Apple, Subaru, and Olympus

Olympusからもうすぐ正式に発表になるであろう、新しいデジタルマイクロ一眼カメラ、OM-D E-M5。1605万画素のLive MOSセンサー、144万ドットEVF搭載、5軸対応手ブレ補正、超音波防塵フィルター、防塵防滴。

リークされた情報によると、Amazon.co.jpでの発売予定日は3月30日。レンズキット?の価格は¥111,258。合焦速度はDSLRを含むレンズ交換式デジタルカメラで最速との噂もあります。(合焦精度については不明。)画像は4/3 RUMORSより拝借しました。

ポストのタイトル、私は100%、当てはまります。

A New Micro 4/3 Line of Products To Be Announced on June 30

4/3 RUMORSによれば、Olympusが6月30日に発表する新製品は、高級コンデジのXZ-1とボディーの厚みと横幅がほぼ同じレンズ交換式Micro 4/3規格のOLYMPUS PEN Mini (E-PM1)と液晶モニターがティルト式のE-PL3、それとフラッシュ内蔵のE-P3。さらにMicro 4/3規格の明るい単焦点レンズが2本。(12mm f/2.0の広角単焦点と45mm f/1.8のマクロではない中望遠単焦点レンズ)45mm f/1.8の方は$299になるだろうと、リークに近い具体的な数値まで噂として流れてきました。12mm f/2.0は辰野工場で生産される高級レンズだとも書いてあります。

Micro 4/3規格の3種類のボディーには新製品としては控えめな画素数である12.1メガピクセルの独自設計のセンサーが搭載されているそうです。また、新設計の2コアのTruPic VIエンジンが搭載されており、ダイナミックレンジとISO高感度性能の向上が期待できるとか。画質はオリンパスの4/3モデルのフラッグシップであるE-5と同等以上。さらには、驚異的な俊速オートフォーカスが実現されているそうで、同じMicro 4/3規格のPanasonic GH2よりも速いとのこと。たいていのDSLRカメラのオートフォーカス(位相差AF)よりも、速いというから驚きです。従来のコントラストAFではないのかもしれません。もちろん、この速さは同時に発表される新しいレンズとの組み合わせで実現できるものだと思われます。

2年前のOlympus PEN E-P1発売以来の久々のわくわく感を醸し出す噂というかリークではないでしょうか。

M.Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6 To Be Released on April 23

オリンパスのサイトで本日、告知がありました。私はまだ予約していませんが、超広角ズームレンズとしては小型軽量であるばかりでなく、希望小売価格¥71,000(オリンパスオンラインショップ¥59,400)はメーカー提示の価格としては決して高くはありません。(カメラのキタムラなら¥53,600)フォーサーズ用の9-18mmは評判が良い優秀なレンズのようですが、今回発売されるマイクロフォーサーズ用のこちらの製品も同等の性能とすれば、ボディーとの兼ね合いもありますが、いつかはコレクションに加えたい(レンズ沼の深淵に沈む?)と考えています。

dpreview.comにOlympus ZD 9-18mm F4-5.6、Panasonic 7-14mm F4と比較した詳しいレビュー記事が公開されています。

私の場合、このレンズの主な用途は、星景写真、流星の写真撮影と夜景(F1シンガポールGPナイトレース)であり、いずれも極端に特殊な被写体です。星は高感度と長時間露光によるノイズが発生しやすいし、夜景も手持ちなら高感度での撮影になります。マイクロフォーサーズのボディーにはAPS-Cと比べると若干小さなセンサーが搭載されており、高感度と長時間の露光には不利。かと言って、このレンズをAPS-CサイズのNikon D90に装着するのは物理的に不可能なので、どうしようか思案中です。

これまでにOlympus PEN E-P1を用いて撮影した流星狙いの天体写真はすべて、iPhoto/ApertureがRAWに対応していなかったので、JPEGで撮っています。JPEGファイルはノイズ除去に限界があるので、今度、RAWで撮影してみてApertureでノイズ処理を試みてみます。F値を4.0に絞った場合、どの程度、ISO感度が上げられるか、また長時間に耐えられるか、実験してみます。

来週、大型連休前のM.Zuikoの新製品発売と同時にE-P1、E-P2、E-PL1用のファームウェアが更新されるそうです。静止画撮影時のオートフォーカス速度向上も含まれているそうですが、これまでのファームアップの経緯から、全く期待はしていません。それよりも、ISOオート設定時のISO感度が表示されないという問題(特徴?)を改善してもらいたいものです。

Voigtländer Micro Four Thirds Adapter F—Matching

オリンパスの場合、右に回してマウントアダプターをボディーに装着。交換レンズからボディーに電気信号を伝えるための接点はありません。絞りリングを回して設定した絞り値がボディーに伝わらないので、メタダータにも反映されません。

w/AF Nikkor 35mm f/2D

レンズはニッコールなので、今度は逆に左に回してマウントアダプターに装着。3本のレンズのうちこの35mm f2/Dが最もバランスが良いかと思われます。

w/AF Nikkor 35-70mm f/3.5-4.5

この古いズームレンズはちょっとバランスが悪いけれど、使い勝手は悪くはないはず。オリンパス純正のZuikoレンズは単焦点のみになってしまったので、このニッコールはPEN E-P1に装着すればまだまだ使えます。

w/AF Zoom-Nikkor 70-210mm f/4-5.6

換算で140-420mmの望遠ズームに手ブレ補正が使えるのは便利。見ての通り、アンバランスですが、それなりに均衡がとれているような気もします。直進ズームはこれでも広角端にしています。E-P1の小さなグリップではグリップできません。モニターを見ながら、マニュアルでピント合わせをするとき、望遠端になるようにレンズを繰り出した場合はフォーカスリングが異常に遠くに感じます。

フォーカスリングを回してもマニュアルフォーカス・アシストによる拡大表示は機能しません。INFOボタンを繰り返し押して拡大枠を表示させ、OKボタンを押せば7倍に表示されます。サブダイヤルを回せば倍率を7倍と10倍で切り換えることも可能。再びOKボタンを押して、フレームを確認してからシャッターリリース。電源をオフにしても、カメラは最後の設定を覚えているので、次は繰り返しINFOボタンを押す必要はありません。

今夜は満月、望遠端(換算420mm)で試写してみました。三脚固定でISO:200、SS:1/50秒、絞り値は8とか11?忘れました。絞り値がメタデータに記録されないので、こういうことになります。

Voigtländer Micro Four Thirds Adapter F—Unboxing

FマウントNikkorレンズをマイクロフォーサーズ規格のOlympus PEN E-P1でも使用できるように、フォクトレンダー・ブランドのマイクロフォーサーズ・アダプターを入手しました。マウントアダプターの説明書を見ると、「この製品は、Voigtländer Fマウント、Carl Zeiss ZFマウントに装着することを目的とした専用アダプターであり、これらのレンズ以外を装着した場合における、事故、故障などについては保証の対象外となる。」との但し書きがあります。レンズ沼による被害を軽減することを目的に、手元にあるFマウントに対応したレンズをOlympus PEN E-P1で活用しようと、買って来たのですが、ニッコールレンズが保証の対象外となれば、目的を達成するどころかますますレンズ沼の深淵に沈みそう。「保証対象外」は無視して、もちろんニッコールレンズを装着する予定ですが、前から気になっていた、コシナが販売する、Ultra Wide-HeliarとかColor-Skopar、それにCarl Zeiss Distagon、Planarなどといったドイツブランドの単焦点レンズが欲しくなります。

このマイクロフォーサーズ・アダプターは、絞り環がない比較的新しいニッコールGタイプのレンズには使えないことに買ってから気付きました。手元にあるFマウント対応レンズは5本、そのうち、絞り環がないズームレンズが2本あります。2本の比較的新しいレンズはNikon D90用に買ったものですから、マウントアダプターが対応していなくても良いと考えればそれで済むことですが。

焦点距離が換算2倍になる、マイクロフォーサーズなら中望遠レンズを超望遠レンズとして使用するには都合が良いです。また、ボディー内手ブレ補正機構があるオリンパスのボディーなら、レンズに手ブレ補正機構がない古いタイプ、あるいは廉価版のレンズで手ブレ補正を効かすことができます。とりわけ古い望遠ズームレンズ(例えば、AF Nikkor 70-210mm 1:4-5.6など)には適しているかと思います。

購入先は梅田のヨドバシカメラですが、購入時にHansa (RAYQUAL)のものも見せていただきました。持った感じは、Hansaのマウントアダプターの方がずっしりと重いけれど、高級感、上質感と光学機器らしい繊細さはフォクトレンダーの方が良いと判断し、少々、値は張りましたがこちらを選びました。(希望小売価格は税別で¥19,800)

他にも半値以下の中国製のマウントアダプターも市場に出回っているようですが、この種のアクセサリーはボディーマウント部やレンズに傷を付ける恐れがあることを考えると信頼できるブランド品を選んだ方が賢明であるとする、カウンターで応対してくれた店員の助言に従いました。

This is a new PEN.

MFT規格のオリンパス初号機であるE-P1発売時のあの衝撃的なCMを思い出します。E-P2は印象に残るCMがなかったのですが、このE-PL1のCMが続編という感じがします。”Live Guide”と「ボディー内手ぶれ補正」が特に目立っています。この辺りが訴求ポイントなのかもしれません。

私はまだ、E-PL1の実物にまだ触れていませんが、写真で見る限り、デザインや質感はE-P1/E-P2の廉価版というか、背面操作部は大きなコンデジそのものという印象を受けます。このCMではほとんどが前面のみのカットで、背面が写っていません。プラスチックマウントが採用された新しい沈胴式キットレンズは、あの状態ではシャッターが落ちません。

Tokina AT-X Lens Case

中古のレンズポーチ、レンズケースを漁っていて見つけたのが、このTokina AT-Xレンズ用のケース。僅か350円でこんなに立派なケースが売ってました。Tamron AF18-250mmが入るかなと思って買って来たのですが。

帰宅後にレンズを入れてみて驚きました。まるで専用ケースの如く、フードを外せばぴったり入ります。Tamron AF18-250mmも新品なのに破格値で別のお店で入手。ケースを買った店では、このレンズの中古品が私が買った破格値の2.5倍で売ってました。

iPhoto 09とAperture 3がOlympus PEN E-P1のRAWファイルに対応したことを記念して、このポストに使用した二枚の写真は、Zuiko Digital 35mm F3.5を用いて初めてRAWで撮影しました。撮影時に露出補正を若干、マイナスにしただけで、他の設定は特に変更していませんが、思いの外、黒つぶれしていないので驚きました。Aperture 3で現像しています。私が知らなかっただけで、RAWで撮れば、MFT規格のカメラでこんなにきれいに撮れるとは。特に一枚目。

Digital Camera Raw Compatibility Update 3.1

漸く、MFT規格のOlympus PEN E-P1/E-P2のRAWフォーマットがAperture 3とiPhoto 09に対応したようです。Software Update経由でダウンロードできます。今回のアップデートで新たに対応するデジタルカメラは以下の通り。

  • Hasselblad H3DII-50
  • Leica M9
  • Leica X1
  • Olympus E-P1
  • Olympus E-P2
  • Panasonic Lumix DMC-GF1
  • Pentax K-7
  • Pentax K-x
  • Sony Alpha DSLR-A500
  • Sony Alpha DSLR-A550
  • Sony Alpha DSLR-A850

Pentax K-7/K-xも対応していなかったこと、このリストで知りました。Leica M9とX1も対応しています。Panasonic Lumix DMC-GF1も。

私はAperture 2.1.4を少し、使いかけましたが、メニューのフォントサイズが恐ろしく小さくて見辛いこともあり、使用を停止していました。今回のアップデートでOlympusのMFT規格のカメラにも対応したことだし、iPhoto 09からAperture 3への移行を検討します。iPhoto 09に取り込んで、管理している画像ファイル15,000枚以上、動画ファイル100本、容量は58GBもあるので、これを引っ越すとなると腰が重くなります。

Aperture 3になってからユーザーの対象を拡大し、これまではプロ向けだったのが、ハイアマチュアをも対象にするようになったことは、iPhotoライクな機能(Faces、Placesとか)を取り入れたことから察することができます。来月下旬に発売されるiPad(教育市場、ファミリー向け)はiPhone OSを搭載するので、DSLR Camera RemoteなどのiPhone/iPod touch用のアプリケーションを使えば、より大きなモニターで被写体をライブビューしながらリモート撮影することができると思います。iPadとApertureの連携はどうなっているのか、この辺りを見極めてから、移行すべきなのかもしれません。

Digital Camera Raw Compatibility Update 3.0

iPhoto ’09や本日発売のAperture 3用にRAW互換性アップデートが公開されました。今回、新たに追加された対応デジタルカメラは以下の通り。

  • Canon PowerShot S90
  • Canon sRAW
  • Canon mRAW
  • Leica D-LUX 4
  • Panasonic Lumix DMC-G1
  • Panasonic Lumix DMC-GH1
  • Panasonic Lumix DMC-LX3

デジカメWatchの記事によると、

mRAWとsRAWは、キヤノンのデジタル一眼レフカメラが備えるRAWフォーマットのひとつ。通常のRAWよりピクセル数を下げることで、現像時のハンドリング向上を狙ったもの。現在、中級機以上の製品で利用できる。

生産終了したMFT規格一号機のPanasonic Lumix DMC-G1が新たに対応したのに、Olympus PENシリーズのRAWファイルは残念ながら今回も対象外になっています。

M. Zuiko Digital ED 9-18mm F4-5.6

レンズ構成は8群12枚(DSAレンズ2枚、非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚、HRレンズ1枚など)、画角100º-62º、最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率0.1倍、円形絞り羽7枚、フィルターサイズ52mm、最大径56.5 x 全長49.5mm、質量155gの沈胴式。

国内での発売予定は4月下旬。去年、Olympus社員の方が来年春と言われていたので、予定通りの発売になりそうです。実売価格が気になるところですが、カメラのキタムラネットショップでは、会員価格¥53,600となっています。今月、ポイント使用上限が20%になっているオリンパスオンラインショップなら¥59,640の20%引きで¥47,712とお買い得。おみくじも100ポイントしか当たらなかったし、私はそんなにポイントが貯まっていません。それでもキタムラの価格よりも安く買えそうです。キタムラではFT用のZuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6と同価格です。性能も同等とすれば、決して高くはないはずです。

広角ズームとパンケーキはZuiko、それ以外の標準ズームと単焦点、望遠はNikkorレンズと、使い分けを考えています。自分でルールを決めておかないと、底なしレンズ沼にはまります。しかし、こんなおおざっぱなルールではそれほど効果がないかもしれませんが。

"You can't hide CREATIVITY."

オリンパスのティーザー広告がメッセージを変更しました。INNOVATIONからCREATIVITYに変わっています。全く新しい製品ではなく、既存のE-P1/E-P2下位機種だから、誤解を招くINNOVATIONという表現を避けたものと思われます。全く新しいコンセプトに基づく新製品を期待させると、がっかりするだろうし、それではティーザー広告の機能を果たさないどころか、逆効果です

リーク画像から察すると、話題の新製品はコンデジではなく、レンズ交換式MFT (Micro Four Thirds System)規格のPEN E-P1廉価版であり、Panasonic GF1対抗機のようです。OLYMPUSロゴの左右にステレオマイクがないようなので、動画機能は省略しているのではないかと思われます。リーク画像のレンズは沈胴式の標準ズームレンズ、ティーザー広告の方は17mmパンケーキではないかという人もいるようです。

去年の夏に、MFT一号機であるOlympus PEN E-P1を市場に送り出した頃から、オリンパスはAppleのマーケティングを模倣しているのではないかと思います。(Appleは得意のティーザー広告を既にやめてしまったようですが。)今回のCREATIVITYへの変更は”Come see our latest creation.”を真似ているのではないかとさえ考えてしまいます。

You can’t hide INNOVATION.

何でしょう?Olympus (USサイト)にティーザー広告が!コンデジの新製品か、それともMicro 4/3システムの新製品なのか?アクセサリーシューが見えているのでコンデジではなさそう。レンズ交換式かどうかもわかりません。Pentaxはクラシックなデザインのコンデジ新製品(Pentax Optio I-10)を昨日、発表したばかりで、Olympusからもコンデジで一眼レフ風の新製品が出てもおかしくはありませんが。

Micro 4/3規格の新製品としても、この大きさではEVF内蔵ではなさそう。動画機能を省いたPEN E-P1の下位機種でしょうか。それとも高級そうに見えるので、LEICA X1のようにレンズ固定式の上位機種?

いずれにしてもかなり気になります。Emailアドレスを登録して最新ニュースを受信できるようにしました。

Olympus PEN E-P2 Announced!

e-p2front

大きな外付けEVF(VF-2)を装着したブラックボディーのE-P2がヨーロッパで先に公開されたようです。画像は43rumors経由The British Journal of Photographyから拝借しました。シルバーのパンケーキが少し、アンバランスな感じがします。ブラックのキットレンズ装着の方が似合いそう。EVFはもっとアンバランス?拡張端子がないE-P1のアクセサリーシューはトッププレートに埋め込まれたこだわりのデザインになっていますが、E-P2はアクセサリーシューの部分が若干せり上がっているのが残念。

e-p2rear

CNETの動画を観ると、仕上げはアルミへアラインのブラック光沢塗装に見えます。新たに追加された機能としてはAF tracking(追尾式オートフォーカス)、二種類のアートフィルター(DioramaとCross Processモード)、そしてフレーム内の特定色を強調するi-Enhance機能、動画でのマニュアル撮影など。追尾式オートフォーカスについては、追加された機能というより、C-AFに置き換わる機能のようです。動画撮影時に威力を発揮しそう。ファームウェア更新でE-P1にも対応すれば良いのですが。

外付けEVFは90度角度調節式、144万画素、視野率100%、倍率1.15倍。外部マイク用のアダプター(EMA-1)もオプションで同時に発売するそうです。

英国では14-42mmキットレンズ付きで£849(¥126,803 @£1.00=¥149)、来年1月の発売。US Amazonでは$1,099.99(¥99,384 @$1.00=¥90)で予約販売。米国ではEVFがオプションではなくキットにバンドルされるようです。だとすれば売上税が加算されたとしても円高だから非常に安く感じます。

日本でもEVFがキットにバンドルされて同様の価格で販売されるかどうかは現時点では不明ですが、E-P1と異なるE-P2の特長は、やはりEVFが外付けできるブラックボディーということでしょうか。E-P1の後継というより「特大ちょんまげキット」という感じ。

Olympus PEN E-P1 Firmware Update

4/3rumorsによれば、Olympus PEN E-P1ボディーとM.Zuiko Digital 17mm F2.8、M.Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6レンズのファームウェアが9月15日にアップデートされるとの情報を得たとのことです。ボディー、レンズのファームウェア更新はオートフォーカス絡みの改善だそうです。

ボディーの方はContinuous Auto Focusが改善されるとか。現状ではC-AFは使い物にならないと私は判断したので、一度も使っていません。C-AFの挙動とAFの速度が向上し、動体撮影にも積極的に対応するアップデートであることを期待します。Panasonic Lumix DMC- GF1の国内での発売は連休前の9月18日。その前にファームウェア更新を実施するようです。

Four Thirds Adapter (MMF-1)

RIMG0042RIMG0038

RIMG0045フォーサーズ規格のレンズをマイクロフォーサーズ規格のボディーで使えるようにするのがフォーサーズアダプター (MMF-1)です。フォーサーズ側の接点9ピンに対してマイクロフォーサーズ側の接点は11ピンです。口径はマイクロフォーサーズ側が6mm小さくなっています。

アダプターの厚みは実測でおよそ20mm、つまりフランジバックが短くなった分(フォーサーズ40mmに対してマイクロフォーサーズは半分の20mm)をこのアダプターで補っていると考えればわかりやすいかと思います。

アダプターの厚みとレンズ側の口径を変えることにより、他社の様々なオールドレンズも装着できるそうで、既にいろいろなアダプターが販売されています。

早速、手元にあるZuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6(E-520のキットレンズ)をアダプター経由でE-P1に装着してみました。ボディーとレンズのバランスは全然おかしくありません。グリップが黒なので、黒いレンズも似合っています。外付け光学ビューファインダーは使いませんが、付けておいた方がデザイン的にバランスが良いと思います。

このレンズはファームウェアを最新バージョンにアップデートしてありますから、ハイスピードイメージャAFに対応しています。E-P1のパンケーキ装着時と同じようにオートフォーカスが機能します。S-AF+MFに設定すればフォーカシングリングを回すと液晶表示が7倍に自動的に拡大されます。もちろんライブビューの機能も使えます。手持ちでのマニュアルフォーカスは少々工夫が必要かもしれません。

Zuiko Digitalのレンズはすべてオートフォーカス対応とのことです。(詳しくはオリンパスのサイトを参照してください。)ハイスピードイメージャAFに対応したZuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6であれば、オートフォーカスの精度は高いのでマニュアルフォーカスにする必要はないかもしれません。(但し、金網の向こう側のF1マシンに合焦させる場合はマニュアルフォーカスで置きピンが必要かもしれません。)