2014年F1各グランプリのレース開始時刻が発表されました。開催10年目となるバーレーンGPは、レース開始時刻が夕方の6時となり、アブダビGPと同様に、黄昏レースとなります。レースが終了する頃には暗闇になるので、サヒールのサーキットでは照明装置が取り付けられたそうです。
シンガポールGPは今年もレースが午後8時開始のナイトレース。唯一のストリートナイトレースとしての地位は変わらず。
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2014年F1各グランプリのレース開始時刻が発表されました。開催10年目となるバーレーンGPは、レース開始時刻が夕方の6時となり、アブダビGPと同様に、黄昏レースとなります。レースが終了する頃には暗闇になるので、サヒールのサーキットでは照明装置が取り付けられたそうです。
シンガポールGPは今年もレースが午後8時開始のナイトレース。唯一のストリートナイトレースとしての地位は変わらず。
2014年度シンガポールGP早割観戦チケットの発売時期は、3月であることがわかりました。一昨年の早割チケット発売日は1月21日、去年は2月20日ですから、だんだん遅くなる傾向にあります。開幕戦となるオーストラリアGPが3月16日であり、F1、モータースポーツに対する関心が高まる頃に売り出した方が一気に売れそうではあります。
我々は2013年度シンガポールGPの場合と同様に、超早割価格で去年の10月に観戦チケットを購入済みです。航空券と9月17日、水曜の分を除く現地宿泊先ホテルもすでに手配済みなので、これから先、年に一度の楽しみになっているシンガポールGP観戦準備に関してすることがあまりありません。
ちょうどF1ブラジルGP決勝が始まってすぐ、「早い者勝ちスーパーセール」と題したメールがAirAsiaから届きました。搭乗期間:2014年5月5日〜2015年1月31日まで、シンガポールまで片道税込で¥10,900〜。予約期間は2013年11月25日01:00 (GMT +9) から12月1日。この期間限定運賃に惹かれて思わず「詳細はこちら」をクリック。
往路出発は関空、2014年9月17日(水)午前11時発、クアラルンプールを経由(フライスルー)してシンガポールに同日午後8時着。復路はシンガポール、チャンギ空港を9月22日(月)午前11時40分発、クアラルンプールを経由(フライスルー)して関空に同日午後10時25分着。受託手荷物は往路20kg x 2、復路25kg x 2、座席指定とAirAsiaの旅行保険なしで二名分の合計は¥64,334でした。9月18日、木曜出発の便はさらに安くなっていました。
今年は誤って買った保険と座席指定込み、受託手荷物(往路15kg x 2、復路20kg + 25kg)二名分の合計が¥85,492でしたから、今回購入分と比べて二名分で2万円と少し、安くなりました。JAL、ANA、シンガポール航空と比べるとおよそ半値の運賃だと思います。
P2は200Rの仮設スタンド、J席に初めてやって来ました。ヘアピン寄りの上段が特に見晴らしが良い。
雲台を使わずに一脚に直にカメラを載せて、スローシャッター(1/250秒)で流し撮りを試してみました。5速か6速の高速コーナーですから難易度は高い。
スタンドの最上段から捉える被写体は下方に見えます。雲台を使わないということは、一脚を前屈みになるようにしなければならず、その状態で一脚の接地点を支点に右から左へと回転させるのはちょっと無理がありました。
暫くしてから、カメラを一脚から取り外していつものように手持ちで撮影。午後のセッションでは各車、ミディアムタイヤを装着しています。
Kimi Räikkönenはこの後、ダンロップコーナーで珍しくコースオフしてマシンから降りています。
決勝でチームオーダーを無視したそうなFelipe Massa。
望遠端の300mm(換算450mm)でヘアピンがこんな風に見えています。
KovalainenはP1のみ。P2はCharles Pic。
左斜め後方からもスプーンへと向かうマシンを捉えることができます。
やはり高速シャッター(1/800秒)だと被写体ブレする確率は下がります。が、静止画像となり、スピード感を表現するのは難しい。
200Rから最終コーナーに移動。ゆっくり歩いたら30分近くを要したので、到着した頃にはP2セッションが終了間際でした。
P2のFlickrセットはこちら。
P1は予定通り、ヘアピン常設スタンドに来ました。去年、仮設スタンドがあったところは今年はカメラマンエリアとなっています。V1、V2を除き、自由席となる金曜は、シケイン前のQ1、Q2やヘアピン、1、2コーナーのB2、B1席は特に人気があります。その分、メインストレート前のV1、V2席は空いています。マシンの模型をキャップの上に載せている人、何人か見かけました。このFernando Alonsoのマシン、良くできています。
まずはSafety Car。SCも縁石は使わないけれど、レコードラインを走行します。
一番手はピットが1コーナーに最も近い位置にあったRed Bull RacingのMark Webber。韓国で炎上したマシンを修理したのでしょうか。
ヘアピンI席の最上段に坐って高速シャッターで撮影しています。LotusのRomain Grosjeanはレースエンジニアの小松氏と共に木曜にフジテレビNextのF1 GPニュースに出演しました。
Red BullとToro Rossoのマシンは色を調整するのが難しい。P1の前半に撮影した写真は逆光気味になっていて、露出はアンダー。ApertureでHighlightを右にスライドさせると、縁石の赤が映えます。
Caterhamのマシンは補正しなくても自然な発色。ドライバーはHeikki Kovalainen。お気に入りのサーキットである鈴鹿でF1マシンを走らせることができて楽しそう。
韓国グランプリで際立った走りを見せたNico Hülkenberg。
超低速コーナーでなければ撮れない写真。ヘルメットにピントを合わせるのが比較的容易。
この角度では確認できませんが、日本仕様のJenson Buttonのヘルメットにはお相撲さんの絵が描いてあるそうです。
Felipe Massaも少し上を向いている。Ferrariは空気抵抗を考えているのでしょうか。
ナイトレースのシンガポールで撮影したら、必ず白飛びしたForce Indiaのマシンですが、十分以上の光量がある鈴鹿ではほとんど白飛びしません。
サイドバイサイドでヘアピンに進入するSebastian VettelとPaul di Resta。
鈴鹿サーキットをF1マシンで走行するのは初めてのEsteban Gutierrez。
シャッタースピードを少し落として(1/500秒)流し撮り。
P1終了時に観客に手を振るドライバーも珍しい。Charles Picに代わって、久しぶりに鈴鹿で走行したHeikki Kovalainenは嬉しかったのでしょう。
気球は空撮担当。風が強い一日でしたが、気球に搭載されたテレビカメラは安定した映像を記録していました。
P1のFlickrセットはこちら。
初めてiPhoneの目覚まし機能を使用し、午前4時40分起床。スヌーズ機能がオンになっていました。スライドしてアンロックすれば、スヌーズ(うたた寝)できなくなるようです。自宅を出発したのが5時15分頃、新名神土山サービスエリアに到着したのが約一時間後。出発した時は小雨が降っていましたが、サービスエリアでは天気予報に反して晴れています。
鈴鹿に向かうであろう、お隣の車のドライバーは仮眠中。毎年、鈴鹿サーキットでは観戦せずに爆音の中、昼寝している人が多くおられます。金曜か土曜に国際映像に映し出されるグランドスタンドにあくびをする人がいるのも日本グランプリではよくあることです。
渋滞するであろう、鈴鹿ICには向かわず、亀山ICへ。この天気ならポンチョは不要かもしれないけれど、天気予報では夕方以降に雷を伴う雨とのことだったので、やはりポンチョは持って行こう。長袖シャツも。
鈴鹿サーキット直営の「みそのモータープール」に予約なしで駐車。去年と比べて駐車料金は1,000円値上げになり、午後9時まで¥3,000でした。
駐車場に到着したのは午前7時過ぎ。「みそのモータープール」は臨時駐車場なのでGoogle Mapsには載っていません。向かいに見える黒っぽい建物は(株)タチエス鈴鹿工場。ここから逆バンクゲートまで歩いておよそ15分。
ゲートオープン30分前(午前8時前)でこれだけ人が並んでいます。今年は到着が早過ぎました。いつもは8時半頃にゲートに到着するので、ゲート前で並ぶのは初めて。
10時から始まるP1は、ヘアピンで観戦する予定。P2はシケインか最終コーナーを考えています。
今年は日本人ドライバーは出場しないし、コンストラクターとしても日本の自動車メーカーは参戦していないので、観客数は去年と比べて大幅に減るのではないかと予想する人もいましたが、雨が予報されていた金曜P1でヘアピンはこれだけの人。今年はヘアピンに仮設スタンドがないので、常設スタンドに集中したからかもしれません。金曜はメインストレートV1、V2席以外は自由席になります。
P1開始直前にマーシャル達が何やら慌ただしく仮設トイレのようなものをクレーンで移動させているなあと思って見ていたら、そういうことではなく、直前の練習でした。運んでいたのは仮設トイレではなく、トラック上に停車したマシンを想定したものでした。
FUJIFILM XF1で流し撮り。ヘアピン立ち上がりでシャッタースピード1/400秒ですから背景はそれほど流れていませんが、コンデジでこれだけ撮れれば上等。黒、赤、金のLotusのマシンを操るドライバーは、最近調子が良いRomain Grosjean。
サーキットビジョンが大きく且つ見易くなっている。
「130Rオアシス」で昼食後、P2の観戦場所へ移動。この細くて急な階段を下り…
この狭いトンネルを潜って…
また階段を登って…
辿り着いたのはJ仮設スタンド。
こんなに眺望が良いスタンドがあることを今回、初めて知りました。Jスタンドは高速コーナーの200Rに面しています。右はヘアピン、左はスプーンへと向かうストレートを見渡すことができ、背後から西ストレートを左から右へと高速で走り抜けるマシンのエンジン音が聞こえてきます。3日間通しのチケットが¥22,000。この価格は決して高くはなく、どちらかと言えば、お得な方だと思います。
Jスタンドの少しヘアピン寄り、最上段に陣取ってManfrottoの一脚を試してみました。Nikon D7000を一脚に載せるのは初めて。
Sony DSC-RX100は動画専用機と化しています。遠くに先ほどまでいたヘアピンが見えています。
気温がどんどん上昇し、軽く30度を超えています。10月の日本グランプリでかき氷?3週間前のシンガポール、ナイトレースよりも暑い一日でした。
Jスタンドからも正面に大きなサーキットビジョンが見えます。
P2の途中で観戦場所を移動。P1でコースオフ、クラッシュが相次いだデグナーがこのエキストラビューエリアからどんな風に見えるのか確認するために同行者が階段を登りました。
ここはおまけの観戦エリア。
遠いし、金網はあるし…
シンガポールの3日分よりも歩いた距離は長い。季節外れの真夏日の昼間。8耐の観戦に来たわけではないのですが。
人気のQ1、Q2スタンドもほぼ満席。ライコネンファンの大きな垂れ幕は確か、ライコネンが出場しなかった2010〜2011年度もあの同じ場所に見えていました。
メインストレートが下り坂になっている様子がよくわかります。
P2終了後にレーシングシアター前広場で行われた「レーシングカーのひみつ」教室。講師の小倉茂徳氏がSauber C31風洞実験モデルを使って空力の秘密を解説されています。熱を入れたスリックタイヤが掃除に使う粘着テープと同じという説明は特にわかりやすく感じました。コースオフしてゴミが付着するとグリップしなくなるということです。
AirAsiaの機内で購入したものを紹介します。このコンパクトな容器、中身が気になります。
商品名はAirAsia Konnext Travel Adapter。
マレーシア国内で販売されている電化製品を海外(US、UK、EU、AU)でも使えるようにする便利なアダプター。変圧器内蔵ではありません。マレーシアで販売されている電化製品を何一つ持っていない人が何でこんなものが必要になるのか?実は誤って買ってしまったのです。MYR49。(¥1,500ぐらい)
こちらは搭乗記念に買い求めたAirAsia Comfort Kit。アイシェード、ネックピロー、ブランケットのセット。MYR35(¥1,100ぐらい)
ブランケットは薄っぺらくて、ネックピローを膨らませるのは一苦労。
これは役に立ちます。預ける荷物や機内持ち込み手荷物などの重量を計量する折り畳み式のデジタル計量器。10g単位で40kgまで計量可能。荷物をぶら下げるストラップ付き。MYR69(¥2,100ぐらい)
AirAsia Megastoreはこちら。Caterham関連の商品は機内では売っていませんでした。クアラルンプールLCCターミナルを出てすぐのところに実店舗があり、そちらでは販売されていました。
決勝後半部分のスライドショーをApertureで作成しました。6分24秒と長いスライドショーになっています。最後の方で聞こえる雷のようなノイズは花火の音。音はTASCAMのリニアPCMレコーダーで録音。画像の解像度は640 x 360に縮小してあるのでファイルサイズは約78.5MBと比較的、小さくなっています。再生、ダウンロードはWi-Fi環境下でされるよう、お勧めします。
今年が最後の開催になるかもしれないF1韓国グランプリをFUJI NEXTで観ていて、3日間通しの日本グランプリ観戦チケットを入手しようかとふと思いましたが、今から手配しているようでは駐車場が確保できそうにないので、やはり予定通り、前売り金曜日券を買うことにしました。今年はLawsonでも金曜日券が入手できるとのことで、先ほど、近くのLawsonでチケットを発券してもらいました。
ローソンWEB会員の新規登録をしたので、チケットをオンラインで予約するには面倒な手順がありました。オンラインでの予約が完了すると、予約番号とチケット引取番号が発行されます。予約番号は登録したアドレスに送られるメールに記載されていますが、チケット引取番号はそのメールに記載されていないので、Notesに書き写しておき、iPhone持参で近くのLawsonへ。
Loppiで「予約番号」と「チケット引取番号」を入力し、Pontaカードをスライドさせて個人情報を読み取らせ、申込券を発券。レジに申込券を持って行き、現金でチケット代を支払いました。システム手数料と発券手数料がチケット一枚に付き、¥315が必要でした。チケット代と合計すると¥4,315。
韓国グランプリ表彰台でのインタビューで、Sebastian Vettelが今週末の日本グランプリが楽しみだと言ってました。鈴鹿には素晴らしいファンが多くいるとも言ってましたが、私には韓国グランプリ主催者への当てつけのように聞こえました。二戦連続でマシンが炎に包まれたMark WebberもF1開催地としての品格に欠ける韓国ヨンアムから出来るだけ早く脱出して鈴鹿に来たいと思っていることでしょう。
今回の韓国グランプリ、レース自体はワクワクするエキサイティングなレースでした。
シンガポールGP決勝時にこっそりと録音した音声ファイル(MP3)をApertureで作成したスライドショーにBGMとして埋め込み、出来上がった動画ファイルをFlickrとYouTubeにアップロードしました。
ファイルサイズが164MBと大きいので、Wi-Fi環境下でダウンロード、再生されるようお勧めします。大きな音がしますから、ご注意ください。
高層ビルが建ち並ぶストリートサーキットの特性か、エンジン音が反響しています。来年からF1マシンに搭載されるエンジンユニットの規格が大幅に変更されます。周波数が今のエンジン音よりも若干、低くなると予想されます。この甲高くて官能的なエンジンサウンドも今年が聞き納めになるかもしれません。
F1日本グランプリ決勝の日と重なるのが大津祭。今年も日本グランプリは11日、金曜のP1とP2だけ観戦+写真撮影に出かけようと計画しています。決勝の13日は久しぶりに大津祭曳山巡行を見に行こうと考えています。スケジュールを確認するためにネットを検索すると、NPO法人大津祭曳山連盟の素晴らしいウェブサイトが見つかりました。明日、6日は山建てと曳き初め。
決勝後、パダンメインステージで行われたコンサートはRihanna。今年はトラック内を歩くことなく、楽屋の近くにある決勝観戦場所から数百メートルの最短距離を急いだつもりですが、ファンゾーンには入れず、その少し後方でコンサートを楽しみました。我々が観ていた場所は、レースの観戦に疲れたのか、周囲の人が地べたにすわっていたので、我々も最後まですわってコンサートを観ることにしました。今年はピットウォークに参加した木曜以外、それほど歩いていません。また、過去5年間、6回のF1グランプリで今年は最も涼しかったと思います。いつもなら決勝終了時にカメラグリップが汗と手垢で酷いことになりますが、今年は綺麗な状態を維持することができました。
動画はSongs for Japanにも収録されているOnly Girl。Rihannaはブログにも書けないような放送禁止用語を連発していました。撮影にはSony DSC-RX100を使用。実際はお腹に響く低音が凄かったですが、その重低音は動画記録時にカットされています。
9月20日(金)と9月22日(日)にメインカメラであるNikon D7000で撮影し、SDカードに記録した1,000枚を軽く超える画像ファイルが読み込めなくなりました。その日の撮影を終えて、宿泊先のホテルに戻り、妊娠したバッテリーを取り外して使っているAluminum MacBook (Late 2008)にカードリーダーを介して画像ファイルを読み込んでいる時に、SDカードリーダーを取り外したとの警告があり、それ以降、ファイルはカメラで見ることもApertureで確認することもできなくなったのです。数種類のデータ復旧アプリケーションを用いて、現地で壊れたSDカードの復旧を試みましたが、どれも失敗。
金曜のP1、P2、日曜のドライバーズパレードと決勝、それに出待ちして撮影したF1ドライバーや関係者の画像ファイルがどこかに飛んで行ってしまったのです。決勝レース直後にMark Webberをサイドポットに乗せてやって来たFernando Alonsoのマシンを撮影した貴重な画像が見れないという不運に見舞われました。
帰国後、他の復旧ソフトを使って四苦八苦していると、一日がかりでようやく、消えてなくなったはずのRAW画像ファイルのほぼすべてをiMacの内蔵HDDに復元させることができました。壊れたSDカードの容量を調べると、満杯状態なので、ファイルが見えていないだけで実際には消えていないだろうとは思っていたのですが、それでも不安な状態が先週の金曜から続いていました。
消失したデータの復旧手順を備忘録として記録しておきます。使用した画像、動画ファイル専用復旧ソフトはCardRescue。MacでもWindowsでも機能します。
私の場合はフルスキャンするのに45分ほど時間を要しました。修復したファイルを復元するのは一瞬で終わりました。フルスキャンをかけた時点で指定のフォルダーに復元されているものと思われます。5.で余計なファイル種別にチェックを入れると、NEF(NikonのRAWファイル)が復元されず、画像サイズが小さなTIFFファイルだけが復元されてしまうようです。
午前9時過ぎにホテルをチェックアウト。テレビ画面で行うエクスプレス・チェックアウトを利用しました。日毎の請求金額を確認し、OKを押してチェックアウト。確認した金額がクレジットカードにチャージされます。
部屋のキーカードは受付で返却しました。ロビーには同時刻にチェックアウトしたCaterhamのクルー。この人達は昨夜、ガレージで後片付けをしていただろうから、朝まで眠っていないかもしれません。ヨーローパ時刻では午前1時過ぎですから。
ホテルが手配するタクシーではなく、ホテルのエントランスにやって来る普通のタクシーに乗車しました。チャンギ空港までの運賃はS$25ぐらい。
非常にジェントルな運転でAirAsiaのカウンターがある5番の出発ロビーに送っていただきました。私が向かっているのは人が集まっている喫煙コーナー。クアラルンプールでのフライスルー(乗り継ぎ)にあまり時間のゆとりがないので、ここで一服しておかないと、次に一服できるのは関空に到着する12時間後。
チェックインカウンター前で並んでいる人の大半がF1観戦客。今年は23日が「秋分の日」で祝日であり、休暇を取りやすいこともあって日本から大勢の人がシンガポールに観戦に来ていました。シンガポールGPで販売される観戦チケットはおよそ7万枚、そのうちの4割が我々外国人が買い求めるそうです。
外国人観戦客の内訳は公表されていないのでよくわかりませんが、オーストラリア、ヨーロッパからの観戦客に次いで日本人が多いと思います。今年は特に金曜に韓国からやって来たBIGBANGのファンも多かったように思います。2週間後に僻地で行われる韓国グランプリに行くよりも、シンガポールGPにやって来る方が交通の便が良いのでしょう。
我々のすぐ前で並んでいたカップルに話しかけました。スペインからやって来たそうで、これからまだ1週間、休暇があるのでマレーシアに戻るとのことでした。シンガポール入りする前にクアラルンプールのペトロナスタワーを訪れたら、予約をしていなかったので展望台に登れなかったそうです。その時に予約したから、これからペトロナスタワーに向かうとのこと。
アップダウンクイズのタラップがまた使える。預けた荷物の重量は、Burtonダブルデッキ2個合計で43.9kgでした。復路は重量が増えるだろうと思い、20+25kgのオプションを購入していました。あと1.1kg重ければ、超過料金を請求されるところでした。
隣のベイには同時刻に出発する羽田行きの便。前を歩く人は知らない人。Gregoryのバックパックを担いでおられます。
向こうに見える飛行機が羽田行き。こちらは関空行き。来年もAirAsiaを利用しようかと、すでに来年のシンガポールGPのことを考えています。現地で親しくなった、あの羽田行きの飛行機に搭乗している個性的なご夫婦に教えていただいた、海外ホテル予約サイトを通じてすでに来年の宿泊先を借り押さえしてあります。はい、これ以上、ホテルのことは書きません。
現在、来年3月28日〜30日に開催される予定のマレーシアGP観戦旅行の旅程を同行者が企画中。今回、クアラルンプールで観光する時間がないという消化不良があり、その埋め合わせを計画しているそうです。マレーシアGPが開催されるサーキット・オブ・セパンは空港のすぐ近くにあります。
二台のマシンが写っている決勝ならではの画像から。
決勝はこの場所も比較的、人が多いけれど、二列になるようなことはないし、終盤になればどこかに行ってしまう人が多い。
Sebastian Vettelのマシンが断トツに速いのは2008年度以降、ルール違反となっているトラクションコントロールのような仕掛けがあるのではないかとする疑念があるようです。イタリアの専門誌「Autosprintオートスプリント」が、トラックサイドでシンガポールGPを観戦した、元F1チーム代表のミナルディーが発した疑問を伝えています。しかし、禁止されているトラクションコントロールに類するものをRed Bullが使用しているとの見方には懐疑的であり、エキゾーストブロウン・ディフューザーのような働きをする巧みなエンジンマッピングを採用しているだけだろうとしています。
コーナーの立ち上がり時などで特徴的なあの大きなバリバリ音はなく、コーナー進入時にブッブッブッという縁石を踏んでいるような音があったのは確かに私も聞いています。撮影した動画で確認すると、同様の音はSebastian Vettelのマシンだけではなく、Mark Webberのマシンでもあるし、CaterhamとWilliamsのマシンからも同じような音が聞こえます。
AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの広角端で撮影した写真の方がよりシャープな画像になります。
レースが序盤から中盤へと移ろうとしていたLap 25でToro RossoのDaniel RicciardoがT18に突っ込んで、セーフティーカー出動。金曜P1で見たあのシーンが予言していたのでしょうか。毎年のように、誰かがT18を曲がり切れずに外側のウォールに突っ込んでいます。
タイヤ交換したFernando Alonso。このソフトタイヤで最終ラップまで走る賭けに出ました。一度、セーフティーカーが登場するとなかなか引っ込まないのがT18(トンネル入口)での事故処理。
Jenson ButtonもSC出動中にタイヤ交換。
腰痛の影響を感じさせない走りのKimi Räikkönen。今年は4度目のシンガポール、これまで一度も表彰台に立っていなかったのですが、今年は表彰台に立つという目標を達成しました。
レース終盤で残念ながらエンジントラブルでリタイアすることになるRomain Grosjean。
終盤になるとタイムが落ちるJenson Button。T14でKimi Räikkönenに華麗にオーバーテイクされます。
左フロントをロックさせたToro RossoのJean-Eric Vergne。私にしてみればこれは渾身の一枚。偶然の一枚ではなく、目で確認してから撮りました。
最終ラップまでタイヤを持たせたFernando Alonsoは2位でレースを終えます。
疑惑のことはさておき、圧倒的な速さと安定した走りでシンガポールGP3連勝のSebasitan Vettel。この人にブーイングはお門違い。
マリーナ湾に打ち上げられた祝福の花火と共にやって来たので、Fernando Alonsoがサイドポンツーンに乗せているのはてっきりSebastian Vettelだと思いました。
しかし、実際は振り落とされないように内側のサイドポンツーンに乗っているのは、最終ラップでマシンが火を噴いたMark Webberでした。
マーシャルの許可を得ることなくトラック内に走り出たMark Webberはお叱りを受け、これまでに受けたお叱りと合わせて3回目なので、次戦の韓国GPでは10グリッド降格の厳しい罰則になりました。しかしながらトラックサイドで見ていたファンにとっては感動的なシーンでした。
シンガポールGP決勝の結果は以下の通り。