Repairing The Timberland Shoe Sole

昨日、ソールが外れたTimberlandの革靴を修理しました。6年前にRiver Guide製ウェイディングブーツのフェルトソールを貼り替えた際に使用したボンド、KONISHI G17がまだ残っているだろうと思って、ガレージ内を探していたら3M Scotch皮革用強力接着剤が見つかったので、こちらのボンドを使用することにしました。見た感じはKONISHI G17とそっくりなので、問題ないだろう。外れたラバー製ソールと靴底の革製ソールの両方の接着面にたっぷりと接着剤を塗り広げて、クランプでしばらく固定しました。

くっ付いたようなので、近所を一回り散歩しましたが、問題なさそう。左側の靴もそのうちにソールが外れるかもしれません。その際はまた、いずれかの接着剤を使おう。

Making Landing Net Frames and Grips — Part 4

十時型にくり抜いたテンプレートにビスを両面に打ち、たこ糸で縛りやすくしました。フレームは3枚同時に曲げて接着します。

フレームの貼り合わせに使用した接着剤はエポキシ樹脂系化学反応型接着剤であるKONISHIボンドEセット。A剤とB剤を等量混ぜ合わせてから90分後に硬化が始まります。ロッドのスレッドをラッピングする時も2液型のエポキシ樹脂系接着剤を使用します。箱に書いてある説明書によると、気温20ºCの春や秋であれば、塗布と貼り合わせは90分以内、最低限の固定時間は8時間以上、実用強度に達する時間は10時間以上となっています。

こちらは桧のフレームをテンプレートに沿って接着しているところ。隙間ができそうなところはクランプで固定。

糸鋸盤で使う替え刃が行方不明なので、近くのホームセンターでピンエンドタイプの木工曲線切用の替え刃10本入りを入手しました。現在、糸鋸盤に付いているノコ刄と同じ規格だと思います。

替え刃の説明書を読んで、刃を糸鋸盤に取り付ける際には正しい向きがあることがわかりました。刃が下を向くように取り付けるのが正しい。上下逆に取り付けると、材が暴れ易くなる。

厚み12ミリの合板を使って、フレームのテンプレートを新たに2枚、切り抜きました。テンプレートはこれで合計4枚になります。すべて同じティアドロップ形状。

Making Landing Net Frames and Grips — Part 5へと続く。
Making Landing Net Frames and Grips — Part 3に戻る。

River Guide Wading Boots — Part 3

IMG_4698

Wild-1京都宝ヶ池店で入手した双進の角切りフェルト(300 x 480mm)を用いて、River Guideウェイディングブーツのフェルトソールを交換します。

IMG_4698

左のフェルトソールは接着剤が経年劣化していたので、容易に剥がすことができました。剥がしたフェルトソールを角切りフェルトの上に載せて黄色のマーカーで印をしようとしたら、フェルトがインクを吸い込むので、マークできない。マーカーは諦めて、細切りした粘着テープで少し大きめに切断線を縁取りしました。替刃式のカッターでフェルトを切り抜きました。26cmの幅広ブーツの場合、2足分(4枚)は取れますが、踵の重ねる部分は1足分(2枚)になります。

IMG_4698

少し大きめにカッターで切り抜いた左足用のフェルト。

IMG_4698

左ブーツのフェルトソールは自然と容易に剥がれたので、比較的綺麗にミッドソールが残っています。右側は接着剤が劣化しておらず、プライヤーとカッターを用いて力づくで剥がしたら、ミッドソールの一部が破損しました。

IMG_4698

昔ながらのKONISHIのボンド、G17を貼り合わせる面(フェルトとブーツ底両方)に塗布しました。ボンドが半乾きの状態になるまで、15分ほど放置し、その後、二度目の塗布を行い、さらに15分ほど放置して半乾きの状態にしました。フェルトはボンドを大量に吸い込むので、塗りすぎに注意。両足分の踵の部分まで接着させると、箱入りの170MLでは不足したので、20MLのG17を買い足す必要がありました。

IMG_4713

プラスチックハンマーで叩いた後、ブーツを実際に履いて全体重をかけて圧着。その後、ガムテープを巻いて、剥がれやすい爪先部分をクランプで圧力をかけ、一晩、放置しました。

River Guide Wading Boots — Part 4へと続く。
River Guide Wading Boots — Part 2に戻る。