Making A Sliding Screen Door — Part 2

完全輸入ログハウスの出入口が内開き式であるという特性を活かして、当初は蝶番を使った外開き式網戸を一から製作することを考えていました。しかし、そのような網戸を出入口に取り付けると、網戸を使用しているかどうかに関わらず、出入りする時は毎回、二つのドアを開け閉めする必要があり、これは不便かなと思っていました。

そこで思い出したのが、ご近所の我楽多市で販売されていた引き戸式の年代物の網戸。見に行ったら一枚が150円のものがまだ残っていました。常設の我楽多市を管理する主人に尋ねると、30年ぐらい前のものだそうで、これが最後の一枚だとか。

こんな感じで取り付けられそうですが、高さが全然足りない。30センチ以上は高さを伸ばす必要がありそうです。

幅も少し足りないので、この年代物の木製網戸周囲にフレームを取り付けて、高さと幅を拡大する必要があります。

一から製作する場合も桧の端材をフレームに使う予定でした。

木製網戸のフレームを調べると、厚みが30ミリで偶然にも桧の端材と同じ厚み。

既設の戸車は再利用せずに、手元にあった別のより大きな戸車を取り付けよう。

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Making A Sliding Screen Door — Part 1

引き戸式の網戸を母屋の出入口に取り付けることにしました。先ずは干渉しそうな照明器具を既設の内開き式のドア上のトリムボードに移設しました。直結式の電線の長さが不足したので、少し延長しました。トリムボードには延長した電線を通す穴を貫通させました。

鴨居はこのトリムボードに取り付ける予定ですが、下地材としてのトリムボードの長さが不足するので、浴室リフォーム時に取り外した浴室屋内側のトリムボードを加工してログウォールに取り付けました。

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A Shelf In The Bathroom

ガレージセールで買って来た、木目が美しい桧の端材を使って、洗面所に棚を製作します。

短辺側が直角三角形なので、いつものようには事が運ばず、あれやこれやと試行錯誤しながらデザインを決めました。

宮大工が神社仏閣の軒周辺で使用した材の端材だと聞きました。こんな形状の端材、使えるものなら使ってみろと言われているようです。

できるだけ釘やビスは使わず、木工接着剤で固定しました。長い部分は後から切断。

1ミリにも満たない隙間は木粉と接着剤を混ぜ合わせた充填材で埋めました。

洗面所のログウォールに取り付けましたが、歯ブラシを使う際に右肘が干渉したので、棚を取り外して、幅を10ミリほど切断しました。使用した塗料はOSMOのクリアー。

前からあったようで良い感じに出来上がりました。

歪な形状の棚製作難易度:5段階で4

Modifying The Whetstone Table Again

腰痛の原因は、太い桜の幹を玉切りしたこと以外に座って研ぐ研ぎ台にもあるかもしれないので、立った状態で研げるように私の身長に合わせて脚部を延長しました。

天板までの高さは約790ミリ。棚を低い位置に一枚、追加しました。棚板二枚で、現在手元にあるすべての砥石を収納することができます。やはり、立った状態で刃物を研ぐと、腰に負担をかけずに均一に力を入れて研ぐことができます。

先日、500円で購入した怪しげな人造砥石専用に砥石台を製作しました。厚みが45ミリほどあり、下の方でひび割れが発生したので、桧の端材で製作した砥石台は30ミリほど、鑿とトリマーで掘り下げました。元々、側面は養生してあったようですが、今後のひび割れを防止するために、さらにカシューを上から塗布して養生しました。

出処不明のこの怪しげな砥石のツルツル度は、粒度がわかっている6,000番の人造砥石と同程度以上です。ひょっとしたらこの砥石は人造ではなく天然物かもしれない。そのように思う理由は、

  • 人造砥石では珍しく、ひび割れが発生した。
  • 側面に養生してある。
  • 側面に加工した時に残る筋状の線がある。
  • 乾いた状態で水に浸けても気泡が出ない。
  • 泥の出方が丹波青砥のものと似ている。

もし、この砥石が天然物の仕上げ砥であるとしたら、掘り出し物を入手したことになります。

Replacing Bathroom Three-Hole Widespread Faucet — Part 5

40″のフレキシブルホース2本セットが発注後6日で本日、米国カリフォルニア州のAmazon配送センターより羽田を経由して国際宅配便で届きました。関税や消費税は発生しておりません。商品代金US$13.99に送料と手数料、US$10.72を加えた合計はUS$24.71(¥3,566)でした。

混合水栓に接続するオスがM10、シャットオフバルブ(止水栓)に繋ぐメスが3/8″で間違いありません。右がgotonovo製混合水栓に付属する長さ24″のホース、左が今回、注文した長さ40″のフレキシブルホース。

早速、新しいホースをハンドルに取り付ける作業に着手しました。給湯側は赤、給水側は青。

ホースの長さは長すぎるぐらいに余裕があります。

シンク下から見るとW字型になっている蛇口へと繋がる黒いホースは接続部にナットがなく、手で挿し込むようにして繋ぐようになっています。この接続方法がちょっと曲者で、短く左右に回転させながら押し込まないとしっかりと固定できないようになっている。

排水管は先日、取り付けていたので、漏水試験してみたら、指で指している辺りから水漏れすることがわかりました。どうやら接続部分に付属のテフロンテープを巻く必要があるようです。シンク下でテープを巻こうとしましたが、重力の影響でテープを張った状態で上手く巻くことができない。

テールパイプを取り外してシンクの上でテープを巻きました。

排水管(テールパイプ)を再び接続して水漏れを確認したところ、今度は矢印の辺りから漏水。テールパイプはU字型のトラップに差し込んであるだけで隙間があったので、シリコンコーキングを施しました。

シンクに水を溜めてからポップアップ式のキャップを押して、水を一気に排水させても水漏れしなくなりました。

作業に着手してからおよそ2時間で混合水栓取り付け作業を終えました。

ビクトリア様式のクラシックデザインの混合水栓は、交換前のKOHLER製混合水栓とそっくりですが、ハンドルの形状が違います。右の給水側は時計回り、左の給湯側は反時計回りで回転させると水と湯が出るようになっています。慣れるまでしばらく時間を要しそう。

洗面所の3穴式混合水栓交換作業の難易度:5段階で4

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Replacing Bathroom Three-Hole Widespread Faucet — Part 4

適切な規格と長さの給水、給湯ホースが手元に届くまで、洗面所の混合水栓は使用不可なので、洗面、手洗いと歯磨きはキッチンの混合水栓を使うようにしています。先にgotonovo製混合水栓に付属する排水管をKOHLER製シンクに取り付けることにしました。

不完全で不自然な英文施工マニュアルと格闘しながら、ドレンパイプは何とか取り付けることができました。

ポップアップ式のドレン、今のところ水漏れはなさそうです。

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Replacing Bathroom Three-Hole Widespread Faucet — Part 3

洗面所の混合水栓取り換え作業を中断したままでは洗面所が使えないので、適切な長さの給水、給湯ホースを急いで発注しました。日本のAmazon(amazon.co.jp)で32″(およそ80cm)の長さのものが販売されていたので購入しましたが…

中国語で規格:80cmとしか袋に書かれていません。オス側はM10のようなので、ハンドルに接続させることができますが…

メス側が米国仕様の3/8″ではないことがわかりました。

日本仕様の1/2″でもないし、間違った商品を受け取ったことになります。Amazonの顧客サービスに連絡して、返品の手続きを申請しました。

同時にUS Amazon (amazon.com)で適切なサイズの給水、給湯ホースを注文しました。

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Replacing Bathroom Three-Hole Widespread Faucet — Part 2

US Amazon (amazon.com) に発注後、6日でgotonovo製の3穴式混合水栓が届きました。

中華ブランド中国製の安価な混合水栓を個人輸入するのは初めて。設置説明書の原文は中国語だと思われますが、翻訳された英文が不完全で非常にわかりにくい。

およそ5秒間隔で蛇口からポタポタ水漏れする、老朽化したKOHLER製混合水栓を取り敢えず、シンクから取り外そう。

30年以上もの間、一度も取り外すことがなかったハンドルを緩めました。

滅多に出番がない水栓レンチ(basin wrench)を使って給水側と給湯側のナットをシンク下側から緩めました。

左右のハンドルから蛇口へと繋がるY字型のホースを緩めることができなかったので、ハンドルの根元で切断しました。

再利用することはないだろうとの判断で切断しましたが、この判断が間違っていました。

蛇口を取り付ける前に説明書に従って、シリコンコーキング。

新しいハンドルと蛇口は順調に取り付けることができました。

付属する2本の給水、給湯ホースが短くて止水栓(3/8″シャットオフバルブ)に届かない。長さを測ると付属するホースの長さは24″(およそ60cm)。作業を中断して、より長いフレキシブルホースを調達することにしました。

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Replacing Bathroom Three-Hole Widespread Faucet — Part 1

31年間、一度も交換していない洗面所のKohler製シンクに取り付けられた混合水栓の吐出口からぽたっ、ぽたっ、と5秒に一度ぐらいの水漏れがあります。キッチンの混合水栓を交換した際は、蛇口の根元付近から漏れていました。キッチンの混合水栓が蛇口と一体化したシングルハンドルであるのに対し、洗面所の混合水栓はツーハンドル。

シンク下の給水側シャットオフバルブを締めると、水漏れが止まるので、劣化部品は給水側のカートリッジであると推測します。31年間も交換していないのだから、この際、混合水栓を丸ごと新調することにしました。

自宅は電線と床下水道管、ガス管以外の設備はすべて米国またはカナダ製の完全輸入ログハウスです。混合水栓に繋がるホースの径は米国仕様の3/8″なので、日本仕様(1/2″)の水栓は接続不可。キッチンの混合水栓を交換した時と同じように、今回もUS Amazonから個人輸入することにしました。

今回、注文したものはgotonovo製の3穴式混合水栓。ポップアップ式のドレンが付属します。商品価格US$58.76に送料US$20.63を加えた合計支払額はUS$79.39。日本円での決済で¥11,271でした。6月21日に到着する予定です。

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