Extending The Porch Deck — Part 17

ポーチ延長部分に製作した薪棚は二段にしようかと少し迷いましたが、結局一段でも強度面で問題はなさそうです。また、床に薪を直置きする方法も考えましたが、通気を考慮すると、やはりこの一段が最適のようです。

移設した通し柱の束石が、19年前に製作したコンクリート三和土と干渉し、三和土を一部破壊したままになっていました。

水を加えるだけのインスタントセメントを三和土の欠けた部分に盛っておきました。

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Extending The Porch Deck — Part 16

ヒシカ工業(別所二郎作)の両刃鋸、気持ち良く切れます。この鋸、プロ専用だそうですが、私のように年季が入った素人も積極的に本職用の道具を使うべきだと思います。

切断面が綺麗。

デッキ延長部分に製作した備え付けの薪棚は、高さが低いので一段とします。

薪棚に使用した材は主にWRC再利用材。

塗料はナフタデコール(パイン)。

塗料がまだ完全に乾いていないのに薪並べが始まりました。

まだもう少し、積めますが、これで5日分ぐらいはありそう。

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Extending The Porch Deck — Part 15

延長部分の手摺が完成しました。クロスの部分は100ミリ角の長い角材が手元になかったので、2×4材を使いました。ちょっと手抜きですが、強度としては何の問題もなく、この手摺の上に屋根(庇)を支える柱を載せることも可能です。

手摺を継いだ部分の加工ですが、角度は45ºだろうと思って新材を切断したら、隙間ができる。角度を1〜2º調整してピタリと隙間をなくすことができました。

踊り場部分に縦長の薪棚を製作することも考えましたが、見た目は横長の方が良いので、母屋の窓下までの高さでこのデッキ延長部分に備え付けのものを製作することにしました。薪ストーブに火を入れる冬季はこの辺りに薪があると、ドアを開ければすぐなので、この上なく便利。

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Extending The Porch Deck — Part 14

デッキ延長部分に手摺を取り付けます。Part 7で取り外した不要な通し柱を北に移動させて、新たに入手した羽子板付き束石の上に載せました。

手摺は既設部分の手摺を延長するような、一体感があるものにします。南側はこの直角三角形の上に載せる予定。

北側は移設した通し柱と枘組み。この後の写真がなぜか抜けていて、薪棚の製作に作業は移っている。

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Extending The Porch Deck — Part 13

完成したストリンガー2枚を塗装して踊り場の束柱に固定しました。最下段のコンクリート平板はエアコン室外機に使っていたものを再利用。

踏み板は19年前に施工した階段の踏み板を少し短くして再利用。材は2×4サイズのWRC。

ストリンガーはコンクリート平板の上に載せてあるだけ。隙間なく、載せることができれば金具不要。

コンクリート平板の周囲に砂利を撒きました。

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Extending The Porch Deck — Part 12

2枚目のストリンガーはカット済みの1枚目のストリンガーを雛形にして墨線を描きました。プリントアウトした木取り図も参考に。

左手小指の第一関節の怪我はほぼ完治しましたが、感覚がちょっと変でまだ腫れています。怪我して以来、丸鋸で天然木のカットはしないようになりました。

許容誤差は1ミリぐらい?

ストリンガーが2枚、出来ました。

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Extending The Porch Deck — Part 11

blocklayer.comで製図した木取り図を元に、二枚のラワン材を継いでから切り取ります。

木ダボと言えばDowl-it Model 1000。6ミリ径の穴を合計6×2=12カ所に掘りました。

自作のクランプと我楽多市で入手した端金を使って固定。

卓上スライド丸鋸と手鋸、鑿を使って不要な部分をカット。これでストリンガー一枚の完成。階段の角度は35.4ºになります。

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Extending The Porch Deck — Part 10

得意のと言うか幾つも製作したので慣れている木製階段を延長したウッドデッキの北側に取り付けます。踊り場の束柱辺りにストリンガーを固定することになりますが、垂直であることが重要。

大引きは切り欠き部分に束柱の上に載せていただけだったので、階段を製作する前に固定します。

裏側から長めのビスを2本、斜め打ちして固定しました。インパクトドライバー付属のLED照明が明るくてよく見える。

blocklayer.comで製図した図面をもとに刻み作業をします。

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Extending The Porch Deck — Part 9

乾燥させておいた加工済みの床材を母屋側から順に張っていきます。ビスはステンレスよりも錆びにくいという宣伝文句のコメリの51ミリコーティングビス。既設の床と同じ高さになるように根太を調整してあります。

ビスを打つ位置も真っ直ぐでないと… ビスの頭と床材の表面が同じ面一になるようにしておくと、水が溜まりにくい。

下穴空けと座ぐり用に使っているNational製インパクトドライバーのバッテリーの一つが寿命を迎えたようで充電できなくなりました。

引き続き、踊り場部分の床も張って行きます。デッキ延長部分との段差はおよそ185ミリ。新たに取り付ける階段一段分の高さと大体同じになるように。

ラワン材も反っているものがあるので、自作のクランプで補正しながら張ります。

エアコン室外機を移動させたことで、踊り場部分も母屋に接するまで床部分を伸ばすことができました。

新たに設置した束石に載せた束柱と大引き辺りに階段のストリンガーを取り付ける予定。ここから先は図面が必須となります。

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Extending The Porch Deck — Part 8

精度1ミリ単位で細部の加工を楽しみながら床材を並べて行きます。

排水を考慮した床材の間隔はおよそ6ミリ。

加工済み床材の裏側と側面、木口をナフタデコール(パイン)で塗装し、乾燥中。

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Extending The Porch Deck — Part 7

Part 3で使った上の画像、再利用していますが、左側の3本は不要となるので撤去することにしました。右の3本は残しておいて、薪棚の一部として別の用途で使います。

19年前、こんな加工をした記憶は全くありません。

当時は必要以上に長いビスを使う傾向がありました。あんな非力なインパクトドライバーでこんな長いビス、打っていたとは。

撤去した通し柱は手摺用の通し柱として再利用する予定。

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Extending The Porch Deck — Part 6

当初はエアコン室外機のすぐ手前に新たな階段を設置するつもりでした。私と趣向が似た散歩中のMさんに助言をいただきました。室外機は母屋基礎から少し離して、送風口が南向きになるように移動させれば良いと。

これは名案です。室外機をこの位置と向きに変更すれば、交換時のアクセスに問題はないし、ポーチ下の薪置き場の換気にも良い。新しい階段はもう少し北に取り付けることにしました。

仮組みしていた根太を取り外し、母屋の基礎上に新たに渡した根太受けと大引きの上に根太を載せて長めのビスを斜め打ち。今回のデッキ延長作業では可能な限り新材は使わずに手元にある端材や古材を再利用するという制限があります。上の2×4加圧注入材は大きく捻れています。自作のクランプを使って強引に補正しながら大引きの上に固定しました。

この時点で根太から下の部分を強烈な匂いがするクレオソートで塗装。

いよいよHさんに頂いた樹種不明の長い板材を加工して床材にします。運んだ時に気付いていましたがこの南洋材と思われる板材、そんなに重くはないのでウリンなどではないはずです。

ウッドデッキの床材としては決して適しているとは言えない、ラワンではないでしょうか。耐久性に関しては使い方と頻繁に塗装すること、あるいは屋根というか庇を取り付けることで何とかなるでしょう。腐れば交換という方法もある。

ちょっと長めに切断したラワン材を幅広のまま並べて行きます。

エアコン室外機、この位置なら交換時にデッキを解体しなくて済みます。床下の通気にも良いし、何より目につかないのが良い。

一段下げた手前の部分は踊り場にします。手摺をどうするか思案中。

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Extending The Porch Deck — Part 5

4本の根太は仮組みの状態です。今回のデッキ延長作業は、階段の部分を除き、図面は作成せずに製作中。

青黴が生えて汚れていたエアコン室外機を綺麗にしました。将来、エアコンを買い替えた時に、室外機にアクセスできるようにしておかなければなりません。

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Extending The Porch Deck — Part 4

門の形状をした部分に、室外機を避けるようにして階段を取り付ける予定。

束柱の切り欠き部分に隙間なく桟を取り付けるために自作のクランプを使用。

屋外に設置する木製ウッドデッキや階段の製作で最も重要なのは水捌け。この接合部分では上に載せる大引きに深さ8ミリの切り欠きを入れています。このようにしておけば、水が隙間に溜まりにくい。

根太は4本は必要になりそう。

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Extending The Porch Deck — Part 3

Building Exterior Wood Steps
May 14, 2005

19年前の今頃はこんな感じだったようです。北側に階段がなく、木製ガレージの勝手口に行く際はこの狭い通路を利用していました。

DIYで初めて製作した北側の階段を解体します。

プロの大工さんが23年前に施工した南側の階段を参考にして製作した北側の階段にも水捌けがよろしくない側板が取り付けてありました。やはり、この部分はWRCの踏み板でも弱っている。

階段を解体して撤去後に思いました。デッキを北に延長するのなら矢印の材は不要ではないのか?矢印の材は19年前に階段を新たに取り付ける際に必要と考えたものであり、私が取り付けました。

最近では不要なものは取り除いてスッキリさせる、あるいは売却して断捨離する傾向があります。デッキを延長するのなら不要と思われる矢印の材も撤去すれば、スッキリするはず。撤去した材は別のところで再利用すれば良い。

なんと言っても当地に引っ越して来た際に木製ガレージが建てれるスペースを確保するために撤去した広大なウッドデッキの代わりに取り付けてもらったポーチと階段の出来栄えがあまりにも素晴らしい。このポーチを無駄なく且つ自然と連続するようなデザインで延長したいと考えています。23年前にポーチを施工したのは山科のK and I。今でも年賀状が送られて来ます。当時、「リフォーム屋の方が儲かるな」と言っていた社長、今はリフォーム屋さんになっている。

延長部分の大引きとして使用する材は桧から杉の角材に変更しました。杉材なら長さがあるので、相欠き不要。上の画像は上下逆になっています。

不要な材は後から撤去可能なので、先に大引きと根太を加工して仮組みします。桧の束柱は新たに入手した束石と19年前に初めて製作したコンクリートたたきの上に載せました。

切り欠き部分は深さはおよそ8ミリで水平出し。

大引きの上に直交するように載せた根太もほぼ水平。雨水が母屋の方に流れないよう、若干の水勾配を取りました。

母屋に取り付けた仮の根太受けが弱々しい。それとエアコン室外機が邪魔。

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