Pierre Gasly To Replace Daniil Kvyat

Pierre Gasly

Red Bull Racingのジュニアドライバーで現在、Super Formulaで活躍中のフランス人ドライバー、Pierre GaslyがToro Rossoのロシア人ドライバー、Daniil Kvyatと交代して今週末のマレーシアGPからF1でレースデビューを果たすとの速報が流れました。

Pierre GaslyはHondaのパワーユニットを搭載したTEAM MUGENからSuper Formulaに参戦中であり、現在までに33ポイントを獲得してランキング1位の石黒宏明から僅か0.5ポイント差に迫っています。最終ラウンドの鈴鹿決勝はF1日本グランプリの2週間後である10月22日に開催されますが、この日はF1アメリカGP決勝日。何を意味するかといえば、シンガポールGPでクラッシュしてリタイアしたDaniil Kvyatは完全に解雇されるわけではなく、必要な時だけ使われる言わば飼い殺し同然の扱いになるということでしょうか。チームメイトのCarlos Sainzがこれまでに48ポイントを獲得しているのに対し、同等のマシンを操るKvyatは4ポイントしか獲れていない状況なので致し方ないのかもしれません。

来季はMcLarenに愛想を尽かされたHondaがRenaultに代わり、Toro RossoにPUを提供することが決まりました。(McLarenはRenaultのPUを搭載)Super FormulaでHondaのPU搭載車に乗るPierre Gaslyが来季のF1でもHonda PU搭載のToro Rossoから参戦する可能性が高いのではないかと思います。

マレーシアGPではToro RossoのPierre Gaslyの走りに注目しよう。

Which Ticket Category To Choose?

さて、どのカテゴリーを選ぶか悩みどころですが、金銭的な縛りがあるので実質的な選択肢は多くはありません。今年は木曜からトラックサイドの五つ星ホテルに4泊する予定で、旅費を含めた予算を考えると厳しいものがあり、観戦チケットで贅沢はできません。

換算レート@¥65で表にまとめてみると、シンガポールGPの3日間通しのチケットカテゴリーは11種類で至ってシンプル。初年度はBay Grandstandが上下二種類に分かれていたのが今は一種類のみ。S$300台のグランドスタンドがありません。Bayの一つ上のEsplanadeとPadangは一気に二倍になりますが、ストレートを高速で右から左に通過するだけのPadangはBayの二倍の価値があるかと言うと疑問です。

我々は過去3年、指定席があるグランドスタンドで最も廉価なBay Grandstandの前の方の席を購入しました。一度、カテゴリーのランクを上げて贅沢すると、元には戻れないので慎重に考える必要があります。(ホテルも同じ。)やはり、候補としてはBayかEsplanade Waterfront、若しくはPremier Walkaboutになりそうです。今年は先行販売の案内がなかったので、これまでと同じように、Bayの最前列に近い席が確保できるかどうかわかりません。その状況によって、Esplanade Waterfrontか指定席がないプレミアウォークアバウトを検討してみようかと考えています。

去年はプレミアウォークアバウトを含む、Zone 1、2のチケット所持者は、シンガポールフライヤー乗り放題という特典があったのですが、今年は不明。

3年前から私はToro Rossoを応援していますが、スペイン人ドライバー、ハイメ・アルグエルスアリの興味深いコメントがF1-Gate.comの記事に出ています。今年は期待できそうですが、同郷のフェルナンド・アロンソとは仲が良い訳ではないようです。チームメイトのスイス人ドライバー、セバスチャン・ブエミとは仲が良さそうですが。同じF1-Gate.comでリンキン・パークがシンガポールGP決勝日のアーティストとして選ばれたことについても書かれています。Linkin Parkを観たいので、シンガポールGPに行こうという人もおられるかもしれません。私はColdplayを希望していましたが、登場するアーティストは今後、さらに発表されるので、ColdplayがZone 1の仮設ステージに登場するようなことになれば(たぶんそれはない)、チケットはPremier Walkaboutに即決か追加購入になるはずです。

Jaime Alguersuari Has Scored Points!

トロロッソの若手スペイン人ドライバー、ハイメ・アルグエルスアリがマレーシアGPで9位入賞、F1初ポイントを獲得しました。F1公式サイトのインタビューを引用します。

“I am very happy to have scored points today and I have to say I never expected to do it so early in the season. A big thanks to everyone in the team who have worked so hard to achieve this result. Step by step, I have improved my performance, but this weekend was very tough because I didn’t know the track. I enjoyed this race, especially the fights I had with some of the others: I think I learned a bit about the art of fighting with Michael (Schumacher) last weekend in Melbourne. Towards the end, I was a bit worried about how the tyres would last, as I was on the soft ones, but I had no degradation. It is very satisfying and I feel a lot more confident now going into the upcoming races.”

Singapore GP 2009

去年の途中からセバスチャン・ブルデーに代わってトロ・ロッソのドライバーになった、二十歳のハイメ・アルグエルスアリ、今回はチームメートのスイス人ドライバー、セバスチャン・ブエミの前でフィニッシュ。「セパンは初めてでトラックはよくわからなかったのでたいへんだった。先週、メルボルンでシューマッハから戦い方を学んだ」とも言っています。今年のシューマッハは若手を育てる役目なの?

去年はブエミと共に、マシンのパーツをたくさん壊しましたが、今年はドライビングが安定しています。

We feel somewhat close to the Toro Rosso drivers, Jaime Alguersuari and Sébastien Buemi as we happened to be on the same flight coming back to Osaka from Singapore GP last September.