eo Hikari Multifunctional Router

1月30日付けケイ・オプティコムのプレスリリースで画期的な新製品が紹介されています。

業界初!無線LAN最速規格(IEEE802.11 ac)対応「eo光多機能ルーター」の提供開始について
— スマホが「eo光電話」の内線子機になる機能も! —

有線ルーター機能利用料:無料、無線ルーター機能利用料:税込¥100/月、eo光電話アダプター機能利用料:税込¥300/月とのこと。1ギガコースでeo光電話アダプターをすでにレンタルしている人は、税込¥100/月をプラスすればこの多機能ルーターが利用できるとの理解で正しいのかどうか?明日になれば、詳細がわかると思います。

明日から提供されるこの多機能ルーターをレンタルすれば、先月から使用しているPanasonicのデジタルコードレス電話機(VE-GDW03DL)は不要になるということでしょうか。

2月1日追記:eo光多機能ルーターの詳細が公開されています。

K-Opticom 1Gbps Optical Fiber Speed Test

Javaシステムアップグレードの影響で機能していなかったK-Opticomのスピードテストが復活しました。ちょうど、AirPort (AirMac) Extreme 802.11 acを自宅ネットワークのメインルーターとして導入した直後であり、Ethernetでの回線速度を計測したいと思っていたところ、eo光1ギガ/200メガコース向けスピードテストサイトが使えず、困っていました。

airmacspeed

夜10時頃で最も回線が混み合っている時間帯に計測したら、上の結果となりました。AirPort (AirMac)ベースステーションは有線接続時の実効スループットが公表されておらず、去年発売された新製品でWi-Fiは3倍速くなったとしても有線接続時の性能は変わっていないのではないかと思っていました。上の測定結果は、先代のベースステーションで測定した結果と大して変わらないので、有線での回線速度に関しては性能据え置きではないかと思われます。

necspeed

AirPort (AirMac) Extremeをネットワークから外してNEC製のブロードバンドルーター(PA-WR8370N-HP)と27″ iMac (Mid 2010) を直結して測定すると、2倍ほど高速になります。下り速度は回線が空いている時に測定するともっと高速になります。この数値を見ると、NEC製のブロードバンドルーターは外したくなくなりますが、AirMacベースステーションをブリッジモードに設定すると、ゲストネットワークが使えなくなるので、測定値は落ちますが、デザイン的にもMacに合わないNEC製ルーターは外して使おうかと考えています。

K-Opticom eo Hikari iOS 7 Settings

これまでPOP形式だったeo光のメールが昨日、IMAP形式に対応しました。MacやiPhone、iPadなど、複数の端末のMail Appで同じアカウントを設定している場合、これまでのPOPであれば、Macから送信したメールを別の端末であるiPhoneで確認することができませんでした。IMAP形式なら複数の端末から同じメールを閲覧したり、既読、未読も反映されるので、利便性が高まります。

今回のリニューアルでメールボックスの保存容量が無料で200MBから5GBに拡大され、メール保存期間が60日から無制限に延長されました。(別途、申し込みが必要)メール一通当たりの送受信容量も20MBから100MBに増加しました。他にもeoWEBメールがスマートフォン、タブレットに対応するなど、大幅なサービス改善になっています。

早速、OS version 10.9をインストールしてあるiMacとiOS version 7.0.4をインストールしてあるiPhoneのMail Appをeoユーザーサポートの新規設定方法を参考にしながら設定しました。iMacの方は、POPアカウントとIMAPアカウントが同時に存在すると不具合が発生するだろうと判断して(実際に新たに設定したIMAPアカウントでサーバーに接続できなかった)、これまで10年以上使用していたPOPアカウントを削除しました。当然ながらアカウントを削除すればそのアカウントから過去に送信したメールと受信したメールすべてが削除されましたが、後でサーバーから再びダウンロードできるだろうと思っていました。(実際には過去60日分の送受信済みメールしかダウンロードできません。)

timemachine困った時はTime Machineと言うことで、昨日の夕方まで戻り、消去してしまったメールボックスを復元しました。(iMacはスリープ中もバックアップしていました。)Mail Appに”Time Machine”のフォルダーが生成され、過去およそ4年分の復元データ(受信メールと送信済みメール)が無事にその中に格納されました。これで一件落着。

imapsetting

次にiPhone 5にeoのメールアカウントを新規で設定しようとした際に、 また困ったことが発生しました。設定したIMAPの新規アカウントがサーバーと通信できないという深刻なトラブルです。eoユーザーサポートサイトを見ながら指示通りに設定したはずですが。どうやらSTEP 9の受信メールサーバの設定方法の記載に誤りがあるようです。上のキャプチャー画像右のホスト名がsmtpauth.eonet.ne.jpになっています。左のiPhone設定画面ではホスト名がimap.eonet.ne.jpになっています。左のiPhone設定画面の方が正しい。ホスト名をimap.eonet.ne.jpに設定すると、サーバーと通信ができて、新しいアカウントが作成されました。(このポストを書いている12月17日午後1時の時点では、eoユーザーサポートサイトは修正されていません。)この件に関し、K-Opticomに問い合わせ中です。

同じアカウントを設定したiMac、MacBook、iPhone、iPadのすべての端末で同じ受信メールを閲覧し、送信済みメールも確認することができるようになりました。

12月19日追記:eoサポートダイヤル、メール担当の方から連絡がありました。設定項目が間違っていたので、STEP 9、受信メールサーバーの設定をsmtpauth.eonet.ne.jpからimap.eonet.ne.jpに訂正したとのことです。

LaLa Call

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K-Opticomのeo光を利用している人なら主契約者である「マスター会員」とは別に家族4名分を含めて月額基本料が無料(ユニバーサルサービス料は別途必要)のスマートフォン用IP電話AppをiOS App Storeからダウンロードしました。eo光契約者以外の人も「オープン会員」となることで、月額基本料¥105(ユニバーサルサービス料は別途必要)で利用できます。

iPhoneなどのスマートフォンから発信する通話料は、通話相手がLaLa Call、eo光電話、050IP電話(無料提携)の場合、24時間いつでも無料。国内の携帯電話にかける場合は1分18.9円、国内固定電話へは3分8.4円、050IP電話(有料提携)へは3分7.77円、アメリカ50州への国際電話は1分6円だそうです。(0120から始まるフリーダイヤルや緊急通報へは発信できません。そのような発信先へは左の画像の「携帯電話」をタップすると発信可能。)

特筆すべきは海外から国内への通話が、上記LaLa Callのお得な通話料金がそのまま適用されることです。つまり、海外から一般の固定電話にかける場合、3分8.4円で国際電話がかけられることになります。

留守番電話も無料で利用できます。登録可能メッセージ20件で留守番メッセージ録音時間は90秒。

LaLa Callに関する詳細はこちらのページにあります。LaLa Callをスマートフォンで利用するには家族の分も含めてeo IDが必要になります。家族(ファミリー会員)が利用した通話料金をプロバイダー料金(または光電話の料金)と合算するにはそれぞれのeo IDに対してeo光の主契約者(マスター会員)が許可する必要があります。

LaLa Call Appをダウンロード後、「無料連絡先」を見て、eo光電話を利用している人が多いことに驚きました。私の別居家族の一人はLaLaネームまで取得している。光電話にかかって来た電話をiPhoneに無料で転送しているのでしょう。

12月29日追記:不具合が発生したため、LaLa Callの新規申し込み手続きを停止しているようです。

1Gbps Optical Fiber — Part 3

eo光を1ギガコースに変更しても、ルーター(Time Capsule Early 2009)を介して有線接続した場合に比較的空いている時でも回線速度が下り130Mbpsぐらいしか出ない問題が解決できたようです。原因はTime Capsuleにあったと思います。eoのONUとiMacを直結した場合に下り800Mbps近くも出ていたのでボトルネックはやはりTime Capsuleで間違いないようです。

少し離れた家電量販店でNECの有線(Giga対応)・無線(11n/b/g 2.4GHz)LANルーターを買って来てONUとiMacの間に繋ぎました。NEC製ルーターの4つあるLANポートにはiMacの他にTime Capsuleも繋ぎました。(Time CapsuleはWANポートではなくLANポートに接続。)NEC製ルーターの動作モードは「PPPoEルータ」に設定。Time CapsuleとAirMac Express 2012はブリッジモードに設定。NEC製ルーターは初期設定のままだとWARPSTAR-から始まるプライマリとセカンダリの二つのSSIDが見えてしまうので(古参マカーとしては格好悪い)無線機能は「使用する」のチェックを外し、使用しないようにしました。NEC製ルーターに付属するCD-ROMに収められたユーティリティ(Macintosh版らくらく無線スタートEX)は64ビットカーネルを除くMac OS X 10.5と10.6にしか対応していないのでLionとMountain Lionでは使用できません。しかし、Mountain LionでもSafariを立ち上げてhttp://web.setup/を開けば各種設定が可能です。

無線LANはこれまで通り、Time CapsuleとAirMac Expressの5GHzを主に使用します。iPhone 5で計測したそのスピードは驚異的な数値になっています。2.4GHzだとこの半分ぐらいになります。Time Machineの機能もこれまで通り二台のMacBookで使用できます。

肝心の体感速度ですが、無線LANの5GHzに繋いだiPhone 5と第5世代iPod touchは非常に速く感じます。有線LANの下りおよそ800Mbpsは本当に?と疑わしくなる程度の体感速度です。大きなファイルの転送をすれば、速さの違いが実感できるかもしれません。

1Gbps Optical Fiber — Part 2に戻る。

1Gbps Optical Fiber — Part 2

昨日、eoのホームタイプコース変更に伴う屋外及び屋内の工事が完了しました。屋外の工事は一昨日から行われていたそうですが、全く気付きませんでした。屋外では近くの電線にぶら下がっている黒いボックスの中の信号を触るそうです。光ファイバーケーブルを交換するものだとばかり思っていました。

宅内では光ファイバーケーブルから入力する光のパルスを電気パルスに変換するONU (Optical Network Unit)の交換に伴う作業がありました。宅内工事に要した時間はおよそ30分。私の方はAirPort Utilityを立ち上げてTime Capsule (Early 2009)を選び、Edit > Internet > Account Nameで”@HF1G”をアカウント名(認証ID)の最後に追加するだけのはずでしたが…

2階に設置してあるONUのPC端子から1階のデスクの上に設置してあるTime CapsuleのWANポートに繋がる長さ15メートルのLANケーブルがギガビットに対応していないCAT5でした。これでは1ギガコースへ変更してもスピードアップの恩恵は受けられないので、近くの家電量販店でCAT6、15メートルのスリムLANケーブルを¥980で買って来ました。今月のお買い得品でした。

直径3.3mmの黒いケーブルを敷設し、Time CapsuleのWAN端子に接続。Time CapsuleのLAN端子からiMac (Mid 2010)のEthernet端子へは、工事の人が置いて行った短いCAT5eのLANケーブルで接続。少しは速くなれば良いかと思いながら、eoの「1ギガ/200Mコース向けスピードテスト」で測定開始。結果は下り93.91Mbps、上り67.43Mbps。この前、比較できるように100Mコースの時に測定した結果(下り76.94Mbbs、上り33.39Mbps)と大して変わらない。System Preferences… > iCloud > Back To My Macのチェックを外すと上り速度が改善され、下り速度に近い数値になりましたが…

それにしてもこの数値は受け入れ難いものがあります。第2世代のTime CapsuleはEthernet WANポートとEthernet LANポート共にギガビットに対応しているはずであり、iMac (Mid 2010)も同様にギガビット対応機です。

足を引っ張るのは何なのか調べようと、Time CapsuleのWANポートに繋いだLANケーブルを外して、iMacのEthernet LANポートに接続しました。ルーターを介さずにONUとiMacを直結したことになります。PPPoE認証とネットワークの設定を変更しなければなりません。工事の人が置いて行ったCD-ROMのマニュアルは古くて役に立たないので、eoのサイト、「パソコンの設定方法(ブロードバンドルーターなし)Mac OS X 10.8」を参考すると宜しいかと思います。

ONUとiMac直結で再度、スピードテストを実施しました。結果は予想を大きく上回る下り800Mbps近くになっていました。しかし、直結の状態では宅内Wi-Fiネットワークが使えなくなるので、元通りにTime Capsuleにケーブルを繋ぎ直しました。有線+無線ルーター兼、プリンター接続先、Time Machine用ディスクとして利用しているTime Capsuleは外すことができないので、スイッチングハブを利用するか、Time Capsuleの設定を見直すか、対策を考えます。

1Gbps Optical Fiber — Part 3へと続く。
1Gbps Optical Fiber — Part 1に戻る。

1Gbps Optical Fiber — Part 1

10月24日にeoのサイトでホームタイプコース変更を申し込んでから2週間が経過し、ようやく工事の日程を取り決める電話がきんでん(工事を実施する業者)からありました。最短で来週火曜日の午前に工事を実施できるとのことです。多くの方がauのスマートバリュー目当てに新規に申し込んでいたり、我々のように100Mコースから変更を申し込んでいることでしょうから、工事の予定が組めない状況だったのだと思います。

どの程度の回線速度の改善が見込めるのかよくわかりませんが、工事完了時に速度の比較ができるよう、100Mコースの現時点で、eoの100Mコース向けスピードテストサイトで久しぶりに午後の比較的回線が空いている時間に計測してみました。Mountain LionにMac OS Xをアップグレードした時にJavaシステムが削除されたようなので、Javaの最新版をインストールする必要がありました。

27″ iMac (Mid 2010)の測定結果は下り76.94Mbbs、上り33.39Mbpsでした。5GHzの宅内Wi-Fiに接続したiPhone 5はSpeed Test Appで測定して下り48.25Mbps、上り14.74Mbps、2.4GHzのWi-Fiに接続したiPhone 4では同じAppを使用して下り18.21Mbps、上り19.48Mbpsでした。

1Gbps Optical Fiber — Part 2へと続く。

eo Mobile Wi-Fi Spots Canceled

auのiPhone 5をLTEフラット(パケット通信料定額サービス)で使用開始後、どこでもネットに繋がるようになり、eoモバイルWi-Fiスポットが不要になったので本日付けで解約しました。これまでおよそ1年半、コンビニの駐車場などでお世話になっていたのですが、キャリアやお店が独自に展開する無料Wi-Fiスポットのサービスも利用できるので、LTEの電波が届かない場所で高速通信が必要な時は、そうしたサービスを利用すれば良いという判断です。

解約時は0120-93-5661(eoモバイル専用サポートダイヤル)に電話し、契約者の氏名と電話番号、住所、Cから始まる「お客さまID」を伝えれば解約できます。後日、解約確認書が郵送されるそうです。

追記:自宅でeo光ネット(100M即割とeo光電話)を利用開始後、もうすぐ9年になります。長割が適用されて毎月の基本料金¥4,500にeo光電話アダプター利用料¥300と光電話通話料金、NTTコミュニケーションズのナビダイヤル利用料、それとeoモバイルWi-Fiスポットの費用¥315を加えた金額が毎月の費用となっていました。

10月1日から1ギガコース即割が大幅に値下げとなり、eo光ネットを6年以上利用している私の場合は、基本料金がプラス¥270で¥4,770になるとのことだったので、遅ればせながらホームタイプコース変更を申し込みました。宅内工事が必要になるそうで、後日、工事の日程を取り決める連絡があるとのこと。

Femtocell Setup

上図は回線終端装置にLANポートが一つだけあり、eo光電話を利用している場合のホームアンテナFT(フェムトセル)設置方法としてソフトバンクが公開しているガイドです。先日、設置業者担当者がHUBと「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」を持参し、eoの回線終端装置とeo光電話アダプターを設置してある場所に、持参した二台の機器を設置しました。肝心のフェムトセルは故障していたので、設置業者に回収していただいたことは三日前にポストに書いた通りです。

上の図に注釈*1がある「eo光無線ルーター」は、eoが「ホームタイプ」などを契約しているユーザーに対し、月額650円でレンタルする無線ブロードバンドルーターです。インターネット接続設定が不要であり、つなぐだけですぐにインターネットに接続できるそうです。私の所にはそのような便利だけれど高価なものがない代わりに、「お客さま既設のPPPoEパススルー付きルーター」であるApple Time Capsuleが長いLANケーブルでeo光電話アダプターに繋いであります。2F屋根裏に設置してあるeo光電話アダプターには上の図とは異なり、LANポートが3つあります。Time Capsule直下ではなく、その空いたポートの一つにHUBを経由して「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」(BUFFALO BROAD STATION)が繋がれました。下図参照。

eoが推奨する「eo光無線ルーター」を利用している場合は、その直下に「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」とフェムトセル機器を繋いでも良いが、ユーザーが自分で設置したルーター(私の場合はTime Capsule)を使用している場合は、光電話アダプターからHUBを経由してから「ホームアンテナFT用ブロードバンドルーター」とフェムトセルを繋げということでしょうか。この辺りのことはソフトバンクモバイルとケイ・オプティコムとの取り決めに基づいて設置されるようなので、Time Capsule直下にBUFFALOのルーターとフェムトセル、あるいはHUBとBUFFALOのルーターを介することなく、Time Capsuleにフェムトセルを直接繋いで設置することが技術的に可能だとしても、やめておいた方が無難かもしれません。

一度に3台も常時電源オンが義務付けられた通信機器が増えるとなれば、元々不足していた電源コンセントを増設しなければなりません。また、消費電力は少ないとは言え、技術的には不要なものに電力を使用するのは節電努力を考慮するとどうなのかと思います。そう言えば、ケイ・オプティコムの株主は電力会社です。フェムトセルが現在、ないにも関わらず、HUBとBUFFALOのルーターはなぜか電源オンのままです。

フェムトセルは新しいものが届いてから設置業者が再び訪問し、フェムトセル本体を電源コンセントなどにワイヤーで固定するそうです。私の場合はHUBとルーターがある2F屋根裏ではなく、3GでiPhoneを最もよく使うであろう1FのiMac近くにフェムトセルを設置する予定です。eo光回線終端装置が設置してある2F屋根裏周辺は、屋外の基地局からやって来るソフトバンクの微弱3G電波をキャッチする場合があり、フェムトセルが発する電波と干渉する恐れがあります。1Fの職場兼リビングルームなら完全に圏外なので、電波が干渉することはないはずです。しかし、1Fにフェムトセルを設置した場合、2Fの屋外基地局の微弱電波をキャッチする所では二つの電波が干渉して、通信が途切れたりするかもしれません。ワイヤーで固定する前に、フェムトセルの最適な設置場所を検証してから決めた方が良いかもしれないとこのポストを書きながら思いました。

追記:ホームアンテナFTトラブルシューティング「開通後にお困りのお客様」Q6.「自宅の一部の部屋でしか、電波状況がよくなりません。」に対する答として、以下の記載があります。

フェムトセル小型基地局で電波改善できるのは、半径10m前後のごく狭い通話エリアで、ご自宅全体の電波状況を改善するものではありません。間に障害物があると、さらに範囲は狭くなります。
また、もともと電波状況の良い場所では、フェムトセル機器が出力を調整します。フェムトセル機器は、携帯電話をよくお使いになるお部屋のなるべく高い位置に設置のうえ、ご利用ください。

完全に圏外にならない部屋にフェムトセルを設置すれば、屋外基地局からやって来る微弱電波の受信状況をフェムトセルが判断し、二つの電波が干渉しないように(屋外基地局の電波を優先させるため)フェムトセルが出力を弱めてしまうと理解できます。となれば、フェムトセル小型基地局が電波改善できるエリアがより狭くなるだろうから、上の答えにある通り、iPhoneをよく使う部屋のなるべく高い位置に設置した方が良いかもしれません。チープなボックスはテーブルの下にでも隠しておこうと考えていましたが、このボックスの中には意外と先端テクノロジーが凝縮されているかもしれず、電波状況が少しでも良くなるであろうテーブル上方のログウォールに取り付けた棚の上に設置しようかと考えています。

蛇足ながらさらにややこしいことを書いておきます。私の場合、100Mコースのeo光回線を契約しているので、ソフトバンクからHUBとルーターが無償提供されますが、200Mコースや1ギガコースを契約している人は、1000BASE-Tに対応したHUBを自分で用意する必要があるそうです。なぜか?無償提供されるHUBは100メガまでしか対応していないとのこと。

SoftBank FEMTO AP-SR2 (Continued)

本日、ソフトバンクのホームアンテナFT(フェムトセル)設置業者が訪問され、フェムトセル本体が故障していることを確認し、Hubと有線ルーターのみをeo光電話モデムにLANケーブルで繋ぎ、壊れたフェムトセルをワイヤーでコンセントに固定することなく、回収していただきました。今回、訪問された担当者は、非常に丁寧な方でした。(前回、フェムトセルではない屋外と屋内に設置するタイプのホームアンテナ設置業者とはまた違う会社のようで、前回のいい加減な人とは正反対の方でした。)

フェムトセル設置業者の方が有線ルーターの設定を持参のノートパソコンで実施されている間に、私は固定電話でソフトバンクの「お問い合わせ窓口」に連絡。フェムトセル本体の電源投入ができない状態であり、故障していることを伝え、新しいフェムトセル機器を申し込みました。1週間から10日前後でフェムトセル機器が届けられ、その後に再び設置業者から再設置日時調整の連絡があり、設置日時の調整が済めば、今回、来られた方と同じ人がたぶん、再設置に来られることになりそうです。(振り出しに戻ったと言えばわかりやすいかもしれません。フェムトセル本体が故障しているかもしれないことをソフトバンクと設置業者双方に伝えてあったのですが、今回来られた担当者の方はそんなことは聞いてなかったようで、事務所に連絡して対応方法を確認されていました。)

SoftBank FEMTO AP-SR2

ホームアンテナFT(フェムトセル)を設置する業者から、本体到着後2週間が経過して、本日ようやく連絡がありました。「ソフトバンクから送られてきたフェムトセル本体は、電源が入らない状態で壊れているかもしれませんよ。」と伝えたところ、「それは初期不良にあたりますから、お客様の方からソフトバンクのお問い合わせ窓口に連絡して、代替機を申し込んでください。」と言われました。「一週間前に壊れているかもしれないことはすでにソフトバンクに伝えてあります。」と言ったところ、関東弁の設置業者は、これからソフトバンクに確認するので一旦、電話を切り、お待ちくださいとのこと。数分後にiPhoneに業者から電話があり(外出先)、故障しているかどうかは設置業者が実機を調べて確認するので、設置日時を調整したいということになり、来週早々に設置業者担当者がHubとルーター持参で私の自宅を訪問されることになりました。

eo光ネット100Mコース(ホームタイプ)の場合は、ユーザー側では特に何も用意するものはないそうです。フェムトセル本体が壊れていることを確認するための訪問になる恐れがあります。その場で修理できるのかもしれませんが。私はすでに開き直りモードに入っていますから、来週から自宅で3G電波をキャッチして普通にiPhoneが自宅でも通話できるようになるとは期待していません。

SoftBank FEMTO AP-SR2 Broken?

SoftBank FEMTO AP-SR2

普段は極めて温厚且つ冷静で、年に数回ぐらいしか怒らない私ですが、その年に数回のほぼすべてがSoftBankのサービス(下請を含む)が絡んでいます。約1週間前に突然送られてきたホームアンテナFT(フェムトセル)の続報です。白い箱の中に入っていた「フェムトセル機器のご送付とご利用のご案内」に以下が記されていました。案の定にならなければ良いと思っていましたが、案の定になりました。

万一到着後1週間程度経過しても設置工事日についての連絡がない場合は、お手数ですが弊社「お問い合わせ窓口」まで、ご連絡ください。

一年以上も待たされ、放置された挙げ句、フェムトセルの設置を行う指定業者から連絡がないので、ソフトバンクの問い合わせ窓口にこちらから連絡することなく、本体が正常に稼働するかどうかも疑わしいので実験的に自分で「通電」してみました。付属のLANケーブルを自分でeo光回線に接続し、小型基地局として機能させると、違法行為になるかもしれないので注意が必要です。結果、フェムトセル機器に電源アダプターを接続し、通電開始数時間後に突然、電源が切れました。(この間にLANケーブルをeo光回線に接続し、eo光回線とソフトバンク3G電波を介して通話確認を行ったかどうかについては記憶が定かではありません。技術的には何の問題もなくできるはずです。通話確認に協力していただいたかもしれない「ただ友」のみが知っておられる?)

電源が入らなくなったフェムトセル機器をこのまま放置しても、「電波改善」にはならないので、重い腰を上げてソフトバンクの「お問い合わせ窓口」に連絡しました。機器到着後、設置を行う指定業者から約1週間が経過しても連絡がないことと、自分でフェムトセル機器の通電チェックを行い、しばらくして電源が切れたのでフェムトセルが故障しているかもしれないことを伝えました。特に叱られることもなく、設置日時調整のために指定業者から連絡があるまでもう一週間ほどお待ちくださいと言われました。業者に来てもらってもフェムトセル本体が故障しているかもしれませんよと伝えたところ、「設置は指定業者が行いますから…」ということでさらに一週間+設置日まで待たされることになりました。

SoftBank FEMTO AP-SR2 Delivered

SoftBank FEMTO AP-SR2
宅配便でSoftBankのフェムトセル本体が本日、届きました。お父さんが「お待たせしました」と言っていますが、本当に長期間、待たされました。フェムトセルをSoftBankに申し込んだのは去年の5月下旬のことですから、フェムトセル本体が手元に届くまで、1年と1ヶ月も要しています。自宅屋内がSoftBank 3G電波圏外という状況は、iPhone 3Gを購入した2009年3月まで遡ると2年と3ヶ月以上も自宅圏外が続いています。我ながら忍耐強いと言うか、ほとんど諦めていました。

SoftBank FEMTO AP-SR2

写真写りが異常に良いフェムトセル本体。実際はできれば隠しておきたいと思うようなチープなボックスです。

SoftBank FEMTO AP-SR2

本体とは別に電源アダプターとLANケーブルが付属します。本体背面のポートは上からUSB 1、USB 2、モデムになっています。USBポートは何を繋ぐものなのか、不明。最下部は電源アダプターを差し込む部分。12V、13W MAXと書いてあります。

eo光回線の場合、フェムトセル(ホームアンテナFT)の設置はソフトバンクが指定する業者が行うそうです。本体到着後一週間以内に業者から連絡があり、設置工事の日程を調整するとのこと。SoftBank 3G電波が屋内で確実に受信できるようになるまで、まだまだ安心できません。なぜか、設置業者がルーターとHUBを持って来るそうです。

SMS between different carriers to start on July 13

ソフトバンクモバイル株式会社の6月1日付けプレスリリースによれば、

ソフトバンクモバイル株式会社は、2011年7月13日(水)より開始する、国内他事業者の第三世代携帯電話(3G)との国内におけるショートメッセージサービス(SMS)について、ご加入いただいているプランに関わらず送信料3.15円/通、受信料無料にてサービスを提供します。なお、ソフトバンク携帯電話間(ディズニー・モバイル含む)での国内におけるSMSはホワイトプランであればこれまでどおり送受信無料でご利用いただけます。

SMSは、携帯電話番号を使ってショートメッセージを送受信できるサービスです。このたびの事業者間接続開始により他事業者の携帯電話と絵文字を含む全角70文字までのSMSを送受信できるようになります。

漸く日本でも他事業車間におけるSMSが利用可能になるという知らせ、iPhoneで3Gデータ通信を遮断している私にとっては待ち望んでいた朗報です。SMSはメールアドレスがわからなくても相手の電話番号を知っていれば(最近は逆のことが多い?)短い文字メッセージを送受信することができます。

ソフトバンクWi-FiスポットとeoモバイルWi-Fiスポット、さらにViberと他事業社間のSMSを活用すれば、3Gデータ通信オフ時におけるiPhoneの利便性がますます高まるように思います。

SoftBank Wi-Fi Spots Profile

SoftBankからWi-Fiスポット設定情報が追加されたとする内容のSMSが届いたので、Profileをインストールすることにしました。3Gデータ通信は去年の9月、iPhone 4購入時にお店でオフにして以来、一度もオンにしていません。オンにした瞬間にパケット通信が発生するので、下限を超えないか、監視しながらProfileをインストールしました。Profileはなぜか、Wi-Fiネットワークで受信してインストールすることができません。

3Gデータ通信をオンにする前のCellular Network DataはSent(送信)が21.0KB、Received(受信)が129KBです。一度もリセットしていないので、この値は購入時のデータ量のまま。

Profileをインストールすると、ソフトバンクWi-Fiスポット4種類とi.softbank.jpのメールアカウントが一括で設定されました。Eメール(i)の設定時は、なぜかMailアカウントを一旦、削除しなければなりません。

Profileのインストールに要した時間はおよそ5分。インストール直後のCellular Network DataはSent(送信)が77.0KB、Received(受信)が268KBになっていました。送信データ56.0KB、受信データ139KBで合計195KBのデータを使用したことになります。毎月のデータ使用量は下限が1,568KBですからProfileをインストールするだけなら「標準プライスプランパケット放題forスマートフォン」のパケット料金¥1,029内に収まります。

Profileインストール後、FON設置店でも自動ロクインするようになりました。設置店舗に近付いただけでメールの受信チェックなどが可能です。eoモバイルWi-FiスポットもProfileをインストールすることができれば便利になるのですが。