Table Saw Switch Replaced

自作のテーブルソー、トリマーテーブル兼用テーブルのスイッチカバーが破損したので、平安蚤の市に出店されていたk-toolsから入手したJIMBO製トグルスイッチに交換しました。スイッチケースとプレートは端材を使って製作。

JIMBOブランドについて調べると、大正7年(1918年)創業、昭和3年(1928年)会社設立の老舗ブランドであることがわかりました。神保電器株式会社本社工場は前世紀から東京都大田区大森にあるようです。同社サイトには、「昭和17年(1942年)に海軍の指定工場となり、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)をはじめ、航空機の点滅器(トグルスイッチ等)を製造」と記載されている。

スイッチに付いていた希少なマイナスビス2本は再利用できるように、プレートを加工し、新たに4本の真鍮製マイナスビスでプレートをケースに固定しました。

さらにケース上部に埃が侵入するのを防ぐ目的でトッププレートを取り付け、ここにも2本のマイナスビスを使って固定しました。

備品や什器に拘るお店、oberton_cafeにあるトグルスイッチもひょっとしてJIMBO製だろうか。

Making A Whetstone Table — Part 5

研ぎ台として使用しない時はテーブルとしても使えるよう、水を入れる容器(オイルパン)の蓋を作ります。オイルパンは正方形ですが、コーナー部分が丸みを帯びていて且つ、底に向かっておよそ15ºの傾斜があります。左右両端の板を弧を描くように切断するにはジグソーが適している。先日、工具市で入手したBLACK+DECKER製コンパクトオービタルジグソー(KS701PE)の出番です。

KS701PEの主な仕様を以下にまとめておきます。

品番KS701PE
電源AC100V 50/60Hz
消費電力520W
ストローク長19mm
ストローク数0~3,000回転/分
能力木材:70mm、軟鋼:5mm、アルミ:15mm
傾斜切断左右45º
本体寸法H195 x W68 x L220 mm
本体重量約1.9kg
コード長3m

傾斜切断が左右45ºの意味を理解せずに、15ºの傾斜切断になるように設定しようとしたら、どうやらできないらしい。直角90ºか左右に45º傾けるかの3つの選択肢から選ばざるを得ないことがわかりました。取扱説明書を読むと、「ベースプレート後方にある3ヶ所の凹部分を本体の凸部分にしっかりと嵌め込む」とあります。つまり、選択肢は3つということです。

TOSHIBA製卓上電気糸鋸盤(SC-60)を使えば傾斜切断できたかもしれません。

コーナー部分はグラインダーで削って、およそ15ºの傾斜にしました。

棚には砥石台に載せた砥石が置けます。

使用時はこんな感じで蓋の一部を外しておきます。棚に待機中の砥石、天板付近には使用中の砥石と水を満たしたオイルパン改。かなりの重量となるので、研ぎ台が安定します。完成した研ぎ台を持ち上げようとしたら、オイルパンを支えるフレームが浮いたので、垂直方向に4ヶ所、ビス留めしました。

椅子の座面高より少しだけ高くなりましたが、この姿勢で研ぐと、均一に力が砥石に伝わります。後方を少し持ち上げるような傾斜を付けると、尚、研ぎやすいかもしれません。

研ぎ台製作作業の難易度:5段階で3

Modifying The Whetstone Table Againへと続く。
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