Zelkova Coffee Table — Part 1

Zelkova Coffee Table

実家の床の間で棚として使われていた欅の一枚板をコーヒーテーブルの天板として再利用することにしました。鋸で撤去する時に付いた傷と割れがある部分(幅およそ30mm)を丸鋸で切断し、長さ910 x 幅393 x 厚み30mmの天板に加工しました。切断面の角の部分は西洋鉋で面取りしました。

Zelkova Coffee Table

天板として再利用する時に問題となるのがこの凹み。板を貫通していませんが、表と裏、両面の同じ位置にあります。確か、棚を支える天然木の支柱がこの凹みに固定してありました。上の画像は裏側として使用する予定なので、埋め木はしません。ちょうどこの辺りに脚部を固定するつもりなので、埋め木をしなくても隠れて見えなくなるはずです。

Zelkova Coffee Table

埋め木加工しやすいように鑿を使って表面の凹んだ部分を長方形にしました。

Zelkova Coffee Table

丸鋸で切断した時にできた幅およそ30mmの同じ欅の端材を使って、長方形の埋め木を加工しました。木工ボンドで凹みに接着させ、出っ張り部分を後から鋸で切断。この時、板表面を傷つけないよう、ガムテープを使って養生しました。その後、埋め木の高さが板表面と均一面になるように鑿で整えてからサンディング。

Zelkova Coffee Table

今日の木工作業はこの辺りで終了。

IKEA BOSSE

脚部はIKEA BOSSEのデザインを参考にしようと解体してみたら、あることに気付きました。高級なバーチ材(樺の木)を用いたこの脚を加工して流用した方が手っ取り早くて安上がりであるということ。木目が美しい一枚板の欅に見合った材は入手困難だし、脚を縦方向に斜めに切断する技術と道具は持ち合わせていないので、このスツールの脚を借用することにします。幕板はそのまま流用するには短過ぎるので、別の端材を検討します。

Zelkova Coffee Table — Part 2へと続く。

IKEA RAM

一年以上前にIKEAで購入した姿見、ずっとガレージの隅っこに置いたままになっていましたが、母屋の壁に取り付けて使用することにしました。鏡の木枠に金具2個を取り付ける短い木ネジ4本が付属します。壁面に釘2本を打ち、金具に掛けました。真っ直ぐに取り付けるのは意外と難しい。

最初、釘ではなく、木ネジ2本を別の壁面に取り付けようとしました。木ネジの場合は間隔を後で調整することができないので釘に変更し、トイレのログウォールに固定。

IKEA FABIAN

IKEA FABIAN

奥行24cm、幅70cm、厚み1.7cmのスプルース無垢材を使用したIKEAの棚を取り付けました。製品にはスチール製のブラケットと板を固定するビス4本が付属します。壁面に固定するビスは付属しません。

IKEA FABIAN

本来はこのような取り付け方ではなく、吊り下げるようにしてブラケットと棚板を固定するようです。アイデア次第でいろんな使い方ができるのが、IKEA製品の魅力ではないかと思います。この棚はIKEA鶴浜店で¥699でした。

作業の難易度:5段階で1

IKEA KASSETT

彗星ISON(C/2012 S1)が消滅しそうになっていた頃に迷い込んで来た猫(Cat ISON)の推定年齢は一歳ぐらい。屋内で飼っていると、いろいろなものを倒したり、どこかに持って行ったり、破いたり、爪研ぎの対象にしたりします。食卓テーブルや机の上、箪笥や棚の上にものを置いておくと、次の日には床の上に転がっていたりします。いたずらの被害に遭わないよう、小物類はすべて蓋付きのボックスや引き出しの中に収納する必要があり、使った後は片付けておかなければなりません。

そこで重宝するのがIKEAのカセットシリーズの蓋付きボックス。上のボックスは幅16cm、奥行26cm、高さ15cm。CDが22枚収納できます。セール中のこちらのボックスは2個セットで¥199でした。ラベルホルダーを上下逆に取り付けると、ラベルが落下するので組み立て時に注意が必要。(数年前に組み立てたボックスは上下逆になっていました。これでは「請求書を探しているときに、昔のラブレターが見つかるかもしれない。」)

こちらは一回り大きく、幅21cm、奥行26cm、高さ15cm。2個セットで倉庫店での価格は¥499でした。

IKEAのサイトに次のような面白い説明文があります。そのままコピーして貼り付けておきます。


なんでも収納できるクラシックなボックス

DVDやデスクアクセサリーから写真や雑誌まで、イケアのKASSETT/カセット ボックスシリーズで整理・収納できないものはないといっても過言ではありません。デスクやシェルフがかたづくだけでなく、ワークスペースにクラシックなスタイルを演出できます。どのボックスもラベルホルダー付きなので、中に何が入っているのかをラベルに書いておけます。請求書を探しているときに、昔のラブレターを見つけたなんてことはもうありません。

下にAmazonへのリンクを張っておきますが、IKEAの商品は倉庫店で購入した方が安くなっている場合が多いです。

IKEA EKTORP JENNYLUND

猫(Cat ISON)の爪研ぎ被害に遭ってもカバーを交換することができるアームチェアをIKEA鶴浜で入手しました。引越シーズンで消費税増税前のこの時期は入場制限が必要なほど、週末のIKEA倉庫店は混み合っていますが、閉店間際の時刻は比較的、空いています。先々週に訪問した時に一人掛け用アームチェアはEKTORP JENNYLUNDが自宅リビングに似合いそうだと思いましたが、その時は車がSubaru R1だったので、載らないかもしれないので、購入を控えました。

しばらくの間、イギリス製のウィングチェアを安全な部屋に避難させて、このNY Chair Xを使用していました。背もたれ部分の角度が爪研ぎには向かないのか、この折り畳み式のアームチェアは一度も爪研ぎ被害に遭いませんでした。しかし、座面高が低く、常時使用するアームチェアとしては適していないということになりました。

この日の車はSuzuki Jimny JB23W-6。後部座席を倒してフラットにすれば、EKTORP JENNYLUNDは余裕で載せることができます。運転時はサイドミラーしか見ていない私は、ルームミラーが使えなくても大丈夫。去年、二人掛け用のEKTORPを購入した時は、車に載らなかったのでIKEA鶴浜の宅配サービスを利用しました。その時の宅配代金は¥7,370。今回は車に載せることができたので、ETC非搭載のJimnyで高速道路を往復し、燃費を足してもそんなに費用はかかりません。

自宅に持ち帰り、開梱するとほぼ同時にお留守番していたCat ISONが念入りに検品。アームチェア自体よりもビニールに興味があるようです。

脚部の素材はビーチ無垢材にクリアラッカー塗装。脚部はスペーサーを挟んで回転させて締め付ける仕様になっています。こちらからダウンロードできる組立説明書PDFとは組み立ての仕様が異なるようです。

脚部は正しい向きになるように固定できれば良いのですが、なかなか向きが合ったところで固定できないので取り付けるのに苦労しました。IKEAサイトからダウンロードできる仕様の方が改良版だと思われます。

交換可能なカバーは、ビーヴィーク・マルチカラーを選びました。このカバーとの組み合わせでFOB Tsuruhama価格は¥28,900。カバーの素材は綿100%で洗濯可能。

カバーを被せたEKTORP JENNYLUND。退避させているウィングチェアの1/3の価格ですが、見栄えは価格以上のものがあります。シートクッションの素材はポリエステル綿とポリウレタンフォーム(35kg/立方メートル)となっています。二人掛けのEKTORPソファと比べると、固めですが、長く坐っていても快適です。

Cat ISON用に購入したようなものですから、爪研ぎしてもらっても構いません。ビーヴィーク・マルチカラーの場合、別売りカバーのみで¥6,900。

背面左下にマジックテープとジッパーがあります。Amazonへのリンクを下に張っておきますが、IKEA倉庫店に買いに行った方が安く購入できるようです。

IKEA PAPPIS Box with Lid

IKEAで見つけた組み立て式のペーパーボックス、1個¥99でした。決して捨てることはないApple小物製品のパッケージや確定申告用書類をこのボックスに詰めて整理中。A4サイズの書類が収納できるこの箱の大きさは幅25cm、奥行34cm、高さ26cm。組み立て前は幅82cm、長さ113cmの一枚のペーパーボードであり、持ちにくいので、駐車場まで持ち運ぶのに一苦労しました。

ボックスは3個、買って来ましたが、全然足りません。

IKEA RAST — Replacement Knob

IKEA KOBE Customer Service

組み立て中に破損した木製ノブ(つまみ)の交換部品をIKEA KOBEカスタマーサービスより、宅配便で配送していただきました。破損したノブは自分で修復することができたので、交換部品は次回の来店時まで取り置きしてもらおうと思っていたのですが、そうしたことはできないらしく、無償で配送していただくことになりました。

自分で修復したノブはまた壊れる可能性もあるので、今回、送っていただいたノブは予備部品として大切にとっておきます。迅速且つ丁寧な対応をしていただけるIKEAのカスタマーサービス、今回の件でますますIKEAブランドに対する忠実度が上がりました。

IKEA RAST — Fixed The Broken Knob

IKEA RAST

組み立て中に真っ二つに割れて、マッシュルームのようになってしまった木製ノブに応急処置を施しました。ノブの割れた面に木工用セメダインを塗布して48時間以上、放置。完全に乾いたところで、マスキングテープを何重にも巻いて、柔らかい木製ノブを保護。バイスで固定させながら、塞がってしまった下穴を電動ドリルで再び、空けました。

割れた原因は付属の木ネジが必要以上に長いことと、下穴が適切に空けられていなかったことと思われます。従って、修理に使う木ネジは少し短めのものを使うことにしました。下穴も木ネジの長さに合わせて少し短め。

IKEAのカスタマーサポートセンターにウェブサイトのフォームを使って、問い合わせると、すぐに返事がありました。破損した部品は交換してくれそうなのですが、また来店しないといけないような感じです。木製ノブ一つのためにわざわざ出かけるのも面倒なので、在庫があれば、取り置きしてもらおうかと考えています。2月22日追記:取り置きはできないそうです。カスタマーサポートセンターと何回かメールのやり取りをした結果、組み立て中に破損した木製ノブ(つまみ)の交換部品は無償で自宅に配送していただくことになりました。

IKEA RAST

木工用セメダインで接着した木製ノブには若干の段差があったので、サンディングペーパーをかけました。少し短めの木ネジを引き出しの内側から締めてノブを固定。修復したノブは最下段の右側ですが、指摘しなければ誰にも気付かれないほどの仕上がり。電動ドリルが使用できるほどですから、接着の強度に問題はなさそうです。応急処理のつもりがほぼ完全に修復できてしまったので、交換部品のことはどうでも良くなってきました。

撮影場所の照明器具が異なるので、下の画像は塗装したように見えますが、未塗装です。無垢集成材(パイン材)の3段引き出し付きのチェスト、高級感が漂っていますが、購入価格は¥3,990です。組み立て前のFOB Kobeの価格ですから、FOB自宅で工賃込みならその二倍の価値はあると思います。

IKEA RAST (Three-Drawer Chest)

IKEA RAST

IKEAの3段引き出し付きのチェスト、RASTを組み立てました。パッケージの大きさは幅62cm、高さ7cm、長さ71cm。

IKEA RAST

いつもながら感心する、無駄が一切ない梱包。

IKEA RAST

ネジやボルト、木ダボ、木製ノブ、釘などの同梱物を床の上に並べて確認。六角穴付ボルト用のレンチは使いません。代わりに差込角1/4″のミニラチェットと4mmのヘックスビットを使用します。

IKEA RAST

先ずは側板にプラスチック製の引き出し用レールを取り付けます。組立説明書には当て木を使ってハンマーで叩いていますが、手で軽く押すだけでレールを取り付けることができました。

IKEA RAST

天板内側にある3つの穴に木ダボを挿します。木工ボンドは使いません。

IKEA RAST

これがそのAstro Products製ミニラチェットハンドル。意外と木工作業などで出番があります。

IKEA RAST

引き出しの部分を組み立て中。プラスチック製のボルトを使うという発想は自動車の組み立てからヒントを得たのでしょうか。

IKEA RAST

箱もの家具の製作は難易度が高いので、設計段階も含めて自分で一から組み立てたことがありません。

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背板は20本の釘で留めます。釘を留める位置が印されていなかったので、自分で間隔を決めて印を付けました。ここは見えない部分なので、釘〆を使って釘の頭を叩き、ボード面と面を合わせる必要はありませんが、拘りがあります。

IKEA RAST

スウェーデンにも「勿体ない」の発想があるのでしょうか。一般的に木製家具には死節がある材は使用しません。埋木をするのも手間がかかるので、死節がある部分は切断して使用しないのが慣例です。左の節は生節。右は死節をくり抜いて、埋木をしたもの。使用されている材はパイン材だそうですが、北欧の松ではなく、恐らく生産拠点がある中国産の松だと思われます。非常に柔らかく、傷が付きやすいので、組み立て後はワックスなどを塗布して保護した方が良いかもしれません。

IKEA RAST

木製ノブがこのチェストの特徴ですが、6個のうち、1個が取り付け時に割れてしまいました。

IKEA RAST

これがその証拠物件。下穴が適切に空けられていなかったことと、内側から締める木ネジが必要以上に長いことが破損の原因ではないかと思います。

IKEA RAST

引き出しのストッパー、取り付ける向きが間違っています。この状態では引き出しがチェストに入りません。

IKEA RAST

こちらが正しいストッパーの取り付け方。引き出しをレールに通した状態で、内側から取り付けます。

IKEA RAST

組み立て完成と言いたいところですが、木製ノブが一つ、不足しています。割れたノブについてはIKEAのカスタマーサポートセンターに問い合わせる予定です。

FlickrでGalleryを作ってみました。無垢集成材の木目がきれいなのはやはり、ワックスのクリアー塗装でしょうか。

IKEA FLÖRT

IKEA FLÖRT

リモコンの置き場所としてはぴったりのアイデア商品、IKEAのFLÖRT(リモコンポケット)。サイズは長さ93cm、幅32 cmで、メタルウェイトがある方をEKTORPのマットレスパッドに敷くようにして使っています。4つあるリモコン用ポケット裏側にも新聞や雑誌を挟むポケットがあります。

IKEA EKTORP — My First Flickr "Gallery"

EKTORP

Flickrには他の人がアップロードした画像を集めて一カ所にまとめる”Gallery”の機能があります。写真を集めた人は美術館の学芸員のようにそれぞれの作品に対してコメントや解説を加えることができます。これまで、何だろうと思いつつ、使っていなかった機能です。

今回、IKEAのソファー、EKTORPの画像を検索したのをきっかけに「お気に入り」ではなく、EKTORPのコレクションを集めて一つにまとめることはできないだろうかと思って試してみたのがこの”Gallery”機能です。自分がアップロードした画像は含めることはできないとか、一つのGalleryには最大で8枚の写真しか集めることができないという制限はありますが、それでも意図した目的をほぼ叶えてくれます。

部屋の模様替えを考えている人など、特定の製品名をキーワードにしてFlickrの画像を検索すれば、参考になる素晴らしい写真が多数、見つかるかもしれません。”IKEA EKTORP”のタイトルを付けたGalleryはこちらにあります。リンク先Galleryの上から2枚目の写真に注目してください。私もいつもあんな風に寝転がっています。

エークトルプはカバーをたとえば季節に応じて替えることができます。別のカバーにすればどんな感じになるのか知りたくて、画像を集めてみました。

外国では3人掛けタイプのソファーが圧倒的に多いことや、アクセントとしてうまく照明器具を配置されていることなど、自宅に居ながら、世界各地のインテリア事情を垣間みることができます。

IKEA EKTORP

IKEA Tsuruhama

15年近く使っていたソファーの座面がへたってきたので新調することにしました。あれやこれやと数年は比較検討していましたが、決めたソファー本体はIKEAのクラシックなデザインのEKTORP(エークトルプ2人掛けソファー)。サイズはW179 cm x D88 cm、H88 cmで設置予定場所にはまだ少し横幅方向に余裕があります。3人掛けのものは幅が218 cmになり、約3 cm不足するので断念しました。

IKEA Tsuruhama

カバーはちょっと高級な限定色のTullinge(ライラック)、素材は綿44%、ビスコースレーヨン38%、ポリエステル11%、麻4%、リヨセル3%。「この色のカバーを展示すればすぐに売り切れになります。お客さまにはお似合いですよ。」と言われて、ライラックにしました。

IKEA Tsuruhama

自分で商品を棚から下ろして、宅配サービスのカウンターへ。ソファー本体とカバーの費用は合計¥44,900でした。

IKEA Tsuruhama

遠隔地なので宅配代金は¥7,370。IKEA製品の表示価格は大阪鶴浜店であれば、FOB Tsuruhamaと考えた方がわかりやすいかと思います。EKTORPは下取り対象商品ですが、遠隔地の場合は古いソファーの下取りサービスは利用できません。

EKTORP

佐川引越センター宅配サービスで配送された大きな段ボールを開梱。横幅は優に2m以上はあります。古い2人掛けスプリング入りソファは大津市の戸別有料収集で¥1,500で市に回収してもらいました。

EKTORP

座面裏側のスプリング。スプリングの向きは垂直方向ではなく、水平方向。

EKTORP

脚部はプラスチック製。カバーを掛けると脚部は隠れて見えなくなるので素材にこだわる必要はありません。

EKTORP

使用開始後3ヶ月が経過しました。腰掛けるためのソファーというより、寝転がるための簡易ベッドになっています。EKTORPのデザイナーはIKEA of Swedenと言うことで、座面高が高めになっています。靴を履いた状態でちょうどの高さでしょうか。脚の長い人はそうでもないかもしれません。

リバーシブル仕様の背もたれクッションは前後両面が使えるようになっています。カバーは取り外してドライクリーニング可能。クッションはGRANAT 50 cm x 50 cm、クッションカバーもIKEAのALVINE GÅVA。

iMac 1TB Seagate Hard Drive Replacement Program — Part 4

Apple Store Shinsaibashi

Apple Store Genius Barへの入退院の繰り返しでパッケージが少々くたびれてきました。Apple Store Shinsaibashi従業員用通用口へと繋がるアーバンビル心斎橋エントランスホールの近未来的な空間にこのくたびれた外装箱を置くと、汚れが目立ちますが、中身は新品のように綺麗な状態であるはずです。(期待に応えなければならないGenius Barのスタッフもたいへん。)あっ、またあのIKEAのカートに載せられた27″ iMacがやって来たと思っているスタッフも少なからずおられることでしょう。この通用口は一般の人は使用できないはずですが、IKEAのカートに載せることで特別な搬送業者のように扱われます。(業者用の通用口はここではなく、心斎橋筋の方にあると思われます。)

この後、アメリカ村方面を少し散歩してからビッグステップの地下駐車場へと戻り、後部座席を倒した小さな軽自動車にiMacを積み込んで、IKEA鶴浜へお買い物。

帰宅すると午後9時過ぎ。10時から始まったF1アブダビグランプリをFUJI NEXTで観戦しながら、Time Machineでバックアップしておいたおよそ500GBのデータをiMacに復元。テレビ中継が終了してしばらくすると、データの復元が終わり、iMacは再起動しました。何やら懐かしいイントロムービーが画面に現れ、管理者のアカウントでログインしようとしたらパスワードが弾かれました。???入力したパスワードが間違っているのかと思い、何度か繰り返し、ログインしようとしましたがパスワードは弾かれます。新しいパスワードを再設定することもできない状態です。

暫し、考えてみました。先ほどの懐かしいイントロムービーは何?プルダウンメニューのAbout This Macを調べてみると、インストールしてあるシステムはOS X Version 10.6。復元したデータは最新のMountain Lion 10.8.2のはずなのにどういうことでしょう。つまり、退院したiMacの内蔵ハードドライブには購入時のOS X 10.6(Snow Leopard)がインストールしてあり、Snow Leopardで起動したディスクにより新しいシステムを含むデータを上書きすることはできないということです。ログインできない原因がわかったので、今度はCommand-Rキーを押し続けながら再起動。ローカルディスクにOS X Recoveryがないためか、Internet Recoveryに繋がりました。外付けディスクにバックアップしておいたTime Machineの最新ファイルを選んで、データを再度復元しました。日付が変わり、このまま就寝。

翌日、iMacは一週間前の状態に戻っていました。About This Mac > More info… > System Report… > Serial-ATAを調べると、交換された内蔵ハードドライブは、7200rpmの1TB、型番はAPPLE HDD HUA722010CLA330になっていました。これまでのディスクとは異なり、Apple純正になっています。型番後半の部分を調べてみると、このドライブはHITACHI製のようです。購入当初はWestern Digital、次に問題のSeagate、そして今回がAppleブランドのHITACHI製。ディスクの稼働音がWestern Digital製だった頃と同程度に静かになりました。

そして気になるディスプレイのシミですが、完全に消えています。液晶ユニットも丸ごと交換してくれたようです。ガラスパネルも綺麗になり、以前にも増してギラギラと輝いています。今回の液晶ディスプレイは以前のものと比べると、色合いがより鮮明になったように感じます。2年前の購入時と同等の綺麗な新品ディスプレイとHDDになり、Apple Store Shinsaibashiに遠くから往復した甲斐がありました。

iMac Self-Repair — Part 4

Takashimaya Annex
高島屋別館

iMacとIKEAのカートをアップルストア心斎橋店に預けてからちょうど一週間が経過、連絡がないので、朝一番にこちらからアップルストア心斎橋店に電話してみたら、修理はもう完了していてこれから連絡しようとしていたとのこと。今日は引き取りに行くだけだから、Genius Barの予約は必要ありません。

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ネジ屋さんは今も健在

いつもの長堀駐車場に車を停めて、今日は先に、地下鉄御堂筋線で難波へ。目的はiMac用の8GB x 2枚の増設メモリ市場調査。先週も訪れたソフマップ難波店で最新価格を調べてから、久しぶりに(たぶん10年ぶりぐらい)日本橋方面へと向かいました。しかし、パソコン用パーツや電子部品、オーディオ機器、家電製品を扱う店は以前のように多くはなく、今はゲームソフト、DVD、アニメとかを扱うOTAKU系のお店ばかり。私には理解できない世界なので、高級オーディオショップと大手PCパーツ店に数軒立ち寄った後、難波のソフマップに戻りました。

SofMap Namba

先週はCFD ELIXIRの4GB1枚が¥1,680でした。2枚セットではなく単品を2枚買って180円、損したとか書きました。今日は¥1,980円になっています。また、4GB x 2枚セットが¥3,180だったのが、¥3,370に値上げになっています。オンラインでもメモリの価格は日々変動していますが、実店舗でも価格は激しく上下するようです。今日の目当ては27″ iMac (Mid 2010) 用に増設する8GB x 2枚セット。当初、間違ってデスクトップPC用の240 pinの方の価格を調べていました。iMacの場合は、ノートパソコン用として販売されている204 pinの小さな方です。

ショーケースにはなかったので、店員さんに尋ねてみると、カウンター奥にCFDの204 pin 1333 MHz DDR3規格の8GB x 2枚セットの在庫があるということで、価格も240 pinのものと同じ¥9,980。CFDのメモリモジュールはMacとの相性が比較的良いとのことだったので、リスクはありますが相性保証を付けずに購入しました。

Apple Store Shinsaibashi

難波から徒歩で御堂筋を北上し、心斎橋に戻って少し齧った林檎マークを見るとホッとします。

Genius Bar Sinsaibashi

2階のGenius Barで先週手渡された「サービス見積書」コピーをスペシャリストに手渡して、名前が呼ばれるのを待機中。相変わらず、Genius Barは賑わっています。ほとんどのお客さんはiPhoneの不具合か何かでGeniusに相談に来られています。この1ヶ月半で、4回目の通院になります。Geniusとスペシャリストの何名かは顔を覚えるようになりました。

Apple Store Shinsaibashi

修理を終えたiMacが運ばれてきました。電源が入らない症状は電源ユニットを交換したことで、完治したようです。バーの上で実際に電源を投入し、Lionを起動させて、完治していることを確認。

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しかし、壁紙がデフォルトのアンドロメダ星雲に変わっている。しかも日本語システムで立ち上がっている。(私は所有するすべてのMacとiOS機器のシステムを英語にしています。)もしかして…

「ガラスパネルと電源ユニット、そしてハードディスクを交換させていただきました。」何故にガラスパネルとハードディスク?先週、iMacを預ける前に約700GB分のデータのバックアップを新たに購入したWestern Digital製外付けHDDに取ったつもりですが、正常にデータの復元ができるかどうか、何の保証もありません。

Genius Barのサーバーが現在、ダウンしているとかで、交換作業の詳細を確認することができないそうです。無償で壊れていた?部品を交換してもらい、不具合が解消されたようなので、不満はないはずなのですが。逆に至れり尽くせりのサービスに感動します。

Apple Store Shinsaibashi

今日は従業員用の通用口を通してもらい、エレベーターで一階へ。こんな空間が同じ建物の中にあるとは。

Apple Store Shinsaibashi

縦にしなくてもぎりぎりエレベーターのドアを通過させることができます。私のiMacは2010年製なので、2011年5月から7月の間に販売された21.5″と27″ iMacのSeagate製1TBハードドライブ交換プログラムには該当しないはずなのに何でハードドライブを交換したのだろう。散歩のし過ぎで円盤の回転軸がぶれたのだろうか。ガラスパネルは先月、自分で取り外した際に内側の結露のような汚れは拭き取ったので、新品のように綺麗になっていたのに。なぜ?

27" iMac (Mid 2010) Taking A Walk on Midosuji

ひょっとしたら、あれが原因か?と思い当たる節があります。ガラスパネル内側のベゼルの部分に中国語か英語だったか忘れてしまいましたが、製造現場で印したと思われる、大きな文字で何かが書いてありました。外から見えない部品の配置や美観まで拘るApple製品に本来はあってはならないことです。

27" iMac (Mid 2010) Taking A Walk on Midosuji

引き手交代。振動によるハードドライブの破損にはこれまで以上に気を遣い、なるべく段差が少ないラインを選んでいます。

帰宅後、About This Macで調べてみたら内蔵HDDがWestern Digital製からSeagate製に変わってました。データは無事に復元させることができました。今回のポストは完治した27″ iMac (Mid 2010)で書いています。

iMac Self-Repair — Part 3

27" iMac (Mid 2010) Crossing Midosuji

1月5日、「交換部品が届いているのでいつでも都合が良いときにiMacをご持参ください。」との連絡がiPhoneにあったので、Apple Store Appで1月8日の午後4時半にGenius Barを予約。IKEAのカートに27″ iMacを載せて、再びApple Store Shinsaibashiへ。先月初めから数えてこれで三度目。御堂筋を安全且つ迅速に横断する術を心得ました。自転車用のレーンを通ると、段差が少なくて、歩行者にぶつかる危険性も低いことに気付きました。

27" iMac (Mid 2010)

御堂筋西側に渡った後に引き手交代。こんな珍しい体験は誰もができることではないので、今回はBreeマニア兼Macユーザーの友人をお誘いしました。

化粧箱の中の27″ iMacは自宅出発前に約一週間ぶりに電源を落とした後、再び電源が入らなくなっています。今回は不具合の再現方法がより明確になりました。正常にシャットダウンさせた後に、一旦、電源ケーブルをコンセントから抜いて、直後に再度、ケーブルを繋いで電源ボタンを押すと入らない。電源ケーブルを抜いた状態で、一晩寝かせると、翌日には何事もなかったかの如く、普通に電源が入ります。

27" iMac (Mid 2010)

Genius Bar予約時刻まで30分近くあったので、店のすぐ近くで時間調整。電源ケーブルを抜いて、化粧箱にiMacを入れてから5時間近く経過しているので、前回と同様、Genius Barでは正常に電源が入るかもしれません。しかし、今回は不具合の再現方法を見つけたので、故障した状態を診てもらう自信はあります。

Apple Store Shinsaibashi

今日は、一階にいたスタッフが大きなiMacの化粧箱を見つけるとすぐに駆け寄って来て、「遠くからわざわざお越し下さり、ありがとうございます。」と挨拶をした後にすぐ二階のGenius Barへガラスの階段を登って運んでくれました。なぜ、この人は遠くから運んで来たことを知っているのでしょうか?

Apple Store Shinsaibashi Genius Bar

IKEAのカートがこんなにも役に立つ時が来るとは思いもしないことでした。普段はガレージに飾ってあるだけ。心斎橋のGenius Barではここが定位置になりました。

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今回は数少ない女性Geniusが応対してくれました。順番を待っているとApple Store内のWi-Fiネットワークに繋がったiPhoneに通知がありました。この日本語訳が変です。見えなくした主語の部分にファーストネームがありましたが、性別によってはトラブルの元にもなりかねないので要注意。(画像はGeniusのサービスを受けた後からキャプチャーしてあります。実際は予約した通りの時刻に「待ち合わせました。」)

前回作成していただいた「Genius Barサービス見積書」のコピーを手渡すと、経緯を理解したGeniusは、化粧箱からiMacを取り出すこともなく、そのまま修理を受け付けるだけのような対応になりそうでした。故障している状態を再現させる自信があったので、電源投入を試みるようにお願いしたところ、予想に反して、電源が入りません。はい、これで故障した状態が再現されました。

修理完了まで1週間程度、要するとのことです。部品は届いているのですぐに交換できるけれど、完治したことを確認するための検証に時間がかかるそうです。IKEAのカートは、今度、取りに来るまでGenius Barで預かってもらうことになりました。宅配便で送ってもらうことも可能でしたが、その場合、専用の梱包箱がないので、化粧箱に伝票のシールなどが貼られて箱の外観を損ねることになるとのこと。それでも良ければ、宅配便を手配しますと言われた私は、即座に「取りに来ます。」と応えました。そんなに細かなところまで気を遣うGeniusのサービスに驚かれる方もおられるかもしれません。しかし、生粋のマカーにとってApple製品の化粧箱は中身と同じぐらいに大切なものなので、宅配伝票が貼られた化粧箱は考えられません。

Apple Store Shinsaibashi

と言うことで、Part 4へと続きます。