eo Hikari Multifunctional Router Setup — Part 2

ブラウザー(Safari 7.0.1)でeo光多機能ルータークイック設定Web(http://192.168.0.1)を開き、無線LANの設定を行いました。クイック設定Webのアドレスから判断しても、この多機能ルーターはNEC製であることはほぼ間違いありません。(追記:多機能ルーターのメーカーはNECアクセステクニカ株式会社です。)有線LANはケーブルを繋げるだけでインターネットに接続しましたが、無線LANの方はセキュリティーの設定などをしなければなりません。初期設定以外で手動設定した内容を以下に記しておきます。

  • 無線LAN基本設定
    2.4GHz通信機能 「使用する」にチェック
    5GHz通信機能 「使用する」にチェック
  • 無線LAN詳細設定(2.4GHz)
    プライマリSSIDを選択
    ネットワーク名(SSID)に適当な名称を入力
    WPA暗号化キーにキーを入力

    セカンダリSSIDを選択

    無線機能を「使用する」にチェック
    ネットワーク名(SSID)に適当な名称を入力(”Guest 2.4GHz Network”にしました。)
    ネットワーク分離機能を「使用する」にチェック
    WPA暗号化キーにキーを入力
  • 無線LAN詳細設定(5GHz)
    プライマリSSIDを選択
    ネットワーク名(SSID)に適当な名称を入力
    WPA暗号化キーにキーを入力

    セカンダリSSIDを選択

    無線機能を「使用する」にチェック
    ネットワーク名(SSID)に適当な名称を入力(”Guest 5GHz Network”にしました。)
    ネットワーク分離機能を「使用する」にチェック
    WPA暗号化キーにキーを入力(2.4GHzの場合と同じキーを入力)

2.4GHzと5GHzのセカンダリSSIDでGuest Networkを作成し、ネットワーク分離機能を「使用する」にチェックしました。二つの周波数帯で無線LAN詳細設定後、セカンダリSSIDのネットワークは無線機能の「使用する」のチェックを外して保存しました。来客時のみ、「使用する」にチェックします。

eo光多機能ルーターで新たに作成した無線LANをApple製AirMac Extreme 802.11 ac (2013) で拡張できれば良いのですが、そのような設定はできないようです。AirMac Extreme 802.11 ac (2013) はこれまで通り、ブリッジモードで新たなネットワークを作成し、3台のAirMacベースステーションでネットワークを拡張しています。

問題は自宅敷地内全域でWi-Fiネットワークの電波が到達するように作成したAirMacのWi-Fiネットワークを介してeo光多機能ルーターで着信した電話を内線子機として使用するiPhoneで受信できるかどうかです。Panasonic製デジタルコードレス電話機(VF-GDW03DL-W)の場合は親機と同じネットワークに接続しないと、iPhoneで発着信できません。光電話の機能を含めた、その辺りの状況については、次回、レポートします。

1Gbps Optical Fiber — Part 3

eo光を1ギガコースに変更しても、ルーター(Time Capsule Early 2009)を介して有線接続した場合に比較的空いている時でも回線速度が下り130Mbpsぐらいしか出ない問題が解決できたようです。原因はTime Capsuleにあったと思います。eoのONUとiMacを直結した場合に下り800Mbps近くも出ていたのでボトルネックはやはりTime Capsuleで間違いないようです。

少し離れた家電量販店でNECの有線(Giga対応)・無線(11n/b/g 2.4GHz)LANルーターを買って来てONUとiMacの間に繋ぎました。NEC製ルーターの4つあるLANポートにはiMacの他にTime Capsuleも繋ぎました。(Time CapsuleはWANポートではなくLANポートに接続。)NEC製ルーターの動作モードは「PPPoEルータ」に設定。Time CapsuleとAirMac Express 2012はブリッジモードに設定。NEC製ルーターは初期設定のままだとWARPSTAR-から始まるプライマリとセカンダリの二つのSSIDが見えてしまうので(古参マカーとしては格好悪い)無線機能は「使用する」のチェックを外し、使用しないようにしました。NEC製ルーターに付属するCD-ROMに収められたユーティリティ(Macintosh版らくらく無線スタートEX)は64ビットカーネルを除くMac OS X 10.5と10.6にしか対応していないのでLionとMountain Lionでは使用できません。しかし、Mountain LionでもSafariを立ち上げてhttp://web.setup/を開けば各種設定が可能です。

無線LANはこれまで通り、Time CapsuleとAirMac Expressの5GHzを主に使用します。iPhone 5で計測したそのスピードは驚異的な数値になっています。2.4GHzだとこの半分ぐらいになります。Time Machineの機能もこれまで通り二台のMacBookで使用できます。

肝心の体感速度ですが、無線LANの5GHzに繋いだiPhone 5と第5世代iPod touchは非常に速く感じます。有線LANの下りおよそ800Mbpsは本当に?と疑わしくなる程度の体感速度です。大きなファイルの転送をすれば、速さの違いが実感できるかもしれません。

1Gbps Optical Fiber — Part 2に戻る。