Toji Kobo Flea Market Revisited

5ヶ月ぶりに東寺で毎月21日に開催される弘法市を再訪問しました。英語タイトルは前回と同じで良いでしょう。相変わらず年配者と外国人観光客が多いですが、5ヶ月前の前回と比べるとマスク着用者が大幅に減っている印象を受けました。

鉋台に椿油を塗布する露天商のお店で、今回も鉋を入手しました。このミニ平鉋、切れ味が悪いので、天然砥石で刃を研ぎましたが、なぜか切れ味は改善されません。

先客が品定めしていた左勝手の際鉋が売れ残ったので、迷わず入手。先客は右勝手の際鉋を購入したようです。入手価格はこのサイズと状態の際鉋としては破格値の¥2,000。左勝手のものは数が少ないので希少品です。

同じお店で鑿も入手。

いつもの紅生姜も買ったので、Barbourのバッグがすでにいっぱい。

電気部品が詰まったこのカゴのものはすべて一つ、100円。

このトグルスイッチも。

このレトロ感が漂うスイッチも。

オリジナル箱入りHITACHI製カーボンブラシは新品未使用。

別のお店で買ったパン切り用ナイフも100円でした。

たこ焼きを販売するこのお店に並んでいた大半の人が外国人観光客。たこ焼きの具はトッピングとして客が好きなだけ盛ることができるシステム。これは外国人に受けるはず。

今回、購入したもの。(食品を除く)今回もminority318さん宅に車を停めさせていただきました。

Wood Storage For LP Records — Part 3

便乗値上げでしょうか?幅85ミリ、厚み10ミリ、長さ2,000ミリの杉プレーナー材10枚セットを購入しました。観音開きドアをこの杉材で製作します。このプレーナー材、死節がパテのようなもので埋めてあります。

ドア枠も4面、プレーナー加工した杉材を使用。

向かって左側に刃先が出ている右勝手の際鉋で仕上げ。杉材は柔らかくて加工しやすい反面、0.1ミリの精度で加工する際は端部が欠けやすいというデメリットもある。

杉板は自作のトリマーテーブルを使って、深さ5ミリの溝切り加工しました。まだ接着していません。

Wood Storage For LP Records — Part 4へと続く。
Wood Storage For LP Records — Part 2に戻る。

Wood Storage For LP Records — Part 2

左右の側板に棚板用の幅30ミリの溝を切りました。

木ダボは使わずに木工接着剤のみで二枚の杉板を接ぎました。

自作のクランプが役に立っています。

溝の幅は30ミリなので、刃幅30ミリ作里鉋で少し幅を拡げながら溝を綺麗に仕上げます。

Wood Storage For LP Records — Part 3へと続く。
Wood Storage For LP Records — Part 1に戻る。

Installing The Two Way Wall Bib Tap — Part 3

しばらく様子を見ても微妙な漏水は止まらなかったので、再度やり直すことにしました。上の画像、6個の穴に対してビスは3本しか使われていない。これが漏水の原因ではないかと考えて、すべての穴にステンレス製ビスを留めましたが、それでも解決せず。

元通りに3本ビスに戻し、以前のものとは異なる分厚めのシーリングテープを巻いて、分岐型蛇口の溝を合わせて、時計回りに蛇口本体を回転させて取り付けましたが意図したところで止まらない。少し逆回転させて真っ直ぐになるようにしました。これがどうやら漏水の原因だったようです。

滅多に使わないKNIPEXプライヤーレンチを使って、強引に真っ直ぐになるまで時計方向に回転させました。一人の力では無理があったので、お隣さんに手を貸していただいて二人がかりで回しました。

元栓を開けて水を流しました。しばらく様子を見るまでもなく、蛇口を締めると、瞬時に漏水がないことがわかりました。ということで、漏水の原因は締め方が緩かったことでした。

Installing The Two Way Wall Bib Tap — Part 2に戻る。
Installing The Two Way Wall Bib Tap — Part 1に戻る。

Adjustable Hobby Plane

刃の幅がわずか1″(25.4mm)の超小型平鉋の刃を3種の天然砥石で研ぎました。

ACE HARDWAREブランドの当製品の名称はAdjustable Hobby Plane。どの部分が調整可能なのかよくわかりません。

刃の出具合が調整可能ということでしょうか。豆鉋として面取り作業などに実用できそうですが、どちらかと言えば、最も小さい鉋コレクションアイテム。

A Trip To JB + SG — Day 4 Morning

昨夜はホテルに戻るとすぐにシャワーに入って就寝してしまった。マリーナ湾を歩いてぐるっと一回りは歩き過ぎ。今朝は早起きしてiPhone 12 miniのデータをすべて、持参した12″ MacBook (Early 2016) にバックアップ。macOS Monterey 12.7が7年前のMacBookにインストール可能な最新OSです。バックアップ後にエラーメッセージが出ましたが、大きな問題ではないと判断しました。iPhoneにインストール済みのiOSは17.0パブリックベータ版ですが、バックアップできたので良しとしよう。保険のつもりでiCloudへのバックアップもオンにしましたが、ホテルのWi-Fiが激しく遅いので、iCloudへのバックアップが完了したかどうかは確認できず。

13.94km, RM14.00+RM3.00=RM17.00

Apple MBSでのバッテリー交換は午後3時過ぎなので、午前中はToppenショッピングモールにあるAce Hardwareを初訪問することにしました。

金曜に行ったMid Valley Southkeyを左手に見ながらさらに北へ。

Toppenも郊外型のメガモールなのか、隣にIKEAがある。

ACE Hardwareと言えば、私にとってはアメリカを代表する金物店。午前10時の開店と同時に店に入りました。

Mr. DIYとは販売されている商品がまるで違う。価格も二倍以上の差があり、どれも高価に感じてしまうけれど、Mr. DIYが安すぎるだけでしょう。

広い店舗に客はほとんどいない
ドアや窓周辺のシーリング材
シリンダーのみも売っている
この形状の蛇口は日本では稀
金属製ケースのトグルスイッチ
豆鉋
木工接着剤は日本国内で買った方が安い。
2×4材などを丸鋸で切断する際に便利なスピードスクエア
本革製の布袋
15.1km, RM16.00+RM2.00=RM18.00

買い物を済ませてすぐ、Grab配車サービスを利用してホテルに戻りました。この時に利用したGrabの運転手、風邪をひいていたようで咳をしていました。

A Trip To JB + SG — Day 4 Afternoonへと続く。
A Trip To JB + SG — Day 3 Eveningに戻る。

EG EXTRA GUARD Work Gloves

安曇川のPLANTで、異常に指が短い私の手にぴったりとフィットするSサイズの牛床革製作業手袋を見つけ、早速入手しました。

寸法は全長:21.5センチ、中指の長さ:6.5センチ、手囲い:27センチとなっています。異常に短い私の中指の長さを測ると、およそ7センチなので、ぴったりのはず。手袋の手囲いが短めなのか、嵌める際にちょいと窮屈ですが、指先が余るよりはまし。

裏地は綿製で嵌め心地が良くて、劣化し易い部分は表革の当て付き。表地の牛床革はオイル加工がしてあるらしく、柔らかくて洗濯可能。

Making A Sliding Screen Door — Part 4

失敗例を一つ、紹介します。フレーム延長部分に相欠き継ぎをしようとして、卓上スライド丸鋸で同じ切り込み深さで切削したつもりが、だんだんと切り込みが深くなってしまいました。

原因は切り込み深さを調整する際にストッパーとして機能する切込調整用ボルトの蝶ナットをしっかりと締めていなかったことです。このナットが緩むと、切り込みが深くなります。

トリマーを用いた溝加工の仕上げにはフリーマーケットで入手した際鉋が役に立っています。

Making A Sliding Screen Door — Part 5へと続く。
Making A Sliding Screen Door — Part 3に戻る。

Toyokuni Shrine Flea Market — Part 5

豊国神社のフリーマーケット訪問は今回で5回目になります。朝早くに到着したら、いつもの店主がお向かいに出店する別の店主から天然砥石らしきものを仕入れておられました。業者間の取引なので客の前では価格のことは触れない、これ鉄則のようです。仕入れた砥石を手入れして、次回訪問時には販売されていることでしょう。

この前、話されていた金属を切断する鋼を小刀に加工する途中のものを見せていただいたので、刃が付いていない状態のこの小刀を500円で購入することにしました。

同行者は金継ぎの素材として使う骨董の皿や湯呑み茶碗を入手したようです。

こういう形状の欠けはハマグリと言うそうです。

今回入手したもの。

Toyokuni Shrine Flea Market — Part 6へと続く。
Toyokuni Shrine Flea Market — Part 4に戻る。

Plane Sharpener

近所の我楽多市で入手された鉋研ぎ器をお借りしたので、鉋刃を砥石で研いでみました。角度調整にはコツが要ります。

鉋刃はネジで押し当てるようにして固定するようですが、微調整が難しい。

研ぎ器で角度を固定して鉋刃を研ぐ場合、真っ直ぐに押すようにして研ぎますが、座って研ぐと腰に負担がかかる。研ぎ台を改良して立って研げるようにしよう。

Amazonへリンクを張りました角利のホーム研ぎ器に関してはこちらの方が詳しく解説されています。

Toji Garakuta Flea Market — Part 2

いつものようにminority 318さん宅に車を停めさせていただき、東寺のガラクタ市に出かけました。

弘法市と比べて規模が小さいガラクタ市は、COVID-19規制解除後に戻って来た欧米の外国人観光客が目立つ。

高価な天然砥石は目利きが難しいので、信頼できそうな店主からのみ購入しようと心に決めました。

電動工具は壊れていたとしても自分で修理することも可能なので、安ければ入手しよう。交渉していないのに東芝製ディスクグラインダーが1,500円から1,000円に値下げしてくれたので迷うことなく入手。

東芝製ディスクグラインダーは問題なく稼働し、サンダーを取り付けてすでに使っています。

IRWINの米国製マイナスドライバーが100円也。

サンドペーパーで錆を落としました。

小型の平鉋、台に傷がありましたが鉋刃は良品のようです。

今回、購入したもの。

Toji Garakuta Flea Market — Part 3へと続く。
Toji Garakuta Flea Market — Part 1に戻る。

Toyokuni Shrine Flea Market — Part 4

豊国神社のフリーマーケットに三度も四度も訪れて、同じ露天商から古道具や骨董の皿などを買っている我々はお得意様のようです。

今回は気になっていた3枚目の天然砥石を購入しました。これまでに入手した荒砥の大村砥や丹波青砥と比べて厚みが薄く、価格が最も高価なので、仕上げ用として使う予定です。店主が言うには最初に購入した丹波青砥よりも粒度が細かいとのことですが、指先で触れた感じでは同等のように思えます。

今回、入手した骨董品と古道具。

Toyokuni Shrine Flea Market — Part 5へと続く。
Toyokuni Shrine Flea Market — Part 3に戻る。

Toji Kobo Flea Market Revisited

東寺弘法市を2ヶ月ぶりに再訪問しました。いつまでマスクを着用するの?と思うほど、こんなに暑い日も年配の来訪者の多くがマスクを着用している。

2ヶ月前に買った紅生姜がなくなったので、同じ露店で紅生姜を入手。亡き父もどこかで似たような紅生姜を定期的に買っており、食卓には常時紅生姜があった。食の好みは私が引き継いでしまったようです。

前回の弘法市で際鉋を購入した露店で今回は立鉋(台直し鉋)を購入。状態の良い立鉋が一千円で販売されることは稀なので、掘り出し物かもしれません。鉋台には椿油を塗布しているそうです。乾燥してもしっとりとしていて肌触りが良い。上端にも塗布して欲しいところ。

同じお店でこのLETTERSと書かれた郵便受けの可動式プレートを無償で譲っていただきました。多分、真鍮製だと思います。

このお椀も前回、大皿を500円で購入した同じお店で同行者が入手しました。数ある露店の中から我々が購入する露店は同じ店。品物を選ぶ際に基準とする価値観が似ているのでしょう。

今回も駐車場をお借りしたminority318さん宅に戻る途中で手造りおはぎを購入。

庶民的というか、お店で買ったとは思えない素朴な味のおはぎでした。

Heian Antique Flea Market — Part 2

二度開催予定だった先月の平安蚤の市は二回とも雨天中止になったそうです。そんな平安蚤の市を再訪しました。

洋物雑貨や古道具の出品率が高い平安蚤の市と奈良蚤の市は、1990年代にアメリカ中西部のイリノイ州とミシガン州で毎週末のように訪れた、アンティーク・フリーマーケットと会場の雰囲気が似ている。

この古い金属製の工具箱が3,000円で販売されていましたが、必要か不要かの天秤に掛けると不要だと考えたので入手しなかった。これちょっと後悔しています。

和骨董に加えてヨーロッパ若しくは米国製と思われるお皿も多数、出品されている。割れ物のお皿は手に取って見やすく陳列すると、割れることもあるので、こちらの出店者は工夫しているように見える。

同行者はいつの間にかどこかでミルクピッチャーを買っている。

少なく見積もっても数万点はあると思われる出品物の中から私がこの日、購入したのはJIMBOの刻印がある古いトグルスイッチのみ。スイッチの入手先は偶然にも先日、奈良蚤の市で入手したピアスを販売するお店(k-tools)でした。三重県伊賀市に店舗を構える、店主のお姉さんは我々のことを覚えていてくれました。古道具や雑貨に対する私の価値観と似ているのかもしれない。

Heian Antique Flea Market — Part 3へと続く。
Heian Antique Flea Market — Part 1に戻る。