Toyokuni Shrine Flea Market — Part 16

久しぶりに豊国神社のフリーマーケットを訪れました。他の店には目もくれずにいつものお店(こまそう)に直行すると、外国人観光客らしき小さなお子様連れの家族が古道具の品定めをしておられました。包丁数丁と剪定鋏をお買い上げでした。

左官屋さんが使うコテのような形をした雑草抜きを手にして、”What’s this for?”(「これは何に使うもの?」)と店主に英語で尋ねられました。外国人の質問はすべて値段を聞いているのだろうと思った店主は、不慣れな英語で価格を伝えていました。普段は日本にいる外国人に英語やフランス語で話しかけることは決してしない(日本にいるのなら日本語で喋れと思っている)私ですが、通じていない状況は見て見ぬふりはできないので、仲介に入ることにしました。

その後、英語で話していると、この家族はデンマークからやって来て、3週間も日本に滞在するとのことでした。これまでに東京と松本に行って、今、京都にいるけれど、この後は瀬戸内海の小さな島を自転車で旅すると言われてました。

古道具に関心があるらしく、他に近くでフリーマーケットはやっていないか尋ねられました。隣の店主から明日なら、京都市役所前でフリーマーケットがあるという耳寄り情報を得たのでデンマーク人の家族に伝えました。

デンマーク人はいつもの店主から追加でさらに古道具を購入。今回の目的は手作りのお箸を店主にプレゼントすることであり、特に欲しいものがあったわけではありません。ペラペラ英語を喋っている私を見て、店主は驚いておられました。いつもは外国人にも日本語で話しかけるようにしているので、英語をペラペラ喋る私を見てびっくりされたようです。

店主から南洋材の端材をいただきました。お箸に加工するにはちょうど良いのではとのことです。この木材の樹種は不明ですが、まあまあ重くて硬そうな材なので、確かにお箸作りには向いていると思います。

Toyokuni Shrine Flea Market — Part 17へと続く。
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