Making Another Coffee Table — Part 4

脚の面取りも自作トリマーテーブルに取り付けたコロ付き45ºのビットで。

通し枘に楔を打ち込んだ時に割れが意図せず脚部に達しないように、枘に穴を貫通させました。

枘穴の隙間の大きさにもよりますが、穴は二つ貫通させるべきだった。楔も枘一つに付き、2個必要になりますが。

4本の脚を枘に通しました。楔はまだ打ち込んでいないので、この段階では脚がグラグラしています。

ちょっと迷いましたが、幕板なしの仕様にしました。ビスや釘は1本も使わないという前提で。

切り欠き部分にTitebondを塗布して、自作のクランプで固定。

自作クランプはいくつも必要に。

短い方の桟にはあらかじめ切り欠きが入れてあります。

残念なことに脚4本のうち、3本に割れが少し入りました。一般的な杉材よりも硬いとはいえ、やはり縦方向には弱い。楔は2個ずつにすべきでした。

枘の余分を切断する際は歯振がないシルキーヒビキなら切断時に傷が付きにくい。

Making Another Coffee Table — Part 5へと続く。
Making Another Coffee Table — Part 3に戻る。

Making Another Coffee Table — Part 3

4本の脚を同じ長さにするには4本まとめて一気に切断するのが効率的。

枘穴のサイズは短辺側をキチキチに、長辺側は楔の分を考慮して大きめに。

短辺側は斜めに穴を空ける必要があり、難易度が高い。

裏側からは長辺側もキチキチに隙間なく。

Making Another Coffee Table — Part 4へと続く。
Making Another Coffee Table — Part 2に戻る。

Making Another Coffee Table — Part 2

大きくて鋭利な三角形の天板から長方形の天板を切り出し、脚部として使用する4本の材も同じ天板から切り出しました。通し枘の加工は自作のトリマーテーブルで。

香りから杉材だろうと判断しましたが、明らかに一般的な杉材よりも硬くて、節が一つもない高級素材です。これなら精度1ミリ未満の家具用素材としても使える。

長方形に切り出した天板は裏表を逆にする予定です。表側にウレタン塗装がしてあり、それが気に入らない。

Making Another Coffee Table — Part 3へと続く。
Making Another Coffee Table — Part 1に戻る。

Table Saw Switch

自作テーブルソーとトリマーテーブルのスイッチを元のトグルスイッチに戻しました。上のスイッチは工具を収納する腰袋が触れると意図せずにオンになるという致命的な欠陥がありました。スイッチを取り付けた位置にも問題があったかもしれません。

Made in USAのこちらの方が誤作動がありません。

上に向けるとオンになりますが、こちらのトグルスイッチは意図せずオンになることはありません。

Making Another Coffee Table — Part 1

重くて大きな木製の天板が不要なので、見に来て欲しいと、ご近所の世界的アーティストから依頼と別荘宅訪問のお誘いを受けました。

分解することなく、運び出すのも苦労しそうな大きな天板でした。インパクトドライバーを取りに帰り、天板が置いてあった2階の部屋で分解することにしました。こちらの別荘宅は、我々が暮らす完全輸入ログハウスと同時期に建てられたようで、使用されている建材も同じものが多くあります。床材の無垢オーク材は寸法まで同じ。

この大きな天板を分解して持ち帰った後、他にも不要な天板があると言われ、見てみると、そのもう一つの天板は杉柾目の38ミリ厚で、鋭利な三角形のものでした。作品を展示するテーブルの天板として使われていたものかもしれません。

杉柾目の板は何かの材料にならないか、模索しつつ、画像検索でヒットしたのが上のコーヒーテーブル。脚部を含めてすべての材料を杉柾目の天板から加工できそうです。

Making Another Coffee Table — Part 2へと続く。

Garden Benches — Part 7

完成した3脚目のベンチはお向かいさん別荘宅のウッドデッキの上に設置しました。座面高が470ミリの外人(脚が長い人向け)仕様となっています。私が座れば足が床に付きません。

引き続き4脚目の製作を開始。こちらは自宅の細長いウッドデッキに設置します。座面高は標準的な430ミリ。

3脚目と4脚目は長さが1,300ミリ近くあるので、撓み防止用の補強材を座面下に入れてあります。

ログウォールが背もたれになります。使用した塗料はナフタデコール、ウォルナット。

ガーデンベンチ製作の難易度:5段階で3

Garden Benches — Part 6に戻る。
Garden Benches — Part 1に戻る。

Garden Benches — Part 6

左右の脚部が逆になっていた、L字型設置の小さい方のベンチ脚部を修正しました。

卓上スライド丸鋸(日立 C8FB)のブレーキの効き具合がまた悪くなりました。今年の2月に交換したカーボンブラシが原因とは考えられず、トリガースイッチを分解したら、接点が焼き付いていました。サンドペーパーで接点を磨いて綺麗にすると、元通りになりました。

3脚目の製作に取り掛かりました。3脚目と4脚目は脚部も座面もすべて30×105ミリの板を使用します。

Garden Benches — Part 7へと続く。
Garden Benches — Part 5に戻る。

Garden Benches — Part 5

ブロックを敷いて高さを稼ぐ方法はやめ、防腐桧とウリンの端材を取り付けて高さを稼ぐ方法に変更しました。

二枚重ねで座面高が50ミリ、高くなります。

シンプソンのアングル金具を取り付けました。

こちらの方が足下がすっきりしています。この時点では左の小さい方の脚部がまだ左右逆になっている。

お向かいさんから庭にL字型に設置するベンチ2脚に加えて、ウッドデッキにも一つ欲しいと追加の製作依頼がありました。我々の細長いデッキにも一つ、製作します。

デッキに設置するベンチは30 x 105ミリの防腐桧のみで製作します。いつものコメリパワー栗東店で4メートルの材を品定め。

信用を失くしたカットサービスですが、今回はきっちりとした人が指定した長さ通りに切断してくれました。カートの下段にあるのが端材。前回は捨てられた部分があって端材の方が短かった。

軽トラがあれば、4メートルのまま持ち帰って自分で切断するのですが。

Garden Benches — Part 6へと続く。
Garden Benches — Part 4に戻る。

Garden Benches — Part 4

苦肉の策としてブロックを4本の足に下駄代わりに敷き、これで高さを+60ミリ稼ごうと考えました。

塗装後、徒歩15秒ぐらいの設置場所に運びました。L字型になるように設置。座面高は480〜490ミリぐらいはあります。脚の長い外国人が靴を履いてもちょっと高いぐらい。

左の小さい方の脚部がなんか変。左右が逆になっている。これはやり直す必要あり。よく見ると、ブロックを敷いて高さを稼ぐのも今一つ。

Garden Benches — Part 5へと続く。
Garden Benches — Part 3に戻る。

Garden Benches — Part 3

Construct 101サイトからダウンロードした図面を参考にサイズ変更した木取り図を元に脚部として使用する2×4サイズの防腐桧を卓上スライド丸鋸で切断しました。

左右の脚部の間に補強材を取り付けてから、座面となる30 x 105ミリの防腐桧を脚部に取り付けました。斜めのカットはすべて15º。ウッドデッキを製作する時の手順と似ています。

一旦取り付けた3枚の座面のうち、1枚が裏表逆だったので、やり直しています。

お向かいさんに実際に腰掛けていただきました。座面高が430ミリ+20ミリで少し高めの予定ですが、もっと高い方が良いとのことでした。

Garden Benches — Part 4へと続く。
Garden Benches — Part 2に戻る。

Garden Benches — Part 2

防腐桧と言えば、近くではコメリパワー栗東店でしか入手できない。2×4サイズ(38 x 89)のものと座面に使う30 x 105ミリの4,000ミリ長尺材をそれぞれ2本ずつ購入し、車載できる長さになるよう、お店で切断してもらいました。カットした方が指定のサイズであることを確認されています。この時はカットした人を全面的に信頼していました。

同じ長さになるように刃の幅を差し引いて、ゆとりを持たせて指定したはずですが、長さはまちまちで、どの材も2ミリ以上、指定した長さよりも短い。多分、端材を捨てている。このお店での有料カットサービスに対する信用を一気に失いました。

Garden Benches — Part 3へと続く。
Garden Benches — Part 1に戻る。

Garden Benches — Part 1

道を挟んだお向かいさんから庭に置く椅子を製作して欲しいとの依頼を受けました。詳しく話を聴くと、どうやら屋外設置の長椅子(ベンチ)を二つ希望されているようです。L字型に二脚のベンチを庭の特定場所に置きたいとの希望です。

当初、半割れの丸ログを提案しようかと思いましたが、風雨に晒される屋外設置となると、WRCでもない限り、一般的な丸ログでは耐用年数に問題があります。そこで、改築したウッドデッキにも使用した防腐桧を使ったベンチにしようということになりました。デザインはConstruct 101サイトからダウンロードした図面を参考にします。

日本語で「DIY ベンチ」で検索すると、角材を使ったものが多数ヒットします。英語で、”outdoor bench”や”garden bench”で画像検索すると、2×4材などの板を使ったベンチがヒットします。建築文化の違いがよくわかります。柱(=角材)主体の在来工法に対して、壁(=板)主体の2×4工法の違いがベンチの製作にも如実に現れているということでしょうか。

Garden Benches — Part 2へと進む。

Small Deck Stairs East — Part 12

西側の階段もナフタデコール、ウォルナットで再塗装しました。アルミの滑り止めは一旦取り外して、研磨してあります。

ウリンの床材も同じ塗料で塗装。ナフタデコールのウォルナットはログに塗装したキシラデコールのパリサンダに近い色。

細長いウッドデッキ東側階段の製作難易度:5段階で4

Small Deck Stairs East — Part 11に戻る。
Small Deck Stairs East — Part 1に戻る。