LAWRENCE Tender Care™ SOFT SLICKER BRUSH for Cats Small

LAWRENCE Tender Care™ CAT SLICKER BRUSH Small

子猫用のブラシをペットショップで買って来ました。外箱がレトロな感じ。

LAWRENCE Tender Care™ CAT SLICKER BRUSH Small

木製ハンドルに金属製の柔らかいブラシ。LAWRENCE MADE IN ENGLANDの刻印があります。

LAWRENCE Tender Care™ CAT SLICKER BRUSH Small

LAWRENCEと言う会社を調べてみると、ペットケア用品を扱う創業1799年の老舗。ステンレス製のピンは折れ曲がっています。

NIKKOR-H Auto 50mm F2 with Olympus PEN -E-P1

上の猫用ブラシの画像3枚はこの組み合わせ(Olympus PEN E-P1 + Voigtländer Micro Four Thirds Adapter F + Nikkor-H Auto 50mm F2)で撮影しています。

NIKKOR-H Auto 50mm F2 with Olympus PEN -E-P1

Nikon D7000に装着するよりも(そもそも装着できませんが)PEN E-P1に装着した方が格好良い。しかし、このオールドニッコールはマクロレンズではないので寄れないし、物撮り用レンズとしては極めて使い勝手が悪い。(マウントアダプターを介してMicro 4/3規格のカメラに装着すると焦点距離は35mm換算で100mmになります。)結局、このレンズはお店に返却することにしました。お店の人の話ではレンズ性能が顕著に反映される星撮り用レンズとしても向いていないとのことでした。画質を追求するのであれば、フィルム時代の古いレンズよりもデジタル用に設計された新しいレンズの方が点光源の星の撮影には適しているだろうとの考えです。私も同感しました。

DSC_1637

星撮り用の単焦点レンズならAF Nikkor 35mm f/2Dも手元にあります。D90との組み合わせでは周縁部の減光が目立ったレンズですが、D7000との組み合わせでは不思議と光量落ちしないので、しばらくこのレンズ(35mm f/2D)も星撮りと物撮り用に使おうと考えています。

Nikkor-H Auto 50mm F2

Nikkor-H Auto 50mm F2

“Antiques and Collectibles”のカテゴリーに入れても良いかと思うほど古いオールドニッコールのマニュアルレンズを入手しました。カメラ店が査定した状態が上から3番目の”AB”と、年代物のわりには極めて状態が良いので思わず、買って来たのですが、実はこのレンズ、Nikon D7000には装着できないことが判明しました。

Nikkor-H Auto 50mm F2

お店に自分のカメラを持参しなかったので、中古で販売されていたD7000ボディーをお借りして、マニュアルフォーカス撮影時のフォーカスリングの動きを確認しました。遊びがほとんどなく、ピント合わせにも問題ないと判断して購入したのですが、帰宅後に自分のカメラに装着しようとするとどうにもこうにも固くて装着できない。

Nikkor-H Auto 50mm F2

Nikonのサイトで調べてみると、このレンズは1964年1月発売のもので、非CPU型、非Aiのオールドニッコール。お店では装着できたのに、なぜ自分のカメラには装着できないのかと疑問に思い、ニコンカスタマーサポートセンターに問い合わせてみました。絞りリングに付いているカニ爪の形状を聞かれました。Ai改造済みなのかどうかを尋ねられたのだと思います。結果は、Ai改造済みのものではなく、したがって、D7000には装着できないので、無理に装着しないように言われました。無理矢理装着してシャッターを切ると、最悪の場合、シャッターユニットが破損する恐れがあるそうです。

12月3日追記:11月28日発売の古くて新しいNikon Dfなら、露出計連動レバーが可倒式なのでこのオールドニッコールを装着できるかもしれません。

Nikkor-H Auto 50mm F2

レンズキャップも旧式のものでなかなか格好良いのですが。使えないのは困るので、心斎橋にある購入したカメラ店に連絡して、事情を説明すると、使用可能な別の中古品と返品交換してくれるとのことでした。

First Shots with AF Nikkor 50mm f/1.8D

Nikon D7000 with AF Nikkor 50mm f/1.8D

Nikon D7000に装着したAF Nikkor 50mm f/1.8D。純正レンズなのでボディーとの相性は抜群。このレンズにはオートフォーカスを駆動するモーターが内蔵されていないので、ボディー側に駆動モーターが必要になります。また手ブレ補正機構も搭載されていません。私が主たる被写体とする天体撮影時はそうした付加機能はいずれも不要であり、別の高級なレンズではいつもわざわざオフにしているので、初めからない方がかえって都合が良い。レンズ自体の性能が優れていれば良いのです。

このレンズにはフードも付属しませんが、巻きポカで対応します。マニュアルでピントを合わせた後、巻きポカをレンズ鏡筒に装着すれば、フード代わりになり、けられも起こりません。さらにプラスチック製の鏡筒なので、軽量であり(ポータブル赤道儀に負荷をかけない)レンズが結露しにくいという利点もあります。

Test Shot 3

最も気になる画質はどうなのか。点光源である星を撮影すれば、レンズの性能は一目瞭然。試写した上の画像をカメラの背面モニターで見て、唖然としました。周辺部だけではなく、全体的にコマ収差のようなものが現れている。たとえNikon純正の単焦点レンズであったとしてもチープなレンズは星撮りには使えないのかとがっかりしました。Made in Chinaだから、一定して品質が維持できていないのかとも疑いました。Ken Rockwell氏は画質も含めてこのレンズを絶賛しているのにどういうことなのか。

Test Shot 2

暫し、冷静に考えると、一つ、気になることがありました。使っていないフィルム時代の古いNikkorレンズ(AF Nikkor 35 – 70mm f/3.5 – 4.5)とフィルター径が52mmでたまたま同じだったので、1980年代にシカゴ郊外で買った、素性が不明であるその怪しげなフィルター(Cam-Pro 52mm 1A)が悪さをしているのではないかという疑惑です。フィルターを取り外して、再度、試写したのが上の画像。ポータブル赤道儀の極軸が少しずれていたので、星は若干流れているものの、コマ収差のようなものはなくなりました。正体不明のフィルターが原因だったようです。周辺部の減光や歪みもないし、Ken Rockwell氏が言うように、極めてシャープな画質です。

12月2日追記:怪しげなフィルターを装着した状態で撮影した、上の全体的にコマ収差のようなものが現れている画像とフィルターを取り外して撮影した、コマ収差のようなものがなくなった画像は、f値が異なっていました。後日、絞り開放(f/1.8)とf/2.0で、フィルターなしで撮影した画像にもコマ収差のようなものが現れていました。従って、原因はフィルターではなく、レンズの性能ではないかと思うようになりました。f/2.5が私にとっては妥協点です。

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オートフォーカスも試してみました。超音波モーター非搭載なので、駆動時の騒音は比較的大きいけれど、AF Nikkor 35mm f/2Dほどでもないし、十分に快適な速さで合焦します。美味しそうな渋柿の画像はf/4.5とそれほど絞っていませんが、画像はかなりシャープ。ほぼ意図した通りのボケ効果が得られます。大彗星の撮影以外に昼間の屋外や暗い室内での撮影にも活躍してくれそうです。

AF Nikkor 50mm f/1.8D

AF Nikkor 50mm f/1.8D

Nikon Dfと同時発売されるAF-S Nikkor 50mm f/1.8G (Special Edition)を彗星撮影用に検討していましたが、発売日が11月28日とまだ少し先であり、ISON彗星(C/2012 S1)の撮影に間に合わないかもしれないということで、旧型のAF Nikkor 50mm f/1.8Dを京都駅前の量販店で購入しました。カメラボディーを持参して、展示されていたレンズを実際にカメラに装着してフォーカスリングの感触を確かめました。

AF Nikkor 50mm f/1.8D

レンズ鏡筒はプラスチック、距離計の目盛は刻印ではなく、プリント。FX用単焦点の標準レンズとしてはNikon純正品で最も安価な大口径レンズの一つですが、5群6枚のレンズ自体には手抜きはないはず。金属鏡筒の高級レンズと比べると、高級感はありませんが、デザインと質感は申し分ありません。フォーカスリングは遊びがほとんどなく、マニュアルフォーカスに適していると思います。星撮影時は無限遠を合わせるのに苦労しますが、このレンズは比較的、合わせやすいのではないかと思います。裏蓋は別売。

AF Nikkor 50mm f/1.8D

使用説明書に記載の仕様を以下に転記しておきます。

  • Type of lens: D-Type AF Nikkor lens having built-in CPU and Nikon bayonet mount
  • Focal length: 50mm
  • Maximum aperture: f/1.8
  • Lens construction: 6 elements in 5 groups
  • Picture angle: 46º [31º30′ with Nikon digital cameras (Nikon DX format); 38º with IX240 system cameras]
  • Distance information: Output to camera body
  • Focusing: Autofocus; manually via separate focus ring
  • Shooting distance scale: Graduated in meters and feet from 0.45m (1.75ft) to infinity (∞)
  • Closest focus distance: 0.45m (1.5ft) from focal plane
  • Aperture scale: f/1.8 to f/22 on both standard and aperture-direct-readout scales
  • Diaphragm: Fully automatic
  • Exposure measurement: Via full-aperture method for AI cameras or cameras with CPU interface system; via stop-down method for other cameras
  • Attachment size: 52mm (P=0.75mm)
  • Dimensions: Approx. 63.5mm dia. x 39mm (extension from the camera’s lens mount flange)
  • Weight: Approx. 155g (5.5oz)

AA To D Battery Adapter

AA to D Battery Adapter

単3のPanasonic eneloop proと同時に単3充電池を単1形に変換するスペーサーを入手しました。標準的な単3形eneloopが1900mAhであるのに対し、eneloop proは2450mAhと容量が大きくなっています。

これまで静物の写真は専らOlympus PEN E-P1に装着したZuiko Digital 35mm F3.5 Macroで撮影していました。今回、初めてNikon D7000に装着したAF Nikkor 35mm f/2Dで撮影してみました。マニュアルフォーカスで撮影する時にピントリングの動きはZuiko Digital 35mm F3.5 Macroの方がより滑らかであり、ピントの山がつかみやすい。が、D7000 + AF Nikkor 35mm f/2Dも撮れる画像は引けを取らない。PEN E-P1はぼちぼち引き際かもしれません。

flickrembed

Flickrの新しい写真ページでブログなどに埋め込む時に必要なHTMLコードを取得できるようになりました。これでやっとコードを取得するためだけに、旧ページと新ページを行き来する必要がなくなりました。

Nikon Df Hands-on

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保証期間内ならニコンプラザでローパスフィルターを無償で清掃してもらえると知り、以前からローパスフィルター上の小さなキズも気になっていたので、購入後一年が経過する前に大阪駅前(ヒルトンプラザ ウエスト13F)のニコンプラザを訪問し、カメラ(D7000)の点検とローパスフィルターの清掃をお願いしました。Amazonから購入したこのカメラの国内保証書には購入年月日と販売店名が記載されておらず、それを証明するためにその場でiPhoneからAmazonのアカウントサービス、購入履歴を開き、窓口の人に見せました。保証期間経過後は有償(¥1,000)での清掃になるそうです。

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絞り優先オート(f/22)で試験撮影した画像を見せてもらいました。ローパスフィルターの清掃前の画像が上、清掃後の画像が下。ホコリはないと思っていましたが、上の画像には小さなホコリが10個以上も写っていました。それがすべて綺麗に清掃されて、下の画像には確認できるホコリは一つもありません。自分でやればこんなにも綺麗にクリーニングできないだろうと思います。

気になっていたローパスフィルター上の小さな筋状のキズですが、これはカメラの購入時からあったようです。使用上、何ら問題はないそうです。仕様範囲内ということで出荷したものですとのことでした。自分でローパスフィルターのクリーニングをする人しか気付かないような小さなキズであり、もうすぐ入手後、一年が経過するので、キズには気付かなかったことにします。購入直後であれば、部品交換になったかもしれません。

Nikon Df

11月5日に発表されたNikonの新しいカメラ、ブラックとシルバーのDf各一機が展示してありました。手にした時の第一印象は、思っていたよりも大きくて軽いということ。(このカメラには動画撮影機能がないので、マイクやスピーカー、大きな充電池が不要なのでその分、軽量化することができたのだと思います。)質感は予想と期待通り。装着してある交換レンズ(AF-S Nikkor 50mm f/1.8G Special Edition)が約190gと軽量であることが思いの外、このカメラは軽いと思わせる原因の一つであることは間違いありません。

Nikon Df

11月28日にカメラと同時発売されるスペシャルエディションの単焦点、VR(手ブレ補正機構)なしのレンズ外観はシルバーのカメラボディーにマッチさせてあり、よく似合う。ボディーは私には高くて買えないけれど、この単焦点レンズは彗星撮影と静物撮影用として購入を検討中です。何れの被写体もマニュアルフォーカスで撮影したいと思っているので、ピントリングの動きを手に取って試してみました。スペシャルエディションがベースにしているAF-S Nikkor 50mm f/1.8Gはピントリング回転方向に大きな遊びがあり、微妙なピント合わせには使い辛いことがありますが、スペシャルエディションの方は、適度な遊びでこれなら厳密なピント合わせに使えるだろうと思いました。

個体によって遊びは違うかもしれないと思い、ローパスフィルター清掃を担当してくれた人に尋ねてみると、これら新旧二つのレンズで使用しているレンズ構成は同じだけれども、鏡筒部やピントリングの素材と仕上げが異なるので、ピントリングの動きも異なるかもしれないとのことでした。また、個体による違いではないだろうと言われていました。この新しいレンズはオートフォーカスよりもマニュアルフォーカスでの撮影により大きな重点を置いて製作されたものではないかと私は感じました。

Nikon Df

背面から見て右側のシャッタースピード、レリーズモード、露出モードの切り替えは金属削り出しのダイヤル。電源のオン、オフはリリースボタン外側の金属製ダイヤルを回転させる方式。家電品のようなスイッチオンではなく、機械的なターンオン。シャッターリリースボタン内側に溝が切ってあり、機械式のケーブルレリーズが使えるのがクラシックな感じで良い。(ボディー側面にアクセサリーターミナルがあるので、リモートコードMC-DC2も使用できます。)

Nikon Df

露出補正とISO設定値は電源を入れなくてもダイヤルを見ればいつでも確認できる。金属製ダイヤル上面の表示は刻印して色入れが施してある。滑り止めローレット加工も美しい仕上げ。機械式ダイヤルを回転させた時のクリップストップの感触は精密機械そのもの。MADE IN JAPANの表示が誇らしげに刻印してあります。

Nikon Df

ガラスペンタプリズムを使用した視野率約100%の光学ファインダーはEVFと比べるとやはり見易い。3.2型低温ポリシリコンTFT液晶モニターは約92万ドット。撮影メニューの文字が大きくて見易い。(ちょっと大き過ぎるほど。文字の大きさからこのカメラの主なターゲットがわかる。)インターバルタイマー撮影も可能。

Nikon FM10

実機を手にして感じたこと、それはこのカメラが単に懐古主義に陥ったクラシックカメラのデジタル版ではないということ。現在も販売されている上のフィルム一眼レフカメラ、FM10のデザインとはまるで違う。

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)

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50f:1.8g

Nikonの古くて新しいカメラ、Dfと共に発売になるのが左の大口径標準単焦点レンズ、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8 G (Special Edition)。Dfのキットレンズとしてデザインをカメラボディーに合わせたそうですが、レンズ単体でも販売されるようです。この新しいレンズのベースは右のAF-S NIKKOR f/1.8G。

スペシャルエディションはレザートーンの外観塗装、アルミ製のシルバーのリング、マニュアルフォーカスレンズのラバーローレットを再現したフォーカスリングを採用。この3点がベースのAF-S NIKKOR 50mm f/1.8 Gとは異なる部分だそうです。レンズ構成などは従来のものと同じ。ラバーローレットを再現したファーカスリングとシルバーの文字、そしてアルミ製の装飾用リングが良い感じになっています。希望小売価格は¥29,400とお手頃価格。

私が気になるのはフォーカスリング回転方向の遊びがどのくらいあるのかと言うこと。従来品を店頭で試した時、フォーカスリング回転方向の遊びがかなりあり、天体撮影時の微妙なピント合わせが困難な印象がありました。スペシャルエディションの発売はDfと同じ、11月28日。換算75mmの視野にちょうど収まるような彗星の写真を撮りたいと思っているのですが、近日点までに崩壊しなければ、ISON (C/2012 S1) にはぎりぎり間に合いそう。

Nikon Df

Nikon Df

本日、「日本光学」ではなくNikon(ナイコン)が正式に発表した新しいデジタル一眼レフカメラ、Df。「精密機械の感触」と「操る愉しみ」を、あらためてその手に。これがキャッチフレーズだそうで、尖ったペンタプリズムの左右に大きなメカニカルダイヤルを配したデザインは懐古主義を貫いている。

FXフルサイズフォーマット、有効画素数1625万画素のCMOSセンサーに記録する画像の質はフラッグシップ機のD4と同等。ボディーは防塵防滴。詳しいスペックに関してはどうでも良いというか、フラッグシップ機同等で十分。ここまで機械的な質感に拘ったNikonデジタルカメラはこれまでになかったのではないでしょうか。

ボディーのみ25万円は高くて買えないけれど、手に取ってその感触を体験してみたいと思わせるカメラであることは確か。短いサイクルで買い換える家電製品のようになってしまったデジタルカメラ。それが光学機器として蘇ったような印象を受けました。このカメラは国内で製造されているそうです。詳しくはNikonのサイトをご覧ください。

    

Olympus OM-D E-M1 Hands-on

Olympus OM-D  E-M1

今月上旬に発売されたOlympusのミラーレスフラッグシップ機、OM-D E-M1を京都駅前のヨドバシカメラで触ってきました。ちょうど一ヶ月ほど前にOlympusから立派なカタログとA4サイズの紙に印刷したサンプル写真、コンセプトムービーやプロカメラマン撮影の画像を収録したDVD入りの分厚い封筒が送られてきました。(2013年秋の新製品を紹介するのに何で時代遅れのDVD?)たまたま慌ただしくしていた、シンガポールに出発する日に届けられたので、封筒は未開封の状態でずっと放置していました。一ヶ月が経過してようやくその分厚い封筒を開封し、中に収められたあまりにも立派なカタログを見て、これは触りに行かなければと思い、実機を触って来たのですが…

手にした感じはOM-D E-M5を初めて手にした時と似た感じでした。E-M1はフォーサーズ規格の大口径レンズにも対応しているそうで、そのため、グリップが大きくて握りやすくなっています。価格(ボディーのみで¥144,800、12-50mm F3.5-6.3 EZレンズキットで¥168,000、12-40mm F2.8レンズキットで¥219,800、それぞれに+10%ポイント)に見合った質感であり、タッチパネル式、約104万ドットの3.0型可動式液晶の機構も不安にさせるようなことはないし、コントラストAFと位相差AFを融合させたDUAL FAST AFは何やらもの凄く速そうで、動体撮影も難なくこなせそうです。

一つ、気になった点は一眼レフカメラで言えば、ペンタ部に収められているEVF(電子ビューファインダー)の性能です。カタログにはこんなコピーが使われています。「大型電子ビューファインダー:広大な視界の先に広がる創造性。ひと目覗いた瞬間、すべての光学ファインダーが過去のものになる。」日本語コピーのすぐ上により大きな文字で英文コピーがあります。

“Electronic Viewfinder: Giving you creativity that extends your vision. Just one look into it and you will never go back to optical viewfinders”

コロンの使い方や一文目の表現から考えると、コピーの原文は英文の方だろうと思われます。”creativity that extends your vision”の部分の訳文、「広大な視界の先に広がる創造性」は誤解を招くのではないかと思います。原文が表現しようとしているのは、肉眼で見た通りに見える光学ビューファインダーではわかりにくい、被写界深度を含めたピント合焦位置、色彩や階調など、実際に仕上がるであろう画像が、EVFならシャッターを切る前にリアルタイムで確認できるということだと思います。それが人間の視覚だけでは想像できないような創造力をもたらしてくれるということです。

私は日本文コピー(大型電子ビューファインダー:広大な視界の先に広がる創造性。ひと目覗いた瞬間、すべての光学ファインダーが過去のものになる。)をカタログで読み、大きな期待を持って実機のEVFを覗いてみました。その印象は一言で言えば、「広大な視界ではなく、すべての光学ファインダーが過去のものにまだなっていない」ということ。流し撮りを想定して、EVFを覗きながら横方向にカメラを振ってみました。表示タイムラグはカタログによると、0.029秒であり、「動く被写体も快適に捉えられるレスポンスを実現」とありますが、そんなに速く振ってないのにEVFの画像が付いて来れない、つまりタイムラグを感じました。

大きなレンズを装着した時は背面液晶ではなくEVFを覗いた方が安定するでしょうから、このカメラのEVFはおまけではなく、非常に重要な部品です。その性能に満足できなければ大きなレンズを快適に使えないということになりかねます。マイクロフォーサーズ規格の小型レンズのみを装着するのであれば、EVFを使用せずにタッチパネル、可動式の背面液晶を主に使えばよいことになります。そうなると、今年の春に発売されたPEN E-P5、あるいは去年の春に発売され、価格がじわじわと下がっているOM-D E-M5の方がお買い得ではないかと思ってしまいます。

10月22日追記:残念なことにOlympusのこのフラッグシップ機は、星景写真には適していないそうです。価格.COMの掲示板スレッド、「高感度の長時間露光ノイズが異常に多い?」で長秒時ノイズリダクションをオフにして30秒以上(使用場所での気温により変動する)の露光を行った場合に、ISO感度に関係なく、酷い熱ノイズが現れるとの報告があります。ダークノイズ減算処理を行うしか方法は他にないようです。余りに酷い熱ノイズであるので減算処理を実施してもすべてのノイズを取り除くことは不可能だと思います。長秒時ノイズリダクションをオンにすれば、露光時間と同じ時間だけダーク処理しなければならず、実用的であるとは言えません。

原因は像面位相差AFを採用したローパスフィルターレスの撮像素子にあると思われます。E-P5やE-M5は優れたノイズ耐性を持つSony製のセンサーを使用しているようですが、このカメラ(E-M1)の撮像素子はSony製ではなく、別の他社製のように思われます。ファームウェアのアップデートで解決できるような問題ではないでしょうから、星景写真を撮ろうと思っている人にとっては深刻な問題です。三脚を用いた長秒時露光と言えば、星景写真、星野写真以外に、夜景や花火の撮影が考えられます。夜景の場合は長秒時ノイズリダクションをオンにすれば解決できそうですが、花火はオフにしておかないとシャッターチャンスを逃してしまいます。フラッグシップ機であれば、どんな撮影シーンでも他の自社製カメラと同等以上の優れた画質を誇るべきですが、これではフラッグシップ機とは言えないのではないかと思います。

Otsu Matsuri 2013 Tsuji Mawashi

中央大通りと中町通りの交差点で辻廻しの様子を撮影しました。中央分離帯に陣取り、自由雲台付きの一脚にカメラ(Sony DSC-RX100)を載せての撮影。720p HD、10’41″の長い動画です。有線またはWi-Fi環境下で視聴されるよう、お勧めします。曳山の順は以下の通り。

狸山 > 釜堀山 > 狸山 > 源氏山 > 神宮皇后山 > 龍門滝山 > 湯立山 > 猩々山 > 鶴亀山 > 殺生石山

龍門滝山は270°回転の辻廻しを披露しています。

Manfrotto Monopod (MM294C4)

Manfrotto Monopod 290 (MM294C4)

Manfrotto 290シリーズのカーボンチューブを採用した一脚、MM294C4を入手しました。一脚を購入するのは初めてのことで、ヨドバシカメラの店員さんと相談しながらこのモデルに決めました。ブランドはManfrottoかSlikの何れかで、コンデジからそれほど長くはないレンズを装着した一眼レフカメラまで載せることが出来るものという条件で選びました。コンデジは動画撮影、一眼レフはモータースポーツの流し撮りを想定しています。

Manfrotto Monopod 290 (MM294C4)

伸ばした時の最長長さ151.0cm、格納高49.0cm、脚段数4段、耐荷重5kg、自重0.5kg、脚チューブ直径は太い方から順に25.3mm、21.7mm、18.2mm、14.7mm。

Manfrotto Monopod 290 (MM294C4)

脚ロック部分はプロ仕様のアルミ製。

Manfrotto Monopod 290 (MM294C4)

ロック部分が調節可能なのはManfrotto製一脚、三脚の特徴。

Manfrotto Monopod 290 (MM294C4)

1/4″と3/8″兼用ネジを採用。二重になっていて外側が3/8″、内側が1/4″。カメラを直に装着することも、雲台を装着することも可能。

Manfrotto Monopod 290 (MM294C4)

別売の自由雲台(Manfrotto 484)を装着したところ。この雲台ならレバーは干渉しません。

一脚を使用して撮影する場合、カメラやレンズの手ブレ補正はオンにしておくべきか、オフにすべきなのか、対応してくれた詳しい店員さんに尋ねてみると、一脚の場合、基本はオン。シャッタースピードが1秒を超えるスローシャッターの場合は三脚を使用して、手ブレ補正はオフとのことでした。

上の動画はSony DSC-RX100を雲台装着の一脚に載せて、シンガポールで同行者が撮影したもの。iMovieでスタビリゼーションをオンにしてあります。縦方向のブレはほとんどなく、横方向のみ気になるブレがありましたが、スタビリゼーションの効果で、三脚固定の場合と比べてそれほど大きな違いがないように思います。ただ、一脚を用いた動画撮影は、腕が疲れることはなくてもじっと一脚を持ち続けるのは精神的にきつそうです。三脚固定なら持ち続ける必要はないので、別のカメラでスティルの撮影ができます。

Singapore GP 2013 — Practice 2

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いつでも戻っておいでと特別に許可をいただいたので、P2は自席に行かずにT9内側の施設で観戦、写真撮影することにしました。施設の宿泊客は3階の共用バルコニー、敷地内にいるのは現地のクラブ会員やコネがある人。ストリートサーキットなので目の前に金網があるのは仕方ありませんが、マシンは直線距離でわずか3メートルぐらいのところを右から左に3速で疾走します。耳栓必須の爆音。

ご覧のように人は少ないし、理想に極めて近い撮影場所です。P2は90分間、続きますが、ここにいる人はそれほど熱心ではない人が多く、一時間もすれば見飽きてどこかに行ってしまいます。

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一週間ほど前に買ったばかりのコンデジ、FUJIFILM XF1で流し撮りした記念すべき一枚目の写真。私がカメラの設定をして、同行者がカメラを右から左に振りながら撮影しました。シャッタースピード優先(1/320秒)でISOはAUTO1600、ブレ防止モードは「撮影時+動き認識」に設定しました。RAWで撮影してLightroom 5で現像後、Apertureに読み込んでさらに少しだけ補正してあります。

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この小さなカメラで流し撮りがそもそもできるのかどうか、ヨドバシカメラの店員さんもわからないと言っていたので、全く期待していませんでした。マニュアルフォーカスが使い辛いので、オートフォーカスに設定しましたが、不思議と被写体である動体を感知して、金網ではなくMark Webberのマシンにピントが合っています。ISOが1600でもノイズはそれほど気になりません。

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私の方はレンズをAF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRに付け替えて、38mm(換算57mm)の焦点距離で1/250秒で流し撮り。ISOは上限を3200に設定しましたが、距離が近いのでレンズは広角寄り、F値が4.5と比較的明るいので、ISOは1250になっています。

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被写体が近いと流し撮りの成功率はうんと下がりますが、広角寄りの絞り開放であれば、より多くの光を取り入れることができるのでISOを限界近くまで上げる必要がない。結果として高感度ノイズがより少ない綺麗な写真が撮れます。

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焦点距離42mm(換算63mm)でこんなに大きく写ります。手を伸ばせば届きそうなぐらい、危険を感じるほどに近い。

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マニュアルフォーカス、置きピンでヘルメットにピントを合わせるのは至難の業というより、高速連写して偶然に頼るしかありません。それにしてもナイトレース仕様のSebastian Vettelのヘルメットは派手。

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スーパーソフトのタイヤを試しているようです。

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P2開始直後にいた人達はどこに行ったのでしょう。見飽きて家に帰ったのか、それともBIGBABGのコンサート会場で席取りをしているのか?

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ジェシカも6年連続でシンガポールに来ています。

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この辺り、路面がバンピーなのでドライバーのヘルメットが上下に揺れています。Fernando Alonsoは少し上を向いているように見えます。シートの角度がドライバーによって様々。タイヤはソフト。

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レコードラインを大きく外したEsteban Gutierrez。インラップかアウトラップでしょうか。

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Force Indiaのマシンは白飛びするので大幅に補正してあります。

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フィンランド人ドライバー、Valtteri Bottas。

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イタリアンレッドのマシンに乗るFelipe Massaも今年が見納め。完全に暗くなってから始まるP2、予選、決勝での写真撮影はこれまで半分諦めていましたが、被写体が近くて比較的低速走行のこの場所からならそれほどISOを上げることなくノイズを抑えた写真が撮れることがわかりました。

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P2が終わると一旦、ホテルに戻り、ドライバーの出待ちをすることに。

Singapore GP 2013 — Practice 1

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P1は自席があるBay Grandstandで観戦、写真撮影しました。薄緑最前列にある自席を確認後、3分も経たないうちに深緑の端っこに移動しました。夕暮れ時に行われる金曜のP1(90分)と土曜のP3(60分)はISO感度の上限をそれほど高く設定しなくても高速でシャッターが切れます。

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我々が陣取った他人の席からは金網に視界を遮られることなく、超低速のT18(トンネル)へと進むマシンの写真撮影が可能です。金曜のP1は、自席で観る観戦客が少なく、自由席のような感じになっています。とは言っても席の所有者が現れたら、すぐに席を立たなければなりません。

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この場所から撮影するのは久しぶり。角度的に流し撮りには向いていないので高速シャッター(1/640秒)で撮影。Nikon D7000をシンガポールで使うのも初めてのことです。レンズはAF-S NIKKOR 70-300 f/4.5-5.6 G ED。

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この角度からは金網が邪魔になりませんが、他人のことを全く配慮しない無頓着な人もいます。

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この人、ずっとここに立って撮影しています。この角度から見ると、前輪と後輪の太さの違いが良くわかります。

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USHERと書いた赤いシャツを着ているこの子達は、ボランティアの案内係ですから、迷惑な人を注意することが任務ではありません。

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P1で撮影したほぼすべての画像に迷惑な人が写っています。のけぞるようにして後方を見ている白シャツの人はセキュリティースタッフ。ここに立ち止まるなと注意しにやって来ましたが、この方自身が邪魔になります。

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毎度のことでイライラしても仕方がないので、開き直って、迷惑な人をうまく利用して面白い写真が撮れないか試してみました。

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迷惑な人がぎりぎり干渉しない写真。

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これは偶然。盗撮ではありませんよ。

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敢えて広角で流し撮りも面白い。

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iPadで動画撮影する人も邪魔になることがあります。

File0187

P1も終盤になるとナイトレースらしくなってきます。シャッタースピード1/250秒、ISO感度は1800。

File0202

T18は不得手なのか、Toro RossoのDaniel Ricciardo。大きくステアリングを修正しています。

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ここは最も夜景が綺麗なグランドスタンド、金網がない写真に拘るよりも広角で金融街の夜景を背景に配置させた方が面白い写真が撮れます。

DSC06251

シンガポールの新しいランドマークも左手に見えています。完全に空が暗くなる少し前の夕暮れ時が最も綺麗。P1終了後、サーキットパーク内のパダンで簡単な食事を済ませて、T9内側のあの施設へ。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

シンガポールGP観戦旅行出発の直前に購入したFUJIFILM XF1用にPU(合成皮革)純正ソフトケースを入手しました。速写ケースとも呼ばれるこの専用カメラケースはカメラ操作部がすべて露出していて、即座にスナップ写真が撮れることが特徴です。裸の状態だとグリップがありませんが、速写ケースには右指を掛けるグリップがあります。また、ストラップ取り付け部が一カ所のみだったのが、速写ケースを装着することで、左右二カ所になるので、ケースに付属するストラップを両吊りで使用できます。ストラップは斜め掛けにも対応。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

そしてこの速写ケース最大の特徴は、バッテリーとSDカード収納部にケースを装着した状態でアクセスできること。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

他のカメラケースはこの機能がなかったので、頻繁にSDカードを出し入れする私には非常に便利です。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

背面の操作部や液晶モニターを覆うこともありません。三脚取付部が右の方にあるのでカメラを立てると少し傾きます。撮影時は左にコインを敷いて傾きを調整しています。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

カメラボディーと速写ケースの色の組み合わせを変えることもできますが、ブラックボディーにはブラックのケースが似合います。店頭で試着させましたが、レッドは似合いません。合皮ですが、カメラの高級感を損なわない質感です。

FUJIFILM デジタルカメラケース ブラウン F BSC-XF BW

First Shots with FUJIFILM XF1

DSCF0039.jpg

金曜の午後に行われたFlickrサイトの定期メンテナンス後、新しい画像ファイルをFlickrにアップロードできたりできなかったりとユーザーをいらいらさせる状況が続いていましたが、今日は問題なくアップロードできました。FUJIFILM XF1のRAWファイルはAperture/iPhotoが対応していないので、代替となるアプリケーション、Adobe Photoshop Lightroom 5を試用中であり、現像した画像ファイルをFlickrにアップロードできないのはLR 5の使い方が間違っているのか、それともFlickrサイトの方に問題があるのかを見極めるのに時間を要しました。昨夜はApertureからもFlickrへのファイルのアップロードや同期ができなかったので、原因はFlickrサイトの方であると特定することができました。

コンデジとしてはセンサーサイズが2/3″と大きいXF1での 初撮りを行いました。Sony DSC-RX100との使い分けを考えて、マクロモードで撮影してみました。(RX100はマクロ撮影が苦手)モードは絞り優先オート。このコンデジを使うのは初めてであり、RAWで撮影した画像ファイルをAdobe Photoshop Lightroom 5で現像するのも初めての体験です。LR 5は露出をオートで補正した後に、ハイライトを微調節していますが、このカメラはRX100と比べて白飛びが少ないように思います。FUJIFILMのカメラは自然な発色が特徴とのことを聞いていましたが、確かに色が自然な感じがします。

EDIFICE Red Bull Racing Limited Edition Chronograph

当ブログに掲載する室内で撮影した画像のほとんどは、Olympus PEN E-P1にフォーサーズアダプターを装着し、35mm(換算70mm)単焦点のマクロレンズ(Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro)を使い、マニュアルフォーカスで撮影しています。今回はFUJIFILM XF1を三脚に固定し、ISO100固定の低速シャッターで室内での物撮りを行いました。光源は昼光色の蛍光灯と電球色のクリプトン電球が混ざった光。いつもはApertureでホワイトバランスをオートにすると大きく色合いが変わりますが、XF1でRAW撮影した画像をLR 5でホワイトバランスをAutoで補正してもそれほど色合いは変わりません。元の発色がもともと自然な感じだから、補正する必要もないということでしょうか。前述の通り、白飛びも少ないのでハイライトもそれほど触らなくても良いようです。

屋外と屋内でマクロモードで撮影してみた印象は予想していたよりも良好です。一枚目の秋の到来を感じさせるススキの写真は手持ちで撮影しています。測光方法の設定変更方法がわからず、初期設定の「マルチ」で測光しました。使用説明書を読むと、顔キレイナビがオンになっていると、設定できないようです。帰宅してすぐにオフにしました。

上のいずれの画像もオートフォーカスで撮影しています。一枚目はAFをシャッターボタン半押しでロックして少し、構図を変えています。液晶モニターは視野率約100%なので、モニターで見えるものはすべて写るので要注意。撮影メニュー > カスタム撮影画面 > 電子水準器をオンにすれば、水平を確認しながら撮影可能です。DISP/BACKボタンを何度か押して、カスタムを選べば「画面のカスタマイズ」で選んだ項目が表示されます。但し、モードがEXRになっていると、電子水準器は表示されないようです。

二枚目の画像は被写体を意図的に中央からずらしています。三脚固定撮影の場合、シャッターボタン半押しによるAFロックは使い辛いので、AFエリア選択機能を使い、腕時計の文字盤にピントが合うようにしています。AFエリアの選択は撮影メニューから行うのが基本ですが、E-Fn(拡張ファンクション)ボタンを押して表示された拡張ファンクション画面から設定することも可能です。初期設定では動画撮影ボタンでAFエリア選択設定画面を呼び出せるようになっています。

FUJIFILM XF1で初めての試写を行った今回はマクロ撮影を試してみました。広角端25mm設定時にレンズ先端から3cmまで被写体に寄ることができるこのカメラは、特に室内での三脚固定撮影にも積極的に使えそうであることがわかりました。

次回はシャッタースピード優先で流し撮りを試してみます。カメラ購入時に店頭で試した結果、流し撮りは不可能ではないと感じたので、設定次第ではNikon Coolpix P300シリーズと同様に綺麗に流せるかもしれません。