Singapore GP 2013 — Monday

DSCF1281

午前9時過ぎにホテルをチェックアウト。テレビ画面で行うエクスプレス・チェックアウトを利用しました。日毎の請求金額を確認し、OKを押してチェックアウト。確認した金額がクレジットカードにチャージされます。

DSCF1291

部屋のキーカードは受付で返却しました。ロビーには同時刻にチェックアウトしたCaterhamのクルー。この人達は昨夜、ガレージで後片付けをしていただろうから、朝まで眠っていないかもしれません。ヨーローパ時刻では午前1時過ぎですから。

DSCF1300

ホテルが手配するタクシーではなく、ホテルのエントランスにやって来る普通のタクシーに乗車しました。チャンギ空港までの運賃はS$25ぐらい。

DSCF1301

非常にジェントルな運転でAirAsiaのカウンターがある5番の出発ロビーに送っていただきました。私が向かっているのは人が集まっている喫煙コーナー。クアラルンプールでのフライスルー(乗り継ぎ)にあまり時間のゆとりがないので、ここで一服しておかないと、次に一服できるのは関空に到着する12時間後。

DSCF1307

チェックインカウンター前で並んでいる人の大半がF1観戦客。今年は23日が「秋分の日」で祝日であり、休暇を取りやすいこともあって日本から大勢の人がシンガポールに観戦に来ていました。シンガポールGPで販売される観戦チケットはおよそ7万枚、そのうちの4割が我々外国人が買い求めるそうです。

外国人観戦客の内訳は公表されていないのでよくわかりませんが、オーストラリア、ヨーロッパからの観戦客に次いで日本人が多いと思います。今年は特に金曜に韓国からやって来たBIGBANGのファンも多かったように思います。2週間後に僻地で行われる韓国グランプリに行くよりも、シンガポールGPにやって来る方が交通の便が良いのでしょう。

我々のすぐ前で並んでいたカップルに話しかけました。スペインからやって来たそうで、これからまだ1週間、休暇があるのでマレーシアに戻るとのことでした。シンガポール入りする前にクアラルンプールのペトロナスタワーを訪れたら、予約をしていなかったので展望台に登れなかったそうです。その時に予約したから、これからペトロナスタワーに向かうとのこと。

DSCF1348

アップダウンクイズのタラップがまた使える。預けた荷物の重量は、Burtonダブルデッキ2個合計で43.9kgでした。復路は重量が増えるだろうと思い、20+25kgのオプションを購入していました。あと1.1kg重ければ、超過料金を請求されるところでした。

DSCF1360

隣のベイには同時刻に出発する羽田行きの便。前を歩く人は知らない人。Gregoryのバックパックを担いでおられます。

DSCF1375

向こうに見える飛行機が羽田行き。こちらは関空行き。来年もAirAsiaを利用しようかと、すでに来年のシンガポールGPのことを考えています。現地で親しくなった、あの羽田行きの飛行機に搭乗している個性的なご夫婦に教えていただいた、海外ホテル予約サイトを通じてすでに来年の宿泊先を借り押さえしてあります。はい、これ以上、ホテルのことは書きません。

現在、来年3月28日〜30日に開催される予定のマレーシアGP観戦旅行の旅程を同行者が企画中。今回、クアラルンプールで観光する時間がないという消化不良があり、その埋め合わせを計画しているそうです。マレーシアGPが開催されるサーキット・オブ・セパンは空港のすぐ近くにあります。

Singapore GP 2013 — Sunday

File0496

シンガポールグランプリ決勝当日も朝から良く晴れています。我々がシンガポールに滞在した木曜夕方から月曜の昼過ぎまで一度も雨が降っていない。ホテルの22階から上層階はパノラミックルームとスイートルームなどになっていますが、我々が滞在した31階の客室からは、T6からT7へと向かうストレート、T7とT9の一部が見えています。去年の改装後、上層階にはバルコニー付きの部屋はなくなった?ので、客室から観戦する場合はバルコニー付きのデラックスルームを指定した方が良いかもしれません。

File0504

遅めのお昼はマリーナベイサンズのDin Tai Fungを予定していましたが、それまで少し時間があったのでお隣のホテル、Conrad Centennial Singaporeへ出かけてみました。1階ロビーには無線で指示を出すチームスタッフ用ブースのレプリカが展示してありました。このホテルはMcLaren Mercedesの定宿になっています。

File0508

去年と一昨年、幸運にも通常料金で宿泊できたThe Ritz-Carlton Millenia Singaporeがすぐ目の前に見えているので、ここもちょっと視察がてらに訪問しました。

File0514

ドライバーやチーム関係者、パドックパス所持者、世界のセレブな方々が利用する通路を通り、上の階にあるホテルロビーへと向かいました。

File0513

こちらの超高級ホテルはRed Bull Racing TeamとLotus F1 Teamなどの定宿になっています。ホテルのことをこれ以上、書くと叱られそうなのでこの辺りで。

File0528

MRTサークルラインのPromenadeから隣の駅、Bayfrontへ。目的地はThe Shoppes at Marina Bay Sands。

File0525

マリーナ湾を挟んで蓮の花の向こうにP1だけ利用したBay Grandstandを配置させました。

File0530

見ているだけで涼しくなる擂り鉢状の採光窓に水が渦を巻いています。この下は地下のショッピングセンター。

File0529

Apple製品専門店のEpiCenterは改装中でした。場所も移動になるようです。Suntec Cityショッピングセンターにあるお店でこの週末に発売されたiPnone 5cは手に取って確認済み。

DSCF1113

この後、Din Tai Fungで当ブログを介して知り合ったご夫婦と会席。シンガポール滞在中の土曜日以外、毎日、一度はお会いしました。クアラルンプールの空港でも。ここのDin Tai Fungはお茶が有料です。

File0533

私はホテルに戻って暫し休憩。この特徴的なエレベーターは建物の内側にもあります。外側にあるエレベーターは上層階の客室用。

DSCF1142

決勝の日はF1カーをデザインしたホテル特製キーホルダーとマカロンがお土産としてテーブルに置いてありました。私はどちらかと言うとこのアーロンチェアをお土産として持ち帰りたかった。このエルゴノミクスに基づくオフィスチェア、3泊分の宿泊代と同じぐらいの価格。

DSCF1117

私が休憩中に同行者はまたConradに戻り、パパラッチしています。McLarenのSergio Pérezは徒歩ではなく、車で出勤したそうです。金曜の深夜にあのスタッフ優先ゲートで出待ちしていた時にMcLarenのドライバーを見かけなかった理由がわかりました。去年も見かけなかったので、Jenson Buttonとガールフレンドの道端ジェシカも車でホテルとパドックを行き来していたのでしょう。Buttonパパも。

File0557

ドライバーズパレードは午後6時からだと思っていたら、始まったのは6時半頃。予定に変更はありません。ゲートで配布されていたガイドの印刷校正ミスでした。

File0549

写真はPadang GrandstandのT9に最も近い方。マシンが右から左に駆け抜け、T10へと向かうストレートを旧裁判所を背景にして見ることができます。レース後のコンサートを前の方で観たい人はこの席が最も仮設ステージに近いので有利。

File1294

決勝後はRihannaのコンサート。ステージの背後にある施設敷地内で決勝を観戦したので、レース終了後すぐに会場に来ていたらもっと前の方に行けたと思います。それでも大きなスクリーンで十分に楽しめました。

File1303

ドライバーズパレード決勝の様子は別のポストで書きます。

Singapore GP 2013 — Saturday

Pan Pacific Singapore

土曜はP3と予選の日。今年は現地入りした木曜夕方からクアラルンプールに向けて出発した月曜の昼過ぎまで、サーキットがあるマリーナ地区で過ごしました。4年前、5年前はオーチャード界隈に出かけることもありましたが、去年と今年はずっとマリーナ地区。サーキットに隣接するホテルに宿泊することができたので、MRT利用回数も減りました。急速に変貌する街の様子を撮影したいと思っていましたが、ほとんどどこにも行っていないので、写真撮影はサーキット周辺のみになりました。

DSCF1045

一応、水着を用意していましたが、4階のプールにすら行っていません。ここからもサーキットトラックが見えるとのことでしたが。

DSCF0799


お昼はまたSuntecショッピングセンター内のDin Tai Fung。Raffles CityやMarina Bay Sands Shoppesのお店と比べると、このお店は比較的空いています。メニュー品目はそれほど多くはないので、注文する料理は毎回ほぼ同じ。私はアップデートしたばかりで慣れないiOS 7.0と奮闘中。

DSCF0815

去年、一昨年と幸運にも通常料金で宿泊できたThe Ritz-Carlton Millenia Singapore、もう予約システムのエラーは起こらないだろうから、この超高級ホテルにF1開催週に泊まることは今後ないだろう。

DSCF0816

私がホテルに戻り、休憩している間に、同行者はリッツカールトンでパパラッチ。立ち話し中の人はMika HäkkinenとFerrariのタイヤ専門家、浜島裕英氏。今年はDavid Beckhamもこのホテルに滞在していたのかもしれません。

DSCF1065

利用したホテルには壁面に便利なUSBポートがあり、iPhoneの充電はこのポートに繋げて行いました。左のコンセントに挿し込んだ電源ケーブルは持参したAirMac Express 802.11n Wi-Fiへと繋がっています。ベースステーションにLANケーブルを繋いで電源をオンにしただけで、瞬時にしてiPhoneとMacBookがネットに繋がりました。

DSCF0976

P3が午後7時に終了し、予選が始まる9時まで時間があったので、3番ゲートから一旦、サーキットパークを出て、Raffles CityのSkinny Pizzaで夕食。この時間帯は我々と同じようなF1観戦客が詰めかけるので、お店は混んでいます。注文した生地が薄いピザとスパゲティーがテーブルに出されるまで、かなりの時間を要しました。美味しかったけれど、意外と高級なフードコート風のレストランでした。

DSC_8108

Raffles Cityのフードコートは正面に見えるスイソテルの地下にあります。

DSCF0979

T8からT9へと向かうストレートで予選を観ようと場所取りをしている人たち。我々の観戦場所の向かい側になります。

DSCF1038

これからThe Killersのコンサートが始まりますが、我々はホテルに戻りました。

Singapore GP 2013 — Friday

DSCF0503

今日も朝から晴れています。旧裁判所の近くで新しいビルが建設中のようです。マリーナ地区はまだまだ都市開発が進みそう。景色が毎年変わります。

DSCF0496

3階共用バルコニーから見たT9。お昼に我々はこの宿泊施設をチェックアウトし、T6外側にあるホテルに引っ越すので今夜はこのバルコニーからP1とP2を観戦することはできません。金曜夜から日曜の決勝にかけて、この施設の敷地内に入れるかどうか、チェックアウトする前に交渉してみよう。コンクリートウォール+金網とフェンスの間の通路はマーシャル達が待機する所。あのフェンスの内側から観戦できれば理想的です。

DSCF0499

今夜のP2終了後にパダン特設会場で行われるBIGBANGのコンサートでファンゾーンに入ろうと3番ゲート前で昨日から並んでいる人達。100名近くはいそう。過去6年間でこのような情景を見るのは初めてです。

DSCF0967

チェックアウトしても今夜から日曜にかけて、この施設敷地内に入れるよう、去年親しくなった施設のスタッフと交渉しました。最初は「Ask Duncan、ダンカンにお願いして」と言っていた女性スタッフですが、T9と書かれたこの施設のロゴ入りTシャツをほぼ全種類買い求めたことが効いたのか、「いつでも帰っておいで!」というありがたい言葉をいただきました。

DSCF0525

「施設のセキュリティーはどうやって通過すれば良いの?」と尋ねると「私たちスタッフの誰かがいるから大丈夫」とのことでした。(通常は、施設の会員で観戦チケットを購入した人や週末にこの施設に宿泊する観戦客以外は入れません。F1開催週の金曜から3泊すると3日間通しのZone 4ウォークアバウト観戦チケットと朝食込みで18~20万円ぐらいの宿泊料金になります。)

DSCF0530

去年まで7番ゲートだったところはMarina Square拡張工事中。

DSCF0548

2個で37kg+のBurtonダブルデッキを運ぶのは一苦労。スタッフ専用ゲートから見ていた警備スタッフは手伝いたくても観戦客の荷物に触れては行けないと言われているそうで。

DSCF0554

サーキットパークから外に出る時も厳しいセキュリティーチェック。空港の税関を難なく通過したタバコ2カートンがこんなところで発見されてしまいました。税金を支払ったことを証明するレシートはあるかと尋ねられました。こういう時はシンガポール英語がよくわからないふりをして、「日本で買ったから…」と答えると、見逃してくれました。警備スタッフは税関の職員でもないので、こんな所で税金を徴収することもないのでしょう。

DSCF0555

去年、改装されたT6外側のホテルにようやく到着しました。今夜からこのホテルに3泊します。Caterhamの定宿になっているこの高級ホテルも今週はF1一色。宿泊客のほぼ全員がチーム関係者、招待客、そして我々のような一般の観戦客です。

DSCF1098

重い荷物を預けた後、キノコの下でウェルカムドリンクをいただきながら暫し休憩。

File0535

屋外にある方のエレベーターで31階のパノラミックルームへ。

DSCF0569

改装後もHerman Millerのアーロンチェアは健在。この設備なら快適に仕事ができました。Wi-Fiだけでなく有線インターネット接続も無料です。3年前の同時期に宿泊した時はどちらも有料でした。

File0496

T6からT7へと向かうストレートとT7の一部、そして遠くに先ほどチェックアウトした施設があるT9も見えています。バルコニー付きではない部屋なので、官能的なF1マシンのエンジン音を直に聞くことはできません。床から天井まであるガラス窓を開けることもできません。

DSCF0582

バスルームの設備はハンズグローエの製品で統一されています。

DSCF1056

バスタブが付いているパノラミックルーム。疲れを癒すには浴槽は必須アイテムです。

DSCF1057

カルデバイの浴槽よりも、床から垂直に伸びるこの蛇口のデザインが印象的でした。

DSCF1055

そしてこの拡大鏡。非常に見やすく、デザインが素晴らしい。

DSCF0587

ソファー横の小さなテーブルにはチョコレートとフルーツが山盛り。翌日のルームサービス時に回収されると困ると思って、勢いよく食べたら、フルーツは3日分の量でした。

DSCF0580

遅めの昼食はSuntecショッピングセンターのDin Tai Fung。当ブログで知り合ったご夫婦とご一緒させていただきました。このご夫婦とは利用した航空会社と現地での前泊ホテルが我々と同じでした。嗜好も似ているので、昼食だけでは話足らず、すぐ前にあるStarbucksに移動。F1観戦のこと、ラリーのことなど話題が尽きることがありません。気が付けば、サーキットパークのゲートがオープンしていました。

DSCF0596

一旦、ホテルに戻り、この日の観戦チケットとカメラ機材を準備して、移動した7番ゲートからサーキットパーク内に入場。

DSCF0599

取り敢えずは自席を確認するために、Zone 3にあるBay Grandstand、薄緑最前列へと向かいました。金曜のこの時間帯は空いています。

DSCF0605

スタンド席の下を潜るサーキットトラックも珍しい。ここはT18、毎年、このコーナー外側のウォールに激突するマシンがあります。ここでクラッシュすると、セーフティーカー登場となり、タイヤ交換などの戦略に大きく影響します。

P1はこのグランドスタンドで観て、P2はT9内側に移動しました。P1とP2に関しては別のポストに書きます。

DSC06322

P2終了後、一旦、ホテルに戻って荷物を置き、出待ちに付き合いました。今年は、宿泊者以外、右手にあるホテルの方にドライバーを追いかけられないようにチェーンが設置され、午前1時頃まではホテルの警備員が監視していました。

DSCF0782

ヨーロッパ時間で過ごすドライバーやチーム関係者がホテルに戻るのは午前1時以降。80年代から90年代初めに活躍したフランス人元F1ドライバー、Alain Prostは今年で58才。Ayrton Sennaより5つ年上。記念撮影してもらっているラッキーな人は現地のコスプレカメラマン。

DSCF0783

今年はCaterhamのリザーブ兼開発ドライバーを務めるフィンランド人、Heikki Kovalainen。我々と同じホテルに泊まっていたのでしょうか。現地の出待ちの人にサインや記念撮影を求められることなく通過したので、同行者が追いかけて写真撮影をお願いしました。

DSCF0786

今年も午前2時頃に現れたKimi Räikkönen、たまたま機嫌が良かったのか、ホテル入り口まで追っかけたファン全員にサインしています。同行者も初めてサインを貰いました。Kimi Räikkönenを再び間近で見て、満足した私はこの後、ホテルに戻りました。

DSCF0787

毎年、シンガポールでの出待ち、入り待ちを楽しみにしている同行者はこの後も午前3時過ぎまで粘ります。上の写真はWilliamsのValtteri Bottas。この人もフィンランド人。

DSCF0788

LotusのRomain Grosjean。去年、何度も見たけれどサインはお願いしなかったので、今年こそは。

DSCF0789

シンガポールGPは今年が最後のMark Webber。去年、貰い損ねたサイン、今年はしっかりとお願いしたそうです。

DSCF0791

Valtteri Bottasの相棒、ベネズエラ人ドライバーのPastor Maldonado。

Hotel Reservation Confirmed

DSC_0031

キャンセルしたはずの、私名義で予約していたホテルから昨夕、メールを受信しました。内容は予約の確認と同時に希望するベッドのタイプ、喫煙の有無?、到着する飛行機の便名、宿泊者の実名、パスポート番号、勤務先と役職名、連絡先などの個人情報を尋ねるものでした。こうした個人情報を事前に入手しておけば、より迅速で優れた顧客サービスを提供できるとのことでした。

実はこのサーキット沿いのホテルに今年は今週の金曜から3泊、連泊する予定であり、去年の11月に通常の宿泊料金でデラックスとパノラミックルームの二部屋を予約していました。F1開催期間中の特別料金のほぼ半額で予約が取れたので、二部屋分を私のクレジットカードを担保に先週までキープしておいたものです。どなたかがご一緒されるのであれば、予約した片方の部屋をお譲りするつもりでしたが、そうした人は現れなかったので、浴槽が部屋にないデラックスルームの方を予約したbooking.comのサイトでキャンセルしました。(3年前に宿泊した時は、デラックスルームにも浴槽がありました。去年の改装後はデラックスルームはシャワー室のみになったようです。)

それがどうやらキャンセルされていなかったようです。その辺りの状況(二部屋予約していて、片方を先週キャンセルしたこと)を説明した英文メールを送信したら、返事がありました。先方の手違いだったようで、booking.comとホテルとの連絡がうまくできていなかったようです。同行者の名義で予約した部屋もキャンセルされると困ったことになるところでした。

Singapore GP 2010—Day 1 (September 22, 2010)

恒例となりつつあるシンガポールGP観戦旅行から帰国後、3日が経過し、漸く時間にゆとりができました。現地でポストを書いて投稿する時間と気力がなかったので、振り返りながら、Flickrにアップロードした写真を解説しつつ記事にしておきます。2011年度以降の観戦旅行を計画されている方のお役に立てればと思います。

IMG_0088.JPG

大阪伊丹空港からANA始発便で成田空港に向かう途中、左手に富士山が見えていました。同行者が機内モードに設定したiPhone 4で撮影。オリオン座が南の空に見える早朝に自宅を出たので、私は熟睡中でした。

IMG_0105.JPG

成田空港からチャンギ空港に向かう途中、富士山は逆に右手に見えていました。この写真は私がiPhone 4で撮影。

チャンギ空港2番ターミナル到着後、真っ先に向かったのはシンガポールの携帯電話回線業者であるM1のカウンター。iPad 3G用のプリペイドMicro-SIMを購入するためです。1ヶ月または1GBのMicro-SIMがS$20.00でした。チャンギ空港での為替レート(成田空港にある銀行のレートよりもS$1.00当たり5円も安い¥64)を適用すると¥1,300ぐらい。安い!購入時にパスポートなどの身分証明書の提示が必要です。

RIMG0012

水曜日は比較的、安く予約できたサーキットトラックに隣接する五つ星ホテル、Pan Pacific Singaporeのバルコニー付きの部屋に宿泊。翌日から宿泊料金が跳ね上がります。

17階にある部屋に入るとカーテン越しに素晴らしい夜景が見えていました。このカーテン、左右に開閉するのではなく、電動で上下に移動するので、まるでマリーナベイの夜景がスクリーンに映し出された映像のよう。バルコニーに出てすぐ下を眺めると、ライトアップされたサーキットトラックが…逆側の部屋だったらどうしようかと思っていました。この日は夜景を撮影することを目的にPan Pacific Singaporeを選んでいます。

R0010144

先ずはRICOH GR Digital IIIで撮影。絞り開放(F1.9)なのに解像度が高いことに驚きました。手摺にカメラを置いて、撮影しています。

RIMG0031

この後、観戦チケットを受け取りに、Swissotelの4階に設けられたチケット回収カウンターへと向かいました。emailをプリントアウトしたものとパスポートを提示して本人確認。写真に写っている人は知らない人。

R0010182

相変わらずシンガポールGPのチケットは豪華。ネックストラップ付きです。曜日毎にチケットが異なります。金曜のチケットは入場時にパンチで穴を空けられてしまいました。ゲートにより、バーコードリーダーを使用するところとパンチで穴を空けるところがあるようです。

DSC_0144

夕食を済ませてホテルに戻り、Tokinaの超広角レンズを装着したNikon D90で念願の夜景撮影。大きな三脚を持参したにも関わらず、バルコニーから撮影した夜景の写真は、手摺に置いたGR Digital IIIに負けているような気がします。

DSC_0160

望遠レンズに交換してダブルヘリックス・ブリッジを撮影。Marina Bay SandsとSingapore Flyerを結ぶ二重螺旋橋。この橋を渡ってみたかったのですが、F1開催中は高級ゾーンのチケット所持者のみが利用できたようです。

DSC_0143

バルコニーから真下を見るとアクセル全開のTurn 6が。シンガポールGPは反時計回りですから左から右が進行方向。