Nikon Df

Nikon Df

本日、「日本光学」ではなくNikon(ナイコン)が正式に発表した新しいデジタル一眼レフカメラ、Df。「精密機械の感触」と「操る愉しみ」を、あらためてその手に。これがキャッチフレーズだそうで、尖ったペンタプリズムの左右に大きなメカニカルダイヤルを配したデザインは懐古主義を貫いている。

FXフルサイズフォーマット、有効画素数1625万画素のCMOSセンサーに記録する画像の質はフラッグシップ機のD4と同等。ボディーは防塵防滴。詳しいスペックに関してはどうでも良いというか、フラッグシップ機同等で十分。ここまで機械的な質感に拘ったNikonデジタルカメラはこれまでになかったのではないでしょうか。

ボディーのみ25万円は高くて買えないけれど、手に取ってその感触を体験してみたいと思わせるカメラであることは確か。短いサイクルで買い換える家電製品のようになってしまったデジタルカメラ。それが光学機器として蘇ったような印象を受けました。このカメラは国内で製造されているそうです。詳しくはNikonのサイトをご覧ください。

    

2 thoughts on “Nikon Df

  1. 筆者 様

     最近、巨大二大勢力が一寸、弱体で既存の技術から離れられなくて「ジャブ」出して世間の様子を伺う(Marketingと言えるのでしょうか・・・?)事が目につき「貴方は何処に行きたいの?」と伺いたくなる様な戦略で「芯」がぶれている様な気がします。経済面面を見ると、カメラ関連のC社は、己の所の利益低下を世界経済状況がこうしたんだと宣いますが・・、正直、違うのでは?と思います。ま、K社も良く似たもので、C社を含め世界を席巻して居るのは「名ばかり」で、「腐っても鯛」と言う状況なのではないかなと、私の勝手な想像で、そう思っています。Point はLeaderが、自分の「Lead」が既にその「Focus」を見失ってるのでは?と言う気がします。あくまでも、私個人で感じるだけの話ですが・・。もう画素子を上げる競争は止して、「Quality」の高い(原盤画像)画像を追求する世界に行っても良いのでは?と思います。画素子が「すべて!」では無いと思いますので・・・。PC、MacのCPUは一個のProcessor で処理するのは「限界」と言う理論に達しており、その為に複合のCPUを連携させ、その処理能力を向上させています。また、CPUに任せなくとも早く処理出来るProcess はGPUに任せています(勿論、CPUはその処理の行方をMonitorして居ますが・・)。この論理、Digital Camera Imaging processing に取り込めないのでしょうか?私の勝手な考えですので、御異論ございましたら、私の大いなる誤解部分ご指摘、是正頂ければ幸甚でございます。

    Jim、

    1. Nikon Dfは控え目な16MPのFXフォーマット、フルサイズセンサーでありながら、寸法と重量を調べてみると、私が所有するDXフォーマットのD7000と縦と横の寸法は一回り大きいですが、バッテリーとSDカード込みの重量は、D7000よりも軽い約765gです。動画撮影機能を思い切って割愛したので、小さなリチャージャブルバッテリーで済んだからでしょう。

      クラシックな出で立ちにふさわしく、レリーズケーブルも使えます。機械式ダイヤルの方が直観的に素早く設定できます。この小振りなフルサイズカメラは、DXフォーマットのレンズも使えるそうで、フルサイズにいつかは移行したいと思っているユーザーにとってはレンズ資産が生かせます。何十年も前の非Ai方式のNikkorレンズも使えます。正に市場のニーズを汲み上げて作ったカメラのような気がします。少なくもと、買えないけれど、私のニーズをほぼ全部、満たしていそうなカメラです。

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