The 18th Otsu-Shiga Fireworks

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COSTCOで入手したCAMP CHEFの鋳鉄製スキレットを使用して、海鮮焼きそばを作りました。当初の計画では木製カーポート内で調理する予定でしたが、Toyota Aquaのエンジンオイル交換に時間を要したので、手っ取り早く、キッチンのガスコンロで調理することになりました。鉄の厚みが分厚いためか、同じものを普通のフライパンで調理するよりも、美味しく感じました。

f/10.0, 10s,16mm, ISO 200

契約している駅前の月極め駐車場に車を停めて、歩いてすぐの浜辺に向かいました。花火打ち上げ前にカメラの露出とピントを合わせて試写しました。使用したカメラ機材はNikon D7000とTokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8。ピントはライブビューにして、画像右に写っている火星で無限遠に合わせました。

f/10.0, 10s,11mm, ISO 200

ズームレンズは広角端の11mmにセット。

f/11.0, 10s,11mm, ISO 200

絞り値を10.0から11.0に若干、絞りましたが、それでも月が露出オーバーになります。

f/11.0, 13s,11mm, ISO 200水際から撮影できる大津志賀花火大会は、湖面に反射する花火が綺麗に撮影できます。

f/11.0, 13s,11mm, ISO 200打ち上げ本数は45分で2,000発だそうですが、例年よりも多く感じました。

f/11.0, 13s,11mm, ISO 200

沖合250メートルから打ち上げられる花火を水際で撮影するにはやはり広角レンズ必須。

iPhone 7による動画撮影は、ahiruさん。

Biwako Great Fireworks 2018

Biwako Great Fireworks 2018

8月7日に開催された今年のびわ湖大花火大会は、競艇場北の茶が崎で写真撮影することにしました。花火打ち上げ地点から数百メートルの距離なので、去年の自衛隊大津駐屯地よりもずっと近く、柳が崎が視界を遮ることもありません。

Biwako Great Fireworks 2018

開放されていた競艇場駐車場の最もネットに近い端っこの方に、三脚二本を立てて、撮影場所を確保。時刻は午後6時前。

Biwako Great Fireworks 2018

花火打ち上げ地点は、この辺りが正面のはずですが、観客がいない沖合の方に向けて少し斜めに打ち上げられたのか、カメラの向きをもう少し、左の方に修正する必要がありました。時刻は午後7時前。

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午後7時半の打ち上げ開始直前になると、ネットのフェンスで区切られた駐車場内(琵琶湖側)は満員で、通路がなくなるほど。

Biwako Great Fireworks 2018

この日、持参したカメラ機材は、ボディーがOlympus PEN E-P5、レンズはOLYMPUS M.45mm F1.8、OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro、OLYMPUS M.17mm F1.8の単焦点3本。南東の空に大接近中の火星が赤く輝いています。

f/6.3、45.0mm、15秒、ISO 200

花火の撮影方法の基本は、星空撮影と同じように、マニュアルフォーカス、マニュアル露出、ISO固定です。もちろん、三脚による固定は必須。星空が被写体の場合と大きく異なるのは、花火の規模に合わせて露出調整しなければならないことと、追尾しなくても良いことでしょうか。上の試し撮りは明らかに露出オーバーであり、レンズの焦点距離が長過ぎます。やはり基本は広角寄りのレンズで撮影し、RAWファイル編集時にクロップすべきだと思います。露出オーバーの原因は絞り値が小さく、シャッタースピードが長過ぎること。

f/10.0、17.0mm、10秒、ISO 200

レンズをOLYMPUS M.17mm F1.8に交換しました。f/10.0まで絞り、シャッタースピードは10秒に。撮影直後に液晶モニターで確認しながら露出は頻繁に調整しています。

f/13.0、17.0mm、10秒、ISO 200

撮影地として確保した場所からは湖面に反射する花火は撮れません。カメラは横置きのまま、画像編集時にクロップしてあります。

f/14.0、17.0mm、8秒、ISO 200

打ち上げ地点から直線距離でわずか数百メートルのところから撮影しているので、沖合に向けて斜めに打ち上げられた花火はさらに近くなります。

f/14.0、17.0mm、8秒、ISO 200

川の向こう側に建つ高層マンションの壁に花火の爆発音が反射するので、臨場感は抜群です。

f/16.0、17.0mm、8秒、ISO 200

f/16.0まで絞りましたが、まだ露出はオーバー気味。

最後の打ち上げは、f/18.0、シャッタースピード8秒でやっと適正露出。

三脚に固定したiPhone 7で撮影し、iMovieで編集した動画も掲載します。

Biwako Great Fireworks 2018

花火終了後は国道を渡るのに少し、渋滞しましたが、徒歩20分ほどで駅前のパチンコ屋さん駐車場に戻ることができました。どこから情報を得たのか、この駐車場は去年ぐらいから県外ナンバーの車を多く見かけるようになりました。無料で停めさせてもらったので、屋台でかき氷を注文。今年は蒸し暑くはなかったので、快適に花火の撮影ができました。

7月28日(土)に予定されていた大津志賀花火大会が台風12号接近のため、8月25日(土)に延期になったので、今年はびわ湖大花火大会の後に、大津志賀花火大会に行く予定です。

Biwako Great Fireworks 2017 — Part 2

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予定通り、JR湖西線大津京駅前に車を駐車させていただき、徒歩で陸上自衛隊大津駐屯地に向かいました。去年、一昨年よりも他府県ナンバーの車が増えていました。

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台風5号の影響で午前中は雨が降ったり止んだりの天候でしたが、夕方から晴れてきました。

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国道161号線に出て北に向かうとすぐに写真撮影に適していそうな場所があったので立ち寄りました。昔、水泳場があったところですが、現在は柳が崎湖畔公園として綺麗に整備されています。海と湖の区別がつかなかった幼い私は、絵本を読んでもらい、対岸の街はアメリカだと思っていました。

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時刻は5時半ごろですが、岬の先端部分にはすでに場所取りしている人がおられました。駐屯地よりも花火の撮影はこちらの方が良いかもしれないと思いましたが、今年こそ駐屯地から撮影するとブログで予告しているので、しばらく休憩してから北へと向かいました。

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午後6時に駐屯地が一般開放されるまでしばし待機中。小さな子供を含む家族連れの人が多いということは、近所の住民が多いということでしょうか。

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駐屯地らしく戦車や戦闘機が展示されています。この戦車を前景に花火も良いかもしれないと思いながら、模擬売店が並ぶ琵琶湖岸へと進みました。

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去年のF1シンガポールGP観戦時にお土産として買った公式グッズで2列目の端っこの方を確保。

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花火は2ヶ所から打ち上げられますが、浜大津の方から打ち上げられる花火は、先ほど立ち寄った柳が崎が視界を遮るかもしれません。

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それでも湖面に反射する様子は撮れそうです。

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イカの串焼き一本150円、焼きそば300円、よく冷えた生茶が100円とか…

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波打際ぎりぎりの所にこの先立ち入り禁止のテープが張ってありました。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/6.3, 60mm, 8s, ISO200

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/7.1, 60mm, 4s, ISO200

柳が崎が視界を遮っているとは言え、花火が湖面に反射しています。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/9, 60mm, 6s, ISO200

60mmマクロがこの地からは適しているようです。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/9, 60mm, 6s, ISO200

今年のベストショット。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/10.0, 60mm, 4s, ISO200

2013年に比叡山ドライブウェイ夢見が丘駐車場展望台から撮影した時に匹敵する、満足できる写真が撮影できました。

Biwako Great Fireworks 2017 — Part 1に戻る。

Biwako Great Fireworks 2017 — Part 1

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地元の花火大会はいつもの場所で三脚を立てて準備し終わった頃に大粒の雨が降り出し、急いで駅前の駐車場に戻ったので、一枚も写真撮影することができずでした。花火大会終了と共に雨が止むという残念な結果となりました。

明日、開催予定のびわ湖大花火大会は、今年こそ陸上自衛隊大津駐屯地から撮影しようと計画しています。

Biwako Great Fireworks 2017 — Part 2へと続く。

Biwako Great Fireworks 2016

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去年と同じように大津京駅前にSubaru R1を駐車させていただき、駐車場代として「ぷりっぷりのてっちゃんソース焼きそば」二皿と冷たいお茶二本を屋台で買って、徒歩で浜大津アーカスへと向かいました。おにぎりは大津京駅のコンビニで入手済み。浜大津周辺のコンビニは入店するのに長い列がありました。

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皇子山総合運動公園野球場の近くで焼きそば休憩した後、161号線に出ると、歩道が狭くて車道よりも渋滞気味。亀の甲羅のような形状をしたBurtonのバックパック(Paradise Pack)の中に三脚2脚とiPad mini 4などを収納しています。このバックパックはスノーボード縦型キャリー付きであり、本来の用途とは異なる使い方をしていますが、人混みの中で三脚を持ち運ぶには打って付けのバッグでした。会場で三脚が使用できるかどうかは不明ですが。

地元の道を知り尽くしていると私は思っていましたが、知っているのは車道ばっかりで歩道に関しては知識不足でした。花火当日のこの時間帯(午後6時半頃)は、浜大津周辺が一年間で最も多くの人が集まります。(今年の人出は主催者発表で35万人。)JR琵琶湖線の大津駅と膳所駅はできれば近づかない方が良いです。

Biwako Great Fireworks 2016

株式会社長栄の不動産入居者限定の有料観覧席チケットを分けていただきました。指定席は「アーカス席」と呼ばれるエリアであり、浜大津アーカス2階のバルコニー席です。鈴鹿サーキットに例えれば、ピットビル2階のホスピタリティーエリアでしょうか。

Biwako Great Fireworks 2016

我々の席は前から二列目。ここで三脚を広げるのは気が引けるので、会場スタッフに、周囲の人の邪魔にならないところで三脚を使用しても良いかどうか尋ねてみました。しばらく他のスタッフと相談されていましたが、通路での三脚の使用はできないので、自席に座った状態で視界を遮らないのであれば使用OKということでした。最前列のお姉さんたちは、花火が始まってしばらくすると、視界を遮る手摺を嫌って、椅子がない左の方へと移動されます。

Biwako Great Fireworks 2016

思っていたよりも打ち上げ地点がずっと低く見えるのは我々が湖面から数メートル高い位置にいるため。手摺が邪魔と考えずに面白い被写体の一部として捉え、敢えて、レンズの向きを変えることなく手摺を有効利用しました。

Biwako Great Fireworks 2016

私としてはお姉さんたちに戻ってきてもらいたいところです。

Biwako Great Fireworks 2016

画像をプリントすることはないので、自由にクロップしています。

Biwako Great Fireworks 2016

レンズの設定は35mm換算で24mmの広角ですが、近すぎて2箇所から打ち上げられる花火の全景を捉えることはできません。

Biwako Great Fireworks 2016

フィナーレは白飛びするので絞り優先オートで手持ち撮影の方が良かったかもしれません。

iPhone 6で撮影し、iMovieで編集した動画をYouTubeにアップロードしました。パケットを大量に消費しますので、再生する際はご注意ください。

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この光景はシンガポールGP決勝後のコンサートを見終わって地下鉄の最寄駅へと向かう人と同じ。我々は昭和9年建設の旧大津公会堂方面につながる陸橋を渡り、京阪電車浜大津駅を避けるようにして浜通りを西に向かい、疎水を渡って、来た道に合流し、JR湖西線大津京駅へと徒歩で戻りました。所要時間はおよそ40分。

The 16th Otsu-Shiga Fireworks

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去年に引き続き、今年もプライベートビーチと化した砂浜から大津志賀花火大会を撮影しました。Olympus PEN E-P5とK&F Concept Nikon (G) マウントアダプターを介したTokina AT-X 116 PRO DXの組み合わせで花火を撮影するのは初めて。

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レンズに絞り環がないので、明るさの調整はシャッタースピードに頼りがちになります。また、マウントアダプターに電子接点がなく、絞り値は記録されません。

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花火が打ち上げられる台船は沖合いおよそ250mにあるそうで、砂浜にカメラを設置する場合、超広角レンズが必要になります。レンズは広角端の11mm(35mm換算で22mm)に設定しましたが、最初と最後のおよそ10分間に打ち上げられる水中スターマインなどは全景を捉えることができません。

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露出は状況に応じて変更すべきですが、カメラを向ける角度は変えない方が良いので、低い花火に的を絞って撮影しました。

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両端が切れてしまいました。このレンズとカメラの組み合わせで撮影するのなら撮影場所が近すぎるかもしれません。

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8月8日のびわ湖大花火大会は幸運にも浜大津アーカス2階のベランダ席で観れることになりました。三脚を使った写真撮影はできないかもしれないので、今年はこの大津志賀花火大会での撮影のみになるかもしれません。

The Biwako Great Fireworks 2015 — Part 3

The Biwako Great Fireworks 2015

花火大会開始後、30分経っても左側の台船から打ち上げられないのでレンズをAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G EDに交換しました。

The Biwako Great Fireworks 2015

このままフィナーレまで行けば、今年はおよそ1万発というより半分の5千発程度なのではないかと疑い始めました。

The Biwako Great Fireworks 2015

左の方を開けているのに一向にもう片方の台船からは打ち上げられる様子がない。

The Biwako Great Fireworks 2015

そのままフィナーレに。左の方に写る花火は斜めに打ち上がられたもの。

The Biwako Great Fireworks 2015

慌ててレンズを広角よりにズームアウト。

The Biwako Great Fireworks 2015

画像をPhotos Appで補正していてようやく気付きました。今回の撮影場所は、二つの花火打ち上げ地点を直線で結んだ線の延長線上に位置していたということ。二地点からほぼ真上に打ち上げられる花火が重なって見えていたわけです。花火が重なった写真はこの場所からしか撮れないので、ある意味、貴重ではあります。例年の半分程度しか打ち上がらないと感じたのは錯覚でした。

The Biwako Great Fireworks 2015

左の方に見えていた大きな台船は打ち上げ地点ではなく、有料の観覧席だったのです。堅田にあるレークウエスト観光株式会社が手配した台船で、iPadをいつも携行されている滋賀県の元知事もこの台船から花火を楽しまれていたそうです。

The Biwako Great Fireworks 2015 — Part 2

今日は長い一日でした。寝不足気味の私は、もう一つの職場に向かう時、花火大会に持って行くカメラ機材やクーラーボックスなど忘れ物がないよう、入念にチェック。職場に到着する直前に、MacBookや筆記具、書類などを入れたBreeのヌメ革バッグ(People 2)が助手席にないことに気づきました。コンビニに立ち寄った時にバッグを盗まれたのかとかふと思いましたが、出発する時に撮影機材にばかり気を取られ、大事な仕事用のバッグを車に載せるのをすっかり忘れていたのです。

引き返す時間はないし、MacBookと書類なしで仕事が可能なのかどうか、よく考えてみると、何とか可能であることがわかりました。MacBookの代わりはiPhone 6で、書類はクラウド(Dropbox)に置いてあるので、iPhone 6にダウンロードして、Wi-Fi対応のプリンターでプリントすれば良いのです。尤もプリンターがWi-Fi対応でなければ書類はプリントすることができないので、このプリンターに助けられました。

The Biwako Great Fireworks 2015

仕事を済ませると、自宅には戻らず、そのまま待合場所の花火大会撮影場所近くの駅に車で向かいました。駅前の駐車スペースに車を停めて、撮影予定場所(自衛隊駐屯地他)をGoogle Mapsで確認している時に、花火大会、屋上無料開放と書かれたポスターに目が留まりました。団扇を配っていたお兄さんに尋ねてみると、午後11時まで立体駐車場も無料開放しているとのこと。この近くに駐車場を探していた私にとっては渡りに船。とりあえず、立体駐車場に車を停めさせてもらい、ここから歩いて撮影予定場所に向かうつもりでした。無料開放の屋上には観覧席まで用意してあるとお兄さんは言っていたので、その屋上にエレベーターで昇ってみました。

The Biwako Great Fireworks 2015

これが本当に無料なのか?と疑いたくなるほど、素晴らしい景色です。”Find Friends” Appで私の居場所を知ったminority318さんからFaceTime Audioで連絡がありました。花火大会にやって来るということでしたので、席をプラス二人分キープ。寝不足で夏バテ気味の私は、この暑い中、徒歩で30分はかかりそうな駐屯地に行くことを想像するだけで、さらに体力を消耗しそうなので、今年はこちらで花火を撮影することにしました。

The Biwako Great Fireworks 2015

屋上に並べられた椅子の向きに着目。二つ見えるマンションの右の方を向いています。打ち上げ場所は二つあり、もう片方はずっと左の方で、上の画像には写っていないところに台船が見えていました。この時は、二つある打ち上げ地点の片方に椅子を向けているのだろうと考えていました。しかし、なぜより近い方の台船に向けていないのだろうとは考えませんでした。

The Biwako Great Fireworks 2015

もう片方の台船は後半になったら、打ち上げを開始するのだろうと思っていました。この画角ならこんなに広角のレンズ(16mm)を使う必要もないのですが。

Part 3へと続く。

The Biwako Great Fireworks 2015 — Part 1

明日、びわ湖大花火大会が開催される予定です。8月1日の彦根・北びわ湖大花火大会に行けなかったので、明日のびわ湖大花火大会に行けるよう、スケジュールをちょっと強引に調整しました。一昨年の撮影場所(比叡山ドライブウェイの駐車場)は今年も去年に引き続き、通行料金に加えて、¥5,000の特別駐車料金が課せられるようです。なので、雨が降った去年の撮影地に行こうかと考えています。

撮影地到着予定時刻が去年ほど早くはないので、今年は良い撮影場所が確保できない可能性があります。こういう時は、第2、第3候補地を考えておいた方が良いでしょう。第2候補地として考えているのは、ちょっと遠いし駐車場がないけれど、大津に長年、住んでいるのに入ったことがない、陸上自衛隊大津駐屯地。明日は、午後5時10分から午後9時まで、入場無料で「大津駐屯地夏祭り」が開催されるようです。これまでにない花火の楽しみ方ができるかもしれません。しかし、自衛隊の施設なので撮影禁止とかだったら困ったことになります。

第3候補地は穴場でもなんでもない名神高速道路大津サービスエリア。早めに行かないと駐車できない可能性大。サービスエリアには大津ICから入ることはできないので、要注意。

Part 2へと続く。

The 15th Otsu-Shiga Fireworks — Part 2

The 15th Otsu-Shiga Fireworks

花火打ち上げ開始(7時45分)のおよそ一時間ほど前、まだ空が明るい夕暮れ時に新たに開拓した撮影場所に到着しました。1メートルの段差を乗り越え、草むらの中を数十メートル進むと浜に出ます。中央少し左に台船が停泊しています。

The 15th Otsu-Shiga Fireworks

花火が打ち上げられる台船までの距離はおよそ300メートル。明るいうちにカメラを三脚に載せ、湖面を基準に水平を確認しておきました。(暗くなると湖面が見辛くなります。)

The 15th Otsu-Shiga Fireworks
f/16.0, 20s., ISO 200

前半はISO 200に設定。f/16.0、20秒露光で適正な露出が得られました。

The 15th Otsu-Shiga Fireworks
f/16.0, 25s., ISO 250

露光時間を5秒長くして、ISOを200から250に上げると、若干、露出オーバーになりました。

The 15th Otsu-Shiga Fireworks
f/16.0, 20s., ISO 200

前半に撮影した上の写真が今年のベストショットになりました。

iPhone 6で撮影、iMovieで編集し、YouTubeにアップロードした動画にリンクを張っておきます。

今年もF1ハンガリーGPの予選にちょうど間に合う時刻に帰宅しました。

The 15th Otsu-Shiga Fireworks — Part 1

Fireworks On The Lake
Shot on July 27, 2013

間近で観れる湖上花火大会、大津志賀花火大会(約2千発)が今夜、19:45から45分間開催される予定です。滋賀県内で行われる花火大会としては、8月7日(金)のびわ湖大花火大会(約1万発)、8月5日(水)の長浜・北びわ湖大花火大会(約1万発)、8月1日(土)の彦根・北びわ湖大花火大会(約1万発)に次いで人気がある花火大会だそうです。

去年の人出は2万8千人との発表がありますが、開催場所となる近江舞子中浜水泳場にはそのような規模の人出を収容できそうにないので、遠くから見た人もこの数字に含まれていると思います。

水辺から撮影する場合は超広角レンズ必須。2年前に撮影した上の画像は焦点距離11mm(換算16mm)で撮影していますが、それでも左右が切れています。去年はAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED(キットレンズ)一本しか持って行かなかったら、広角端の18mm(換算27mm)では思うような写真が撮れませんでした。

去年のようなことがないよう、花火撮影時の最重要事項を再確認しておきます。

  1. カメラと三脚の設置場所とレンズの向き
  2. カメラの設定(F値とISO以外は星景写真撮影時の設定と大体同じ)
  3. 花火打ち上げ地点までの距離に応じたレンズの焦点距離
  4. しっかりと固定できる三脚と雲台
  5. レリーズ(リモコン)、レンズフードなどのカメラ用アクセサリー
  6. 狙った花火以外は撮影しないこと(レンズの向きを変えない)
  7. 視野に人が入っても気にしないこと(人も被写体の一部と捉える)

Part 2へと続く。

Biwako Great Fireworks 2014 — Part 2

Biwako Fireworks 2014

比叡山ドライブウェイ夢見が丘駐車場からびわ湖大花火大会を撮影しようと計画していましたが、通行料金¥840に加えて施設使用料¥5,000は高過ぎるので、比叡山には登らず、麓のとある公共施設で撮影することにしました。

Biwako Fireworks 2014

撮影場所には花火開始時刻の数時間前に到着し、三脚を設置。近くを散歩したり、コンビニに夕食を買いに出かけたりしながら待機しました。天候は曇りで時々、小雨が降る程度。天気予報によると、花火開始時には雨が止んで、曇りマークになっていました。

Biwako Fireworks 2014

ところが、開始時刻の7時半になると同時に雨が本降りになり、カメラとレンズを保護するために、最も撮影に適していると思っていた場所から機材を撤去せざるを得なくなりました。施設の軒下で雨宿りすることに。

Biwako Fireworks 2014

軒下からも花火は見えていたので、三脚を設置して撮影開始。本来はもっと広角で撮影したかったのですが、左の方に建物の庇が写ってしまい、花火の全体像を撮影することができません。

Biwako Fireworks 2014

不本意ながら望遠寄りで撮影せざるを得なくなりました。

Biwako Fireworks 2014

夢見が丘駐車場から撮影した去年の画像には湖面に反射する様子が写りましたが、雨宿りしながら軒下で撮影すると、この程度で精一杯。傘をさすことができれば、数時間前に確保した場所で、もっと満足できる写真が撮れていただろうと思います。

Biwako Great Fireworks 2014 — Part 1

びわ湖大花火大会が開催される本日は、比叡山ドライブウェイ夢見が丘・登仙台両駐車場付近は施設使用料として、通行料金とは別に車1台¥5,000を徴収するそうです。この日は緊急車両が通れないほど混雑するので、その対策として今年、初めて施設使用料を試験的に徴収し、駐車場以外での路上駐車も禁止にすることにしたそうです。詳しくはこちらのPDFに掲載されています。

これまで無料で開放されていたびわこボートレース場も今年は団体専用となり、入場にはチケットが必要となるそうです。

Fireworks On Lake Biwa

毎年、恒例となっている、すぐ近くで観れる大津志賀花火大会で写真撮影してきました。今年はAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED(キットレンズ)一本で撮影しています。直線距離でわずか200〜300メートル沖合の湖上から打ち上げられるので、広角端の18mmでも全景を視野に収めることができません。

もう終わりかと思ったらまだまだ打ち上げます。以前よりも打ち上げ本数が増えているように思います。

びわ湖大花火大会と比べると規模は5分の1程度ですが、大きな渋滞もなく、同じ日に開催されるF1ハンガリーGPの予選に間に合うので我々にとっては大変便利な花火大会となっています。

Biwako Great Fireworks 2013 — Part 2

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7時半頃から小さな花火が2ヶ所から打ち上げられました。カメラマンにとっては本格的な花火が打ち上げられる前にカメラのセッティングを確認し、レンズの向きと画角を調整する絶好の機会となります。2ヶ所から打ち上げられる花火を同じフレームに収めようと思えば焦点距離は換算187mmぐらいでしょうか。

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7時45分花火大会開始でいきなりこれ。上の一枚目の写真を撮影してからもう少し、望遠よりに焦点距離を変更(換算247mm)したら大きな花火はフレーム内に収まらない。大きな花火の最初の一発目は、前の花火の煙の影響を受けないので最も綺麗に撮影できるのですが…

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慌てて焦点距離を広角よりに少し戻しました。上の写真で換算202mm。

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水に濡れたカメラボディーとレンズは問題ないようです。不幸中の幸い。

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夢見が丘駐車場展望台から見るとちょうど目の高さぐらいに花火が打ち上げられます。山から見ると花火がより立体的に見えます。

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カラフルで小さな花火がたくさん。

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仕掛け花火も全部見えます。花火開始時には人がいなかった場所ですが、いつの間にか私の背後に若いカップルが。

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これは大きい、2年ぶりの20号(二尺玉)でしょうか。すかさずリモードコード(MC-DC2)を用いてシャッターリリース。連続して撮影できるよう、長秒時ノイズリダクションはオフに設定しています。

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大き過ぎて半分ほどしか写っていません。

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湖面すれすれに斜めに打上げられた花火。

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前の花火の煙が残っていますが、これがまた幻想的な絵を創ってくれます。

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フィナーレは露出オーバー気味。

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RAWで記録し、これでも目一杯補正していますが、限界があります。この写真でf/16.0、露出5秒。

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山の上からでなければ撮れない写真が数多く撮れました。雨に打たれながら5時間近くも待機した甲斐がありました。花火を撮影した静止画はすべてNikon D7000 + AF-S NIKKOR 70-300 f/4.5-5.6 G ED、花火以外の静止画はSony DSC-RX100で撮影しました。