iMac Self-Repair — Part 3

27" iMac (Mid 2010) Crossing Midosuji

1月5日、「交換部品が届いているのでいつでも都合が良いときにiMacをご持参ください。」との連絡がiPhoneにあったので、Apple Store Appで1月8日の午後4時半にGenius Barを予約。IKEAのカートに27″ iMacを載せて、再びApple Store Shinsaibashiへ。先月初めから数えてこれで三度目。御堂筋を安全且つ迅速に横断する術を心得ました。自転車用のレーンを通ると、段差が少なくて、歩行者にぶつかる危険性も低いことに気付きました。

27" iMac (Mid 2010)

御堂筋西側に渡った後に引き手交代。こんな珍しい体験は誰もができることではないので、今回はBreeマニア兼Macユーザーの友人をお誘いしました。

化粧箱の中の27″ iMacは自宅出発前に約一週間ぶりに電源を落とした後、再び電源が入らなくなっています。今回は不具合の再現方法がより明確になりました。正常にシャットダウンさせた後に、一旦、電源ケーブルをコンセントから抜いて、直後に再度、ケーブルを繋いで電源ボタンを押すと入らない。電源ケーブルを抜いた状態で、一晩寝かせると、翌日には何事もなかったかの如く、普通に電源が入ります。

27" iMac (Mid 2010)

Genius Bar予約時刻まで30分近くあったので、店のすぐ近くで時間調整。電源ケーブルを抜いて、化粧箱にiMacを入れてから5時間近く経過しているので、前回と同様、Genius Barでは正常に電源が入るかもしれません。しかし、今回は不具合の再現方法を見つけたので、故障した状態を診てもらう自信はあります。

Apple Store Shinsaibashi

今日は、一階にいたスタッフが大きなiMacの化粧箱を見つけるとすぐに駆け寄って来て、「遠くからわざわざお越し下さり、ありがとうございます。」と挨拶をした後にすぐ二階のGenius Barへガラスの階段を登って運んでくれました。なぜ、この人は遠くから運んで来たことを知っているのでしょうか?

Apple Store Shinsaibashi Genius Bar

IKEAのカートがこんなにも役に立つ時が来るとは思いもしないことでした。普段はガレージに飾ってあるだけ。心斎橋のGenius Barではここが定位置になりました。

IMG_0564

今回は数少ない女性Geniusが応対してくれました。順番を待っているとApple Store内のWi-Fiネットワークに繋がったiPhoneに通知がありました。この日本語訳が変です。見えなくした主語の部分にファーストネームがありましたが、性別によってはトラブルの元にもなりかねないので要注意。(画像はGeniusのサービスを受けた後からキャプチャーしてあります。実際は予約した通りの時刻に「待ち合わせました。」)

前回作成していただいた「Genius Barサービス見積書」のコピーを手渡すと、経緯を理解したGeniusは、化粧箱からiMacを取り出すこともなく、そのまま修理を受け付けるだけのような対応になりそうでした。故障している状態を再現させる自信があったので、電源投入を試みるようにお願いしたところ、予想に反して、電源が入りません。はい、これで故障した状態が再現されました。

修理完了まで1週間程度、要するとのことです。部品は届いているのですぐに交換できるけれど、完治したことを確認するための検証に時間がかかるそうです。IKEAのカートは、今度、取りに来るまでGenius Barで預かってもらうことになりました。宅配便で送ってもらうことも可能でしたが、その場合、専用の梱包箱がないので、化粧箱に伝票のシールなどが貼られて箱の外観を損ねることになるとのこと。それでも良ければ、宅配便を手配しますと言われた私は、即座に「取りに来ます。」と応えました。そんなに細かなところまで気を遣うGeniusのサービスに驚かれる方もおられるかもしれません。しかし、生粋のマカーにとってApple製品の化粧箱は中身と同じぐらいに大切なものなので、宅配伝票が貼られた化粧箱は考えられません。

Apple Store Shinsaibashi

と言うことで、Part 4へと続きます。

2 thoughts on “iMac Self-Repair — Part 3

  1. 筆者 様

     Shopの方の対応の話を読ませて戴いているだけでも、お客様への対応の暖かさを感じますね。

    Jim,

    1. 筆者 様

       電源が入らない状態が、担当者さんの前で再現出来たのは大きいですね。良く、辛抱強く、そして注意深く観察されましたね。

       この状況ですと本体のスイッチの接触云々の問題ではない事は明白であると思います。Power On時の「Switching」回路に問題があると考えます。即ち、電源がオンになりづらくなる「電気的な癖」が徐々に付いて来たと思われます。多分、Switching 用のIC又はフォトカプラーと呼ばれる部品にこの症状の原因があると思われます。これが原因だとしますと、この症状が発生したRoot Causeはやはり、最初の停電時に「Spike 電流」が入り込み、これがIC又はフォトカプラーにダメージを与えた事だと推察出来ます。あくまで、筆者様の情報からの推察ですが。

       ま、既にライン・フイルターの入った(サージよけ?)コンセントをお使いだったの事ですので、多分、そのフィルタリング機能を上回る「Spike Current」が通り抜けたと考えるのが、原因予測としては無理の無い所だと思います。もしもUPSをお使いになるのに抵抗がありましたら、現在のサージレベルより高い耐圧数値のモノをお使いになれば、保証は出来ませんが、今回よりは遙かにダメージを抑える事が出来ると思います。UPS + Surge Protect Table Tapが理想です。

       こんなに電源供給が安定している日本国内で、ここまで気遣いしないといけないの?と言われますと一言もありませんが(笑)。

      Jim,

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