昭和レトロな家電はMERCARIで高く売れることもあるそうなので、物置小屋に放置していた昔の扇風機をガレージに出しました。製造後、半世紀近くになるであろうこの扇風機は、一度、大型ゴミとして廃棄しようとしたことがあります。廃品回収の現場まで持って行きましたが、思いとどまって捨てるのをやめたものです。
全体的にひどく汚れていたので、軽くクリーニングしながら通電してみました。スイッチが正常に機能しないことがわかったので、底のカバーを取り外して故障の原因を探りました。
オフ、弱、中、強の4つの切り替えスイッチが正常に機能しない原因は矢印のバネであることがわかりました。バネが伸びた状態で何十年も放置していたことが故障の原因。スイッチを押して離すを繰り返すとバネが蘇り、正常に機能するようになりました。
MERCARIに出品する気満々だったのですが、小さくても昔の扇風機は風量がそこそこあり、最長60分のタイマーも機能し、騒音がほとんどない静かな扇風機なので、出品は取りやめて屋根裏部屋で使うことにしました。