Making Chopsticks — Part 5

初めてウリン(アイアンウッド)の端材を使い、箸を製作しました。ウッドデッキの床材として使用したこれまでの経験から、ウリンは木目に沿った縦方向には加工がそんなに困難ではないことがわかっていました。欅と同様、非常に硬い木なので鉋掛けには時間がかかりますが、節がなく、木目がはっきりとしないためか、逆目になりにくいという特性があるようです。但し、欅や楢と比べると反りやすいかも知れません。

蜜蝋ワックスを塗布したら色がさらに濃くなって、高級感が漂っています。ウリンの端材なら35×18ミリ角ぐらいの細長い長尺物(長さ3メートル以上)が木製カーポートにあります。使い道と言えば、込み栓ぐらいしか思い当たらなかったので、箸に加工できるのならちょうど良い。二十数膳は加工できそうです。

こちらの材は欅の古材。これまでに加工した材の中で最も扱いにくい。切り出した材にもよるかもしれませんが、逆目になりやすいので削り過ぎに要注意。

材はこれも非常に硬い椿。加工性はウリンと似ている。

こちらは床材の端材から切り出したオーク(楢)。この材も硬くて加工はちょっと難しい。

この他に香り豊かなクスノキも試してみましたが、柔らかすぎて箸には適していないことがわかりました。

Making Chopsticks — Part 6へと続く。
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