Rebuilding Backyard Deck — Part 12

stairsconcrete

東側の既設デッキに取り付ける階段の仕様を一部、変更しました。当初は3枚のストリンガーの補強を目的に外側2枚にスカートボードを取り付ける計画でした。ストリンガーに幅広の2×10材を使用することにより、ノッチ首の部分が90mmとなり、スカートボードによる補強は必要ないという考えです。この仕様変更に伴い、踏み板を左右でそれぞれ20mm、オーバーハングさせることにしました。

それと階段用コンクリート基礎の位置をデッキの方に若干近づけて、遊びの部分を挑戦的とも言える42mmに設定しました。これにより、コンクリートに下りた時の踏み板相当部分はオーバーハングなしの250mmとなり、階段踏み板の幅と同じになります。(踏み板は20mmのオーバーハングを考慮すると実際には幅が270mm。)

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階段用コンクリート基礎の型枠をコンパネで製作して大体の打設位置に置いてみました。

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自宅階段用コンクリート基礎を製作したおよそ10年前の前回は、型枠の内側に鉛筆で基礎の高さを示す線を引きましたが、コンクリート打設時に見えなくなったので、今回は高さを示す薄くて細い棒を取り付けました。コンクリート基礎の高さは100mm。この薄くて細い棒の上に水準器を載せて、水平を確認することもできます。

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小さめのブリキのバケツにセメントを1杯、砂を3杯分、トロ船に入れて、鍬とスコップで撹拌しました。

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すでに塊が形成されつつありますが、これは砂に含まれる水分とセメントが反応したためと思われます。

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さらに砂利をバケツ3杯分、投入して撹拌を続け、水を適量加えました。経験が少ない私には水適量というのが難関でした。コンクリートを練る時はセメント25kgに対して水15Lであると、普通ポルトランドセメントの袋に書いてあったので、概算でおよそ4Lの水を加えました。しかし、今回、私が採用したコンクリート配合比は、通常のセメント1、砂3、砂利6ではなく、変則的というか、モルタルに近い、セメント1、砂3、砂利3の比率です。これでは水が多過ぎるかもしれません。

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型枠に流してみたら、目印の棒は遥か上の方で全然、足りない。再度、トロ船にセメント1、砂3、砂利3の比率で不足分を投入し、水適量を加えて、撹拌しました。ようやく、目印のすぐ下までコンクリートが到達しましたが、一見するとモルタルのように見えます。やはり、水が多過ぎたかもしれませんが、強度が要求される建物の基礎を製作している訳ではないので、これで良しとします。

画像はすべてiPhone 6で撮影し、Mac用の新しい画像管理編集アプリケーション、Photosで補正してあります。

作業の難易度:5段階で3

Part 13へと続く。
Part 11に戻る。

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