Olympus OM-D E-M5 Hands-on

Olympus OM-D E-M5

私と同様、Apple製品とF1好き、少年の心を持ち続けるあの人が発売日に京都駅前の家電量販店に予約してあるOlympus OM-D E-M5を取りに行くということで、厚かましくもその感動を共有させていただきたく、同行させていただきました。

Olympus OM-D E-M5

シルバーボディーは前面から見ると如何にもカメラらしい伝統的なデザイン。ミラーレスなのでペンタ部は本来、不要ですが、このピラミッドの中に高品質なEVFが内蔵されています。

Olympus OM-D E-M5

精算中に私も持たせてもらいました。予想通りにコンパクトでPEN E-P1よりも小さく感じます。レンズを装着していない時も適度な重量感があります。

Olympus OM-D E-M5 (Mockup)

上の画像はモックアップですが、たいへん良くできています。中身が空っぽなだけでモックアップも防塵・防滴マグネシウムボディーなのかもしれません。F社 X-Pro 1実機よりも、Olympus OM-D E-M5モックアップの方が質感が良い?(3月31日、店には実機の展示はありません。)

オートフォーカスは世界最速ということで、モータースポーツの撮影にも適しているかと思います。パナソニック製センサーを採用したPenシリーズと比べて、新しいセンサーを採用したOM-Dは高感度耐性も大幅に向上しているそうです。5軸対応メカニカル手ブレ補正も強力とのことです。ナイトレースのシンガポールGPでその威力が発揮できるのではないかと想像します。(カメラを購入した方、今年は人生初の海外旅行でF1シンガポールGP観戦旅行に我々に同行されることになるかもしれません。)

Samsung製?3.0型可動式有機ELの背面モニターが、星の撮影に便利そうです。PEN E-P1は長秒時撮影でISO500でもノイズが酷いことになっていましたが、OM-D E-M5は星景写真、流星写真にも期待ができそうです。

時速300キロ近くで至近距離を駆け抜けるF1ナイトレースと時速が地球の自転速度と等しい星の撮影、この両極端な撮影条件で満足の行く結果が得られれば、そしてデザインの好みが合えば、OM-Dは理想的なカメラに最も近いのではないかと思います。

FUJIFILM X-Pro1 Hands-on

FUJIFILM X-Pro1

辛口にご注意ください。FUJIFILM X-Pro1が昨日発売され、店頭で手に触れて質感を確認できることを知り、早速京都駅前の大型家電量販店で確認してきました。価格はレンズ別売ボディーのみで15万円-10%ポイントサービス。画質については、FUJIFILM公式サイトからダウンロードできる星の写真で確認済みなので、今日は実際に手で持ってその質感が価格に見合っているのかどうか確かめるつもりでした。

FUJIFILM X-Pro1

異常に大きくて軽い、これが手にした時の第一印象。私が手にしたのはモックアップではないですよ。ちょうど一年ほど前にX100を手にした時の感触を思い出しました。そのトイカメラのような質感のx100はすぐ隣に展示してあります。X-Pro1もそのチープな質感ではX100に負けていないと言うか、凌駕している。これでは私の所有欲は満たされません。EVFは見辛いし、AFは遅い。レンズもボディーに劣らない質感。手にしてから3分で売場を後にしました。

Olympus OM-D E-M5 Leaked Officially

今朝、予定通り正式にリークではなくリリースされたOlympus OM-D E-M5。オリンパスフォトパスから届いたメールがこの新しいレンズ交換式デジタルカメラの主な特徴を簡潔にまとめています。(括弧内は私が勝手に補足しました。)

OM-D EVF 内蔵EVF電子ビューファインダー
作画に没入するために作られた、デジタル時代のファインダー
(オリンパスMicro 4/3規格のカメラでEVFを内蔵するのは初めて。これまでは外付けで対応していました。)

FAST AF SYSTEM 世界最速のFAST AFシステム
低輝度下でのAF性能や動体追尾性能も大幅に向上
(3Dトラッキングをやっと採用?)

IMAGE STABILIZER  5軸対応メカニカル手ブレ補正
あらゆる種類のぶれに対して絶大な補正能力を発揮
(オリンパスの手ブレ補正機構はレンズではなくボディーにあるので安価なレンズも強力な手ブレ補正機構の恩恵を受けることができる。今回のは機械式でさらに強力になったのでしょうか。)

MAGNESIUM BODY 防塵・防滴マグネシウムボディー
過酷な環境からカメラを守る鉄壁の防御
(エンプラボディーにステンレスを覆いかぶせたのではなく、筐体そのものがマグネシウム製。Micro 4/3規格で防塵防滴は初めて。防滴どころではなくPETボトルから直接水を浴びせても大丈夫!)

背面モニターは3.0型可動式有機EL、約61万ドットで静電容量式タッチパネルを採用。背面モニターの仕様は可動式であることを除けばE-P3と同じでしょうか。

詳しくはOM-Dスペシャルサイトへ。

Apple, Subaru, and Olympus

Olympusからもうすぐ正式に発表になるであろう、新しいデジタルマイクロ一眼カメラ、OM-D E-M5。1605万画素のLive MOSセンサー、144万ドットEVF搭載、5軸対応手ブレ補正、超音波防塵フィルター、防塵防滴。

リークされた情報によると、Amazon.co.jpでの発売予定日は3月30日。レンズキット?の価格は¥111,258。合焦速度はDSLRを含むレンズ交換式デジタルカメラで最速との噂もあります。(合焦精度については不明。)画像は4/3 RUMORSより拝借しました。

ポストのタイトル、私は100%、当てはまります。

FUJIFILM X-Pro1 Sample Image

 

天の川にバラ星雲、シリウスにオリオン座とM42がくっきり写っている。シャッター速度は200秒(3分20秒)、少し絞って(f/3.6)周縁部のコマ収差を軽減しようとしている。光害対策なのか、ISOは640と控えめ。まるでフィルムカメラで撮影したような画像です。望遠レンズで星雲を撮影したらどんな風になるのでしょう。興味津々。

画像は一昨日、国内で正式発表されたレンズ交換式ミラーレス一眼デジタルカメラFUJIFILM X-Pro1と単焦点Fujinon XF18mm F2 Rで撮影したとされるサンプル画像。メーカーがウェブサイトに作例として示すサンプル画像なので、短時間露光した複数の画像を比較明合成したり、ダークノイズ演算処理などを施していないと思いますが、このサンプル画像の画質は驚異的。等倍で見ても熱ノイズがほとんどない。200秒の露光で星が流れていないので、三脚固定ではなく、赤道儀などを用いて星の動きを追尾しているはずです。このサンプル画像をどのような設定で撮影したものなのか、また何らかの編集や補正がしてあるのかについて説明がありません。200秒間、バルブ撮影でずっと露光して追尾撮影したものであるとすれば、本当に凄い技術革新です。

X-Pro1用に新たに開発されたセンサーはX-TRANS CMOS、ローパスフィルダーがないそうです。以下、FUJIFILMのサイトから引用。

モアレの発生要因を根本から解決する新発想のフィルター配列。その非周期性を高めたカラーフィルターはモアレや偽色の発生を抑え、光学ローパスフィルターを不要にします。光学ローパスフィルターをなくすことにより、レンズから入る光を十分に受け入れ、本来の解像力や描写力を限りなく高めます。

天体撮影を目的にカメラを改造する人は、ローパスフィルターを取っ払い、代わりに赤外線だけをカットするIRフィルターを取り付ける人も多いと聞いています。そうのような改造をすればカメラは天体写真専用になってしまいますが、元々ローパスフィルターを省いたX-Pro1ならサンプル画像のような綺麗な星雲の写真も撮れるし、星以外の一般的な被写体も高画質で撮れるということでしょうか。

FUJIFILM X-Pro1はカメラのキタムラでボディーのみが¥135,000、Fujinon XF18mm F2 Rは¥49,300で予約できるそうです。発売は2月18日。Amazonでもほぼ同価格で予約できるようです。

Mt. Fuji On The Way Back

Hotel Monterey Ginza

パリにあるアパルトマン風のHotel Monterey Ginzaを午前10時半頃にチェックアウト。東京都心部にあるホテルとしてはたいへん静かで快適な客室でした。すぐ近くにコンビニが3軒もあるし、Apple Store Ginzaまでも徒歩数分と最高の立地。来年、ラッキーバッグの列に加わるとすれば、このホテルに宿泊するのが理想的かもしれません。

唯一、難点があるとすれば、節電対策のためなのか、外出時にコンセントの電源まで切れることです。外出時にバッテリーを充電することができません。

Mt. Fuji

1月3日の帰路も晴天に恵まれ、東名高速道路から富士山がきれいに見えていました。富士川S.A.で休憩を兼ねて停車。トランクからカメラと三脚を取り出すと、富士川に最も近い富士山絶景ポイントに移動。

Mt. Fuji

ここから見る富士山は南側の斜面。元日に御殿場で東から見た富士山とは異なり、雪の冠がはっきりとしません。

Mt. Fuji

ここから先は見えなくなるので見納めだと思い、富士川サービスエリアで長居したら、豊田ジャンクション手前で大渋滞にはまりました。

Mt. Fuji and A Helicopter

三脚からカメラを取り外して、手持ちで撮影したヘリコプター。換算330mmの望遠でF/16と絞っていますが、レンズの手ブレ防止機構が働いています。

昼食と夜食は東名と新名神のサービスエリアで。東京ICから自宅に到着するまで一度も信号で停止することがなかったけれど、大渋滞にはまったこともあり、約500kmの距離を移動するのに10時間以上も要しました。この時のMazda RX-8の燃費は11.8km/Lと驚異的な数値になりました。(普段は街乗りで7〜8km/L)年末に交換した赤いエンジンオイルと新しいスパークプラグの効果かもしれません。

Gotemba Premium Outlets®

Mt. Fuji on New Year's Day 2012

元日の早朝、人がほとんどいない乙女駐車場で富士山を堪能した後、御殿場プレミアム・アウトレットへと向かいました。完全に雲と霞が切れた富士山を正面に見ながら御殿場IC方面に逆戻り。前回、箱根経由で横浜方面へと向かう途中で大渋滞にはまり、えらい目に遭ったので、今回は何があっても東名高速に戻ります。

Gotemba Premium Outlets

まだ開店していないのにアウトレットに近い駐車場はすでに満車で近付くことすらできません。シャトルバスの利用が前提となる遠く離れた13番の場外駐車場に車を停めました。この小さなシャトルバス、30〜40年近く前の旧車だと思いますが、なかなか良い感じ。まるで遊園地にやって来たかのよう。

御殿場プレミアム・アウトレットにはNikonダイレクト一号店があるので覗いてみました。

Nikon Direct Happy Bags
私は10万円の福袋に興味津々。他のお客さんが福袋の中身を店員さんに尋ねておられましたが、答えられないとのことでした。「何が入っているの?」そんな直球では拒まれるだけです。ヒントは教えてくれるけれど、Nikonの現行製品に詳しくない人にはどのモデルなのか全くわかりません。そこで、中身が知りたい私も少し、時間をあけて同じ店員さんに尋ねてみました。「D90を現在、所有しているのですが、あの10万円の福袋に入っているレンズ交換式一眼レフカメラはD90ではありませんよね?だぶってしまうと困るので。」すかさず、その店員さん、「お客様、鋭いご指摘ですね。」

Nikon Direct Happy Bags

10万円の福袋にはD90+18-105VRレンズキットと小型プロジェクター搭載のCoolpix S1200pj、デジタルフォトフレーム、その他が入っているみたいです。この福袋、オンラインでも1月5日23時59分まで購入できるそうです。しかし、私にとっては欲しい商品が一つも入っていないのでこれは10万円の鬱袋以外の何ものでもありません。

20万円の福袋はオンラインでは取り扱っていないようですが、私の勘ではD7000+10-105VRレンズキット?欲しい商品が二つ以上入っていれば、高額ではあるけれども確かに福袋ですが、D7000ボディー単体に興味がある人には不要な商品もあるので単なる抱き合わせ販売です。

Apple Storeのラッキーバッグは一律¥33,000で、中身は人によって異なり、3種類以上はあります。しかし、ここで抱き合わせ販売による鬱袋の現実を見てしまったので、元からあまり興味がなかったApple Storeのラッキーバッグを早朝から並んで買うなんてことはあり得ない状況になっていました。

The Moonlit Geminids 2011

Geminids 2011

ふたご座流星群極大時刻のおよそ1時間前から二回目の出陣。気温がどんどん下がり、滅多に曇ることがないOlympus PEN E-P1に装着した17mmパンケーキのレンズフィルターが曇り始めた頃に西の空でゆっくりと流れる明るい流星を一枚、撮影することができました。長い軌跡から察すると、紛れもなくふたご座流星群に属するものです。樹木をフレーム内に収めたかったので、カメラを低い角度で三脚に設置しました。そのため、天頂付近にあった双子座と放射点は写っていません。流星はオリオン座とおうし座の間に降ってきました。

Geminids 2011

こちらはNikon D90 w/Tokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8)で同じ場所で撮影したもの。広角ズームレンズは換算24mmに設定。ペルセウスに流星が突き刺さるように降ってきました。月明かりの影響か、確認できた流星の数は去年、一昨年と比べて半分ほど。しかしながら、影ができるほど明るい月明かりの下でも予想以上に多くの流星が流れました。ハクキンカイロの燃料も切れて、東の空に薄い雲が広がり始めたので、撤収。

今夜も、ふたご座流星群は見れます。月の出は午後9時20分頃、放射点が昇るのが午後6時半頃なので、晴れていれば月が昇る前の3時間ほどがチャンスです。

Zuishinin and Daijoin Temples

DSC_0541
Nikon D90 w/AF Nikkor 35mm f/2D

アストロプロダクツ京都南店に向かう途中、京都市山科区小野御霊町にある真言宗大本山随心院に立ち寄りました。滅多に持ち出すことがないNikkor 35mm f/2Dを持参しました。

大乗院
Coolpix P300

駐車場から随心院へ向かう途中にある大乗院を塀の外から中の様子を窺うように撮影。画像はApertureでSaturation、Vibrancy、Highlightsなどを補正してあります。

大乗院
Nikon D90 w/Tokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8)

同じ場所から広角レンズで撮影した大乗院の塀。

大乗院
Nikon D90 w/Tokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8)

庭から外の様子を。門に大きな投光器が設置されています。夜にライトアップしているのでしょうか。

随心院
Nikon D90 w/AF Nikkor 35mm f/2D

マクロレンズのように使ってみたら六角形のボケが枯れ葉の背後に現れました。開放から2段ほど絞ってあります。

随心院
Nikon Coolpix P300

塀の瓦にピントが合っています。随心院の境内には入らず外から銀杏を撮影。

大乗院
Nikon Coolpix P300

大乗院に戻り、境内から紅葉。同じNikonなのでD90とCoolpix P300は発色が似ています。こちらもApertureで補正してあります。

大乗院
Nikon D90 w/AF Nikkor 35mm f/2D

被写体との距離を自分が移動しながら調整しつつ、構図を選ぶ単焦点レンズもなかなか楽しいと感じました。

The Taurids 2011

The Taurids 2011

おうし座流星群に属すると思われる超低速の流れ星をインターバル撮影していたRicoh GR Digital IIIが捕らえました。軌跡から推定すると、北群の方だと思います。この流星で2秒以上、見えていました。この他にもおうし座流星群ではない低速の非常に明るい流星を目視で確認しています。

DSC_0433

Ricoh GRDは露出30秒間、シャッター間隔1分に設定したまま自宅軒下に放置。三脚に載せたNikon D90を持って、徒歩で近くの工事現場へと向かい、数枚、星景写真を撮影。こちらの写真にはおうし座の一部とオリオン座をフレーム内に入れましたが、流星は写っていません。レンズフィルターが曇ったので、クロスで拭きながらの撮影になりました。

FUJIFILM X10 Hands-on

FUJIFILM X10

カメラのキタムラで注文しておいた「自家製サイン帳」(PHOTO BOOK)を受け取りに行ったついでに、カメラ新製品を物色していると、FUJIFILM X10が置いてありました。FinePix X100を店頭で手にした時は、その質感にがっかりしていただけに、今回こそは期待に応えてくれる質感であって欲しいと思っていました。発売時店頭価格がX100と比べてほぼ半値(カメラのキタムラ、ネットショップ¥62,820)であることを考慮しなくても、X100よりもこちらのX10の方が質感は高いと感じました。

「ズームリングを回して電源ON」にする特徴的な機構は、過去のポストに自分で書いていたのを覚えていたので迷うことなくズームリングを回転させて電源を入れてみました。OFFからONの位置まで回転させる時の感触は硬めで、ズーム(換算28mm〜112mm)調節時はずっと滑らかになる辺り、開発者の拘りが感じられます。

FUJIFILM X10

F2.0〜F2.8の明るいズームレンズを繰り出した時の見栄えも気になるところですが、どこまでもクラシックで優れたデザインだと思います。

FUJIFILM X10

マニュアルズーム連動型の光学ビューファインダーはフレーム時に使用するためのものだそうですが、明るくて見易いと感じました。

Japanese GP 2011 Friday — Panning with Nikon Coolpix P300

Jenson Button McLaren

日本を第二の故郷のように思っているという、McLarenのJenson Button。鈴鹿での優勝は今回が初めてだそうです。金曜の練習走行の時点でマクラーレンとフェラーリのマシンは、レッドブルよりも好調であったように思います。(Sebastian Vettelは徐々に調子を上げて行くのは毎度のことではありますが。)

上の写真は同行者がNikon Coolpix P300(レンズが明るい普通のコンデジ)を使い、ばかちょん「オート撮影」モードで撮影したもの。シャッター速度1/1250秒、f/4.9になっています。光量が十分にあり、鈴鹿サーキットで最も低速のヘアピン立ち上がりとは言え、走行中のF1マシンがこんなに綺麗に撮れることに驚きました。

Michael Schumacher Mercedes

その後、同行者が流し撮りの真似事のようなことをしていたので、私がカメラの設定を流し撮りモードに変更。シャッター速度優先で、シャッタースピードは1/200秒、被写体ブレするようなら1/250秒に調整。

Sebastian Vettel Red Bull Racing

コントラストが高めになりがち。ダークブルーのレッドブルとトロロッソのマシンは補正が必要。白っぽいForce IndiaとSauberのマシンは白飛びしがちです。(この原因は後で判明します。)RAWで記録できないので補正といっても限界があります。

Daniel Rcciardo HRT

このコンデジ、横方向に流し撮りすれば自動的に縦方向のみ手ブレ補正機構が働きます。

Jenson Button McLaren

一枚目の写真と比較するとわかり易いかと思いますが、こちらが流し撮り。Jenson Buttonのライン取りは毎ラップ、安定してほぼ同じラインです。

Lewis Hamilton McLaren

コンデジでも撮影条件が整えば、綺麗にF1マシンの流し撮りができるということがよくわかりました。金網などがあって、オートフォーカスできない場合は困ったことになるので、適した撮影場所を選ぶことが前提になります。

シャッター速度優先で撮影したこれら一連の写真のExifを見ていて気付いたことが一つ。「オート撮影」モードで撮影したものを除き、ISOがすべて200になっている。カメラの設定を確認すると、それもそのはず、「シャッター優先オート」モードでISOが200で固定になっていました。望遠側の最小絞りはf/7.8なので、露出が不適切なものが含まれていた原因が判明しました。

Japanese GP 2011 Practice 1

DSCN1693

90分のF1練習走行が2本、ホームストレート前のグランドスタンドとカメラマン専用撮影エリア以外ならすべて自由席となり、好きな場所で観戦できる金曜に鈴鹿に行ってきました。チケットは一応ホルダーに入れて持って行きましたが、金曜だけなら会場内でチケットを提示することもないので、チケットホルダーは不要。

DSCN1737

自宅から鈴鹿サーキットまでは渋滞がなければ車で2時間弱の距離ですが、Steve Jobs逝去の反響を伝えるBBCラジオ番組(John Sculleyのインタビューなど)を聴いていると、甲賀土山ICで新名神高速道路を下りるのを忘れ、東名阪自動車道鈴鹿ICまで行ってしまい、若干の交通渋滞に遭いながら「みそのモータープール」に到着したのは自宅を出発して2時間半後の午前8時頃。

DSCN1735

午後7時までの一日駐車料金は¥2,000でした。(予約はしていません。)ホンダの敷地内にあるこの駐車場に辿り着くのにあちこちでスタッフに道を尋ねましたが、どのスタッフもたいへん丁寧な言葉遣いで親切に道順を教えてくれました。今日は来年6月で国内での生産が終了となるMazda RX-8 Type Sで鈴鹿入り。

DSCN1739

過去に幾度となく鈴鹿サーキットに通っていますが、これまで足を踏み入れたことがないスプーンカーブを目指しました。写真右手の逆バンクゲートから入った方が近いことを知らずに、方角としては近そうに思えた左手の西ストレートゲート方面からサーキットに入場。(金曜はスプーンゲートは閉まっていました。)

DSCN1752

そして、急な坂道を登ったところにあるこの狭いトンネルをくぐり、ヘアピンではなくスプーンの方へ。

DSCN1764

午前のP1はスプーンカーブ入口付近、午後のP2はS字の辺りへ移動しようと考えていました。

DSCN1773

スプーンカーブの仮設スタンドは一つだけ。朝からよく晴れています。

DSCN1781

コンクリートブロックをベンチシート代わりに利用。金網が邪魔になることがないので写真撮影には最適かと思ったのですが…意外とこの場所での流し撮りは難易度が高いことがわかりました。左から右方向に減速しながら進む被写体の流し撮りに私が慣れていないことが原因かもしれません。

Nico Rosberg Mercedes

300km/hから180km/hへと減速しながら大きな弧を描くようにスプーンカーブへと進むF1マシンの流し撮りは容易ではありません。一定の速度で被写体が移動する場合が最も難易度が低く、次に加速しながら移動する場合。減速するF1マシンの流し撮りがこんなに難しいとは思いもしないこと。ノーズの部分が少し切れていたり、

Lewis Hamilton McLaren

コーナー手前まで減速を遅らせるLewis Hamiltonのマシンはリヤの部分だけになったり、

Heikki Kovalainen Team Lotus

逆に減速するのが早いマシンはテールの部分がなかったり。

Sebastian Vettel Red Bull Racing

この後、Sebastian Vettelはデグナーで軽いクラッシュ。壊したフロントノーズの代わりとなる新しいパーツをプライベートジェットで取り寄せ、何とか予選に間に合わせたそうです。

Vitaly Petrov Lotus Renault

難易度が高い流し撮りが成功すると、得られる満足感は非常に高い。P1セッション終了後にカメラコネクションキットを使い、iPadに画像を読み込んで、ピント位置とブレの有無を確認しています。ピントはドライバーのヘルメットに合わせるのが基本、と去年、逆バンクの常設スタンドで出会った年配のアマチュアカメラマンが言っていました。それと逆光にならない場所で撮影することも重要だそうです。

Jaime Alguerusuari Toro Rosso

P1ではToro Rossoのマシンが際立って好調だったように思います。

Fernando Alonso Ferrari

今年は3日間通しのチケットを購入するとすれば、スプーンカーブのM席が良いかなあと思っていました。しかし、実際に初めてスプーンに行ってみて、来年、チケットを購入するとしてもここはやめておこうという結果になりました。(写真撮影しない人にとっては視界が広いスプーンは面白いかもしれません。)

DOMKE® F-6 Little Bit Smaller Waxwear Brown (700-60A) — Continued

DOMKE F-6 WAXWEAR BROWN (700-60A)

このバッグの最大の特徴は、ボックス形の形状にあるのではないかと思います。どこでも自立するので、撮影時は地面に転がしておくこともできます。

DOMKE F-6 WAXWEAR BROWN (700-60A)

それとこの滑り止めが施されたGripper™ストラップ 。ストラップ裏側に黒い二本のラインがありますが、この部分にラバー素材が使われているようです。ワックスウェアシリーズは再塗布できるよう、ワックスが付属します。

DOMKE F-6 WAXWEAR BROWN (700-60A)

スチール製スナップフックもDOMKE®らしい。決して素早く外せるものではありませんが、プラスチック製のバックルタイプのものよりもずっとこちらの方が私の好みです。

DOMKE F-6 WAXWEAR BROWN (700-60A)

カメラと交換レンズをバッグに入れてみました。Nikkor 18-105 VRキットレンズ を装着した状態のNikon D90とTokina AT-X 116 Pro DX、AF-S VR  Zoom Nikkor 70-300mm。速写ケースを付けた状態のRicoh GR Digital IIIも。これだけ入れると相当、重くなりますが、普段はこんなにたくさん持ち歩くことはないでしょう。

ワックスウェアシリーズは、見方によってはみすぼらしくも見えます。バッグの中に高価な機材が詰まっているようには見えないところが良いかと思います。ワックスを擦り込ませたコットンキャンバスは防水性があるので、少々の雨に濡れても大丈夫。星撮影時に夜露に濡れることがありますが、このバッグなら安心できます。

次回は実地での使用感をレポートします。

DOMKE® F-6 Little Bit Smaller Waxwear Brown (700-60A)

DOMKE F-6 WAXWEAR BROWN (700-60A)

念願のDOMKE®ワックスコットン製カメラバッグを入手しました。数年前からDOMKE®のカメラバッグが欲しいと思いつつ、同様のワックスコットンの生地を用いたBarbour® Tarrasをカメラバッグとして使用していました。しかし、Nikon D90をメインのDSLRとして使用するようになってからは、幅が狭いTarrasにはレンズを装着した状態のD90を収納するには無理があり、Victorinoxの小型バックパックを併用していました。確かにバックパックは両手が使えて疲労感も少なくて良いのですが、背もたれがある椅子に腰掛ける際は邪魔になるし、すぐにカメラを取り出すこともできません。一つのバッグにカメラボディーと交換レンズなどをまとめようと思っていました。購入対象として第一候補だったのがDOMKE®のバッグです。

購入先はマルチメディア京都ヨドバシカメラ。DOMKE®のバッグは品揃えが豊富で、ワックスコットン生地を用いたバッグも数種類ありました。10%のポイントは付くものの、販売価格はメーカー希望小売価格とほぼ同じ。応対していただいた店員さんはもの凄く商品知識がある方でした。ご自身もDOMKE®のバッグを所有されていて、私と同じNikon D90 18-105 VRキットにTokina AT-X 116 Pro DXもお持ちであるとか。

DSCN0418

ショーケースからバッグを取り出し、品定めしやすいように折り畳み式のテーブルに置いてくれました。AF-S VR  Zoom Nikkor 70-300mmを立てて収納することができるという、F-3とF-6に絞り込んでから少し迷った後、小振りのF-6を選びました。

バッグの詳細については明日、使用感については後日、報告します。

Amazonでは現在、在庫切れのようです。