The Senri Riverbank — Part 1

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トルク感はないけれどもゆったり5人乗りのMazda Axela Sedanをレンタルして、千里川沿いの路駐可能道路に駐車しました。この辺りに駐車中の車両はほぼすべて、伊丹空港に着陸する飛行機を見に来た人たちの車です。

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大阪国際空港着陸側に近い千里川堤防と言えば、着陸する飛行機を真下から撮影できるスポットとして、知る人ぞ知る場所。上の画像の左側が滑走路、右側に千里川が流れています。

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この日は一眼レフカメラ(Nikon D7000)を持参しました。この前は、F値を上げると、センサー(正しくはローパスフィルター)上に付着したゴミが写りました。無水エタノールとダスパー、加工した割り箸3点セットでクリーニングしたら、ゴミを取り除くことができました。

今回は、ファインダーを覗くと別のゴミが見えることに気付きました。ローパスフィルター上のゴミは、シミのように画像に写りますが、今回のゴミはかなりシャープに見えます。ミラー上かファインダースクリーン(フォーカシングスクリーン)上に付着したものだと思い、ブロアーで吹いた後に同じ3点セットでクリーニングしてみましたが、ゴミは取り除くことができません。フォーカシングスクリーンの内側に付着したゴミだと思われます。撮影した画像には写らないので気にしなければ良いのですが… 神経質な私には気になるゴミです。

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焦点距離70mm(35mm換算で105mm)でこの迫力。機体に書かれたBoeing 777のマークが読み取れます。

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滑走路中央から少しだけ(数メートルほど)離れると斜め横から機体を捉えることができます。上の画像はFUJIFILM XQ1で撮影。

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次回は難易度が上がる夕方から夜間にかけての撮影に挑みたいと考えています。

Part 2へと続く。

Nikon D7000 — Image Sensor Cleaned

beforecleaning
Before

伊丹スカイパークで撮影した画像にセンサー(ローパスフィルター)上の目立つゴミが写り込んだので、無水エタノールとダスパー、加工した割り箸を使って、クリーニングしました。ブロワーで吹き飛ばそうとしても、ローパスフィルター上のゴミを取り除くことはできません。

上の画像はクリーニングする前に撮影したもの。左半分にゴミが多数、集中して付着しているのがわかります。無地のA4紙を使用し、三脚固定で絞りf/20.0で撮影しました。ゴミがさらに目立つよう、DxO ClearViewのSoftを適用してあります。赤い丸印にゴミが写り込んでいます。

aftercleaning
After

クリーニング実施後に撮影した上の画像にはゴミは写っていないようです。一眼レフカメラの場合、センサーに容易にアクセスできるので、年に一度ぐらいではなく、もっと頻繁にゴミ掃除すべきであることを実感しました。

作業の難易度:5段階で2

Itami Sky Park

Itami Sky Park

伊丹市にある大阪国際空港滑走路西側に平行する大きくて細長い(長さ1.2キロ、幅80メートル)公園が2008年の夏に出来ていることに今頃、気付いたので、カメラを持って出かけました。空港施設がある滑走路東側からトンネルを潜り、出てすぐにある北駐車場に車を停めました。駐車料金は¥100/20分、徒歩だと公園への入場は無料。

石垣の石を取って投げれば、滑走路の際に届きそうなぐらい近いので、いたずらできないように石垣は金網で守られています。

Itami Sky Park

北駐車場から歩いてすぐの大空の丘には飛行機写真を撮影しようとするカメラマン達が待機。

Itami Sky Park

この辺りは離陸する飛行機の撮影に適しているようです。

Itami Sky Park

4月上旬と10月頃の年二回開花するはずのジュウガツザクラが1月上旬に咲いています。

Itami Sky Park

モータースポーツの撮影と比べると、飛行機の撮影は昼間であれば、難易度が低い。しかし、カメラ(Nikon D7000)の設定ミスでISOが必要以上に高くて、絞りすぎ(f/14.0)になっています。そのために、センサー上のゴミが空の部分に写ってしまったので、Photosのレタッチ機能を使い、ゴミを一つずつ取り除く必要がありました。

Itami Sky Park

FUJIFILM XQ1、コンデジとしては優秀。

Itami Sky Park

まるで機内から並行して飛行する別の飛行機を撮影したかのような写真が撮れます。

Itami Sky Park

背後に見える山は五月山。次回は南駐車場に車を停めて、着陸する飛行機を夕暮れ時に撮影しようと考えています。

Otsu Matsuri Yoimiya

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今年は夕方5時過ぎに大津祭が開かれる大津中心部に到着。各町内では宵山の準備が整い、囃子方は食事中。

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京町通りを東に移動。

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久しぶりにNikon D7000をオートフォーカスの設定で使おうとしたら、シャッターボタン半押しでオートフォーカスしないというトラブルに見舞われました。レンズを交換してもオートフォーカスが機能しないということは、ボディーに何らかの問題が発生していそうです。マニュアルフォーカスに切り替えて撮影しました。

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レンズ側面にあるAとMの切り替えレバーはAになっているし、ボディーの切り替えレバーも同様にAの位置になっている。これはボディー内のモーターが故障したに違いないと思いました。諦めてMの位置にレバーを合わせ、絞り優先のマニュアルフォーカスで撮影を続行。

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マニュアルフォーカスに設定したことで、フォーカスの位置と測光位置が異なることを意識しながら適正な露出になるように撮影時に露出補正しました。(RAWで撮影しているので、いつもは現像時に露出補正しています。)

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祇園祭宵山の時も同じことが言えますが、提灯で測光すると曳山が黒つぶれになり、曳山で測光すると、今度は提灯が白飛びする現象に悩まされます。今回はマニュアルフォーカスで撮影したので、測光位置とフォーカス位置が別々になり、撮影時に露出補正した結果、満足できる写真が撮れました。

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現像時の補正には限界があるので、今後、提灯の撮影時は現場での積極的な露出補正を心がけようと思います。

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カメラボディー内モーター故障疑惑の件ですが、カメラの使用説明書を読むと、故障ではないことがわかりました。先月のシンガポール観戦旅行でOlympus OM-D E-M5 Mark IIを兄から借りた代わりにNikon D7000を貸し出していました。その時に、AE/AFロックボタンの機能を兄が変更したようです。初期設定ではロックボタンはAE-L/AF-Lとなっており、私は初期設定のまま、使っていました。兄はAF-ONに変更したようであり、説明書にはこの設定で「AE/AFロックボタンを押すと、オートフォーカスが作動します。この場合、シャッターボタンの半押しではオートフォーカスは作動しません。」とあります。つまり、AE/AFロックボタンでオートフォーカスすることになります。

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43年ぶりに蔵出しされた天孫神社の神輿

帰国後にカメラを交換した時、シューティングメニューはリセットしましたが、カスタム設定をリセットしなかったことがそもそもの原因です。カメラ任せでフルオート撮影の兄がまさかカスタム設定のメニューを触るとは思いもしないことでした。

私はこれまでAE/AFロックボタンを使っていなかったので、提灯の撮影時など明暗の差が大きな被写体の撮影に苦労していたのだと思います。ロックボタンは初期設定のAE-L/AF-Lではなく、AEロックだけを行うAE-Lに設定し、これからはロックボタンを積極的に活用しよう。

Sento Imperial Palace

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Nikon D7000 w/AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED

前回、仙洞御所を参観したのが2年前の夏。青々とした日本庭園が印象的でしたが、今回は紅葉が始まろうとしている秋。仙洞御所を参観するには宮内庁が発行する参観許可通知を取得する必要があり、紅葉の時期は参観申し込みが多数となり、抽選となる場合があるそうです。

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Fujifilm XQ1

紅葉が始まっている木はまだ一部であり、紅葉しない常緑樹も多い。FUJIFILM XQ1はJPEGで撮影し、ほぼ無補正ですが、これまでに所有したどのコンデジよりも静止画撮影の成功率が高いと思います。

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Nikon D7000 w/Tokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8)

Nikon D7000は基準ISOを200から100に下げたら、アンダー気味になったのでApertureで補正しています。

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Nikon D7000 w/AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED

木製集水器と竹製の樋。腐れば修復する前提で作られているようです。

Otsu Matsuri 2014

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宵宮は手ブレ補正機構なしの単焦点レンズを持参して失敗したので、本祭りはズームレンズを装着したNikon D7000一台のみを持参しました。

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持参したズームレンズはTamron AF 18-250mm f/3.5-6.3 Di II LD Aspherical (IF) Macro (A18)。この超高倍率ズームレンズを使うのも数年ぶりで、普段は防湿ケースに入れたまま。D7000に装着するのは初めてのことです。

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このレンズも手ブレ補正機構がない安価な高倍率ズームレンズですが、光量が十分にある昼間の撮影なら手ブレしないシャッタースピードで撮影できます。(上の画像で1/800秒)

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このレンズ、カメラを下に向けると、自重で勝手に望遠になります。(「ズームロック機構」が搭載されているので、ロックすれば良いのですが、ロックすると焦点距離を素早く変えることができなくなります。)

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去年は動画、今年は静止画に専念しました。

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この車輪、来年は修理か新調した方が良さそうです。大きな亀裂が入っています。

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鐘は小学生、太鼓は中学生か高校生、笛は大人。

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綱を引く人はボランティア。

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接近する台風19号の影響で風が強くなり、釜堀山(郭巨山)が町内に戻ってきた頃に巡行は中止となりました。

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Tamron AF 18-250mm f/3.5-6.3 Di II LD Aspherical (IF) Macro (A18)、もっと使ってあげよう。

Otsu Matsuri Yoimiya

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ここ数年、F1日本グランプリと大津祭が同じ週末に開催されていましたが、今年は1週間ずれたので、大津祭には宵宮から「フル参戦」することにしました。今年は滅多に使わない、手ブレ補正機構なしの単焦点レンズ、AF Nikkor 35mm f/2DとFujifilm XQ1のみを宵宮に持参しました。

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手ブレ補正機構がないと、絞り値を開放近くにしなければならず、被写界深度が浅くなるのでピント合わせが難しくなります。また、夜の撮影ではシャッタースピードが遅くなりがちなので、被写体ブレも起こりやすくなります。

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傘を用いた照明、他の人も撮影されていました。換算52mmの単焦点レンズなので、他の撮影者が視界に入らないようにする場合、ある程度、被写体に近づく必要があり、構図の自由度が制限されます。

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ズームレンズのコンデジの方が構図に自由度があります。

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鶴亀山(月宮殿山)の見送り。

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一般客がお囃子に参加できるよう、鐘と太鼓が設置してあったので、?十年ぶりに小学生に戻った気分で鐘を叩かさせていただきました。不思議なもので、小学生の時に覚えたお囃子が数十年の月日が経過しても身体が忘れていません。囃子は「戻り山」ではなく、「宵山」でした。

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各町によって囃子が異なりますが、私は郭巨山の「宵山」で、鉢を振りました。台風19号が接近していましたが、翌日の本祭は予定どおり、行われそうでした。

Japanese GP 2014 — Practice 1

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今年は雨だろうし、また膝が痛くなると困るので、日本グランプリの現地観戦+撮影はやめておこうかと考えていました。前日の天気予報では曇り一時雨、自宅から鈴鹿サーキットまでは車で2時間ほどと近く、出かける前から現地にいるようなものなので、今年も金曜だけサーキットに出かけることにしました。チケットはLawsonで予約せずに店頭で発券したら、¥108の店頭発券手数料のみの追加で合計¥4,308 x 2枚分で済みました。去年はネットで予約してからお店で発券したらシステム利用料¥210 x 2枚分が別途必要でした。

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午前6時に自宅を出発し、いつものように新名神高速道路土山サービスエリアで朝食を済ませてから駐車場に到着したのは午前8時過ぎ。今年は鈴鹿サーキット直営のみそのモータープールは利用せず、御薗工業団地前交差点にある他社駐車場を利用することにしました。逆バンクゲートまでは直営のみそのモータープールよりも若干、近くて金曜のみの駐車料金は直営よりも千円安い¥2,000でした。

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金曜はメインストレート前のグランドスタンド(V1、V2席)以外は自由席になります。去年はヘアピンに行きましたが、今年はS字カーブが前方から見渡せるD席のS字よりでP1の観戦+撮影をすることにしました。

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 T4からT5へと向かうDaniel RicciardoとFernando Alonso。

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T3を望遠端の換算450mmで狙うとこんな感じ。

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カメラ(Nikon D7000)のAFモードはAF-C、レリーズ優先モードに設定。今日は、ピントの精度を上げるため、カメラの使用説明書p.97に記載の「AFエリアモードを変更する」に従い、ダイナミックAF・9点に設定しました。使用説明書によると、ダイナミックAF・9点は、「構図を決めて撮影するときや、被写体の動く方向が予測でき、フォーカスポイントで被写体を捉えやすい撮影に適しています(例:陸上競技やモータースポーツ)」とあります。

Nikonのサイトからダウンロードしたカメラの使用説明書は撮影現場でいつでも参照できるよう、iPhoneのiBooksにPDF版を保存してあります。

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ピントを優先させて被写体ブレを抑えるため、シャッタースピードは速めの1/800秒。天気予報に反して眩しいほどの太陽光を浴びているForce Indiaのマシン。このシャッタースピードでもf/10.0とレンズは絞っているので、被写界深度が深くてよりピントが合いやすくなります。

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Jean-Éric Vergneに代わってP1に出走したオランダ人ドライバーMax Verstappenは1997年生まれですからまだ17歳の少年。日本なら公道で車を運転する資格すら取れない年齢です。来年からToro Rossoでフル参戦することが決まっています。

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今年のグランプリが終わるとRed Bullを離脱することが発表されたSebasitian Vettel。来季はFerrariに移籍するという噂です。Kimi RäikkönenがFerrariに残留すれば、仲良しコンビでチームを結成することになります。写真はシャッタースピードを1/320秒に落としてカメラを右から左に振っています。ダイナミックAF・9点に設定したおかげか、シャッタースピードを落としても、被写体ブレすることなくピントが合っています。

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小林可夢偉に代わってP1に出場したスペイン人ドライバーのRoberto Merhi。

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金網越しに撮影してもフォーカスが被写体からずれることがありません。

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珍しい写真が撮れました。向こう側で減速するToro Rosso、Max Verstappenのマシンから煙が出ています。

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慌てて連写したため、どちらのマシンにもピントが合っていませんが、国際映像にも炎が出ている様子は放映されていません。

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3秒後には炎は治まりました。

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逆バンクの方に見に行くと、マシンはすでにトラックの外、ドライバーもいない。鈴鹿サーキットのコースマーシャルは仕事が早い。

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P1最後の一枚は1/250秒で流し撮り。

日本グランプリP1のFlickrアルバムはこちら

Singapore GP 2014 — Practice 2

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高級なZone 1と2にいる人は服装も違えば持っているカメラやレンズも違う。

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T3外側を目指して歩きましたがZone 1に不慣れな我々は最短距離での行き方がわからず、案内係や警備員に道を尋ねながら進みました。T3に到着するまでにP2が始まったので、T4からT5へと向かうストレートの途中で撮影を始めました。置きピンで流し撮り、シャッタースピードは1/200秒。ドライバーもプロだし、今のF1の方がずっと速いので、1/200秒で綺麗に流れます。

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撮影場所として人気があるT3外側の立見台もP2なら比較的空いています。シンガポール航空の企業カラーで塗装したランオフエリアが視界に入るように撮影してみよう。

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シンガポールでこういう写真を撮るには高価なカメラ機材が必要になるのだろうと思い、半ば諦めていましたが、中級カメラのNikon D7000とAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの組み合わせでも場所さえ良ければ撮れるということがわかりました。

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T3外側のプレミアウォークアバウト用立見台が設置された場所は下りになっており、鉄製の柵にもたれるようにしてカメラを構えると、ちょうどドライバーのヘルメットが視線の高さとなり、迫力ある写真が撮れます。鈴鹿ならここは確実にカメラマンエリアの指定になるでしょう。

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35mm換算で望遠端の300mmで撮影。ISOは1400。

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コンクリートウォールの水溜りに照明器具の光が反射しています。ナイトレースらしい画像になりました。

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プレミアウォークアバウトのチケットをお借りしたおかげで、シンガポールGP観戦7年目にして初めてT3内側で写真撮影することができました。

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P2終了後にサーキットトラックの中に入れたので、案内係の学生に混じってピットの方に進みましたが、ここから先は入れそうにないのでUターン。ROLEXの時計は11時半を指しています。

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VIPでなくても8番ゲートが利用できることがわかったので、そちらへと向かう途中にパドックの入口付近で出待ちしている人を見つけました。出待ちファン専用のプラットフォームが設置されていて、出待ちする人はここで待ってくださいということでした。立見台で出待ちしている人の半数以上が我々と同じ日本からの観戦客。残りは地元の人。毎年、シンガポールで入り待ちと出待ちをしてドライバーや関係者に会うことを楽しみにしている同行者は、シンガポールGP主催者のこのようなお節介な配慮が気に入らないのか、入り待ちと出待ちは卒業すると言い出しました。私としては早くホテルに戻れて、その日に撮影した写真の整理ができるのでその方が好都合です。

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帰り際にFujifilm XQ1で撮影した夜景。ISO 100、f/10.0、露出8秒で撮影。

Singapore GP 2014 — Practice 1

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P1はBay Grandstand深緑、シンガポールフライヤー側の端っこにある自席から観戦しようとスタンド席の下に入ると去年まではなかった大きなスクリーンが複数、設置してありました。

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金曜午後6時から始まるP1の開始前は、まだ仕事をしている人が多いのか、ベイグランドスタンドはがら空き状態。

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自席から撮影した様子。金網と柵が視界を遮らない数少ない良席です。今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空ですが、その分、暑くはないので快適に観戦+撮影できそうです。

金網がないのでカメラはオートフォーカスに設定。ISOは上限3200のオート(シャッタースピード1/30秒)に設定しましたが、P1の前半はシャッタースピード1/320秒〜1/400秒でISOは500から1250ぐらいになります。

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この角度では流し撮りはできないので高速シャッタースピードでの撮影になります。

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去年までは金網に近い場所なら耳栓必須でしたが、今年は耳栓不要で、場内放送もよく聞き取れます。

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 置きピンではなく、オートフォーカスで撮影していると、こんな失敗もあります。

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白飛びしやすいWilliamsの白いマシンも露出がアンダー気味なので偶然にもうまく撮れています。

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ライン取りがドライバーによって微妙に異なります。

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 P1から出場できて良かった小林可夢偉選手。

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T18を曲がり切れずに真っ直ぐエスケープゾーンに進むドライバーが毎年、いますが、今年は若いドライバーも確実にトンネルを潜っています。

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P1でこの埋まり具合ということは、ベイグランドスタンドもほぼ完売でしょうか。7時50分から始まるMasters Historic Formula One Practiceとその直後に開催される予選をラリードライバーのご夫婦と共にダンカンのところで観戦+撮影するため、7時過ぎに自席を離れてパダンの方に向かいました。

Biwako Fireworks 2014 — Part 2

Biwako Fireworks 2014

比叡山ドライブウェイ夢見が丘駐車場からびわ湖大花火大会を撮影しようと計画していましたが、通行料金¥840に加えて施設使用料¥5,000は高過ぎるので、比叡山には登らず、麓のとある公共施設で撮影することにしました。

Biwako Fireworks 2014

撮影場所には花火開始時刻の数時間前に到着し、三脚を設置。近くを散歩したり、コンビニに夕食を買いに出かけたりしながら待機しました。天候は曇りで時々、小雨が降る程度。天気予報によると、花火開始時には雨が止んで、曇りマークになっていました。

Biwako Fireworks 2014

ところが、開始時刻の7時半になると同時に雨が本降りになり、カメラとレンズを保護するために、最も撮影に適していると思っていた場所から機材を撤去せざるを得なくなりました。施設の軒下で雨宿りすることに。

Biwako Fireworks 2014

軒下からも花火は見えていたので、三脚を設置して撮影開始。本来はもっと広角で撮影したかったのですが、左の方に建物の庇が写ってしまい、花火の全体像を撮影することができません。

Biwako Fireworks 2014

不本意ながら望遠寄りで撮影せざるを得なくなりました。

Biwako Fireworks 2014

夢見が丘駐車場から撮影した去年の画像には湖面に反射する様子が写りましたが、雨宿りしながら軒下で撮影すると、この程度で精一杯。傘をさすことができれば、数時間前に確保した場所で、もっと満足できる写真が撮れていただろうと思います。

Nikkor-H Auto 50mm F2

Nikkor-H Auto 50mm F2

“Antiques and Collectibles”のカテゴリーに入れても良いかと思うほど古いオールドニッコールのマニュアルレンズを入手しました。カメラ店が査定した状態が上から3番目の”AB”と、年代物のわりには極めて状態が良いので思わず、買って来たのですが、実はこのレンズ、Nikon D7000には装着できないことが判明しました。

Nikkor-H Auto 50mm F2

お店に自分のカメラを持参しなかったので、中古で販売されていたD7000ボディーをお借りして、マニュアルフォーカス撮影時のフォーカスリングの動きを確認しました。遊びがほとんどなく、ピント合わせにも問題ないと判断して購入したのですが、帰宅後に自分のカメラに装着しようとするとどうにもこうにも固くて装着できない。

Nikkor-H Auto 50mm F2

Nikonのサイトで調べてみると、このレンズは1964年1月発売のもので、非CPU型、非Aiのオールドニッコール。お店では装着できたのに、なぜ自分のカメラには装着できないのかと疑問に思い、ニコンカスタマーサポートセンターに問い合わせてみました。絞りリングに付いているカニ爪の形状を聞かれました。Ai改造済みなのかどうかを尋ねられたのだと思います。結果は、Ai改造済みのものではなく、したがって、D7000には装着できないので、無理に装着しないように言われました。無理矢理装着してシャッターを切ると、最悪の場合、シャッターユニットが破損する恐れがあるそうです。

12月3日追記:11月28日発売の古くて新しいNikon Dfなら、露出計連動レバーが可倒式なのでこのオールドニッコールを装着できるかもしれません。

Nikkor-H Auto 50mm F2

レンズキャップも旧式のものでなかなか格好良いのですが。使えないのは困るので、心斎橋にある購入したカメラ店に連絡して、事情を説明すると、使用可能な別の中古品と返品交換してくれるとのことでした。

First Shots with AF Nikkor 50mm f/1.8D

Nikon D7000 with AF Nikkor 50mm f/1.8D

Nikon D7000に装着したAF Nikkor 50mm f/1.8D。純正レンズなのでボディーとの相性は抜群。このレンズにはオートフォーカスを駆動するモーターが内蔵されていないので、ボディー側に駆動モーターが必要になります。また手ブレ補正機構も搭載されていません。私が主たる被写体とする天体撮影時はそうした付加機能はいずれも不要であり、別の高級なレンズではいつもわざわざオフにしているので、初めからない方がかえって都合が良い。レンズ自体の性能が優れていれば良いのです。

このレンズにはフードも付属しませんが、巻きポカで対応します。マニュアルでピントを合わせた後、巻きポカをレンズ鏡筒に装着すれば、フード代わりになり、けられも起こりません。さらにプラスチック製の鏡筒なので、軽量であり(ポータブル赤道儀に負荷をかけない)レンズが結露しにくいという利点もあります。

Test Shot 3

最も気になる画質はどうなのか。点光源である星を撮影すれば、レンズの性能は一目瞭然。試写した上の画像をカメラの背面モニターで見て、唖然としました。周辺部だけではなく、全体的にコマ収差のようなものが現れている。たとえNikon純正の単焦点レンズであったとしてもチープなレンズは星撮りには使えないのかとがっかりしました。Made in Chinaだから、一定して品質が維持できていないのかとも疑いました。Ken Rockwell氏は画質も含めてこのレンズを絶賛しているのにどういうことなのか。

Test Shot 2

暫し、冷静に考えると、一つ、気になることがありました。使っていないフィルム時代の古いNikkorレンズ(AF Nikkor 35 – 70mm f/3.5 – 4.5)とフィルター径が52mmでたまたま同じだったので、1980年代にシカゴ郊外で買った、素性が不明であるその怪しげなフィルター(Cam-Pro 52mm 1A)が悪さをしているのではないかという疑惑です。フィルターを取り外して、再度、試写したのが上の画像。ポータブル赤道儀の極軸が少しずれていたので、星は若干流れているものの、コマ収差のようなものはなくなりました。正体不明のフィルターが原因だったようです。周辺部の減光や歪みもないし、Ken Rockwell氏が言うように、極めてシャープな画質です。

12月2日追記:怪しげなフィルターを装着した状態で撮影した、上の全体的にコマ収差のようなものが現れている画像とフィルターを取り外して撮影した、コマ収差のようなものがなくなった画像は、f値が異なっていました。後日、絞り開放(f/1.8)とf/2.0で、フィルターなしで撮影した画像にもコマ収差のようなものが現れていました。従って、原因はフィルターではなく、レンズの性能ではないかと思うようになりました。f/2.5が私にとっては妥協点です。

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オートフォーカスも試してみました。超音波モーター非搭載なので、駆動時の騒音は比較的大きいけれど、AF Nikkor 35mm f/2Dほどでもないし、十分に快適な速さで合焦します。美味しそうな渋柿の画像はf/4.5とそれほど絞っていませんが、画像はかなりシャープ。ほぼ意図した通りのボケ効果が得られます。大彗星の撮影以外に昼間の屋外や暗い室内での撮影にも活躍してくれそうです。

Nikon Df Hands-on

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保証期間内ならニコンプラザでローパスフィルターを無償で清掃してもらえると知り、以前からローパスフィルター上の小さなキズも気になっていたので、購入後一年が経過する前に大阪駅前(ヒルトンプラザ ウエスト13F)のニコンプラザを訪問し、カメラ(D7000)の点検とローパスフィルターの清掃をお願いしました。Amazonから購入したこのカメラの国内保証書には購入年月日と販売店名が記載されておらず、それを証明するためにその場でiPhoneからAmazonのアカウントサービス、購入履歴を開き、窓口の人に見せました。保証期間経過後は有償(¥1,000)での清掃になるそうです。

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絞り優先オート(f/22)で試験撮影した画像を見せてもらいました。ローパスフィルターの清掃前の画像が上、清掃後の画像が下。ホコリはないと思っていましたが、上の画像には小さなホコリが10個以上も写っていました。それがすべて綺麗に清掃されて、下の画像には確認できるホコリは一つもありません。自分でやればこんなにも綺麗にクリーニングできないだろうと思います。

気になっていたローパスフィルター上の小さな筋状のキズですが、これはカメラの購入時からあったようです。使用上、何ら問題はないそうです。仕様範囲内ということで出荷したものですとのことでした。自分でローパスフィルターのクリーニングをする人しか気付かないような小さなキズであり、もうすぐ入手後、一年が経過するので、キズには気付かなかったことにします。購入直後であれば、部品交換になったかもしれません。

Nikon Df

11月5日に発表されたNikonの新しいカメラ、ブラックとシルバーのDf各一機が展示してありました。手にした時の第一印象は、思っていたよりも大きくて軽いということ。(このカメラには動画撮影機能がないので、マイクやスピーカー、大きな充電池が不要なのでその分、軽量化することができたのだと思います。)質感は予想と期待通り。装着してある交換レンズ(AF-S Nikkor 50mm f/1.8G Special Edition)が約190gと軽量であることが思いの外、このカメラは軽いと思わせる原因の一つであることは間違いありません。

Nikon Df

11月28日にカメラと同時発売されるスペシャルエディションの単焦点、VR(手ブレ補正機構)なしのレンズ外観はシルバーのカメラボディーにマッチさせてあり、よく似合う。ボディーは私には高くて買えないけれど、この単焦点レンズは彗星撮影と静物撮影用として購入を検討中です。何れの被写体もマニュアルフォーカスで撮影したいと思っているので、ピントリングの動きを手に取って試してみました。スペシャルエディションがベースにしているAF-S Nikkor 50mm f/1.8Gはピントリング回転方向に大きな遊びがあり、微妙なピント合わせには使い辛いことがありますが、スペシャルエディションの方は、適度な遊びでこれなら厳密なピント合わせに使えるだろうと思いました。

個体によって遊びは違うかもしれないと思い、ローパスフィルター清掃を担当してくれた人に尋ねてみると、これら新旧二つのレンズで使用しているレンズ構成は同じだけれども、鏡筒部やピントリングの素材と仕上げが異なるので、ピントリングの動きも異なるかもしれないとのことでした。また、個体による違いではないだろうと言われていました。この新しいレンズはオートフォーカスよりもマニュアルフォーカスでの撮影により大きな重点を置いて製作されたものではないかと私は感じました。

Nikon Df

背面から見て右側のシャッタースピード、レリーズモード、露出モードの切り替えは金属削り出しのダイヤル。電源のオン、オフはリリースボタン外側の金属製ダイヤルを回転させる方式。家電品のようなスイッチオンではなく、機械的なターンオン。シャッターリリースボタン内側に溝が切ってあり、機械式のケーブルレリーズが使えるのがクラシックな感じで良い。(ボディー側面にアクセサリーターミナルがあるので、リモートコードMC-DC2も使用できます。)

Nikon Df

露出補正とISO設定値は電源を入れなくてもダイヤルを見ればいつでも確認できる。金属製ダイヤル上面の表示は刻印して色入れが施してある。滑り止めローレット加工も美しい仕上げ。機械式ダイヤルを回転させた時のクリップストップの感触は精密機械そのもの。MADE IN JAPANの表示が誇らしげに刻印してあります。

Nikon Df

ガラスペンタプリズムを使用した視野率約100%の光学ファインダーはEVFと比べるとやはり見易い。3.2型低温ポリシリコンTFT液晶モニターは約92万ドット。撮影メニューの文字が大きくて見易い。(ちょっと大き過ぎるほど。文字の大きさからこのカメラの主なターゲットがわかる。)インターバルタイマー撮影も可能。

Nikon FM10

実機を手にして感じたこと、それはこのカメラが単に懐古主義に陥ったクラシックカメラのデジタル版ではないということ。現在も販売されている上のフィルム一眼レフカメラ、FM10のデザインとはまるで違う。

A Shooting Star in the Moonlit Sky

A Shooting Star in the Moonlit Sky

輝度95.22%の月が一晩中見えていて、流星観察の条件としては天候以外、今朝は最悪でした。自宅前の軒下なら月明かりが直接目に入らないので、怠慢しながらISO1000、露光25秒、長秒時ノイズリダクションオフの設定で三脚固定インターバル撮影を2時間ほど繰り返しました。

上の一枚は「オリオン座流星群に属する明るい流星です」と言っても信じてもらえそうな軌跡ですが、私の記憶ではこの流星は左下から放射点がある右上の方に流れました。したがって、別の流星群に属するものか、散在流星です。右上にオリオン座の一部、中央少し左下には木星、ふたご座が写っています。

今朝の収穫はこの明るい流星ではなく、午前2時半頃に東の低空にしし座のレグルスとアルギエバが見えていたこと。すぐ下には火星も見えている。ISON (C/2012 S1)が視界に入っているということです。吉田誠一氏のホームページによると、ISONは10月16日の時点で9.7等。私の双眼鏡ではまだ見えないだろうし、写真撮影も無理。急速に太陽に近付いているので10日もすれば、観察可能になるかもしれません。それと、2日前に、LINEAR (C/2012 X1)のアウトバーストが確認され、予想されていた14等から8.5等に急激に明るくなっているそうです。