。この時期、日が短くなっているので明るいうちに、川から道に戻らないと危険です。暗くなると足元が見えないので、水深がわからなくなります。ついこの前までは真っ暗になる寸前までイブニングライズを狙っていましたが、加齢に伴う視力と体力の低下にはどうすることもできません。

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KOMERI Power Ritto

そぼっくるのマスターに教えていただいたコメリパワー栗東店を初訪問。敷地面積39,247平米、延床面積13,706平米と滋賀県内のホームセンターとしては最大級です。

すぐ近くに新幹線が見えるこの辺りは、新幹線の新駅建設予定地でした。建設に反対していた嘉田元知事が滋賀県知事に当選して建設中の新駅が凍結頓挫した。亡き父が独立前に勤務していた駿遠林業(現在は株式会社スンエン)関西支店もこの近くにあり、子供の頃に原木が積み上げられた広大な敷地で遊んだ記憶があります。その関西支店は栗東市の収容事業により、竜王町に移転となりました。

資材売場には住宅設備、建材も売られている。

材木は長尺ものが多く、業者向けであることがわかります。

WeraやKnipexなど高級工具も揃っている。

COSTCO Gas Station

最近は2週間に一度は訪れるようになったCOSTCO京都八幡倉庫店、待望のガソリンスタンドができるそうです。来店時に給油するだけで年会費の元が取れるほど、COSTCOのガソリンは安いです。

大幅に安く売られているものと言えば、税込25,880円のAirPods Pro。WWDC21で発表された”Conversation Boost”が気になっており、minority318さんに尋ねると、このAirPods Proは定価¥30,580の最新製品であり、iOS 15で使えるようになる”Conversation Boost”の機能はAirPods Proのみが対応するそうです。iOS 15がパブリックベータとして公開されるのは来月なので、今回は購入せずにiOS 15が試せるようになってから検討することにしました。

PLAZA ALEX

Our Boom真っ最中の雑貨店、Plaza Alexが入居するブランチ大津京を再訪問しました。

今回は店内の様子をもう少し詳しくレポートします。AXAS Co.が展開するPLAZA ALEXは国内に二店のみ。徳島市の沖浜店と大津市のブランチ大津京店しかありません。

広大な店内に選り抜かれた雑貨が陳列販売されています。どの商品もこだわりがあり、全部欲しいと思わせるほど、我々と趣向が似ている。

前回訪問時も少し気になった392(三国)の傘は店に入ってすぐ左手に。一本、入手しましたので、後日紹介します。

アラジンの小ぶりな石油ストーブ、このサイズも使いやすそう。

私も冬季に愛用しているBarbourのジャケットも。

図柄が特徴的なPENDLETONのエコバッグ。

LODGEのダッチオーブンに切り株自体が燃料と調理台になるTORCH。アウトドア用品を主に扱うA&Fと品揃えが似ているなあと思いながら、このTORCHのラベルを見ると、販売元がA&Fでした。

こだわりの調味料も。今回も1時間以上、お店に長居しましたが、飽きることがない。

Fraudulent Activity Perverting Outside Deferred Payment Service

「外部の後払い決済サービスを悪用した不正行為について」と題したニュース記事(1月15日16:34付け)がメルカリサイトに掲載されています。

いつもメルカリをご利用いただきありがとうございます。

現在、SNS上や一部報道で、メルカリを悪用した詐欺行為が発生しているとの報道がされています。メルカリをご利用のお客さまには、ご心配をおかけし申し訳ございません。

本件は、悪意のある方がメルカリで商品を出品したうえで、他社ECサイト等に導入されている後払い決済サービス「Paidy」を利用して直接商品を購入・送付し、後日、購入者の方に「Paidy」からも商品代金の請求がされるよう試みた、というものです。

※メルカリではPaidy支払いを導入していないため、メルカリ上での支払手段として選択することはできません。

メルカリをご利用のお客さまで、メルカリ上での支払いに加えて、追加の支払いを請求をされたという事例は、現時点で確認されておりません。今後も、お客さまに不当な請求がなされることのないよう、サポートさせていただきますのでご安心ください。

メルカリでは関係各社と連携の上、上記の不正行為を未然に防ぐ対応を進めており、不正な取引に対しては、アカウントの利用制限などの対策を進めてまいります。

万一、本件に関連すると思われる商品が届いたお客さまは、お手数ですが、アプリ内の「お問い合わせ」から事務局までご連絡ください。

メルカリでは、安心・安全に取引できるマーケットプレイスづくりのため、尽力してまいります。今後とも、メルカリをよろしくお願いいたします。

後払い決済サービスを運営するPaidyは、携帯電話番号とメールアドレスさえ用意すれば、誰でも簡単に「悪用」できるというセキュリティー上の深刻な欠陥がありそうです。また、悪用した人が支払期日までに購入した商品の代金を支払わないと、商品の送付先に代金を請求するという非常識な仕組みが問題ではないかと思われます。送付先となる個人情報が比較的、容易に入手できるメルカリのシステムが詐欺行為に使われた可能性も否定できません。

以下に今回、報道された詐欺の手口を推測します。

  1. 詐欺師がメルカリのアカウントを取得し、手元にない商品をメルカリに出品する。(メルカリのルール違反である「無在庫出品」)商品画像は実物を撮影した画像ではなく、他のサイトから転載したものと思われる。配送方法は未定若しくは非匿名配送を指定。
  2. 購入者が商品を購入する。
  3. 詐欺師がPaidyの後払い決済サービスを利用し、商品を家電量販店から購入し、メルカリ購入者宛に商品を配送するように依頼する。
  4. 家電量販店から送られた商品を受け取ったメルカリ購入者がメルカリ出品者である詐欺師を受取評価して、取引を完了する。
  5. 詐欺師は計上された売上金を手に入れる。
  6. 詐欺師がPaidyからの請求を無視する。
  7. 翌月にメルカリ購入者にPaidyから商品代金の請求書が届き、詐欺が発覚する。