Toji Kobo Flea Market — Part 7

7月21日、いつものようにminority318さん宅に車を停めさせていただき、朝から東寺弘法市へ。週末の弘法市にしては人が少なめなのは連休最終日であることと早めの午前9時頃であること、そしてとにかく暑すぎることがその原因だろう。

西門から境内に入って最も遠い場所で出店されている、品数豊富ないつものおじさんの店に真っ直ぐ。目に留まったのがこの小型の卓上ボール盤。これまで私はボール盤を所有したことがなく、安く手に入れることができるのなら欲しいなあと思っていました。

本体の目立つ位置にメーカー名の刻印がないので、膝を地面につきながらちょっと痛い思いをして銘板を見ると、製品名がTOPMIGHTY TM-65Sで製造年が1992年、台湾製であることがわかりました。

なんでも安く売ってくれるので、二千円ぐらいかなと思いながら価格を尋ねると、なんと七千円のところを五千円にすると言われました。有名なメーカー品であれば、33年前に製造された中古品でも五千円の価値はあるかもしれないけれど。

諦めようとしていると、「いくらと思ってましたか?」と逆に問われたので、正直なところ指二本ぐらいと示したらそれはないという表情をされました。そこでもう一本指を付け加えたら、交渉成立となりました。会えば挨拶するほど親しくなったおじさん相手に価格交渉したのは初めて。

小型の卓上型ボール盤とはいえ、重くて大きいものを持ち歩く体力はないので、代金を支払って取り置きしてもらいました。あまりの暑さが原因で熱中症の初期症状が現れたので、南大門(正門)の日陰で休憩することにしました。しかし腰掛けるところもないし、困ったなあと思い、立ったまま門柱にもたれて休憩していると、祇園祭のような囃子が聞こえて来ました。最初、どこかにスピーカーがあって、祇園祭の囃子を鳴らしているのかと思いましたが、よく聞くと、それは祇園祭の囃子ではなく、大津祭の囃子でした。

笛を吹いていた人は、露店名が「ふえや」という店のお客さんでした。桃山がある丸屋町に実家がある人で笛を吹いたり、太鼓を叩くことを趣味にする笛や太鼓のコレクターだそうです。煤竹で作られた笛を愛用しているそうで、なぜか太鼓のバチも持参するちょっと変わった人でした。(大津祭で使われる笛は龍笛と呼ばれる横笛で、樹脂製が一般的だと思われます。)母校が私と同じ中央小学校ですが、私よりも4才年上と言われていました。

卓上ボール盤を入手したおじさんから同行者はこのガラス製の皿、6枚も入手したそうです。

Toji Kobo Flea Market — Part 8へと続く。
Toji Kobo Flea Market — Part 6に戻る。

Ise Jingu Miyama Cedar — Part 5

愛和グループホームを2ヶ月ぶりに再訪問しました。御山杉を製材した伊賀市の大西製材所に行ったことを報告することが目的です。

フリーマーケットの会場に到着したら社長が不在でした。社員だと思っていた青年が社長のお孫さんであることがわかりました。お孫さんは来場者に無料で振る舞うかき氷の準備をしていました。

程なくして業務スーパーでブロック型の氷を買って来た社長が戻られました。我々が社長から入手した「御山杉」は、大西製材所が木材市で出品していたものを「御山杉」であることを知らずに仕入れたと言われていました。製材所の社長と親しくなってからは直接、大西製材所から仕入れているそうです。

今回は社長に報告することが目的でしたが、ついでに桜の板二枚と桧の板一枚を入手しました。

Ise Jingu Miyama Cedar — Part 6へと続く。
Ise Jingu Miyama Cedar — Part 4に戻る。

Aloha Shirts

前回訪問時に気になっていたアロハシャツ、安曇川のセカンドストリートでまだ販売中だったので900円+税で買って来ました。レーヨン100%の生地に木製または貝でできたボタン、左胸にあるポケットの柄がシャツの花柄デザインと一体化している、こんなアロハシャツが私の好みです。

私が夏に好んでアロハシャツを着るようになったのは1980年代初頭の頃です。十代の頃からかなり痩せていた私は、シャツの裾をジーンズの中に入れると余計に痩せて見えるので、裾を外に出してゆったりと着るアロハシャツが夏の外出時定番スタイルとなりました。

お腹が出た今、アロハシャツの裾を外に出して着ると、今度はお腹が出ているのを隠すことができて尚更都合が良い。

WP Theme “Twenty Twenty-Five”

現在、WordPressの最新テーマ、”Twenty Twenty-Five”を試験運用中です。このポストは試験運用期間中、最上位に表示されるよう設定してあります。

  • アーカイブ、カテゴリー、リンクなどを設置していたサイドバーの表示ができていない。
  • 検索フィールドはヘッダー右上の虫眼鏡アイコンをクリックすると現れる。
  • 管理者のログイン/ログアウトもヘッダー右上にある。

Ise Jingu Miyama Cedar — Part 4

御山杉の一枚板に関する新たな情報を取得しました。「御山杉 一枚板」をキーワードにネット検索でヒットしたサイトの一つを運営する会社が滋賀県内にあるという情報です。

その会社名は有限会社馬場木材、設立は1956年とあります。現在は馬場銘木という名称で、銘木、木材販売、加工、木製看板の製作やオリジナル家具の販売をされているらしい。会社は彦根市にあるそうで、恐らく嘗ては製材所であったと推測します。

ヒットしたサイトに売約済みとなっている御山杉板二枚が掲載されています。いずれも長さが4,000ミリの長尺物であり、幅が840〜930ミリのものと940〜1,030ミリのものになっている。幅が狭い方の厚みは55ミリ、広い方の厚みは60ミリ。いずれも価格が1,000,000円。

馬場銘木の御山杉専用ページの下の方に製材前後の原木の写真4点が掲載されており、そのうちの一枚に原木の上に人が乗っているものがあります。原木の直径がその人の身長近くあることから察すると、手元にある御山杉一枚板の元となった原木と大体同じ直径であるかもしれません。

御山杉一枚板

我々の手元にある御山杉と比べると、長さがおよそ二倍、幅が150ミリ以上も広い。恐らく、中心により近いところで挽いた材であると思われます。我々の手元にある板は厚みが70ミリ近くありますが、平面出しをすれば10ミリほどは薄くなるので売約済みのものと大体同じだろうと思います。原木が同一の御山杉である可能性もあります。この辺りの情報は実際にお店に行って、確認するしかないだろう。会社名から判断すると、元々は製材所であるだろうと上述しましたが、兄に聞いてみると亡父の元取引先ではなかったようです。

Ise Jingu Miyama Cedar — Part 5へと続く。
Ise Jingu Miyama Cedar — Part 3に戻る。

Ryukoku Extension Lecture on Otsu Matsuri in partnership with Otsu City

龍谷エクステンションセンター(REC)が大津市と提携する公開講座、「令和7年度おおつ学大津人基礎講座(1)大津祭曳山の魅力 曳山巡行を楽しむ学び」が来週の土曜、7月26日、午前10:00 ~ 11:30に大津市役所新館7階大会議室で開催されます。講師は大津市文化財保護課の和田光生氏。詳しくはリンク先をご覧ください。

今年の大津祭本祭は2025年10月12日(日)に開催される予定です。

関係者からの依頼を受けての告知です。私は龍谷エクステンションセンター(REC)で過去にTOEIC、翻訳(英日/日英)講座に講師として従事したことがあります。その龍谷エクステンションセンターが、幼い頃から親しみがある大津祭に関する講座を開催するとなれば、告知しない訳には行きません。

Updating PHP

久しぶりにダッシュボードを見ると、”PHP Update Recommended”の警告が表示されました。当サイトのPHPバージョンはかなり古いPHP (7.4.33)のようで、セキュリティー更新を含むサイトの健康上、よろしくないという警告です。少なくとも8.3に上げろとのこと。

まずはWPvivid Backup Pluginを使ってデータとファイルをバックアップし、ローカルディスクにダウンロードしました。

PHPの更新手続きはレンタルサーバー上で行います。私の場合は、CORESERVER.JPなので、ログイン後にphpバージョン選択の画面に移動すると、3つのドメイン名すべてでphpのバージョンが74になっていました。これを最新バージョンと思われるphp83に設定しました。設定の変更には1〜5分程度要するとありますが…

しばらくしてから確認するとphp83に更新されていました。

過去のポストを検索すると、PHPのバージョンを73に更新したのはなんと、6年も前の12月であることがわかりました。74に更新したのはいつのことか不明。


7月16日追記:サイトの健康状態でもう一つ、重大な問題があります。”Autoloaded options could affect performance” 当サイトには943個(825KB)のオートロード・オプションがオプションテーブルにあるそうで、これが原因でサイト表示が遅くなるとか。データベースを調べて不要なオプションを削除すると改善するとあります。

こちらの方の解説を参考に、CORESERVERアカウントにログインし、phpMyAdmin appを立ち上げ、問題となっているデータベースを選んで、”wp_options”テーブルをクリック。”autoload”の列で”yes”になっているオプションで現在は使用していないことがわかっている不要なものを選んで、すべて削除しました。そのほとんどが”live_weather…”の名称が付いたものでした。しかしながら、”live_weather…”絡みのものをすべて削除しても改善されず、最後に今は使っていないテーマ、suffusionの名称が付いたもの2、3個を削除したら問題が改善されました。


以下、備忘録

4年前に発生した重大エラーの原因は誤って使用中のデータベースを削除したことです。今回は慎重に使用していない古いデータベース2個(”monomaniac”と”monomaniac_0″)を削除しました。

Watching F1 The Movie in IMAX

道を挟んだお向かいさん本宅の地下駐車場に車(Subaru R1)を停めさせていただき、徒歩と地下鉄で二条駅前のBiVi二条へと向かいました。

三条通を西に向かい、烏丸御池駅から京都市営地下鉄東西線に乗車する予定でしたが、目的としているF1 The Movie上映予定時刻まで時間がたっぷりとあったので、御池通を東に戻って、市役所前で開催中のフリーマーケットに寄り道。

熱中症になりそうなほど暑いので、早々と地下に避難しました。市役所前から地下鉄に乗車し、二条駅まで移動。ランチは先月、リニューアルオープンしたばかりのBiVi二条店1階の寿司居酒屋「鮨酒肴 杉玉」で。我々が注文したのは、握り6貫、天ぷら2種にうどんが付いた「スギ玉定食」、1,150円。ボリュームたっぷりで満腹になったので、映画を観ながら昼寝してしまいそう。

Starbucksロゴマークが木彫り

上映時刻までまだ時間があったので、Starbucksでアイスコーヒーを。

2011年Singapore GP公式Tシャツを着て、F1観戦モード全開。IMAXで観れる映画館は京都ではTOHOシネマズ二条のみで、滋賀県内で対応する映画館はなし。横長の大きなスクリーンにIMAX専用の音響設備でF1レースをドライバー視点で擬似体験できる、Apple Studiosが制作した映画!私にとって劇場で観ないという選択肢はない。

映画のストーリーに関する感想には触れません。気になったのは字幕の文字が大きすぎて邪魔に感じたこと、そして日本語訳が端折りすぎということ。文字を小さくすれば端折る必要もなかったのではないかと思います。特にレース中の無線でのやり取りの字幕。

この映画の主役はBrad Pitt扮するSonny Hayesではなく、SONY製のカメラではないかと思うほど、これまで見たこともないようなアングルとパニング(流し撮り)が楽しめる。

Single-Flower Vase Made of Kaya and Test Tubes

碁盤を解体してできた榧の端材を使って、ちょっと大きめの一輪挿しを製作しました。

等高線のような木目が特徴的な材ですが、ネットで「榧、木目、杢」のキーワードで検索しても同じような木目がヒットしません。相当、珍しい材なのか、あるいは榧ではないのか?よくわかりません。(追記:同様の木目の材がヒットしました。やはり「本榧」と呼ばれる日本産の榧で間違いなさそうです。碁盤や将棋盤の他に仏像などの木彫り用の材料としても古代から使われているようです。)

使用した試験管は先日、東寺ガラクタ市で仕入れた太くて長めのPYREX®ブランドの試験管。試験管の径18ミリに対し、ø19ミリのドリルビットを使って穴を空けたので、逆さにすると試験管が穴から出て破損する恐れがあるので、テープを巻いて口径を調整しました。

これまでに製作した一輪挿しの中で最も大きくて背が高い。いつものように全体に亜麻仁油を塗布すると、特徴的な木目がさらに際立つようになりました。