iOS 9.1 (13B143)

製品版iOS 9.1 (13B143)でバグが見つかったので、以下、気付いた点を列記します。

  • iPad mini 2に装着したSmart Caseの蓋を開けてスリープを解除し、音量調節ボタンを操作した時、ボリュームのアイコンが表示されない。(音量調節自体は可能であり、パスコードを設定していない場合にこの問題は起こる。)

iPad mini 2 Volume Control Button Failure? — Round 3

新しくなったiPad mini 2を自宅に持ち帰り、母艦であるMacBook (Late 2009) のiTunesからデータを復元しようとしたら、iOSのバージョンが古いのでデータを復元する前に新しいiOSにアップデートしろと促されました。指示通りにiOSをアップデートしようとしたら、今度はMacBookの調子がおかしくなり、リカバリーモードで起動し、MacBookのEl Capitanを再インストール。地球の裏側で開催されているF1 USグランプリの予選を生中継で観れる時間まで悪戦苦闘。予選は結局、雨のため、現地時刻の日曜の朝に変更になりました。

データをiPad mini 2に復元できたのは、日曜の昼前になってしまいました。SIMをauのものからmineoのものに挿し替えて、mineo用のAPN構成ファイルをインストールし直しました。復元したiOSのバージョンは最新の9.1。午後に京都駅前のヨドバシカメラに買い物に向かっている時、音量調節ボタンを押してもボリュームのアイコンが画面に表示されない問題が車内で再発しました。

この状態で「初期化」しても問題が解決しないことは検証済みであり、復元作業に無駄な時間を浪費するだけです。しかし、製品交換後、24時間以内にまた物理的にハードウェアが壊れたとは考えられない。「初期化」してもiOS 7や8にはダウングレードできないということは、iOS 9に何らかの問題があると考えるのが妥当。

iOS 9.1をインストールしているiPhone 6では音量調節ボタンに不具合はありません。iPad mini 2とiPhone 6の使い方で明らかに異なるのは、スリープ/スリープ解除の実行方法です。iPad mini 2にはApple純正のお風呂の蓋(Smart Case)を開け閉めすることで、スリープ/スリープ解除を実行しています。

お風呂の蓋を開けてスリープを解除し、ネクスマ(フジテレビNext Smart)でF1中継を観ようと音量ボタンを調節しようとすると、ボリュームのアイコンが画面に表示されない(=音量調節できない)という事態が起こっています。実際は音量調節できないのではなく、ボリュームのアイコンが表示されないだけで、音量調節はできているようです。

翌日(月曜)の夜、USのApple Support Communitiesで同様の事象が報告されていないか、検索してみると複数のスレッドが見つかりました。中でも”iOS 9 Volume Indicator with Smart Cover bug“で多くの報告がまとめられています。報告されているどの事象も9月中旬以降に発生しているようです。iOS 9とiPad、ボリューム表示アイコン、Smart Cover、Smart Caseがキーワードです。原因はiOS 9のバグとお風呂の蓋にあるようです。最新のiOS 9.1でもこの問題は解決できていないようです。バグが解消されるまでの回避策として、スリープ/スリープ解除スイッチを押して、一旦スリープさせてから再びスイッチを押してスリープを解除する方法が紹介されています。

今回の問題はソフトウェア(iOS 9)にその主たる原因があるようです。お風呂の蓋も関係しているので、Apple純正ハードウェアとの互換性にも問題があると言えなくもありません。

一つ、不思議なことは日本のサポートコミュニティでは同様の事象が報告されていないということ。言語設定が日本語の場合は問題が発生しないという極めて稀有な事例かもしれません。

追記:iPadの言語設定を日本語に変更しても、この問題は起こることがわかりました。日本のサポートコミュニティーで同様の事象が報告されていないのは、パスコードを設定している人が多いためか、風呂の蓋を開けてからパスコードを入力するとこの問題が発生しないので気付いていないだけかもしれません。

iPad mini 2 Volume Control Button Failure? — Round 2

Apple Store Shinsaibashiを出た後、近くのStarbucksへ。iPad mini 2の側面にある音量調節ボタンを押した時にボリュームのアイコンが画面に表示されないことがある問題の原因は何なのか?アイスラテを飲みながらよく考えました。UpとDown両方のボタンを押してもその現象が現れるということは、二つのボタンが物理的に同時に故障したとは考えにくい。ハードウェアの故障なら二つのボタンに繋がるケーブルか基板上の接点に問題があるのかもしれないと考えました。まずは担当したジニアスが言っていたように、「初期化」(工場出荷状態にリセットする)してみて問題の原因がソフトウェアにあるのか、ハードウェアにあるのかを切り分けるべき。データはiTunesとiCloudの両方でバックアップしてあるので、いつでも戻せる状態です。しかし、iOSのダウングレードはできないので、本来的な意味での工場出荷状態にすることは不可能ではありますが。

StarbucksのWi-Fiを借りて、「初期化」してみました。設定を復元するには時間がかかるけれど、「初期化」するだけなら数分で完了します。着信音と警告音の音量調節をボタン操作で有効にするかどうかの設定は「オフ(白)」になっていました。ということは、これが初期設定であり、我々の記憶が正しくて、やはりジニアスが間違っている。音量調節ボタンを押してみても、ボリュームのアイコンは現れない。

不具合が起こっている状態のiPad mini 2を携えて、Apple Storeに戻りました。ガラスの螺旋階段を昇り、ジニアスバーへ。今度はアクセサリーの販売を担当するスペシャリストに相談しました。

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「先ほど、ジニアスバーのお姉さんに音量調節ボタンの不具合について診てもらったら、問題が再現できないので故障していないと言われました。初期化してみて確認してくださいと言われたので、Starbucksで初期化したら、この通り、ボリュームのアイコンが現れません。もう直ぐ、AppleCare+ for iPadの期限が切れるので、有償での修理になる前に何とかしたいのですが。」

相談したスペシャリストは、「たいへん、申し訳ございません。音量調節ができないのは不便ですから、今日中に解決しましょう。しばらくお待ち下さい。」と言い、ジニアスバーのボスのような人を呼んでくれました。ボスは「ご不便をおかけして申し訳ございません。部品の修理はできないので製品交換になります。バックアップは取っておられますか。」と尋ねられました。

しばらくジニアスバーがある2階で待っていると、交換用の新しいiPad mini 2を持ってボスが再び現れました。交換済みのiPad mini 2は音量調節ボタンが正常に機能しており、ボリュームのアイコンも見えています。

iPad mini 2のリセットと共に先ほどの不快感もリセットされました。ユーザーの立場に立つスペシャリストの素晴らしい応対に感心しました。

これで一件落着のはずですが、幸か不幸かRound 3へと続く。

iPad mini 2 Volume Control Button Failure? — Round 1

もう直ぐ購入後2年になり、auとの契約が切れる、iPad mini 2 Wi-Fi + Cellularの音量調節ボタンが機能したり機能しなかったりする問題を解決するため、一週間前に予約してからGenius Barを訪問しました。

音量調節ボタンが機能しないという問題がGenius Barで再現できるかどうか不安でしたが、案内された時は運良く?ちょうど機能していない時でした。担当したジニアスは、ボタンを押しても画面に音量調節スライダー(ボリュームのアイコン)が現れないことを確認すると、すぐに設定(Settings > Sounds)をチェックされました。RINGER AND ALERTSの”Change with Buttons”が「オフ(白)」になっているのは、意図的にそのようにされているのですか?と尋ねた後、「オン(緑)」に変更してから、再び、音量調節ボタンを押して、画面に音量調節スライダーが正常に現れることを我々の目の前で確認されました。

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そのような設定ができることを知らなかった我々は、「オフ(白)」になっているのは意図的ではなく、「オフ(白)」にした記憶もないと応えました。(担当のジニアスは、「オフ(白)」の状態が初期設定値であることを知らないようです。また、「オフ」であるか「オン」であるかに関わらず、正常な状態であれば、音量調節スライダーが画面に表示されることを知らないようであり、「オフ(白)」の設定であれば、音量調節スライダーが表示されないと思っているようです。)

着信音と警告音の音量調節をボタン操作で有効にするかどうかの設定を「オフ(白)」にした記憶はないと、我々は主張しました。しかし、ジニアスは我々の記憶が正しいかどうかを知ることはできないといった当たり前のことを言いながら、ハードウェアテストを実行しました。バッテリー性能も含めてテストの結果は異常なしでした。故障していないものは修理できないし、製品交換もできないということでした。(最初に「オフ(白)」の設定時に音量調節スライダーが現れなかったことを忘れておられます。)我々は修理を希望したけれど、製品交換を要望した事実はありません。

問題が再現できて不具合が認められたとしても、一年間の製品保証は切れているので、修理(製品交換)代金は一律で¥20,800ですと言われ、我々は驚嘆しました。プラス一年間の延長保証であるAppleCare+ for iPadをおよそ2年前の12月に購入しているのにも関わらず、登録されていないと言われます。そんなことはないでしょうと言いながら、私は過去のブログ記事を探しました。ご購入の場合は領収書兼登録証をメールでお送りしているはずなので、調べてくださいと言われ、Mail Appで検索しようとしたら、「登録されています。こちらで確認できました。」

何れにしてもハードウェアの故障は認められないので、修理も交換もできないということになりました。ソフトウェアの問題なので、「初期化」してから問題が再発するかどうか確かめてくださいとのこと。AppleCare+ for iPadの保証期限が過ぎてから問題が確認できた場合は、有料での修理になるそうです。(これは納得できない。)

ジニアスバーには何年も前からお世話になっており、そのサービスの質に関しては毎回、感心させられます。今回のように不快感を感じたのは初めてのことなので、内心、大いに戸惑いました。(が、表情には出ていないはずです。)相手の操作ミスを指摘しても自分の非はどんなことがあっても認めようとしない人だと察した我々は、壊れていないのならこのまま使いますと言って、担当した女性ジニアスにお礼をしてからApple Storeを出ました。

このままでは引き下がらないRound 2へと続く。

mineo nano-SIM Has Been Received and Activated

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Amazonで¥1,600で購入したmineoエントリーパッケージが届き、mineo公式サイトで、eo IDを用いてシングルタイプ(データ通信のみのSIM)のauプラン(Aプラン)を申し込んだら、nano-SIMとmineo契約内容通知書が別々に送られてきました。公式サイトの「マイページ」から契約内容照会のページを開くと、契約期間がすでに1ヶ月目になっていました。

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これがそのnano-SIMカード。どこにもmineoとは書かれていません。電源をオフにしたiPad mini 2から契約中のauのSIMを取り出し、こちらのSIMを代わりに挿入しました。ネットワークの設定に関しては、iOS端末の場合は「mineoご利用ガイド」に説明がなかったので、公式サイトユーザーサポートを参考にしながらプロファイルをインストールしました。「mineoご利用ガイド」はAndroid端末専用の説明書のようです。

重要なお知らせはmineoメールアドレスへ送信するので、メールアカウントは必ず設定しろということで、再度、公式サイトユーザーサポートを参考にしながらメールアカウントを設定しました。説明通り、「SSLで接続できません」の画面が表示され、「アカウントをSSLなしで設定してみますか?」の選択肢で「はい」をタップ。再度「SSLで接続できません」が表示され、もう一度、「アカウントをSSLなしで設定してみますか?」の選択肢で「はい」をタップ。その後、ようやく設定を保存できるようになりました。

mineoメールはいわゆるキャリアメールではなくPCメールだそうですが、K-Opticomとの契約解除後は利用できなくなるそうです。それでも無料でメールボックスの容量を基本容量200MBから5GBに追加し、メール保存期間も60日間から無期限に変更できるそうなので、「オプション変更お申し込み」ページから変更を申し込みました。

MVNOの回線ということで速度に一抹の不安がありましたが、今の所、問題なく快適に使えています。最も混雑するとされる平日の昼休みの時間帯でもSpeedSpotで速度を測定すると、下り3.86Mbps、上り4.19Mbpsでした。同じ時間帯、同じ場所でMNOのau回線の速度をiPhone 6で測定すると、下り24.43Mbps、上り4.38Mbpsでした。

もう一つ、自分で確かめるまで不安なことがありました。MVNOであるmineoが借りているau回線は、A-GPS (Assisted GPS) に対応していないそうで、Google MapsやApple純正Mapsを用いたナビゲーション機能が快適に使えないかもしれないという危惧でした。MNOのau回線に繋がっているiPhone 6とMVNOのmineo回線に繋がっているiPad mini 2で、同時にGoogle Mapsでルート案内させてみると、位置情報の側位に遅れはなく、二台の端末で同じようにルート案内できました。A-GPSに対応していないmineoでなぜ瞬時に測位が可能なのか、不思議な気がします。データ通信のみの「シングルタイプ」ではあるものの、無料のSMSオプションを契約していることと何か関係があるかもしれません。

10月17日追記:セルラー版iOS端末の場合、A-GPSの機能は端末本体に備わっているため、利用する回線の種別に関係なく位置情報を瞬時に測位できるようです。

eo ID所持者の場合、来年の7月まで1GBコースであれば、1日を除く契約日の翌月以降ほぼ無料で利用できるキャンペーンの申し込みは10月31日まで。(利用開始月は日割りで通信料が請求されるようです。「シングルタイプ」1GBコース基本料無料の適用は契約日の翌月から開始。)

mineo Entry Package

2013年11月に購入したiPad mini 2 Wi-Fi + Cellular (au版)が来月、2年が経過し、翌月の12月に契約更新月を迎えます。近くのau代理店で調べてもらいました。具体的には更新月の12月1日から12月31日までの期間にau代理店で解約手続きをすれば、解約手数料が発生しないとのことで、12月分の通信費は日割りになるので、12月1日に解約手続きをするのが最もお得であるとのアドバイスもいただきました。

去年の夏頃からiPad mini 2 Wi-Fi + Cellularの契約が切れたら、格安SIMを利用しようと考えていました。auの回線を利用する格安SIMはK-Opticomが提供するmineoのみで、他に選択肢がない状況でしたが、iOS 8ではなぜかmineoが使えないとのことでした。今年の夏にそうした状況が一変し、APN構成プロファイル変更により、iOS 8をインストールしたiOS機器でも通信できるようになったそうです。

現在ではmineo公式サイトでiOS 9.0.2で利用できる端末のリストにauブランドのiPad mini 2が掲載されています。

9月からドコモ回線でもmineoが利用できるようになり、「ドコモ回線プラン スタート記念キャンペーン」と題したmineo史上最大のキャンペーン実施中であり、2015年10月31日までに申し込むと月額基本料金から6か月 x 800円割引になるそうです。(eo光ネットを利用している既存ユーザーの場合はeo IDで申し込むとキャンペーン適用期間が3ヶ月延長され、月額基本料金から9か月 x 800円割引)

これはもう、12月1日にauとの契約を解除して、mineoを利用するのがお得。mineo申し込み時にエントリーコードがあれば¥3,240の契約事務手数料が無料になるそうで、そのエントリーコードがAmazonで¥1,600で販売されています。つまり、契約事務手数料が半額になるということです。取り敢えずはエントリーコードを入手し、どのプランを申し込むかはそれから考えよう。

mineo Might Have Been Compatible with iOS 8 and Later After All

auのネットワークインフラを利用するMVNO (Mobile Virtual Network Operator) であるmineoは、去年のサービス開始時にiOS 8が対応していないので、iOS 7.1.2以外をインストールしたSIMフリー及びauのiOS機器では使用できないという問題が発覚しました。2014年10月21日付のmineoユーザーサポート(抜粋)に、

本事象については、弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため、弊社として今後のiOS 8への対応の予定はございません。 しかしながら、Apple社に対して、mineoサービスがiOS 8およびiOS 8.1で利用できるように引き続き要望してまいります。

との発表がありました。ほとんどのiOS機器でmineoが使用できないということになり、mineoは事実上、Android OS専用のMVNOとの位置付けになりました。上の発表で、「弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため」とあります。

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AppleCare+ for iPhone, iPad, etc.

iPad mini with Retina display Wi-Fi + Cellular Space Gray 16GB

AppleCare+ for iPhone, iPad, iPod, Apple Watch, Apple Watch Sportの規約が変更になり、これまでは、3. 対象範囲 3.1 ハードウェアサービスで「電源を維持する対象デバイスのバッテリーの能力が正式な製品仕様の50%未満しか発揮できなくなったこと…」でしたが、50%未満から80%未満に変更になったようです。

iPhone 5の時はAppleCare+ for iPhoneの期限が切れた使用開始2年後に製品仕様の50%未満の能力にはならなかったのを覚えています。80%未満へと規約が変更になると、使用開始2年後に交換対象となる可能性が大幅に高くなると思います。

今年の12月で購入後2年となるiPad mini with Retina display Wi-Fi + CellularにもAppleCare+を購入しているので、バッテリー性能80%未満によるバッテリー交換(製品交換?)が適用されるかもしれません。

2台のiPhone 6は来年10月で使用開始2年になります。こちらもAppleCare+に加入済みなので、バッテリー交換になる可能性が高いと思いますが、その頃になれば、iPhone 7を入手しているかもしれません。

追記: 新しい規約は2015年4月9日以降にAppleCare+を購入した場合に適用されるとの記載が米国のサイトにあります。2015年4月10日より前にAppleCare+を購入した場合は、これまで通り50%未満が判断基準になるようです。しかしながら、AppleCare+の規約は国や地域により、異なるので、日本の場合、どのように適用されるのか不明です。

One SIM. Many options.

今朝のスペシャルイベントで発表されたiPad Air 2とiPad mini 3 Wi-Fi + CellularモデルのU.S.とU.K.版ではApple製のSIMがインストール済みのようです。日本のサイトでは省かれている次のような説明が米国サイトにはあります。

The new Apple SIM is preinstalled on iPad Air 2 with Wi-Fi + Cellular models. The Apple SIM gives you the flexibility to choose from a variety of short-term plans from select carriers in the U.S. and UK right on your iPad. So whenever you need it, you can choose the plan that works best for you — with no long-term commitments. And when you travel, you may also be able to choose a data plan from a local carrier for the duration of your trip.

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Settings > Cellular Dataから米国ならat&t、Sprint、T-Mobile、英国ならEEから長期契約の縛りなしでキャリアを選択できるようです。普段はWi-Fi専用機として利用し、旅先で必要な時だけ、キャリアを選んでデータプランを買うと言った使い方ができるようです。物理的にSIMを抜き挿しする必要がないので、SIMを買いにお店まで行く必要がなく、実際はSIMフリー機よりも利便性が高い。

iPadで可能なら、将来的にはiPhoneでも実現できるはずです。SIMロックとか解除とか長期契約による縛りとかがナンセンスになるかもしれません。

M1 Prepaid Broadband SIM Card

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去年はチャンギ空港1番ターミナルで5日間使い放題のM1の3G標準SIMを購入しました。今年はiPad mini Retinaディスプレイ Wi-Fi + Cellularを持参する予定なので、 同じM1の4G Nano SIMを購入しようと計画しています。

M1のサイトを見ると、購入すべきは30日間有効の1GBのNano SIMのようです。(確認はしていませんが)テザリングもできると思うので、ロックされているiPhoneはiPad miniを経由してネット接続しようと考えています。宿泊予定のホテルでは無料のWi-Fiか有線LANが使えるし、立ち寄るであろうStarbucksや主要ショッピングモールではWireless@SGが無料で使えるので、1GBもあれば、6日間の滞在で使い切ることはないと思います。但し、動画のストリーミング放送などを受信すれば、1GBでは不足するかもしれません。そうした場合は、Top-Up可能であり、たとえば1GBで$18、2GBで$28になっています。

M1の4G PREPAID DATA CARDの仕様をこちらのサイトから転記しておきます。

価格$18、無料データバンドル1GB(30日間有効)、下りスピード最大150Mbps、上りスピード最大50Mbps、SIMカードの種別はMicroかNano SIM。

iPadでAPNの設定は、Settings > Mobile Data > APN Settingsで”prepaiddata”を入力。(注意:3G PREPAID BROADBAND CARDの場合は、”prepaidbb”を入力)

空港の両替所すぐ隣にあるM1カウンターのお姉さんにiPadを渡せば、APNの設定はその場でやってくれます。但し、SIMを取り外す時にペーパークリップを使われては困るので、iPadに付属する専用のSIM取り出しツールをiPadといっしょにお姉さんに渡した方が良いです。

FUJI TV NEXT smart — Part 2

2014年度F1グランプリ開幕戦と同時に始まったフジテレビNEXT smartが外出時に快適に視聴できるかどうか、iPad mini Retinaで試してみました。先ずはMyスカパー!IDを取得し、パスワードを入力してスカパー!オンデマンドにログイン。SafariでフジテレビNEXT smartを選んで視聴開始。

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ちょうどオーストラリアGPのP3が始まるところでした。視聴期間中、auの電波はほとんどLTEの圏内でしたが、およそ1時間のストリーミング放送受信時に一度も音声と画像が途切れることなく、自宅のテレビで観ているかの如く快適に視聴できました。パケットをどのくらい消費しているのかは不明。約一時間の視聴でバッテリーは100%から90%に減りました。

Twelve South HiRise for iPhone 5 + iPad mini

iPad mini Retina用の充電スタンドを物色中です。iPhone 5の充電スタンドとしても利用できるもので、Apple純正ケースであるiPad mini Smart Caseを装着した状態で使用可能なもの、そしてデザインと質感が優れているものというのが条件です。この条件をほぼ満たしていると思われる、Twelve South HiRise for iPhone 5 + iPad miniがオンラインのApple Storeで(多分、直営店でも)送料込み¥3,480で販売中です。Amazonでの販売価格よりも安くなっています。

twelvesouth_hiriseiphone_smartcase_hires

先日、Lightning – USBケーブルが付属するBelkinのExpress Dock for iPadをApple Premium Resellerで見せていただきました。その時に試してみたら、残念ながらSmart Caseを装着した状態では挿すことができないことが判明しました。HiRiseならSmart Caseを装着したまま挿すことができるようです。Lightning- USBケーブルは付属しません。Twelve Southの製品紹介ページはこちら

K-Opticom eo Hikari iOS 7 Settings

これまでPOP形式だったeo光のメールが昨日、IMAP形式に対応しました。MacやiPhone、iPadなど、複数の端末のMail Appで同じアカウントを設定している場合、これまでのPOPであれば、Macから送信したメールを別の端末であるiPhoneで確認することができませんでした。IMAP形式なら複数の端末から同じメールを閲覧したり、既読、未読も反映されるので、利便性が高まります。

今回のリニューアルでメールボックスの保存容量が無料で200MBから5GBに拡大され、メール保存期間が60日から無制限に延長されました。(別途、申し込みが必要)メール一通当たりの送受信容量も20MBから100MBに増加しました。他にもeoWEBメールがスマートフォン、タブレットに対応するなど、大幅なサービス改善になっています。

早速、OS version 10.9をインストールしてあるiMacとiOS version 7.0.4をインストールしてあるiPhoneのMail Appをeoユーザーサポートの新規設定方法を参考にしながら設定しました。iMacの方は、POPアカウントとIMAPアカウントが同時に存在すると不具合が発生するだろうと判断して(実際に新たに設定したIMAPアカウントでサーバーに接続できなかった)、これまで10年以上使用していたPOPアカウントを削除しました。当然ながらアカウントを削除すればそのアカウントから過去に送信したメールと受信したメールすべてが削除されましたが、後でサーバーから再びダウンロードできるだろうと思っていました。(実際には過去60日分の送受信済みメールしかダウンロードできません。)

timemachine困った時はTime Machineと言うことで、昨日の夕方まで戻り、消去してしまったメールボックスを復元しました。(iMacはスリープ中もバックアップしていました。)Mail Appに”Time Machine”のフォルダーが生成され、過去およそ4年分の復元データ(受信メールと送信済みメール)が無事にその中に格納されました。これで一件落着。

imapsetting

次にiPhone 5にeoのメールアカウントを新規で設定しようとした際に、 また困ったことが発生しました。設定したIMAPの新規アカウントがサーバーと通信できないという深刻なトラブルです。eoユーザーサポートサイトを見ながら指示通りに設定したはずですが。どうやらSTEP 9の受信メールサーバの設定方法の記載に誤りがあるようです。上のキャプチャー画像右のホスト名がsmtpauth.eonet.ne.jpになっています。左のiPhone設定画面ではホスト名がimap.eonet.ne.jpになっています。左のiPhone設定画面の方が正しい。ホスト名をimap.eonet.ne.jpに設定すると、サーバーと通信ができて、新しいアカウントが作成されました。(このポストを書いている12月17日午後1時の時点では、eoユーザーサポートサイトは修正されていません。)この件に関し、K-Opticomに問い合わせ中です。

同じアカウントを設定したiMac、MacBook、iPhone、iPadのすべての端末で同じ受信メールを閲覧し、送信済みメールも確認することができるようになりました。

12月19日追記:eoサポートダイヤル、メール担当の方から連絡がありました。設定項目が間違っていたので、STEP 9、受信メールサーバーの設定をsmtpauth.eonet.ne.jpからimap.eonet.ne.jpに訂正したとのことです。

AppleCare+ for iPad

AppleCare+ for iPadに加入することにより、ハードウェア製品保証とテクニカルサポートが購入日から2年間に延長され、さらに操作上の不慮の事故に対する修理などのサービスを、1回につき4,400円のサービス料で最大2回まで受けることができる。その製品保証代はiPadの場合で¥9,800。この保証料金を高いと思うのか、安いと思うのか、あるいは適正料金と思うのかは、人それぞれ。iPadがWi-Fiオンリーのモデルなのか、キャリアと2年契約するWi-Fi + Cellularモデルなのかによっても感じ方が変わってきます。AppleCare+はiPad購入後、30日以内に購入する必要があります。購入期限ぎりぎりまで迷った挙げ句、結局、AppleCare+ for iPadを購入することにしました。

現在使用中の2台のiPhone 5もAppleCare+に加入しており、その内の一台は購入後すでに一年が経過しましたが、バッテリーの劣化がそれほど気になりません。どちらかと言えば、AppleCare+保証期限までにバッテリー性能が製品仕様の50%以下しか発揮できなくなって欲しいと思うほど。そのような場合は無償で製品交換となります。