満足できなかった1本目は薪として燃やすことにし、2本目の天然木を加工します。
ヒシカ工業の職人さんにいただいた、枯れ枝用の替刃式鋸、乾燥させた天然木の柄を加工するには最適かもしれません。
今度は溝を切り過ぎないように目印となるテープを巻いて、斜め切り。溝の幅は大きいところで6ミリ、小さいところで3ミリ。
横挽きも縦挽きもよく切れる。
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満足できなかった1本目は薪として燃やすことにし、2本目の天然木を加工します。
ヒシカ工業の職人さんにいただいた、枯れ枝用の替刃式鋸、乾燥させた天然木の柄を加工するには最適かもしれません。
今度は溝を切り過ぎないように目印となるテープを巻いて、斜め切り。溝の幅は大きいところで6ミリ、小さいところで3ミリ。
横挽きも縦挽きもよく切れる。
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この前、豊国神社フリーマーケットで入手した鉈の柄を天然木を加工して製作します。鉈や鎌の柄を製作するには口金が必要ですが、近くのホームセンターに口金は販売していなかったので、ガス管の継ぎ手を加工して口金として代用することにしました。継ぎ手の内径はおよそ22〜23ミリなので、鉈の柄に取り付けるにはちょうど良い。
直径22ミリの円柱型となるように、天然木を鑿とヤスリ、鋸を使って加工しました。
グラインダーで切削加工した口金を嵌めると溝の幅が小さい。
溝幅を調整して鉈を溝に入れてみると、
溝を切り過ぎたようでこれでは満足できない。
衝撃時の保護を目的に鉄板を柄に取り付けました。
薪を試し割りしてみたらL字型の楔が外れそうになったので、楔を変更します。
近くのホームセンターで楔を購入。
こちらの方が抜けそうにありません。
また試し割り。
これで完成とします。
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完成したと思っていたラワンの柄はやはり軟らかいことが欠点であり、ヘッド下の側面がこんなことに。
恐らく堅木の樫でできたオリジナルの柄を修理することにしました。ウリンの端材を使って埋め木します。
埋め木は木工接着剤で固定。
平鉋を使って埋め木の高さを調整。
埋め木の上から鉄板を取り付けます。
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元の和斧に付いていた鉄製の楔二本は再利用します。板状の楔を先に叩き入れてから次にL字型の楔を叩き入れました。
薪割りをする際に傷が付きやすい部分に、ルーフサポートブラケットの端材を板状に加工してビス留めしました。
上から見るとこんな感じ。
ほぼ完成しました。後は塗装するだけ。
斜めお向かいさん別荘宅で去年、伐倒した樹種不明の常緑広葉樹で薪割りを試しました。
手元にある他の斧と比べて、ヘッド部が重いこともあり、容易に割れました。
仕上がりに問題はないだろうと思い、オイルステンで新しい柄を塗装。今度は粘りがある堅木、ヤシャブシを割ろうと何度も斧を振り落としていると、鉄製の楔二本が外れました。これは危険!
ヘッド部を柄から取り外して板状の鉄製楔の代わりにウリンの端材を加工した、厚みのある木製楔に交換しました。L字型の鉄製楔はそのまま再利用。
鉄製の楔が外れたのは柄の材として使ったラワン材が軟らかくて、板状の薄い鉄製楔を打ち込んだ際に材が削れて、わずかな隙間ができたことが原因ではないかと考えています。斧の柄には樫やヒッコリーなどの堅木が適しているというのは、楔を打ち込んだ際に割れたり削れたりしにくいからなのかもしれません。
桜は簡単に割れます。
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先日の平安蚤の市で購入した年代物の和斧を試してみたら、がたつきが発生したので、交換用の柄を自作することにしました。
木材に当たる部分がかなり傷んでいるので自作する柄にはこの部分に鉄板を取り付ける予定です。
オリジナルの柄は恐らく樫でできていると思います。手持ちに樫の材はなく、柄として使えそうなラワンの端材を加工することにしました。ラワンは広葉樹ではありますが、比較的柔らかい材なので、斧の枝としては適していないかもしれません。
オリジナルの枝と比べて若干、長めに加工。
曲線部分はこの反り台鉋で削りました。
これ以上、細くすると折れるかもしれないのでこのぐらいにしておこう。
行方不明となっていた鉈用鞘がワークベンチの奥の方から出て来ました。この鞘は二本収納できるので、鉈と剪定用鋸(Silky Mebae)を入れることに。熊除けの鈴は腰袋に。
実際に作業現場で使ってみると、鞘を固定するベルトが外れて抜き差しする際にベルトが引っかかるので、ベルトを鞘本体に固定する釘を二本打ちました。
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刃こぼれした鉈専用の鞘に小さな穴を空けて針金を通し、熊除けの鈴と共に鉈は腰袋のベルトにぶら下げることにしました。刃を付け直した鉈は切れ味がほぼ復活しました。
右に鉈、左に剪定用鋸(Silky Mebae)の二刀流。これで作業現場で鉈をどこに置いたかわからなくなることもないでしょう。
この出立ちなら万一、熊と鉢合わせになったとしても、戦えそうな気もします。
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前世紀から私の手元にある鉈用の鞘製作を続行します。二枚の杉板を張り合わせた鞘の表面をディスクグラインダーに装着したサンダーで滑らかにすると同時に面取りを施し、先端部分に丸みを帯びせるように加工しました。
そしてジェル状のニスを塗布。
行方不明中の鞘に比べてはるかに軽い鞘がほぼ完成しました。
この鉈をどのように腰袋付きのベルトから吊り下げるかは未定。刃こぼれを修正した刃の切れ味にはまだ満足できていません。
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同居人が薪ストーブ専用木製スツールの上に立つという誤った使い方をして、バランスを崩し、落下する事故が発生しました。怪我は腕の骨に少しひびが入る程度で済みましたが、2年前に製作したスツールは木目に沿って座面が真っ二つに割れる重症です。
自作したスツールは、構造がわかっているので修理も容易。木工接着剤を割れた部分に塗布して自作のクランプで固定したら直りました。
どこが割れていたのかわからないほど。
同居人の怪我は全治するまでしばらく時間がかかりそうです。
完成したLPレコード収納用の特注木製物置を旧友宅に届けました。

ご近所のBBさん所有のDodge Ram 1500の荷室にギリギリ収まる寸法でしたが、無事に旧友宅に届けることができました。
当初は現場で組み立てる計画だったので、完成した物置の寸法のことは頭になく、組み立て前の部材の寸法のことばかり考えていました。奥行きが大きすぎて、裏口から搬入することができずに、玄関の門を取り外してキッチンを経由し、勝手口からまた屋外に出すという経路で物置を搬入し、設置後にレコードや書籍を収納するところまでBBさんに手伝っていただきました。
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ドアを開けた時にこのぐらいの隙間ができますが、閉じると隙間はなくなります。
観音開きのドアに把手とマグネットキャッチを取り付けました。
把手の材料として天然木も頭をよぎりましたが、直角と水平にこだわる私はやはり加工しやすい米杉(Western Red Cedar)の角材を使うことにしました。
完成間近の重い木製物置を直立させると、予想した通りに観音開きのドアが勝手に開くので、マグネットキャッチを取り付けることにしました。
左右のドアを磁力でキャッチするマグネットキャッチを合計4個、取り付けました。
位置合わせがちょっと難しい。
背板はナフタデコールのブラック、天板と底板、側板、ドアはパイン色を塗装。
2日ほど乾燥させてから、旧友宅に搬送します。
| 杉KDカフェ板 | 9 | 1,280 | 11,520 |
| 杉KD材6本入り | 1 | 1,900 | 1,900 |
| 杉4面プレーナー板10枚入り | 1 | 2,680 | 2,680 |
| カラー蝶番2枚入り | 3 | 450 | 1,350 |
| マグネットキャッチ | 4 | 138 | 552 |
| コーティングビス | 1 | 998 | 998 |
| 塗料(ナフタデコール2L) | 1 | 2,500 | 2,500 |
| 木工接着剤等消耗品 | 1 | 1,500 | 1,500 |
| ブロックC-10 | 2 | 173 | 346 |
| 材料送料・調達費 | 1 | 3,000 | 3,000 |
| 材料費等合計 | ¥26,346 |
LPレコードを収納する木製物置の製作難易度:5段階で4
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観音開きのドアに蝶番を取り付けます。トリマーと鑿を用いてドアと本体に深さおよそ1.8ミリの切り欠きを入れました。
ドアのフレームも杉材なので、切削は比較的、容易です。
ドアは大きさの割に軽いので、なんとか単独での作業で蝶番を取り付けることができました。
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高さ1,510ミリ、横幅998ミリ、奥行き430ミリのこの木製物置はSuzuki HUSTLERに車載不可能なので当初、仮組みしてからばらして現場で組み立てる予定でした。そのため、切り欠き加工を施した3枚の棚板と底板、天板は短めの38ミリのビスで仮組みしてありました。厚み30ミリの板に対して38ミリのビスを用いた仮組み状態では固定するのが困難で製作難易度がとてつもなく高くなっていました。
自宅により近いご近所さんに相談すると、所有されているDodge Ram 1500で完成した木製物置を運んであげるとありがたい言葉をいただきました。
自宅で完成させることができるとなれば、木工接着剤で固定して65ミリのビスで本締めできるので、製作難易度が大幅に下がります。
搬出前に観音開きのドアに蝶番を取り付けることも可能です。
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