mineo nano-SIM Has Been Received and Activated

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Amazonで¥1,600で購入したmineoエントリーパッケージが届き、mineo公式サイトで、eo IDを用いてシングルタイプ(データ通信のみのSIM)のauプラン(Aプラン)を申し込んだら、nano-SIMとmineo契約内容通知書が別々に送られてきました。公式サイトの「マイページ」から契約内容照会のページを開くと、契約期間がすでに1ヶ月目になっていました。

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これがそのnano-SIMカード。どこにもmineoとは書かれていません。電源をオフにしたiPad mini 2から契約中のauのSIMを取り出し、こちらのSIMを代わりに挿入しました。ネットワークの設定に関しては、iOS端末の場合は「mineoご利用ガイド」に説明がなかったので、公式サイトユーザーサポートを参考にしながらプロファイルをインストールしました。「mineoご利用ガイド」はAndroid端末専用の説明書のようです。

重要なお知らせはmineoメールアドレスへ送信するので、メールアカウントは必ず設定しろということで、再度、公式サイトユーザーサポートを参考にしながらメールアカウントを設定しました。説明通り、「SSLで接続できません」の画面が表示され、「アカウントをSSLなしで設定してみますか?」の選択肢で「はい」をタップ。再度「SSLで接続できません」が表示され、もう一度、「アカウントをSSLなしで設定してみますか?」の選択肢で「はい」をタップ。その後、ようやく設定を保存できるようになりました。

mineoメールはいわゆるキャリアメールではなくPCメールだそうですが、K-Opticomとの契約解除後は利用できなくなるそうです。それでも無料でメールボックスの容量を基本容量200MBから5GBに追加し、メール保存期間も60日間から無期限に変更できるそうなので、「オプション変更お申し込み」ページから変更を申し込みました。

MVNOの回線ということで速度に一抹の不安がありましたが、今の所、問題なく快適に使えています。最も混雑するとされる平日の昼休みの時間帯でもSpeedSpotで速度を測定すると、下り3.86Mbps、上り4.19Mbpsでした。同じ時間帯、同じ場所でMNOのau回線の速度をiPhone 6で測定すると、下り24.43Mbps、上り4.38Mbpsでした。

もう一つ、自分で確かめるまで不安なことがありました。MVNOであるmineoが借りているau回線は、A-GPS (Assisted GPS) に対応していないそうで、Google MapsやApple純正Mapsを用いたナビゲーション機能が快適に使えないかもしれないという危惧でした。MNOのau回線に繋がっているiPhone 6とMVNOのmineo回線に繋がっているiPad mini 2で、同時にGoogle Mapsでルート案内させてみると、位置情報の側位に遅れはなく、二台の端末で同じようにルート案内できました。A-GPSに対応していないmineoでなぜ瞬時に測位が可能なのか、不思議な気がします。データ通信のみの「シングルタイプ」ではあるものの、無料のSMSオプションを契約していることと何か関係があるかもしれません。

10月17日追記:セルラー版iOS端末の場合、A-GPSの機能は端末本体に備わっているため、利用する回線の種別に関係なく位置情報を瞬時に測位できるようです。

eo ID所持者の場合、来年の7月まで1GBコースであれば、1日を除く契約日の翌月以降ほぼ無料で利用できるキャンペーンの申し込みは10月31日まで。(利用開始月は日割りで通信料が請求されるようです。「シングルタイプ」1GBコース基本料無料の適用は契約日の翌月から開始。)

mineo Entry Package

2013年11月に購入したiPad mini 2 Wi-Fi + Cellular (au版)が来月、2年が経過し、翌月の12月に契約更新月を迎えます。近くのau代理店で調べてもらいました。具体的には更新月の12月1日から12月31日までの期間にau代理店で解約手続きをすれば、解約手数料が発生しないとのことで、12月分の通信費は日割りになるので、12月1日に解約手続きをするのが最もお得であるとのアドバイスもいただきました。

去年の夏頃からiPad mini 2 Wi-Fi + Cellularの契約が切れたら、格安SIMを利用しようと考えていました。auの回線を利用する格安SIMはK-Opticomが提供するmineoのみで、他に選択肢がない状況でしたが、iOS 8ではなぜかmineoが使えないとのことでした。今年の夏にそうした状況が一変し、APN構成プロファイル変更により、iOS 8をインストールしたiOS機器でも通信できるようになったそうです。

現在ではmineo公式サイトでiOS 9.0.2で利用できる端末のリストにauブランドのiPad mini 2が掲載されています。

9月からドコモ回線でもmineoが利用できるようになり、「ドコモ回線プラン スタート記念キャンペーン」と題したmineo史上最大のキャンペーン実施中であり、2015年10月31日までに申し込むと月額基本料金から6か月 x 800円割引になるそうです。(eo光ネットを利用している既存ユーザーの場合はeo IDで申し込むとキャンペーン適用期間が3ヶ月延長され、月額基本料金から9か月 x 800円割引)

これはもう、12月1日にauとの契約を解除して、mineoを利用するのがお得。mineo申し込み時にエントリーコードがあれば¥3,240の契約事務手数料が無料になるそうで、そのエントリーコードがAmazonで¥1,600で販売されています。つまり、契約事務手数料が半額になるということです。取り敢えずはエントリーコードを入手し、どのプランを申し込むかはそれから考えよう。

mineo Might Have Been Compatible with iOS 8 and Later After All

auのネットワークインフラを利用するMVNO (Mobile Virtual Network Operator) であるmineoは、去年のサービス開始時にiOS 8が対応していないので、iOS 7.1.2以外をインストールしたSIMフリー及びauのiOS機器では使用できないという問題が発覚しました。2014年10月21日付のmineoユーザーサポート(抜粋)に、

本事象については、弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため、弊社として今後のiOS 8への対応の予定はございません。 しかしながら、Apple社に対して、mineoサービスがiOS 8およびiOS 8.1で利用できるように引き続き要望してまいります。

との発表がありました。ほとんどのiOS機器でmineoが使用できないということになり、mineoは事実上、Android OS専用のMVNOとの位置付けになりました。上の発表で、「弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため」とあります。

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VoLTE (Voice over LTE)

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iPhone 6のiOSバージョンを8.3 (12F70) にアップデートしたら、キャリアのバージョンも自動的にKDDI 19.1にアップデートとなりました。このバージョンでVoLTE (Voice over LTE) に対応したということで、早速、Settings > Cellular > Enable 4Gから”Voice & Data”が選択できるようになりました。これまで音声通信には3Gを使っていたそうですが、今後はVoice & Dataを選択しておけば、より高音質な4G (LTE) で音声通信ができるとのことです。また、auの場合は、音声通信とデータ通信が同時にできるようになります。

iPhone 6 (Model A1586) 16GB Silver

iPhone 6 (Model A1586)

町のauで予約していたiPhone 6が入荷したとの連絡を受け、その翌日に16GBシルバーのiPhone 6を引き取りに行きました。64GBスペースグレイの方は家電量販店で入手しましたが、16GBシルバーの方は指名したくなるほど愛想が良い店員さんがおられるお店で購入することにしました。iPhone 6の化粧箱はiPhone 3Gのボックスと同様、蓋が立体的になっています。箱の中身(製品本体)は下取りプログラムで手放すかもしれませんが、このボックスだけはコレクションとして手元に置いておきたくなります。

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もし、32GBのモデルがあれば、容量アップしていたかもしれませんが、64GBも不要なので、iPhone 5の時と同じ16GBを選びました。写真や動画をたくさん撮影し、MacにバックアップしてからiPhone内のファイルを削除しないと、容量が不足しがちです。Macにバックアップできる環境があるにもかかわらず、そうした作業を怠ると、iPhoneが容量不足になり、iOSのアップデートもiPhone本体でできなくなります。(iTunes経由なら容量不足でもアップデート可能)

iCloud Photo Libraryベータ版がiOS 8.1で公開されています。ローカルのデバイスには最適化した小さな画像(動画)ファイルだけを保存し、大きなオリジナルファイルはiCloud Driveに保存することにより、ローカルのデバイスが容量不足になることを防ぐことが可能です。iPhone本体の容量が16GBであっても、iCloud Driveの容量(5GBまで無料)も使えるので、写真や動画を頻繁に撮影する人には便利な機能です。但し、iCloud Driveが無料の5GBのままなら、今度はそちらの方が容量不足になるかもしれません。そのような場合は、月額100円でiCloud Driveの容量を20GBにアップグレードできるサービスが用意されています。2年間で2,400円を支払えば、16GBのiPhoneが36GBのiPhoneとして利用できると捉えられなくもありせん。

iCloud Driveの容量をアップグレードする前提で、iCloud Photo Libraryを利用するか、あるいは定期的にMacBookに画像と動画ファイルをバックアップしてiPhoneのスペースを確保するか、現在検討中です。Mac用のPhotos appが公開され、iCloud Photo Libraryが製品版になるまで様子を見た方が良いかもしれません。

iPhone 6 (Model A1586)

iPhone 5の時はその初期ロットの製造工程に問題があり、フレームに小さな傷がある製品が多くありましたが、iPhone 6にはそのような問題はなく、非常に完成度が高い製品になっていると思います。ディスプレイを保護するガラスの周縁部にも丸みをもたせてある継ぎ目のないデザイン。ガラス自体が丸みを帯びているので、保護フィルムなどを貼る際は位置合わせをしっかりしないと周縁部が浮いたり、段差ができてしまう恐れがある。

iPhone 6 (Model A1586)

円から細長い楕円に変更されたボリュームボタン。

iPhone 6 (Model A1586)

カメラレンズの突起はやはり気になりますが、ケースを装着すれば、

iPhone 6 Leather Case Black

突起ではなくなり、逆に凹んでいます。iPhone 6本体と同時に発売されたiPhone 6レザーケースとシリコンケースを装着することをある程度、前提にしているのかもしれません。

iPhone 6 (Model A1586)

継ぎ目のないシームレスデザインは、手にした時に引っかかりがないことを意味し、落下の危険性が付きまといます。iPhone 5の時はスリーブに入れていました。実際に使用する時はスリーブから取り出して裸の状態でした。iPhone 6はスリーブではなく、ケースを常時装着した状態で使おうと考えています。AppleCare+ for iPhoneはApple Storeで購入する予定です。

mineo Is Incompatible with iOS 8 and Later

K-Opticomが提供する、au回線を利用した格安SIMであるmineoは残念ながら、iOS 8及びiOS 8.1で利用不可との発表がありました。mineoユーザーサポートのお知らせページに以下の記載があります。

お客様各位

平素はmineoサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

さて、iOS 8での対応について弊社で検証を続けてまいりましたが、mineoサービスではiOS 8 利用不可との検証結果となりましたことを、お知らせいたします。

また、本日リリースされましたiOS 8.1におきましても、ご利用いただけないことを確認しておりますので、あわせてお知らせいたします。

本事象については、弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため、弊社として今後のiOS 8への対応の予定はございません。 しかしながら、Apple社に対して、mineoサービスがiOS 8およびiOS 8.1で利用できるように引き続き要望してまいります。

お客様には、ご不便をおかけし、大変申し訳ございませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

iOS 8以降が利用不可であるのはApple側にその主な原因があると明言しています。本当だろうか?何れにしてもK-Opticomでは自社でこれ以上の対策はしないとのことですから、SIMフリー及びau版のiPhoneやiPad Wi-Fi + Cellularのユーザーは、新OSを使いたい人は、au回線を利用する格安SIMの選択肢は現時点でないと考えておくべきでしょう。

iPhone 5s/5cならiOS 8以降にアップデートしなければ良いのかというとそうでもないところが問題となっています。SIMフリーまたはau版のiPhone 5s/5cを新たに入手してmineoを利用しようとします。工場出荷状態のiPhone 5s/5cに搭載されているiOSは7.0であり、mineoは対応していません。mineoが対応しているのはiOS 7.1.2なので、7.0からアップデートしようとすると、最新のiOS 8.1になってしまい、またmineoが対応しなくなります。これではmineoはAndroid端末専用の格安SIMと捉えるべきでしょう。

5月15日〜6月2日の期間中にmineoを先行予約した人は、月額基本料相当額(980円)が申し込んだ翌月から6ヶ月間割引になっていました。SIMカードのみ、シングルタイプ1GBコースであれば、半年間は無料ということです。しかし、この契約には利用開始翌月から1年間の縛りがあるので、有料となる7ヶ月目以降、12ヶ月目までに解約すると税込10,260円の違約金が発生します。使えないSIMに半年分の使用料を払い続けるか、違約金を支払って解約するか、どちらにしてもiPhone、iPadユーザーには酷い対応です。ケイ・オプティコムはiPhone、iPadユーザーに対し、何らかの救済策を提示すべきかと思います。

iPhone 6 (Model A1586) 64GB Space Gray

iPhone 6 (Model A1586)

au版iPhone 6 (64GB) を京都駅前の家電量販店で入手しました。色はスペースグレイ。

予約していたau加盟店からの入荷連絡を待ちながら、量販店のサイトで在庫状況を確認すると、希望する機種が在庫ありになっていたので、すぐに車で駅前の量販店に向かいました。自宅を出発する前に家電量販店でも機種変更する人向けのクーポン(税込¥16,200)が利用できることなど、町のau加盟店とほぼ同じ条件で購入できることを確認済み。量販店で機種代を一括払いで購入する場合は、クーポンなどの割引額を引いた支払金額に対して5%のポイントも付くのでその分がお得になります。

iPhone 6 (Model A1586)

機種変更による契約期間延長を決める直前まで、Apple StoreでSMフリー版のiPhone 6を購入して、通話もできる格安SIM(IIJmioの「みおふぉん」またはK-Opticomのmineo)を挿して2年間の縛りなしで使おうと計画していました。しかしながら、mineoはiOS 8に対応しそうにないし、IIJmioの回線はMVNOの中では品質が優れているようですが、大手キャリアのサービスや通信回線の品質と比較すると大きな隔たりがあり、MVNOのSIMは私にとって時期尚早であると判断しました。2年後にはキャリアがSIMロック解除に応じてくれるだろうとの期待もあります。

iPhone 6 (Model A1586)

iPhone 6を一括で購入し、電話カケ放題とデータ定額(2GB)の新料金プランを契約すると、毎月割(¥2,410 x 24)とauスマートバリューによる割引(¥1,008)を差し引いて、2年間で毎月の費用は下限が¥3,605になります。(最大2年間無料の「テザリングオプション」は使っていなかったので外しました。これを外しておかないと、毎月540円の上乗せになります。)MVNOのサービスにはない電話カケ放題も魅力的に感じました。いつ誰にかけても定額ならiPhoneから電話する機会が増えるだろうと思います。固定電話は受信専用となり、発信には使わなくなるかもしれません。

iPhone 6 (Model A1586)

厚みは6.9mmですが、この数値にはiSightカメラレンズの突起部分0.6mmも含まれるので、4.7″ Retina HDディスプレイを保護するガラス部分を含めた筐体の厚みはおよそ6.3mmと驚異的な薄さ。これ以上、薄くすると強度面で問題が発生するかもしれないギリギリの薄さではないでしょうか。例えば、ジーンズのフロントポケットに入れて、前方に体重をかけながら作業する場合など、注意が必要かもしれません。

802.11 ac規格のWi-Fiに対応した初めてのiPhoneということで、ネットワークの通信速度がどの程度、高速になっているのかを計測してみました。AirPort (AirMac) Extreme 802.11 acをベースステーションとして、RBB TODAY Speed Testで計測すると、下りが146.83Mbps、上りが232.07Mbpsでした。Mbpsの単位で3桁は初めて。より詳しく精確にスピードを計測できると思われる4GMarkでは下りが115.08Mbps、上りが176.01Mbpsでした。少し前の光ファイバー有線接続時よりも高速な数値となりました。

iPhone 6 (Model A1586)

iPhone 5sで初めて搭載されたホームボタン兼Touch IDセンサー。これまでパスコードを設定していなかった私にとっては便利な機能です。登録できる指紋の数は最大5までだそうです。

iPhone 6 (Model A1586)

Lightningケーブル差込口の両側にあるのはApple製品特有の五角形のPentalobeネジ。iPhoneの場合は0.8mmのTS1。この特殊な工具と部品さえ用意できれば、1810 mAh、3.82Vのリチウムイオン・ポリマー・バッテリーの交換はDIYでできそうです。(iFixitのサイトで54 Bit Driver Kitが$24.95で売っています。iPhone用P2 Pentalobeスクリュードライバー単品なら$7.95。iPhone 6用の交換バッテリーは$24.95。)

iPhone 6 (Model A1586)

気になるカメラの突起。カメラ性能を維持したまま技術的に可能であれば突起はない方が良いけれど。iPhone 6 Plusのような光学式手ブレ補正機構は省かれていますが、この8メガピクセル、f/2.2のカメラには位相差検出方式のオートフォーカス機構が採用されています。

Time To Get A New iPhone? — Part 4

主要キャリア3社の代理店でiPhone 6 (64GB) の見積もりをしてもらっているうちに混乱してきたので、表にまとめておきます。価格はすべて税込で、auのiPhone 5 (32GB) を下取りに出した場合を想定しています。事務手数料やユニバーサルサービス料は含まれません。

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まずは、auで機種変更した場合。機種変更限定のファストクーポン、¥16,200とauスマートバリュー、¥1,008の値引きが効いているのか2年間の総支払額が¥122,568と最も安くなっています。25ヶ月目以降も、auスマートバリューの分がSoftBank、docomoと比べて安くなっています。特筆すべきはMNPで他社に乗り換えるよりも安くなるということです。下取価格は来月になれば¥7,000分下がってiPhone 5 (32GB) で¥26,000になります。

10月18日追記:10月31日までに予約し、11月30日までに機種変更すると、iPhone 5などの10月31日までの下取価格が延長適用されるそうです。但し、差額分の¥7,000は来年2月下旬にau WALLETカードへのキャッシュバックになるとのこと。

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docomoに乗り換えた場合は2年間の総支払額が¥140,400とSoftBankに乗り換えた場合と同額であり、auで機種変更する場合と比べて¥17,832高くなります。docomoへのMNP乗り換えでは「おかえりボーナス」を適用してあります。

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SoftBankに乗り換えた場合は2年間の総支払額が¥140,400とdocomoに乗り換えた場合と同額ですが、iPhone 5 (32GB) の下取価格を端末代金初期費用から差し引くことはできないようです。「のりかえ下取りプログラム」として24ヶ月の分割で機種代金から割り引かれます。また、「のりかえ割」は¥1,080 x 10ヶ月分なので、11ヶ月目から24ヶ月目までは¥1,080の割引が適用されません。毎月の費用が最初の10ヶ月分だけ安くなるので、一見すると騙されそうになりますが、2年間の総支払額はdocomoに乗り換えた場合と同額です。

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SIMフリーのiPhone 6 (64GB) をApple Storeから一括または24回分割で購入し、格安SIMのIIJmioの通話もできる「みおふぉん」を契約した場合の2年間総支払額も計算してみました。音声通話機能付きSIMカードである「みおふぉん」は12ヶ月以内に解約した場合、(12ヶ月-利用開始月を0ヶ月とした利用月数)x ¥1,000(税別)の違約金が発生します。また、¥3,240のパッケージ価格(初期費用)が別途必要になります。

2年間総支払額がau機種変更の場合よりも若干、高くなりますが、25ヶ月目以降はSIMロックの場合と比べると1/3以上も安くなります。2年も先になれば、ケイ・オプティコムのmineoが、iOS 8には対応しているでしょうから、auで機種変更したiPhone 6が、ロックを解除しなくてもmineoに乗り換えて使用できそうではあります。また、その頃には主要キャリア3社がiPhoneのSIMロック解除をしてくれそうな気もします。

10月16日追記:IIJmioやmineoなどMVNO (Mobile Virtual Network Operator) が提供するサービスと主要キャリアのサービスとではその内容に何が違うのかを調べていて、一つ、懸念事項となるような違いがあることがわかりました。それは、MVNOが提供するサービスではA-GPSが対応していないということです。iPhoneをカーナビとして頻繁に使用している私にとって、主要キャリアのA-GPSが利用できないとなると、現在位置の測位に時間がかかり、カーナビとして快適に使えそうにありません。IJjmioのサポートQ&Aには以下のような回答があります。

地図アプリ等のGPS機能を使うアプリの場合、以下の点にご注意ください。

  • NTTドコモのスマートフォンの場合、SPモードによる接続以外からはアクセスできないSUPL(A-GPSのためのアシスト情報を提供するサーバ)が標準で設定されているため、IIJmioによる接続の場合A-GPSが機能しません。そのため、測位に時間がかかったり、測位に失敗する場合があります。
  • インターネット上に公開されているSUPLを利用することでA-GPSが利用できる場合があります。詳しくはSUPLの提供者にご確認ください。なお、SUPLの設定を変更することができない端末も数多く存在します。SUPLの設定方法については弊社はサポートいたしません。
  • 弊社にてSUPLを提供する予定はありません。

MVNOの格安SIM利用時は主要キャリアの場合と比べて、回線速度が概して遅くなる傾向があるようですが、価格が安い分、致し方ないと思います。また、格安SIMには通話定額プランもないけれども、LaLa Callなどの050 IP電話AppやFaceTime audioを併用すれば、通話料金は安くすることもできます。キャリアメールを全く使っていない私にとってはそのようなサービスがなくても大丈夫です。しかし、A-GPSが使えないとなると、これはSIMフリーiPhone検討時に大きなデメリットになります。

Time To Get A New iPhone? — Part 3

9月16日付けのPart 1ではケイ・オプティコムの格安SIM、mineoをSIMフリーのiPhone 6 (64GB) に挿して使用した場合の毎月の費用(2年間)を概算しました。結果は機種代込み¥5,308でしたが、その後、mineoがiPhone 6のOSであるiOS 8に対応していないことが判明し、現在もその状況が続いています。これではmineoの使用は断念さざるを得ないので、NTT docomoの回線を利用する別の格安SIM、IIJmioの音声通話機能付きSIM(みおふぉん)を検討することにしました。

2GB/月のバンドルクーポンが付属する「ミニマムスタートプラン」であれば、月額料金¥972に音声通話機能付帯料¥756を加えて合計¥1,728(税込み)なので、iPhone 6 (64GB) を金利0%で分割購入したと仮定すれば、毎月の費用は¥5,319となり、mineoの場合(¥5,308)と金額はほぼ同じ。異なるのは基本データ容量であり、mineoが1GB/月であるのに対し、IIJmioは倍の2GB/月。

IIJmioの通信速度はクーポン適用時下り最大150Mbps、上り最大50Mbps(クーポン非適用時は最大200kbps)であるのに対し、mineoの通信速度はau 4G LTEに相当し、受信最大75Mbps、送信最大25Mbpsとなっています。

事務手数料などを除く2年間の総支払額はSIMフリーiPhone 6 (64GB) + IIJmioの場合で、¥127,656であり、(通話定額とかはありませんが)au機種変更やSoftBank乗り換えの場合と比べて1万円ほど安くなります。大事なのは、2年目以降です。2年目以降もiPhone 6を使い続けるのであれば、SoftBank乗り換えで毎月¥7,020、au機種変更で毎月¥6,012であるのに対し、IIJmioみおふぉん「ミニマムスタートプラン」の場合は¥1,728となり大きな差が出てきます。

また、iPhone 5 (32GB)は売却しないので、手元に残ることになります。さらに、SIMフリーiPhoneなら海外でも現地の格安プリペイドSIMを挿して使うことができるという、メリットもあります。このように比較検討し、通話定額による利益をさほど享受しない場合で、2年目以降も使用するのであれば、現時点ではSIMフリーのiPhone 6が最もお得であるという結論に達しました。

Time To Get A New iPhone? — Part 2

Chipped iPhone 5

ジーンズのフロントポケットからMUJJOのスリーブに入れていたiPhone 5を取り出そうとしたら、スリーブからiPhoneが滑り出して、コンクリートの上に落下するという、アクシデントが起こりました。幸いにも表のディスプレイ側に傷はなかったものの、裏側のフレーム部分に傷が付いてしまいました。

Cracked iPhone 5

裏側のガラスにも小さなひび割れが発生しています。iPhone 3Gの頃から一度も落下させたことがないのに、なぜ今回は落下させてしまったのか?いつもはスリーブの開口部を上にしてポケットに入れていますが、この時だけ開口部が下になっていました。落下事故発生場所は鈴鹿サーキットのサーキットホイール近く。最終コーナー近くということにしておきます。

来月には機種変更かMNP乗り換えでiPhone 6 (64GB) になる可能性が高く、不要になるiPhone 5ではありますが、下取りプログラムを利用して携帯会社に下取りしてもらうとなると、その査定額が下がる恐れがあります。そこで、実際に傷が付いたiPhone 5をSoftBankのお店に持参し、「のりかえ下取りプログラム」を利用した場合の下取り金額を尋ねてみることにしました。下取り金額は32GBのモデルの場合、10月末日までなら満額の¥30,240とのことでした。(11月以降も金額に大きな変更はないだろうとのことです。)私にとっては大きな傷ですが、お店の方にとればそれは下取り価格に影響するような傷ではないそうです。満額で下取りできないケースといえば、ディスプレイ側にひび割れがあったり、改造してあったり、あるいは電源が入らないなど、要するに通常の使用に支障を来すような場合だそうです。

SoftBankにMNPで乗り換えて、iPhone 5 (32GB) を下取りしてもらった場合、通話し放題プランとデータ定額パック・小容量(2GB)で機種代金が分割払いなら毎月の支払目安は¥5,220とのことでした。大体、同じ条件でauで機種変更した場合の毎月の概算料金が¥5,807でしたから、乗り換える分、少し安い。しかし、SoftBankののりかえ割は¥1,080 x 10ヶ月分であるので、11ヶ月目以降の毎月の支払目安は¥6,300になります。2年間の総支払額で比較すると、auで機種変更が¥139,368、SoftBankでMNP乗り換えが¥140,400とほとんど同じ価格になります。乗り換え防止策用クーポンが功を奏しているのか、機種変更も乗り換えも2年間の総支払額は大体同じ。但し、2年目以降はSoftBankで毎月¥7,020、auで¥6,012と、auスマートバリューの分が安くなります。

Time To Get A New iPhone? — Part 1

現在、使用しているau iPhone 5の契約更新月は今月だろうから、auとの契約を自動更新してこのまま継続してiPhone 5を使い続けると、毎月の費用はいくらになるのか?と心配になり、auマイプレミアショップを訪問しました。窓口で担当してくれた愛想が良いお姉さんによると、更新月は今月ではなく11月でした。2年前にiPhone 5を購入したとき、確か予約は9月でしたが、入荷が遅れて契約したのは10月だったことを思い出しました。

現在のプランを継続した場合、LTEプラン¥934、LTE NET ¥300、LTEフラット¥5,700の合計額¥6,934から3年目となるauスマートバリュー¥934を引くと、¥6,000(税込¥6,480)になるとのこと。この金額には驚きました。機種代は2年前の契約時に一括で支払っているので、現在の通信料は毎月¥1,800ほどです。2世代前の旧機種となるiPhone 5をこのまま使い続けると、毎月の費用がおよそ3.6倍にもなります。納得できません。

「カケホとデジラ」の新しいプラン(データ定額2GB)なら少し安くなるかもしれないそうで、そちらのプランに変更した場合の毎月の費用も調べてもらうと、カケ放題¥2,700、LTE NET ¥300、データ定額2GB¥3,500の合計額¥6,500からauスマートバリュー¥934を引くと、¥5,566(税込¥6,011)となり、「カケホとデジラ」の方が少し安くなります。とは言っても現在支払っている金額の3倍以上であることは変わりありません。納得できません。

機種代金は月賦払いで64GBのiPhone 6に機種変更した場合の毎月の費用も見積もってもらいました。端末代金¥2,205(32GBのiPhone 5下取り¥21,600とキャンペーン値引き¥10,800を本体価格¥85,320から差し引いた金額を24で割った金額)、カケホとデジラの料金プラン(電話カケ放題プラン+データ定額2)¥6,696、LTE NET ¥324、auスマートパス¥432の合計¥9,657から毎月割¥2,410とauスマートバリュー¥1,008を引くと、税込¥6,239となります。オプションサービスのauスマートパスはすぐに解約するので、その費用¥432を引くと、税込¥5,807となり、旧モデルのiPhone 5を機種変更せずに使い続けた場合よりも毎月の費用が安くなります。納得できません。

¥2,700の電話カケ放題プランは不要だからそのプランを省きたいところですが、それはできないそうです。そう言う人は、旧プランであるLTEプランになるそうです。ついでに他は同じ条件でLTEプランにした場合も見積もってもらいました。結果はオプションサービスのauスマートパス込みで税込¥6,707。オプションサービスなしでも税込¥6,275。納得できません。

機種変更した方が安くなることに納得はできないものの、応対してくれたカウンターのお姉さんがあまりにも愛想が良くて笑顔が可愛いので思わず64GBのiPhone 6を予約しそうになりました。思いとどまったのはSIMアンロックのiPhoneをApple Storeから分割払いで購入して、eo光の話題の格安SIM(mineo)を挿した方が安いのではないかと考えたからです。mineoならMNPも可能で、auの回線を利用するので、LTE回線の繋がり具合は現在と同等以上になると思われます。また、mineoの価格システムはシンプルそのもので、何とか割とかありません。通話料は割高ですが、LaLa Callを使えば安くなります。納得できます。

mineoは1年縛りですが、基本データ容量1GB+090音声通話あり(税込¥1,717)で2年間使用し、¥86,184(税込)の64GBのiPhone 6を金利0%で分割払いしたと仮定すれば、毎月の費用は税込¥5,308になります。Wi-Fiを多用する私の場合、データ通信量は異常に少なく、例えば先月は0.13GBでした。なので、基本データ容量は1GBで十分。

以上、比較検討すると、SIMフリーのiPhoneをApple Storeで購入し、mineoを1年縛りで契約するのが最もお得なようです。iPhoneがSIMフリーであれば、海外でも格安のプリペイドSIMを挿して使うことができます。更新月は再来月ですから、じっくりと検討します。

9月23日追記:シンガポールから帰国後、iPhone 6 + mineoの検索キーワードで情報収集していると、mineoユーザーサポートのページがヒットしました。非常に残念なことに、mineoはiOS 8では利用できないとのことです。最初からiOS 8がインストールされているSIMフリーまたはauのiPhone 6やiPhone 6 Plusではmineoは利用できないことになります。ただ、

なお、弊社では引き続きmineoサービスのiOS 8対応に努めてまいります。お客様には、ご不便をおかけしまして大変申し訳ございませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

とあるのでケイ・オプティコム側の対応が遅れているだけのようなので、気長に待てば新しいiPhone 6で格安SIMのmineoが利用できるようになるでしょう。

eo Mobile Wi-Fi Spots Canceled

auのiPhone 5をLTEフラット(パケット通信料定額サービス)で使用開始後、どこでもネットに繋がるようになり、eoモバイルWi-Fiスポットが不要になったので本日付けで解約しました。これまでおよそ1年半、コンビニの駐車場などでお世話になっていたのですが、キャリアやお店が独自に展開する無料Wi-Fiスポットのサービスも利用できるので、LTEの電波が届かない場所で高速通信が必要な時は、そうしたサービスを利用すれば良いという判断です。

解約時は0120-93-5661(eoモバイル専用サポートダイヤル)に電話し、契約者の氏名と電話番号、住所、Cから始まる「お客さまID」を伝えれば解約できます。後日、解約確認書が郵送されるそうです。

追記:自宅でeo光ネット(100M即割とeo光電話)を利用開始後、もうすぐ9年になります。長割が適用されて毎月の基本料金¥4,500にeo光電話アダプター利用料¥300と光電話通話料金、NTTコミュニケーションズのナビダイヤル利用料、それとeoモバイルWi-Fiスポットの費用¥315を加えた金額が毎月の費用となっていました。

10月1日から1ギガコース即割が大幅に値下げとなり、eo光ネットを6年以上利用している私の場合は、基本料金がプラス¥270で¥4,770になるとのことだったので、遅ればせながらホームタイプコース変更を申し込みました。宅内工事が必要になるそうで、後日、工事の日程を取り決める連絡があるとのこと。

iPhone 5 Black & Slate 32GB (CDMA model A1429)

iPhone 5 Black & Slate 32GB

auのiPhone 5を使い始めてから5日が経過したので初期の印象を外観を中心にまとめておきます。比較対象はiPhone 5に移行する直前まで使用していたSoftbank向けiPhone 4。初めて手にした時に感じたのは112gという軽さ。背面全体を覆っていたガラスがなくなり、フレームの素材がステンレスからアルミに変更になったことが大幅な軽量化(25g減)につながっているのでしょう。

iPhone 4 & iPhone 5

厚さは9.3 mmから7.6 mmへと1.7 mm薄くなり、高さは115.2 mmから8.6 mm高くなって123.8 mm。幅は58.6 mmで同じ。幅が同じなので、Just Mobile Xtand Go for iPhone 4など、これまで使っていたiPhone 4/4S用の車載用ホルダーが使えるかもしれません。追記:iPhone 4/4S用の車載用ホルダーは使用不可でした。(Just Mobile Xtand GoはiPhone 5用のものが10月に発売されるそうです。)

iPhone 5 Black & Slate 32GB

背面パネルは、MacBook Proなどに使われている素材と同じ酸化皮膜処理したアルミニウム6000シリーズ。上下にあるインレイ(はめ込み部分)は、Black & Slateモデルの場合は着色ガラス製。8メガピクセルのiSightカメラの部分にはガラスではなく、サファイアクリスタルが採用してあるそうです。わざわざガラスをくり抜いてレンズ保護部分に別のより適した素材を採用するという、適材適所を貫いています。ここまで素材とデザインに拘ると、携帯電話やスマートフォンのカテゴリーを超えて貴金属製アクセサリーの領域に入るのではないかと思います。

高さ8.6 mmの差のおかげでディスプレイが対角3.5″から4.0″へと大きくなり、5段だったアイコン表示が6段になりました。この高さの差8.6mmにより、不便に思うこともあります。ジーンズのフロントポケットにこれまで通り、収まりはしますが、坐った時にちょっと窮屈に感じます。特にポケットが少ない夏場は携帯方法を工夫しなければなりません。

iPhone 5 Black & Slate 32GB

iPhone 4と比べて外観はどちらがより美しいかと問われれば、少し考えてiPhone 5と私は答えます。しかし、重さとステンレスのフレームから感じ取れる高級感については、iPhone 4に軍配が上がるのではないかと思います。耐久性については、長期間の使用を比較しないと何とも言えませんが、予想ではiPhone 4の方がより丈夫であるように思います。

iPhone 5 Black & Slate 32GB

起動した時の違いはスピードと液晶ディスプレイの綺麗さ。対応するWi-Fi規格、802.11nに関してiPhone 4が2.4GHzのみであったのに対し、iPhone 5は5GHzにも対応しているのでWi-Fiでの通信速度は倍ほど速い。体感速度は二倍以上の差があります。液晶ディスプレイに関しては同じiPhone 5でも個体により、違いがあるようです。キズ付きiPhone 5よりも交換後のiPhone 5の方がより綺麗に感じます。部品を供給しているメーカーが違うのかもしれません。

バッテリーの消耗具合に関しては期待を下回っているように思います。使用開始後一年と少しになるiPhone 4と一週間も経っていないiPhone 5のバッテリーの減り方が大体同じというのは腑に落ちません。設定内容と使い方にもよるかもしれませんが。

文字入力時のタイプミスが大幅に減りました。縦置きで入力する時はディスプレイの幅が同じなのでキーピッチが変わったわけではないと思いますが、入力ミスは確実に減りました。タッチパネルの精度が改良されているのかもしれません。

カメラと画像処理エンジンの性能に関しては、まだ使っていないのでよくわかりません。後日、レポートします。

au iPhone 5 Black & Slate 32GBの契約内容(毎月の費用)とSoftBankからauへの乗り換えに付随して発生する費用をまとめておきます。

基本使用料:LTEプラン MNP「誰でも割」を適用して0円(980円割引)
インターネット接続サービス:LTEネット 315円
パケット通信料定額サービス:LTEフラット auスマートバリューを適用して3,980円(1,480円割引)
テザリング:最大2年間0円
毎月割月額:(2,570円割引)
毎月の支払額:1,725円+通話料

機種代金一括:72,000円
MNP利用時au新規契約事務手数料:3,150円
SoftBank契約解除料:9,975円
SoftBank MNP転出手数料:2,100円
auスマートパス:390円
Apple Care+ for iPhone:8,800円
契約更新月以外でのMNP乗り換えに要した費用合計:96,415円 

iPhone 5 Serial Number

先日、交換となった新しいiPhone 5の素性が知りたくて、シリアル番号を元に調べています。12桁のiPhoneシリアル番号は、Settings > General > Aboutで確認できます。

交換前キズ付きiPhone 5のシリアル番号:F18JGxxxF8H5
交換後iPhone 5のシリアル番号:F2LJDxxxF8GK

小文字xxxは端末固有の番号なので伏せてあります。これまでにわかったことは、交換前キズ付きiPhone 5は、2012年第39週(9月24日〜9月30日)に中国鄭州市Foxconnの工場で製造されたau向け黒32GB。交換後iPhone 5は、2012年第37週(9月10日〜9月16日)にF2(製造地不明)で製造されたSprint向け?黒32GB。

交換後iPhone 5が整備済みなのかどうかも気になります。Apple Store Nagoya Sakaeで担当してくれたGeniusはシリアル番号を見て整備済み製品ではないと言っていました。去年の8月にホームボタンの不良で交換したiPhone 4はシリアル番号が5Kから始まる整備済みの製品でした。試しにChipmunk International BVで整備済みのiPhone 4のシリアル番号を入力してみると、Factory: 5K (China (Refurbished))でした。やはり、交換後iPhone 5は整備済み製品ではないようです。

交換後iPhone 5のシリアル番号下4桁(モデルコード)が”F8GK”となっています。このモデルコードは、au向け黒32GBではなく(au向け黒32GBのモデルコードは”F8H5″)SoftBank向け黒32GBでもありません。”F8GK”はどうやらアメリカのキャリア、Sprint向け32GB Blackのようなのです。auとSprintは共にCDMA移動通信システムを採用しているそうなので、Sprint用のモデルが日本でau用モデルとして使用できることはうなずけます。

ひょっとして私のiPhone 5(CDMA版A1429)はSprint用のモデルであり、日本を含む海外でSIMアンロックなのでしょうか?そうだとしたら、海外で現地のプリペイドSIMを挿せば、ローミングせずに低価格でネットに繋ぐことができます。CDMA版A1429はGSMもサポートしているので日本国内ではSIMがあればdocomoやSoftBankのネットワークを利用することができるかもしれません。

参考にしたサイト
MacRumors Forum
Chipmunk: Klantenservice (シリアル番号を入力するとApple製品の詳細がわかるサイト)

iPhone 5 Black & Slate 32GB (with a nick on the edge)

PA112872

予約後25日待ってやっと入手できたiPhone 5ですが、nano-SIMトレー上の方、バックパネルのエッジの部分に小さなキズがあるのを見つけました。au代理店で念入りに確認した時は、保護フィルムが貼ってあったのでわからなかったのですが、帰宅後、フィルムを剥がしてみると見つかりました。

バンパーを装着する予定なので、見えなくはなりますが気になると言えば気になります。iPhoneを製造するFoxconnでの品質管理基準がより厳しくなったとのことだったので、私が入手するiPhone 5にも塗装の剥がれがあるかもしれないと思っていました。実物をよく見ると、塗装の剥がれではなく、製造時に付いた切り傷というか、エッジの一部が欠けているように見えます。上の画像はほぼ等倍に拡大してあります。お店でも入荷時にキズがあるのは、ちょうどこの辺りと担当した人が言っていた正にその部分です。nano-SIMトレーの上の方。

実はこの切り傷以外にも製造時に付着したと思われるゴミがバックパネルに2個ありました。保護フィルムに気泡があったので怪しいと思って剥がしたら見つかったゴミですが、このバックパネル仕上げ面と同じ素材でできていると思われるゴミは、粘着テープを使って綺麗に取り除くことができました。

気にしない人は平気かもしれませんが、神経質な私は切り傷の方は気になります。機種代金を一括¥72,000で購入した高価なiPhoneですから、これは許容範囲を超えているように思います。週末にでもApple Storeに持って行って相談しようかと考えています。

iPhoneはやはりApple StoreかApple Premium Resellerで入手すべきだったと少し後悔しています。保護フィルムの気泡に気付いてその場でキズや異物が付着していないか、確認してくれるかもしれません。