Singapore GP 2011 Entertainment Highlights

2011年度F1シンガポールGP余興部門の詳細が公表されています。既に発表されていたLinkin Parkに加えて、新たに大御所としてはRick AstleyとShaggyが土曜(Zone 4)と日曜(Zone 1)にサーキットパーク内でコンサートを開くそうです。Rick Astleyと言えば、1987年の”Never Gonna Give You Up”と翌年の”Together Forever”が世界的にヒットしました。バブリーな時代を思い出します。

F1関係者は本日から3週間と少しの夏休み。8月第4週のベルギーGP(スパ)から後半戦が始まり、イタリアGP(モンツァ)の次がF1唯一の公道ナイトレース、シンガポールGP(マリーナベイ)、そして日本グランプリ(鈴鹿)へと続きます。

Singapore GP 2011 Ticket Sales

去年は7月21日の時点でPremier Walkaboutのチケットが完売になっていましたが、今年のチケットの売れ行きはどうなっているのでしょうか。Singapore GP公式サイトで調べてみました。

現時点で売り切れになっているカテゴリーはありません。”Selling Fast”になっているのは、高級席で人気があるTurn 2 Grandstand、席数が限られていてお得感があるEsplanade Waterfront Grandstandと去年から新設された歩き回るチケットのPremier Walkaboutです。そして最も早く完売になりそうなStamford Grandstandは”Selling Fast – Very Limited Availability”になっています。

他のグランプリの場合から察すると、DRS設定区間はグランプリ開催直前に発表されるようですが、シンガポールGPのDRS区間はどの辺りになるのでしょうか。普通に考えるとホームストレートですが、直線距離がもっと長くなるT5からT7にかけての区間も候補に挙がっているのではないかと思います。とすれば、T7の近くにあるStamford Grandstandは今年は特に面白い席になるかもしれません。

我々は今年もBay GrandstandのDark Green最前列を確保しています。今年はホテル宿泊費の出費が高くなりそうなので、追加でプレミアウォークアバウトを購入するなど検討すらしていません。去年は追加購入を検討した結果、そんなにシンガポールGPのチケットに出費するくらいなら、いっその事、鈴鹿にも4日連続で観戦に行こうという無茶な計画を立ててしまい、相当体力を消耗しました。今年の鈴鹿は金曜だけ、写真撮影に出かける予定です。

シンガポールGP決勝レースまで後60日を切りました。今年は特に準備することがないのですが、心待ちにしているものが一つあります。シンガポール政府観光局の公式Webサイト、YourSingapore.comで予告されている、YourSingapore Guideです。iOSとAndroidに対応したシンガポール観光ガイド用アプリケーションです。開始時はStarHubのWi-Fiと旅行者用プリペイドカードのみで使用できると書いてあるのが気になります。ひょっとしたらSIMがロックされているiPhoneでは使用できないかもしれません。

A Trip to Gotemba and Yokohama

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横浜元町で開催されるイベント、Red Bull Energy for Japan – Motomachiに行ってみようということで、土曜の午前1時前に自宅を出発。終了間近の高速道路休日上限¥1,000の料金制度を活用すべく、名神、東名高速道路を利用。途中で何度か仮眠と休憩を繰り返し、御殿場ICに到着したのは午前9時すぎ。Ricoh GR Digital IIIで撮影した上の写真、富士山が小さく写っています。

Gotemba Premium Outlets

最初の経由地は本場アメリカのチェルシー系ファクトリーアウトレットである御殿場プレミアム・アウトレット。遠くに見える観覧車がこのアウトレットモールのランドマーク。アメリカのファクトリーアウトレットでもこんなに巨大な敷地にある施設は珍しいと思います。店舗数210で国内最大規模、世界でも二番目に大きいとか。

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買い物を終えて駐車場に戻ると午後3時前。御殿場ICに戻り、東名を横浜方向へと向かっていればそんなに疲れることなく一時間ほどで宿泊先に到着していたはずですが、箱根を経由することにしたのが判断ミスでした。

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箱根からの下りが大渋滞、海岸沿いの小田原、平塚、茅ヶ崎、藤沢も渋滞。新横浜のホテルに到着したのは午後8時頃。クラッチ操作とギアシフトの繰り返しで体力を消耗しました。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

翌日は早起きしてできるだけ朝早く、元町に着くはずでしたが、石川町で電車を降りると駅員さんがこんな看板を持って出遅れた人を待っていました。私はすでに諦め(いつもの開き直り)モード突入。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

レッドブルのマシンが日本で初めて公道をデモ走行する元町商店街の一本、隣の筋をやむを得ず進むことにしました。人混みが極度に苦手な私はさらに離れて、坂道の途中にあるマンションの階段を上り、踊り場から眺めることにしました。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

下から見るとこんな感じ。この時、私はマンションの上から甲高いエンジン音と共に低速で通過するマシンの一部を確認しました。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

この石畳の狭い道をToro RossoのSébastien Buemiが一往復しました。(予定では二往復)前日、幕張で行われたデモ走行でスタントマンのようなイベントスタッフ?が崖を駆け下りて来て、低速で走行中のマシンをなぜか飛び越えようとして接触事故を起こしています。頭上を飛び越されたスイス人ドライバーはさぞかし、驚いたことでしょう。スタントマン?は軽傷ですんだそうですが、この珍しい事故は翌日のスケジュールが変更になった原因の一つになったのかもしれません。

Red Bull Energy for Japan - Motomachi

デモ走行終了後、Red Bull Energy for JapanのTシャツを一枚¥2,500以上で購入(寄付)しようと並ぶ人。人の列は数百メートルは続いていたと思います。この日に用意されたシャツは3千枚。

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マシンが展示されることもなく、いつの間にかどこかに行ってしまったようなので、最近、購入したNikon AF-S VR Zoom-Nikkor  70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDでのF1マシンの撮影は早々と諦めて、Tokinaの超広角レンズに交換し、中華街の方へと向かいました。

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目的地は中華街の外れにある慶福楼。ここで早目のランチをとろうと、超広角レンズで中華街の街並を撮影しながら歩いていると、見れなかったRed Bull Racingのショーカーが、突然目の前に現れました。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

11,000人の観客はいません。周囲にいたのはたまたま近くを歩いていた数人だけ。私は最もトラックに近い位置にいました。

Yokohama China Town

こんな写真を撮っている時に門の下にトラックに載せられたRed Bullのショーカーがやって来たのです。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

前田橋の信号でF1マシンを載せたトラックが目の前で停車。上の写真は換算24mmの超広角レンズで撮影しています。手を伸ばせばマシンに触れることもできるほど近い距離。ショーカーは2011年の仕様のようです。INFINITYのスポンサーロゴにPIRELLIのタイヤ。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

一歩、下がって興奮気味の他のF1好きの人が写真撮影している様子を一枚。

Red Bull Racing Showcar on its way to Shinjuku

スクーターの人も交差点の真ん中で記念撮影。F1マシンを載せたトラックは首都高の方に向かいました。

Shin Yokohama Prince Hotel

この後、電車で新横浜の宿泊先ホテル駐車場に戻り、横浜町田ICから東名に入り、豊田JCTから伊勢湾岸自動車道、新名神経由で帰宅。

Grand Prix de Monaco 2011 on FUJI NEXT

Monaco GP 2011 P3 Nico Rosberg Crash
Monaco GP 2011 P3 Nico Rosberg Crash

モンテカルロで開催されたF1モナコグランプリ土曜日の練習走行P3、トンネル出口のバンピーな路面でブレーキング中にコントロールを失い、ガードレールに激突するNico Rosberg。一瞬、右リアタイア周辺に炎が見えました。

Monaco GP 2011 P3 Nico Rosberg Crash
Monaco GP 2011 P3 Nico Rosberg Crash

縁石通過時に車体が跳ねています。この後、縁石が撤去されましたが、予選Q3でSauberのSergio Perezが同じ場所で大クラッシュ。Nico Rosbergはマシンを修理して予選に出場。メキシコ人ドライバーPerezは、病院に搬送され、決勝出場不可となりました。カナダGPには出場できるそうです。

昨夜は9時からFUJI NEXTでF1モナコGPを録画しつつ、生放送でテレビ観戦していました。2回目のレッドフラッグでレースが中断された頃から、画像と音声が乱れ、電波を受信できていないと伝える警告メッセージも現れ、イライラ状態が続きました。

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地上波に切り替えると、問題なく受信できているので、原因はパラボラアンテナかと思い、フラッシュライト片手に雨の中、アンテナの状態を調べに行きましたが、特に問題なさそう。どうやら台風の影響で電波の受信状態が悪くなっていたのが原因のようです。こういう時は、光テレビやCATVの方が有利。

Red Bull Energy for Japan

Sébastien Buemi

Red Bull Racingが日本で初めて公道でデモ走行を行うそうです。公道でのショーランは6月5日(日)、横浜元町ショッピングストリート。地図を見ると直線で600mはありそう。

ショーランと同時に、『Red Bull Energy for Japan』をテーマにした日本限定のチャリティーTシャツの販売を行い、その収益を震災復興のために寄付いたします。

Red BullのF1マシンに乗るのはToro Rossoのスイス人現役F1ドライバー、Sébastien Buemi。モナコとモントリオールの合間に千葉と横浜に立ち寄るハードスケジュール。Toro Rossoの二人の若いドライバーを応援する私としては、スケジュールの調整ができれば是非、横浜に行って、史上初の公道デモ走行を観てみたいと思います。

Zone 1 Ticket Holders Can Enjoy Unlimited Rides on Singapore Flyer

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シンガポールGP公式サイトによれば、今年もPremier Walkaboutを含むZone 1のチケット所持者は、Zone 2にあるシンガポールフライヤーに何度でも無料で搭乗できるそうです。Marina Bay SandsとZone 2を繋ぐ歩行者専用の全長280mのDouble Helix Bridge(二重螺旋橋)にもアクセスできるそうで、特にPremier Walkaboutの価値が今年も高くなりそうです。

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さらにSingapore Flyerの敷地内に1960年代の雰囲気を醸し出す、17のホーカー(屋台)が参加するSingapore Food Trailを利用することもできるそうです。こんな施設は去年はなかったので、是非、行ってみたいと考えています。水曜か木曜なら観戦チケットを持っていない人や我々のようにZone 3のチープなチケット所持者もゲートでシンガポールフライヤーに行くと言ったら通してくれると思います。

早割観戦チケットの購入期限は5月18日まで延長になっています。

Email from The Ritz-Carlton, Millenia Singapore

昨日、突然、シンガポールGP宿泊先ホテルとして予約しているThe Ritz-Carlton, Millenia Singaporeの予約担当者からemailが届きました。内容は、「Booking.comを通じて予約した部屋が実は完売であり、システムエラーが原因で予約を承認してしまった。朝食付きのPremier Suite(比較的安いスイートルーム)にアップグレードするので予約日を変更することはできないか?」という旨のお願いでした。

3週間も前に予約したホテルが実はオーバーブッキングだったので、別の日に変更してくれないかと言われても…4年目にしてサーキットトラック内側にある超高級ホテルに宿泊できると楽しみにしていただけに非常に残念です。emailの内容を読み返すと、私が予約しているカテゴリーの部屋のみが完売状態であり、スイートルームなど他のもっと高級な部屋なら空いているともとれたので、その辺りを尋ねてみると、チャットの如くすぐに返事があり、そういうことではないので別の日に変更してくれないかとのことでした。日程は変更できないと言えば、どうなるのかと思い、さらにこちらから返信すると、相手から何も言ってこなくなりました。

サーキットトラック外側になりますが、同じ日程で別のホテルを予約してあるので、Ritz-Carltonに宿泊できなかったとしても新たに宿泊先を探す必要はないのですが、今一つ、釈然としません。emailに謝罪の表現が一つもなかったことに私は少し、怒っております。

それにしても今年はいろいろとトラブル続きです。先ず、ANAの乗継便出発時刻変更で発行済の航空券がキャンセルになり、次にこれも発行済のシンガポール航空の便がキャンセルとなったため、出発時刻を半日、早めた結果、到着日の現地宿泊先ホテルを新たに確保しなければならなくなりました。

Berjaya Singapore Hotel

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出発時に利用するシンガポール航空の便が変更になり、新たに水曜の現地宿泊先ホテルを確保しなければならなくなりました。F1グランプリ開催期間中の現地ホテルの宿泊料金は木曜から日曜までが通常料金の倍近くに高騰しますが、水曜は通常料金で宿泊できることが多いので、選択肢はたくさんあります。

我々が選んだのは、チャイナタウン外れ(MRT Tanjong Pagarから徒歩5分)にあるヨーロッパのB&B風の小さなホテル、Berjaya Singapore Hotel。去年、シンガポールGP終了後の月曜に宿泊したホテルです。早朝にチェックアウトして空港へと向かったので、ゆっくりできなかったベルジャヤ。Studio Roomの場合、予約時前払いで最低料金保証の通常料金(S$192++)からさらに15%引きでS$163.2+(7%の税金と10.70%のサービスチャージは別)でした。木曜から日曜はS$320++で、予約時前払い15%オフの設定がありません。確か、去年は月曜も15%オフの設定がなかったように思います。

空港からホテルまではタクシーでの移動となりますが、このホテルならサーキットから離れているので渋滞もなさそうです。去年は水曜の宿泊先がサーキットトラック沿いにあるPan Pacific Singaporeで、タクシーがホテルのすぐ近くまで来て大渋滞にはまりました。運賃が通常の倍近くにもなり、途中で車を降り、スーツケースをホテルまで転がした苦い経験があります。今年は木曜の移動時に渋滞にはまりそうなので、MRTを利用しようかと5ヶ月先のことを考えています。

Flight To Singapore Cancelled

シンガポール航空西日本地区営業部から突然のメールが…
「お詫び」シンガポール航空より、予約便運行キャンセルのお知らせという内容でした。関西国際空港発シンガポール行きの予約していた便が「東日本大地震の影響によりこの度急遽運航中止となりました」とのことです。関空発の便はこの春から毎日二便運航とのことでしたが、深夜便の一部が削除されて月曜、木曜、金曜の週に3日だけ二便になったそうです。地震とどういう関係があるのか、説明が不透明でしたが(採算が合わなくなった?)予約していた往路深夜便(SQ615)が運行キャンセルとなったので、同じ水曜日の昼前出発の便(SQ619)に変更となりました。昼前出発の便はスイートディールが設定されていないので深夜便と比べて割高ですが、予約便変更による追加料金やキャンセル料金は発生しないとのこと。復路に変更はありません。

翌日木曜の昼前出発に変更することも可能でしたが、シンガポール滞在時間が半日減ることになります。もともと水曜は仕事を休むつもりだったので、水曜深夜発から水曜昼前発に変更することにしたという次第です。結果、水曜は機内泊ではなく、現地ホテルでの宿泊となります。水曜なら宿泊先ホテルは選びやすいので、また楽しみが一つ増えたと思うようにします。ホテル一泊分の出費は増えますが、何か得をしたような…

地震と津波、原発事故の後、外国人出国者数が増え、入国者数が激減していること、そして原発事故の国際評価尺度レベル7に引き上げられたことと飛行機の運航便数を減らしたことは何か関係がありそうに思います。

The Ritz-Carlton, Millenia Singapore

The Ritz-Carlton, Millenia Singapore

シンガポールGP、金曜〜月曜の3泊分は2日前まで無料でキャンセル可のPan Pacific Singaporeを現地決済で予約していますが、他に条件が良いホテルが見つかれば、変更するつもりです。久しぶりにbooking.comをチェックしてみると、Marina BayにあるPan Pacific Singaporeの比較的安い部屋がまた売りに出されています。但し、今回は事前決済になります。

他に現地決済で安くなっていたのが、上の写真のThe Ritz-Carlton, Millenia Singapore。サーキットトラック内側にあるホテルは全部で三つ。その内の一つがリッツ・カールトンですが、最も高くなるであろう金曜チェックイン、月曜チェックアウトの3泊でSGD 1,270+7%税金+10.70%サーチャージになっています。サーキットトラック内の5つ星ホテルでこの期間であれば破格値です。日本円でおよそ10万円。すぐに売り切れそうなので慌てて予約しました。

このホテル(リッツ・カールトン)ならすべての部屋からマリーナベイの夜景とサーキットトラックが見えるのではないかと思います。Pan Pacific Singaporeはサーキットトラック外側なので、サーキットが見えない部屋もあります。

4月8日追記:本日、午後1時現在、The Ritz-Carlton, Millenia Singaporeはbooking.comで売り切れとなっています。

Don't give up, Japan! Don't give up, Tohoku!

Jarno Trulli

メルボルンで開幕したFormula One 2011シーズンで、それぞれのチームがマシンやヘルメットに日本を応援するメッセージを掲載していました。中でもTeam Lotusのイタリア人ドライバー、Jarno Trulliのヘルメットは最も際立っていたと思います。ヘルメットの一部ではなく、ヘルメット全体が日の丸と日本列島ですから。McLarenのJenson Buttonも漢字で書かれたメッセージを記した特別仕様のヘルメットを着用していました。FerrariのFelipe Massaを追いかけるシーンで何度も漢字のメッセージがオンボードカメラで撮影した映像に映っていました。

2週間遅れのF1開幕戦をフジテレビNEXTで、初めてハイビジョンで観戦しました。金曜の練習走行P1とP2、土曜のP3は生中継、予選は録画、そして日曜の決勝を生中継で観戦。音声はホームシアターのアンプをオン。特に予選と決勝はたいへん、迫力がありました。現地観戦でもピットの様子などは関係者でもない限り、間近で観ることはできないので、鮮明な映像は感動的です。

Formula1.com 2011 Application

本日から始まる2011年F1シーズン用Formula1.com公式ライブタイミングAppがApp Storeから無料でダウンロードできるようになっています。使用するにはメールアドレスとパスワードを入力してアカウントを登録する必要があります。登録済みの人は去年のアカウントがそのまま使えます。

今年の無料版2011 Applicationは有料版のF1™ 2011 Timing App CP(¥3,800)と同じように、オプションのプッシュ通知サービスでレース開始時刻などを知らせてくれるようです。

去年は有料版を購入しましたが、今年はフジテレビNEXTで生中継が観れる環境になったので、無料版で十分かと考えています。

Bay Grandstand Dark Green Front Row

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昨日は午前3時から始まったAppleのスペシャルイベントをレポートするサイトを最後までチェックしていて、就寝したのが午前5時過ぎ。そして午前10時から発売になった2011年度F1シンガポールGPの観戦チケットを購入するために、30分前からiMacの前にスタンバイ。去年と同じBay Grandstandの最前列が確保できなかったら、Premier WalkaboutかEsplanade Waterfrontにしようと考えていました。常設の巨大なBay Grandstandの中でも、最もマシンに近くて金網など、視界を遮る物が少ないのは深緑の最前列です。中でも理想的なのは、通路を挟んで去年の席の逆側。

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人集りができている柱の真上辺りが理想とする席です。レコードライン上に観客席があるサーキットも珍しいと思います。この人集りは小林可夢偉のクラッシュ痕を確認する人たち。シューマッハを追い越した直後のTurn 18でのオーバーステアリングによるクラッシュでした。すぐ後ろからやって来たBruno Sennaも避けることができずに小林可夢偉にクラッシュ。

チケット発売5分前からサイトに繰り返しアクセスしていたら、何と1分前にチケット購入画面が現れました。慌てて希望する深緑のゾーンを選択し、不正を防ぐための文字列を入力。席はどの辺りかと確かめれば、最前列の12列目(11列目は壁が視界を遮るので販売されません。)、しかも理想とする通路逆側(Turn 18外側柱の真上)が指定になりました。用意していたクレジットカードの情報、住所、電話番号(日本は国番号81)などを入力し、無事に20分以内にチケットを購入することができました。受け取りは去年と同じ、現地サーキットパークチケット回収センターにしました。今年もSwissotelなら、木曜の宿泊先ホテルと同じRaffles City敷地内です。手数料はS$3。早割価格S$248.00 x 2枚とチケット回収手数料S$3.00を加えて合計S$499.00でした。今年は海外出張を命じられた時のチケットキャンセル保険は買っていません。マシンが数メートル下のトンネル入り口に差し掛かる、爆音激震、ブレーキダストがおまけに付いて来る指定席がこんなに安く買えてしまって本当にラッキーでした。

Which Ticket Category To Choose?

さて、どのカテゴリーを選ぶか悩みどころですが、金銭的な縛りがあるので実質的な選択肢は多くはありません。今年は木曜からトラックサイドの五つ星ホテルに4泊する予定で、旅費を含めた予算を考えると厳しいものがあり、観戦チケットで贅沢はできません。

換算レート@¥65で表にまとめてみると、シンガポールGPの3日間通しのチケットカテゴリーは11種類で至ってシンプル。初年度はBay Grandstandが上下二種類に分かれていたのが今は一種類のみ。S$300台のグランドスタンドがありません。Bayの一つ上のEsplanadeとPadangは一気に二倍になりますが、ストレートを高速で右から左に通過するだけのPadangはBayの二倍の価値があるかと言うと疑問です。

我々は過去3年、指定席があるグランドスタンドで最も廉価なBay Grandstandの前の方の席を購入しました。一度、カテゴリーのランクを上げて贅沢すると、元には戻れないので慎重に考える必要があります。(ホテルも同じ。)やはり、候補としてはBayかEsplanade Waterfront、若しくはPremier Walkaboutになりそうです。今年は先行販売の案内がなかったので、これまでと同じように、Bayの最前列に近い席が確保できるかどうかわかりません。その状況によって、Esplanade Waterfrontか指定席がないプレミアウォークアバウトを検討してみようかと考えています。

去年はプレミアウォークアバウトを含む、Zone 1、2のチケット所持者は、シンガポールフライヤー乗り放題という特典があったのですが、今年は不明。

3年前から私はToro Rossoを応援していますが、スペイン人ドライバー、ハイメ・アルグエルスアリの興味深いコメントがF1-Gate.comの記事に出ています。今年は期待できそうですが、同郷のフェルナンド・アロンソとは仲が良い訳ではないようです。チームメイトのスイス人ドライバー、セバスチャン・ブエミとは仲が良さそうですが。同じF1-Gate.comでリンキン・パークがシンガポールGP決勝日のアーティストとして選ばれたことについても書かれています。Linkin Parkを観たいので、シンガポールGPに行こうという人もおられるかもしれません。私はColdplayを希望していましたが、登場するアーティストは今後、さらに発表されるので、ColdplayがZone 1の仮設ステージに登場するようなことになれば(たぶんそれはない)、チケットはPremier Walkaboutに即決か追加購入になるはずです。

2011 Formula 1 SingTel Singapore Grand Prix Ticket Prices Announced

3月3日午前9時(日本は午前10時)発売の早割(3月3日〜5月8日)観戦チケット、去年と違うのは、4名分以上のグループ予約割引がBay、Padang、Pitグランドスタンドに割引率10%(8名分以上なら最大16%割引、早割と組み合わせれば最大30%割引)で適用されること、Stamford GrandstandがS$200の値下げ、余興部門アーティストが観戦チケットと同時発表になったことなど。今年もプレミアウォークアバウト、S$50.00値上げで販売されるようです。Zone 4のウォークアバウトもS$10.00値上げになっています。

9月25日(決勝日)、Padangでコンサートを開催する、その余興部門アーティストはLinkin Park。今年は観戦チケットの詳細が発表されるのが去年と比べて3週間近く遅くなったので、余興部門アーティストは同時発表になるのではないかと予想していた通りの展開となりました、私はこのロックバンド、たぶん知りません。F1マシンに負けない爆音ロックバンド?

SingTelが今年も冠スポンサー。来年まで契約したそうです。今年は外国人お得意様向けのチケット販売がないようなので、木曜の朝はオンラインでチケット争奪戦になりそうな雰囲気です。去年と同じ売り方とすれば、それぞれのグランドスタンドで前の方から順に売れて行くので、後ろの方の席を希望する人は、急ぐ必要はありません。